温和なチベット人が怒る背景

2008年03月17日(月) 20時34分

中国の一方的な情報操作を信じるな!!!!!!!!!!!!
外からの接触を遮断して中国に都合のいいように情報だけを流しています。平和で温和、陽気なチベット人をこれほどまで怒らせ、自分の命をかけてまで抗議している人々の気持ちをわかってください!!!!!!彼らは自分達の文化も信仰も破壊され、勝手に侵攻してきた中国によって自由を奪われ自分達民族の誇りを侮辱され続けてきました。自由を訴えただけで何年も投獄され、拷問をうけ、殺されている
政治犯がたくさんいます。中国は都合の悪いことは外の世界から隠し続けてきました。中国の抑圧支配のもと、家族がばらばらになり、祖国にも帰れず、異国の地の劣悪で孤独な環境の中でチベットの自由を求めている難民達が世界中にいます。


ーーーーーーーー中国が流している情報ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
【3月17日 AFP】(中国当局は17日、ラサ騒乱で、「罪のない市民」13人が暴徒によって殺害されたと発表。一方、武力鎮圧については否定した。市民らが「焼き殺されたり刺し殺されたりした」と述べた。「暴徒らは極めて残忍だった」と述べ、無関係の人間にガソリンをかけ火をつけたり、巡回中の警官を殴り倒し刃物で肉を切り取ったりしたと語った。
 また、市内300か所以上が放火され、商店214店舗、56車両が焼けたとし、鎮圧に当たった警察官少なくとも61人が負傷、うち6人が重症だと述べた。 デモの参加者に死者が出たかとの問いについては、治安当局の拘束を逃れようと3人が建物から飛び降りたと述べたが、3人の安否は明らかにしなかった。治安部隊は人を殺傷する武器は一切使わず、発砲もなかったとして、騒乱発生時に現地にいた外国人旅行者の目撃証言を否定。人民解放軍の出動は暴動の発生後であり、後片付けと治安維持が目的だったと説明した。(c)AFP

チベットで起きていること

2008年03月17日(月) 20時07分














★------ー経緯ー-----------------------------
●1951年に中国軍が進攻して「解放」した後、共産党の対チベット政策は、毛沢東の社会主義化路線の下で、チベット人の反感を募らせ、59年3月には、大規模な暴動事件に発展、ダライ・ラマがインドに亡命する事態になった。文革中には寺院の破壊など、伝統的宗教、文化人権が弾圧された。
 80年3月、胡耀邦・元総書記が主宰したチベット工作会議で、毛沢東時代の誤った政策を正し、中央と現地の緊張関係は緩和された。 88年1月、パンチェン・ラマ10世(全人代副委員長)が急死した後、その後継者選出問題などで、ラマ僧らが独立を求めるデモを始め、翌89年春には騒乱事件に発展。このとき、ラサに戒厳令を敷き、騒乱を鎮圧したのが自治区書記だった胡錦濤氏だった。
今回の騒乱事件は、それ以来約20年ぶりになる。この間、中央政府の支援でチベットは、経済発展を遂げたものの、ラサはじめ主要都市の経済実権の多くは漢人が握り、チベット人の関係は緊張を深めていたといわれる。
 こうした中で、ダライ・ラマ自身は数年前から帰国を希望し、中国側との折衝を続けてきた。独立要求を取り下げ、信仰の自由など高度の自治権を求めたが、進展していない。中国側は、ダライの影響力を恐れ、その肖像の保持さえ不法としている。
 独立運動への監視は厳しく、先には新疆ウイグル自治区で東トルキスタン独立運動が弾圧された。
 中国当局は独立運動の弾圧強化の名目のひとつに五輪でのテロ防止を挙げているが、民族の独立という基本的な要求を武力で鎮圧することには国内でも疑問が出ている。
 しかし、チベットや新疆ウイグル地区は、豊富な地下資源があることも加わって、中国は鉄道や道路建設に力を入れ、同化政策をさらに強化する方向にある。問題はそれが現地人の心をとらえられていないことにある。
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★-------------チベットで起きている事-----------------------
●3/13
チベットへのデモ行進阻止される!(参/朝日) インドヒマチャルプラデシュ州で13日、中国のチベット政策に抗議してデモ行進をしていたグループ約100人が警察に逮捕された。 活動家らは国際社会の関心が中国に向く北京五輪前に中国チベット自治区ラサに到着することを目指し、10日、同州ダラムサラを出発。ダラムサラのあるカングラ県から抜けようとしたところで逮捕された。 ........... インド政府は亡命チベット人による反中国の政治活動を認めておらず、警察は同県から離れないように警告していた。 ●参//afpbb   中国の外務省報道官は記者会見で「世界のどの国もチベットを独立国とは認識していない。チベットは太古の昔から中国の一部だ」と、中国領としてのチベットの正当性を強調した。、「インド政府が中国との2国間関係をさらに発展させる意思を持っているものと期待する」と述べ、インド警察によるデモ行進取り締まりに満足感を示した。身柄を拘束されたチベット人らに対しては、「チベットが中国領であること、自身が中国人であることを認めるならば、中国は彼らを歓迎する」と述べた。(c)AFP

●3/14
///【北京=野口東秀】14日、ラサで複数の店舗が燃やされ、暴動で負傷者がいると公式に伝えた。目撃者の話として、同日に数百人の抗議行動が発生、数台の公安車両などに火が放たれたほか、主要寺院が封鎖されたと伝えている。中国支配に抗議したチベット人らの騒乱は北京五輪開催に抗議する意味もあるとされ、当局が社会安定を理由に、相当な弾圧を加える可能性が出てきた。
 騒乱は1989年のラサ暴動以来、最大規模となりそうだ。複数の寺院が数千人規模の武装警察部隊などにより封鎖されたほか、寺院では僧侶が、拘束された僧侶らの釈放や武装警察部隊の撤退を要求し、抗議のハンガーストライキに入っているとされる。

ラサ中心部では14日午後1時10分ごろ、僧侶ら抗議活動の参加者と地元警察の衝突が激化した。午後2時ごろから、僧侶が主要道路の2路線に面した商店に放火。寺院周辺の少なくとも5カ所で火災が発生し、多くの商店や銀行、ホテルが焼け落ちた。火災で停電や通信が遮断された。
 米政府系「ラジオ自由アジア」が目撃者の話として伝えたところでは、観光地として知られ、旧市街地区にあるチベット仏教寺院ラモチェ寺の中で2人、庭で2人が死亡しているのが見つかった。別の場所でも2遺体が発見された。また、26人のチベット人が黒い車両で連行された後に銃撃されたという。 ラモチェ寺の約110人の僧が、チベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世の写真を掲げ「チベット独立」を叫んで行進し、制止しようとした地元警察と衝突した。暴徒化した一部のチベット人は漢族系商店を襲撃。商品を略奪し、路上で燃やすなどの行為に出ているという。
 目撃者は「中国人が経営する店は次々に放火される。チベット人の店は、中国(漢族)系と見分けるために目印としてスカーフを店先に付けるよう言われている」と述べ、混乱ぶりを伝えた。
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●3/15
放火などにより40カ所で大規模な火災がおきるなど計160カ所で炎が上がった。市民に対し、自首すれば処罰を軽減する一方、自首を拒んだ者は厳罰に処すとし、密告も奨励しているという。
目撃者の話として、死者は「80人かそれ以上の可能性もある」と伝えた。
・わずか2、3時間のうちに街のあちこちから火の手が上がった。「チベット万歳」「ダライラマ万歳」。デモ参加者の一部がこうしたスローガンを叫ぶ。ある集団は目抜き通りの真ん中で中国の国旗を踏みつけた。
 民族の恨みが噴出したようだ。ラサの経済の主力は観光業で、この数年はブームになっていた。観光客は主に漢民族で、中国の他の地域から移住した人々も旅行業などを営んでいる。 テレビでは夜の間、暴動の背後に「ダライラマ一派」がいる−と非難する政府声明を、チベット語と中国語で代わるがわる流していた。中国政府がダライ・ラマが暴動を動かしたと決めつけ、従来通りの強硬姿勢を貫く構えをみせたことで、インド亡命中の支持者だけでなく、自治区内の僧侶らが反発するとみられる。 

毎日新聞 【北京・浦松丈二、大谷麻由美】 ラサでは「街にほとんど人がいない」と語った。中国当局は戒厳令を敷いていないとしているが、市内要所に治安部隊が展開しており、ラサは事実上の戒厳令状態にあるとみられる。暴動はラサ郊外にも拡大している模様で、外国人旅行者の受け入れは停止されている。

胡錦濤政権は、ダライ・ラマ14世に扇動された分離独立運動グループの策謀とし、武力行使を含めた強硬姿勢で制圧する方針を明確にした。強硬手段は既に海外の懸念や批判を招き、北京五輪ボイコット論を強めかねないが、独立運動の封じ込めは、台湾問題などにも通じる国策であり、自制を求める国際世論に耳を貸すことはなさそうだ。
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15日付の香港紙によると、衝突を目撃したという住民は「14日午後1時ごろ、デモ参加者が大昭寺近くの派出所に放火したのを機にあちこちで火の手が上がった」と証言、「少なくとも戦車3台、装甲車2台、千人以上の武装警官や軍人が駆けつけて大量の催涙弾と銃弾を放ち、死傷者が出た」と語った。

● 3月16日1時42分配信 読売新聞
ラサ中心部で起きた大規模な暴動は15日、中国の軍や警官隊が徹底した厳戒態勢を敷いた結果、ほぼ鎮圧された模様だ。
 しかし、中国北西部・甘粛省で同日、チベット僧侶による抗議デモが行われるなど、依然、不安定な状況が続いている。 ラプラン寺の周辺で15日、数時間にわたり、チベット僧侶ら数百人が抗議デモを行ったと明らかにした。当局側は催涙ガスなどを使い、デモを解散させたという。青海省西寧のチベット仏教寺院などでは、当局による厳戒態勢が敷かれている。
ラサで1泊後、成都に戻ったフランス人女性(51)によると、15日は事態は沈静化し、争乱は起きていないという。ただ、町中には装甲車などが多数配置され、幹線道路では何か所も検問が実施されるなど、緊迫した雰囲気は続いている。「昨日はチベット族に殴られる漢族を何人も見かけ、町中が殺気立っていた」と顔をしかめた。 
 中国中央テレビは15日、ラサ暴動の映像として、男性数人が中国銀行のフェンスを破壊したり、車をひっくり返すシーンなどを放映した。警官隊による暴動鎮圧などの場面はなく、暴動の「違法性」を強調する内容になっている。また、同日の新華社電は、暴動で警官12人が重傷を負ったと伝えた。 中国最高人民検察院(最高検)の孫謙副検察長は15日、北京で記者会見し、「法に基づき、適切に処理する」と強調した。
///【3月16日 AFP】
 ラサで医療関係のNGOを運営するアメリカ人によると15日に中国政府の治安部隊がラサに送り込まれた市街は依然、無秩序状態が続いたという。「人々の動きを完全に制御しようとしていた。市街には完全武装した兵士が配備され、兵士を乗せたトラックも多数待機していた。大量に動員されていた」という。 また、15日の午後から夜にかけてさらに多くの爆音が聞こえるようになった。「爆音だったか銃声だったか」との問いにフリントさんは「両方が混ざっていた」と答えた。
 前週ラサで始まった中国政府のチベット統治に対する抗議行動は、過去20年間で最大の暴動に発展した。 中国国営通信は14日、それまでの暴動で10人が死亡したと発表した。一方、チベット亡命政府側は16日、確認された死者だけで80人に上ると発表した。 
 16日、ダラムサラで亡命政府のTenzin Taklha氏は、 犠牲者のうち26人は15日、ラサ市内のダプチ刑務所の外で殺害されたようだと語った。さらに負傷者も少なくとも72人が確認されたという。 情報は現地に残る亡命政府関係者らの親族や警備関係者らからもたらされたという。いずれも未確認のものとして四川省でも3人が殺害されたとの情報や、仏僧5人が抗議自殺したとの情報も入っているという。 遺体安置所には68体の遺体があるという情報もあるが確認のしようがない」とも述べた。(c)AFP
/////旅行で訪れていた日本人男性(24)は「バイクに乗って走っていた漢族の男性が5人ほどのチベット族の男女に襲われ、石で殴られるのを見た」。自分も漢族に間違われて殴られそうになり、日本人だと説明すると「中国人が憎かったらお前も一緒に石を投げろ」と言われたという。 16日夜、四川省のチベット族居住地域の幹線道路は検問が強化され、多数の警察官が配置されているのが目撃された。約50台の警察や武装警察の車両がサイレンを鳴らし、騒乱の発生が伝えられたアバ県やチベット自治区の方向に向かったという。15、16両日で500人以上のチベット僧や住民が拘束されたとの情報もある。 (アサヒ・コム)


●///3/17(アサヒ・コム)00時42分)
 ラサで起きた共産党・政府に対する僧侶や市民の抗議行動は、16日までに鎮圧された。しかし、四川省のチベット族居住地域で僧侶ら約2000人が治安部隊と衝突、8人が射殺されたとしており、騒ぎは中国各地に飛び火し始めている。  四川省のアバ県でも16日に約200人が地元警察署に火炎瓶を投げ、建物が焼失したと伝えた。四川省や青海省のチベット族居住地域で警察署が放火されたり、多数の僧侶が逮捕されたりしたという。チベット亡命政府の報道官も四川省で3人、青海省で6人が死亡したとの未確認情報があると語った。  インドにあるチベット亡命政府はラサで死者80人、負傷者72人が確認されたとしている。遺体を積んだ中国当局のトラックが市内から郊外に移動しているという。
///(3/17snnkei)  【北京=野口東秀、チベット自治区ラサでの騒乱と連動する形で抗議行動は各地に飛び火し始めた。チベット人はチベット自治区を含め、四川、青海、雲南、甘粛などの各省にまたがる形で人口が約540万人とされている。当局が厳戒態勢を敷いても広範囲にまたがる地域だけに騒乱の連鎖を未然に防ぐことは難しく、暴動は一層の広がりを見せるとみられる。
四川省内のアバ・チベット族チャン族自治州内のアバ県(約6万人の人口のうち9割がチベット人)のチベット寺院の僧侶ら数千人がデモ行進、「ダライ・ラマの帰国を」「自由を」と叫んだ。デモ隊に武装警察部隊が発砲、僧侶を含む7人が死亡したという。アバ県では、チベット人約200人が警察署や店を襲撃、店や警察車両、トラックに放火、警察官数人も大けがを負った。デモ隊らは火炎瓶や石を投げつけ、これに対し、100人を超える武装警察部隊らは催涙弾などで鎮圧、5人を逮捕したと伝えられる。甘粛省夏河県でも15日、チベット寺院やその周辺で数百人規模の抗議行動が発生、同じように治安当局は催涙弾などで解散させた。
・ラサは16日も引き続き武装警察部隊が市内の交差点や寺院など要所を銃を手に警戒し、封鎖区域は昨日より拡大しているようだ。「町は死んだように静まりかえっている。わずかに子供や人々が出歩きはじめたくらいだ」と話した。 中国政府は現在、外国人のチベット自治区入りを事実上制限、ラサでは市民も外出できない状況が続いている。外部から電話をかけても「故障」との理由で電話回線が切られる場合があるなど、情報の統制は続いている。
抗議活動はチベット第2の都市シガツェなどにも拡大。5人の回族を除くとすべてチベット人市民と僧侶らだという
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★---------インドでの状況-----------------対中関係が悪化していた59年、インド政府はダライ・ラマ14世をインドに受け入れ、中国国境に近い北部ダラムサラをチベット亡命政府の拠点として提供した。しかし、中印両国の関係改善が進んだ近年、インド政府は中国政府の意向を酌みチベット人の新たな受け入れをしていない。
 中国政府の武力鎮圧が激化すれば、インド政府は対中関係と国際世論の間で難しい対応を迫られる。(参//毎日)ニューデリー栗田慎一】●インド政府 は14日、亡命チベット人による国内での政治活動を厳格に取り締まる方針を確認した。シン政権は中国との関係改善を進めており、インド亡命中のチベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世の政治活動を認めていない。インドには世界最多の約10万の亡命チベット人が在住しており、取り締まり強化はインドへの国際的な批判を招く恐れもある。
 ニューデリーでは14日、亡命チベット人ら約30人が中国大使館前に参集。中国政府が禁じている「チベット旗」を手に抗議活動をしようとしたところ、警戒中の警察隊に身柄を拘束された。
 13日に亡命チベット人ら約100人が身柄を拘束された北部カングラ渓谷では14日、約500人がろうそくの火をともして中国の暴動鎮圧に抗議。しかし抗議は平和的に行われたことから、警察は逮捕に乗り出すことはなかった。
 インド北部ヒマチャルプラデシュ州ダラムサラ周辺で15日、数十人の僧侶らがチベットを目指してデモ行進を始めた。 インド警察は13日にも同様のデモ行進をしていた100人余りを拘束。僧侶らに対し、ダラムサラを含むカングラ地区から出ないよう警告しているが、デモの主催者は「逮捕者が出ても、チベットに近づくまでデモ行進は続ける」と話している。
 ダラムサラの広場では15日、約1000人が中国の国旗を燃やし「チベットに自由を」「チベット人を殺すな」などと訴えた。
ニューデリーでも、中国大使館に近づこうとした15人前後が警官隊と衝突、抗議行動を阻止された。(共同)


★---------------ネパールでは-----------------
毎日新聞 ネパール政府は14日、中国が北京五輪の聖火を世界最高峰のエベレスト山頂付近でリレーする予定の5月まで、ネパール側からのエベレストへ登頂するルートを閉鎖すると発表した。中国チベット自治区で続く暴動を支援するための亡命チベット人らの越境を防ぐのが目的で、閉鎖は「中国政府からの要請」という。 ネパールには現在、2万人近くの亡命チベット人がいるとされるが、中国政府との接近を図るネパール政府はチベット人の送還を続けているとされる。
・ネパールの首都カトマンズの国連事務所前で15日、チベット人約200人が抗議デモを行い、少なくとも20人が警察に拘束された。 デモ参加者は国連事務所前で「チベットに自由を。チベットでの殺害をやめろ」などと書かれた横断幕を掲げた。(共同)一部の警察官は僧侶に変装してデモ隊の制圧に当たり、これがデモ隊をさらに挑発する格好となり警察車両の焼き打ちにつながったという。 
・3/16
【3月16日 AFP】中国治安当局者が親チベット派による抗議活動を監視するため、ネパール入りしたことを明らかにした。 チベットとの国境付近では私服の治安当局者の姿が見られ、AFPの特派員とカメラマンはネパール国土内での取材を当局者に妨害された。、私服と制服の治安当局者10人に囲まれ、撮影した写真の消去を迫られた。 ネパールの国境検問所職員は、「ネパールは小国だ。中国の言うことには逆らえない」と述べたが、中国治安当局がネパール領内で人を拘束する権限があるかどうかについては明らかにしなかった。(c)AFP


★---------ー世界の反応ー---------------
【3月16日 AFP】チベットで起きた騒乱で中国政府が制圧に乗り出したことで、各地で中国政府への非難が高まっている。 台湾政府は15日、強い遺憾の意を表明し、北京五輪の輝きの陰で人権侵害の歴史を覆い隠そうとしていると中国政府を非難した。「今回の事態は独裁と弱者虐待という中国政府の特性を強く反映している。中国政府が言論の自由を求めるチベット民族を容認することはありえない」と中国政府を糾弾した。
 米大統領選のバラク・オバマ上院議員は、北京五輪は中国が人権問題の改善をアピールする良い機会だとしたうえで、「しかしチベットで過去数日間に起きたことは、残念ながら中国の持つ別の一面を露呈している」と述べた。
 各国政府が中国に自制や対話を求める声明を発表するなか、世界各国の報道機関も中国政府がチベット民族の文化的・宗教的権利を認めるべきだとの論調を強め、北京五輪ボイコットの可能性を論じ始めている。
 スペインの全国紙ムンド(El Mund)は北京五輪ボイコットをちらつかせることで西欧諸国は中国政府に圧力をかけることができると論じた。 スイスのル・マタン(Le Matin)紙に至っては、「中国政府を理解させる唯一の方法は、北京五輪のボイコット」とさらに強い論調を展開している。(c)AFP


★------------★ダライラマの動き------------------------
【3月16日 AFP】亡命中のチベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ(Dalai Lama)14世は16日、中国政府の対応を「恐怖による統治」、「文化的ジェノサイド」などと非難し、チベットの状況に関する国際調査の必要性を訴えた。
「彼ら(中国政府)は平和を装うために武力行使に頼っているだけだ。その平和とは、恐怖による統治を利用した力によってもたらされている」。
「故意によるものか偶発的なものかにかかわらず、起こっている事態は何らかの文化的ジェノサイドだ。差別が存在し、チベット人は自分たちの土地にいながら、二級市民として扱われるのが常だ」とも訴え、「信頼に足るグループによる現地調査が行われるべきだ」と強調した。また、中国政府はチベット族を少数派とする目的で、漢族を大量に移住させていると糾弾した。■五輪ボイコットは否定
 しかし、多くのチベット亡命者らが8月に開催される北京五輪のボイコットを要求している中、ダライ・ラマは「中国人は五輪を誇りと感じなければいけない。中国は五輪開催を招くにふさわしい」と述べた。しかし「良き開催国である必要がある」と釘も刺した。 ダライ・ラマの談話が伝わる数時間前、中国政府はチベットにおける「人民戦争」を宣言した。また目撃者らによると15日にはラサ市内で繰り返し銃声が聞こえ、中国軍は大幅な治安強化を行っているという。 ダライ・ラマは中国政府に対し、「われわれが求めているのが分離でないことは、誰もが知っている」と述べ、チベット亡命政府の要求は独立ではなく自治であり、それを認めよと政府に要求し、亡命政府の運動は非暴力だとも強調した。
■「チベットの暴動を終結させることができるかと問われたダライ・ラマは、そのような力は自分にはないと述べ「これは人民の運動だ。自分は人民に仕える者だと思っている。人々にこれをするな、あれをするなと言うことはできない。しかし、誰もがわたしの信条は完全な非暴力であることを知っている。暴力とは自殺行為と変わらない」と語った。「中国は今回の問題を起こしたのはわたしだと非難しているが、わたしではない。わたし自身はチベットの人々の広報官だ」と述べた。、「真の調和は、恐れから解き放たれた、信頼に基づいた心から生まれなければならない」(c)AFP/Nicolas Revise

★-----------中国政府の対応--------------------

3月16日 AFP】  北京五輪開催によって近代国家としての世界デビューを印象づけ、国際社会からの尊敬、さらには称賛さえも集めたいと夢描いていた中国の指導者たちは、それとはまったく逆に自国宣伝活動の悪夢に直面している。ラサ(Lasa)で前週発生した暴動に対する中国政府の弾圧は、同国内の人権侵害などに対する国際社会の圧力をいっそう招いており、五輪開催国としての栄誉を失墜させかねない。
 共産党指導部は非常に立場の悪い状況に追い込まれていると中国専門家らは分析する。軍を出動させざるをえない事態に発展したラサ暴動で死者まで出ている点について、「中国政府にとって想定しえた中でも最悪の事態。中国、チベット双方の指導者、どちらも損をする状況に陥っている」という。 チベット問題以外にも、イスラム教徒の多い新疆ウイグル自治区に対する厳格な統治、言論や宗教の自由に対する制限、ダルフール(Darfur)紛争への責任が問われるスーダン政府への支援など中国政府に向けられた批判は多い。
  
「中国政府は、何もしなければ状況を悪化させるリスクがあるので反応しないわけにもいかず、暴力的に対処して一斉逮捕し、群集に発砲するわけにもいかず、その間の方法をとらざるをえない」
 政府がチベット住民の抗議に耳を貸し、亡命しているチベット仏教最高指導者ダライ・ラマ(Dalai Lama)14世との対話を開始し、さらに批判する者たちへの締め付けを弱めれば、緊張は容易に解消できるという見方もある。 しかし、中国政府としては、そうした反応は五輪成功へのダメージを上回る「長期的リスク」も招きかねないと見るだろうと、
 住民らによると、ラサでは16日現在、鎮圧部隊が道路を管制した上で住宅を厳重に監視している。
・中国筋によると、ラサには多数の軍や武装警察が配置され、騒ぎは16日までに鎮圧された。市中心部は封鎖され、武装した1万人ほどの治安当局が家宅捜索を行っている。暴動で市内の160カ所が放火され、学校や病院など40カ所が焼けたと新華社通信は伝えた。 16日、200台以上の人民解放軍車両が封鎖された地区に入り、暴動に関与した人物がいないか、一軒一軒調べ始めた。「チベット族住民はすべて身元を確認される。逮捕され、連行された住民も多い」(住民証言)という。また、新華社電は死者を「少なくとも10人」と伝えているが、「ラジオ自由アジア」は「あちこちに死体がある。数えるのは不可能だ」との証言も伝えている。

 中国政府は、外国メディアがチベットから自由に報道することを禁じており、実際の被害規模を確認するのは難しい状況となっている。
記者を含め、外国人や中国人旅行者の新たな入境を禁じている。ほとんどの中国国内メディアは沈黙を続けている。チベット人の暴動で店舗や警察車両が破壊された場面を部分的に報じているが、国外向けに抗議行動の「悪質性」を強調することで、武力鎮圧を正当化する狙いとみられる。中国当局が国外向けに抗議行動の「悪質性」を強調することで、武力鎮圧を正当化する狙いとみられる。
 ラサにいる外国人観光客は自治区外へと出されており、その際、ビデオカメラの映像などを消去されたり、没収されたりする人もいる。