お別れのご挨拶 その6 The Last One 

April 16 [Mon], 2018, 11:03
これまで長々と綴ってきたが、
この挨拶で終了とする。

わたしの短歌人生は終わりを迎えたが、
ここや「現代詩フォーラム」に置いてある作品とは別に、
かなりの数の短歌がある。

それは、まだわたしがまだ短歌の世界に対して野望を抱いていた頃、
「角川短歌賞」や「短歌研究新人賞」に応募した作品群である。
応募の条件の中に「未発表作品に限る」とあり、
それはインターネットでの発表も含むために、どこにも発表していない。
もちろん、一度も受賞などしなかったーー(泣)。

しかし専門誌への応募である。
その時の自分に出来る最高のものを目指し、
集中して作り上げた世界が各作品に漲っている。
読み返すと、完成度はともかく、
独自の世界観を確立している、と、
自分自身では思えたーー。

そこでInstagramで、
それらを加工した写真と共に公開する事にした。

ちなみに、この場所にある写真には一切手を加えていない。
ギターをアンプに直結しているようなものだ。
Instagramで行おうとしているのは、
短歌の持つ世界を表現するために、エフェクトをかけ、
一気に架空世界へと視る人を導こうという試みである。

左にリンクを貼っておいた。
もし、興味があればご覧いただきたい。
(ただし、ここにあるものとは趣を異にするのでR18とさせていただく)

アーカイブとして、この場所は残しておくことにする。

また、後からこの場所に気付かれた方には、
是非、読んで欲しい短歌群がある。
それは2009年09月11日に開始され、同年10月4日に終了した、
「まぼろしの街」という62首からなる連作だ。
当時、仕事で詰めていた銀座の街を「架空の銀座」と見立てて歌った、
「物語」としての歌の可能性を追求してみたものだ。
追放された王子と娼婦マリの悲恋物語となっている。
集中力が最も深い場所へと到達していた時期の作品でもあり、
わたし自身、とても愛着のある連作であるーー。


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現在、わたしの創作は、既に別の領域へと移行している。
その世界で、ここに訪れてくれた人々と再会出来る事を願ってーー。

すべての刹那と永遠に、
そしてありとあらゆる風景に、
深い感謝を捧げる。


夕暮マリー