孤独を知る

2005年03月08日(火) 23時11分
古い歌がふいに流れる時
私は突然、ひとりだと知る
大勢の人たちの中で
笑いとさざめきに囲まれながら

誰も聴いていない、店に流れる唄が
人は生まれた日からひとりだよ、と歌ってる

き、ちがい

2005年03月08日(火) 23時06分
「あたしは頭がおかしいの」
そんなこと、気軽に言うもんじゃない
ほんとの気狂い女なら
国民の血税で医者に診て貰えるはずさ

だから気軽に言うもんじゃない
本当に戦っている人に失礼な
おまえのはただ
甘えているだけさ

自動式階段

2005年03月05日(土) 1時03分
降りてゆく。
漆黒の闇へと。

黒いゴムの手摺りがついたエスカレーターは、どこまでも下っていく
どこまでもどこまでもどこまでも
果てが見えぬほど続く階段は、何処に繋がるのか誰も知らない
そもそも僕以外の乗客などいないのだ
前を向いても後ろを向いても
どこまでも続く階段と黒いゴムの手摺り
正確に動くベルトコンベヤーが少しずつ、だが確実に、僕を下に運んでゆく

やがて風は止まり
妙に安心出来る生温かい空気の中
僕はもう登っているのか降りているのかも分からなくなる
僕はいつしか子守唄を口ずさんでいた
記憶の奥に封じられていた、僕自身も忘れていた子守唄
母の歌声も定かには覚えていないのに、その旋律は僕の唇から風のように溢れ出す
まるで止まってしまった空気を揺り動かすように

やがて階段の下から本当の風が吹いてくる

出口が近いのだ
どこかで鳴る小さなモーターの振動音が
ごうぅんごうぅんと伴奏のように僕の体を震わし
僕の体は少しずつ、だが確実に、出口に向かって運ばれてゆく

新しい光と空気の中へと運ばれてゆく。

血脈

2005年03月02日(水) 23時55分
暗い命の深淵に
どこまでも続く螺旋
誰もが持っている
遥かな血の流れ

人は皆、生きているのではない
生かされているのだ

結の一言 ◆最近またぽちぽちと詩を書き始めました。マイペースですいません。
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