『桜の森の満開の下』

2007年08月31日(金) 12時00分

レンタル開始日: 2005/05/27
製作年: 1975年
製作国: 日本
収録時間: 95分
出演者: 城健三朗(若山富三郎) 岩下志麻 西村晃 伊佐山ひろ子 笑福亭仁鶴
監督: 篠田正浩
製作: ----
脚本: 篠田正浩 富岡多恵子
詳細: 原作:坂口安吾


十二世紀とおぼしき頃、鈴鹿峠に住む山賊は、山に入って来た旅人を襲い、男は殺し、気に入った女は女房にしていた。山賊は、山頂の自分の家から見える山という山、谷という谷は全て自分のものだと思っているが、「あの桜の森だけはいけない」と思っていた。そこには自分より凄い魔物か何かが住んでいて、特に桜の花が満開の時には、風もないのにゴーゴーと鳴って下を通ると気が狂ってしまうのだ…。


原作は読んでいないけれど、こういう作品は大歓迎。
坂口安吾なんて興味はあるけど、どれも最後まで読めなくて・・・
だからこんな風に映像で見せてもらうのはとても助かります。
原作のよさを削いでない魅力があるのではないでしょうか(読んではいないんだけど)


志麻さんの平安顔(公家顔?麻呂顔?)がなんとも妖しさをかもし出しています。
ただの傲慢なニンゲンか、生首で遊ぶ鬼か、それとも桜の森のマモノなのか。

山で山賊に襲われ、女房にすると言われるのだけれど、最初に言った言葉がこれ
「女房ならおぶっておくれよ。こんな山道歩けるかいっ!」
もうのっけから鬼嫁ですね。

元はただの人間でも、それぞれの業によって鬼にもマモノにもなるのかな?
そしてそれを、見る側のものも。


『修羅雪姫 怨み恋歌』

2007年08月28日(火) 22時55分

レンタル開始日: 2004/05/28
製作年: 1974年
製作国: 日本
収録時間: 89分
出演者: 梶芽衣子 原田芳雄 岸田森 吉行和子 伊丹十三 南原宏治
監督: 藤田敏八
製作: ----
脚本: 大原清秀 長田紀生
詳細: 原作:小池一雄/上村一夫


無実の罪で惨殺された父母の怨みを背負った修羅の子が、その仇を討ったあと明治時代の政治的混乱に巻き込まれ、再び紫紺の蛇の目傘の仕込み刃で華麗に舞う。

前作から見たかったけど、DMMレンタルになかったので2作目の怨み恋歌を借りてみました。
タランティーノ監督が影響を受けたということで有名な修羅雪姫ですが、キル・ビルのイメージと重なる部分が多々あってそういう意味でもおもしろかったです。
いかにもニセモノな血がビュービュー飛ぶのなんかイイですね。
「ワルモノ」なんかは、昔の戦隊モノのボスみたいないかがわしさがあって、それもまた心ゾワゾワ
ショッカーみたいなコモノまででてきたもん。嬉。

『心中天網島』

2007年06月27日(水) 9時37分

レンタル開始日: 2005/04/28
製作年: 1969年
製作国: 日本
収録時間: 103分
出演者: 岩下志麻 中村吉右衛門 小松方正 滝田裕介 藤原釜足
監督: 篠田正浩
製作: ----
脚本: 篠田正浩 武満徹 富岡多恵子
詳細: 原作:近松門左衛門



大阪天満御前町の紙屋治兵衛は、女房子供のある身で、曽根崎新地紀伊国屋お抱えの遊女小春と深く馴染み、情死のおそれもあった。これを案じた治兵衛の兄粉屋の孫右衛門は、武士姿に仮装し、河庄に小春を呼び出した。孫右衛門は、小春に治兵衛と別れるようさとし、その本心を問いただした。小春は治兵衛と死ぬつもりはないと言った。折から、この里を訪れていた治兵衛は二人の話を立聞きし、狂ったように脇差で斬りこんだ…。

1969年の作品ですが舞台は安永。
とてもフシギですが「現代の人が時代劇を撮った」という感覚ではなく、安永の時代がそのまま映し出されたような印象を受けました。そんなはずはないのにね。そしたら岩下志麻さん何歳だ?
着物やインテリア(?)など非常に斬新で、白黒映画のはずなのにカラーで見たと錯覚を起こすほど美しい作品です。

劇中に黒子がでてきます。
舞台なんかで幕が変わるときにササッとでてきて、セットを準備したりするあの黒子です。
ところがその黒子たち、あまりにも自己主張が強すぎる!
黒子だけが映るカットなんかもあって、最初は驚きました。
心中の場面では甲斐甲斐しく、まるで嬉しいかのように死への手配をするわけです。
そんなにでてるんだから、止めろよ!小競り合いとかしないの?なんて思ってしまう始末。
(ネタバレ→だって首吊りのためのロープをくくり、わざわざ首に嵌めてやり、足台まで運んでくるのよ!?

だけど気付いたときにはハッとしました。
この作品は有名な浄瑠璃が元なのです。
人形浄瑠璃というのは人形も大きいので1体の人形を黒子さんが3人がかりで動かすのだそうです。
黒子の衣装で顔は見えずとも、しっかりとその存在は観客の目に触れるのです。
この映画は俳優を黒子が動かしている、まさに人間浄瑠璃なのですね。
顔を白く塗った小春の愛らしい顔。ことに髷を切ってざんばら髪になったふたりの姿は、人形そのものでした。


遊女小春と治兵衛の妻おさんを二役で演じた岩下志麻さん
美しさもそうですが、女優としてすばらしい方だと認識しました。

『新世紀エヴァンゲリオン Vol.10 Air/まごころを、君に』

2007年06月08日(金) 9時20分
レンタル開始日: 2003/11/27
製作年: 1995〜1996年
製作国: 日本
収録時間: 100分
出演者: 緒方恵美 三石琴乃 林原めぐみ 宮村優子 石田彰 山口由里子 立木文彦 清川元夢 山寺宏一 関智一 岩永哲哉 岩男潤子 結城比呂 長沢美樹 子安武人
監督: 庵野秀明
製作: ----
脚本: ----
詳細: 原作:GAINAX
関連商品:新世紀エヴァンゲリオン Air/まごころを君に


一大ムーブメントを巻き起こした大人気アニメシリーズ「新世紀エヴァンゲリオン」のDVD化。


<あんたまだ生きてんでしょー だったらシッカリ生きて、それから死になさい!!>
何度もみれば解るかな?と思ったけれど、何度見てもワカリマセン
もちろん作品としてはとても楽しめるんだけど、事象にいちいち説明をつけようとしてしまって余計にこんがらがりました。
「なにが、どうして、どうなった」というつながりで整理しようとしてはいけませんね。

Vol.1からこの作品までを総括しての私なりの感想ですが・・・
私が思うに!結論は!エヴァなんて最初からナイ!!!
これは1人の少年のうちで起こった、一大スペクタルなのです。
1人の少年(少女)が思春期の黎明を抜けるには、こんな壮大なロマンが繰り広げられているのよ。ということ。
そのためにはアダムやリリス、死海文書、ネルフやゼーレ、聖書や心理学、宇宙まで総動員なのよ。
DVDにしたら10巻にもなるのよ。と。


作品の中で繰り広げられる
「みんななんてダイキライ、だから自分もキライ」「みんな死んじゃえ」「自分は誰かに必要とされてるの?」「ひとりにしないで」「助けてよ」「自分はここにいていい存在なの?」等々の自問。
こうやって幼児期に築いた自分の人格を槌で叩き壊し、頑丈な土台から建て直す子供から大人への人格形成の過程。
ラストでの水辺のシーンは新しい人格形成のスタートかな?
シンジが人類の補完を拒否し、傷つけあってもそれぞれの不完全な人間として「群体」であろうとしたことは、心理学でいう「自我ではなく、共認こそ原点である」ということばと通じはしないかなぁ?
私はエヴァにそんな印象を持ちました。
わかったような気が全然しないけど、これでヨシとして自分自身に納得してもらおう^^;



エヴァは見た人それぞれで解釈がまったく違う作品だと思います。これってスゴイ!
興味の対象も人それぞれで、キャラにのめり込んだりセリフを覚えたり、心理状態を細かく分析して議論したり、楽しみ方いろいろな作品です。


『新世紀エヴァンゲリオン Vol.01〜08』

2007年06月01日(金) 14時38分
レンタル開始日: 2003/07/24
製作年: 1995〜1996年
製作国: 日本
収録時間: 100分
出演者: 緒方恵美 三石琴乃 林原めぐみ 宮村優子 石田彰 山口由里子 立木文彦 清川元夢 山寺宏一 関智一 岩永哲哉 岩男潤子 結城比呂 長沢美樹 子安武人
監督: 庵野秀明

新世紀エヴァンゲリオン wiki
ヱヴァンゲリヲン新劇場版 公式

<あんたバカァ?>
<逃げちゃダメだ。逃げちゃダメだ>

一大ムーブメントを巻き起こした大人気アニメシリーズ「新世紀エヴァンゲリオン」のDVD化。

テレビ版でいうEpi1〜26です。
順番としてはこのあとに「新世紀エヴァンゲリオン劇場版 DEATH(TRUE)2」「新世紀エヴァンゲリオン Vol.10 Air/まごころを、君に」と続き、この秋から公開の「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」4部作へ突入していくようです。
あのころ夢中になったけど、イマイチ理解できなかったという方には今が復習のチャンスですね。


とはいえ私は、エヴァを見るのはこれがはじめてでした。綾波レイとアスカラングレイの名前くらいは知っていたけど・・・・そんな私がまさかこんなにハマるとは!!

最初の数話は純粋に面白く、戦いの場面に興奮しながらも徐々に「ん?え??どういうこと?」と散りばめられたナゾと陰謀に気付いていく。
Epi18、19からは、悔しさと優しさに、やり切れずおめめウルウル。このまま加速度をつけて悲劇へと突き進む予感に爪をガジガジ。
Epi25〜26はいきなり哲学の海へ投げ出され途方にくれる。
あまりの難解さに、エヴァに関する解説や謎解きページを読み漁り、聖書や死海文書、登場人物の名前のナゾなどを知るうちにますますハマってしまいました。
物語は終わったはずなのに・・・・

期待の高まるラスト2話は物語は進行を見せず、かえってそれが見る人の欲求を高める結果になったのかな?とも思います。
10年も経って、いままさに再燃のエヴァですもの。パチンコも人気です。
ファンにとってエヴァはまだまだ終わっていない。シンジはまだまだプラグスーツを脱げないんだなぁ。
「活動限界です」とか言ってるんじゃないかなー?



このレイちゃんかわいいですね
作品中にこんな場面ありましたっけ???
リンク先の画像をクリックすると、別角度で見れますよ。
新世紀エヴァンゲリオン 綾波レイ BMXトリックVer.
6/30日からの販売です。

新世紀エヴァンゲリオン DMM検索結果



『身毒丸 ファイナル』

2007年05月18日(金) 11時08分


レンタル開始日: 2007/03/21
製作年: 2002年
製作国: 日本
収録時間: 90分
出演者: 藤原竜也 白石加代子 石井愃一 笠原織人 三谷昇 蘭妖子
監督: ----
製作: ----
脚本: ----
詳細: 作:寺山修司/岸田理生 演出:蜷川幸雄



すべての瞬間が劇的でスリリングな愛と官能の問題作。日本のみならず、ロンドンでも拍手の嵐を巻き起こした伝説の舞台がここに完結。母を売る店で買い求められた女・撫子と、その義理の息子・身毒丸。愛しあい憎しみあい、拒絶しあい、求めあう二人の宿命の出会いと禁断の恋…。



なんだ?この異様な世界、におい。これが蜷川ワールドなのか?それとも寺山修司?
冒頭の場面、お祭りだろうか、異形のものたちが徘徊するこの場面は見たことないのになぜか懐かしい。
秩序のない世界にたった一人秩序を重んじる男が登場する
それは身毒丸の父。
身毒丸をかばって焼死した母親の変わりに、店で「母」を買い求める。
それは身毒丸のためではなく家族の中で一つ欠けてしまった「母札」を埋めるため。
愛情ではない、世間体だ。家族には父母子が揃っていなければならない。ただそれだけのこと。

切なく狂おしいこの愛の形だけれど、全てが壊れたいま、応援せずにはいられない。
苦しいイバラの道だけど、がんばれよぉ〜〜
きっとこういうのって、現代でもあることなんだろうな。


白石加代子さんの妖艶さと母性、迫力に脱帽。
藤原竜也はこのころから「狂気」を演じるのが上手い。悪役を「あーはっはっはっはっ」と半狂乱でやるのだ。
このファイナルでは19歳だったけど、14歳が初演だったときく。ぜひともその14歳の藤原クンをみてみたいものだ。
本来なら劇場へ足を運ばなければみれない作品をDVDレンタルで自宅で、しかも繰り返し見られるなんてありがたいなぁ。
でも欲をいえばやっぱり14歳の藤原クンが見たいよーっ

『地獄少女 一』

2007年04月23日(月) 15時48分

レンタル開始日: 2006/01/25
製作年: 2005年
製作国: 日本
収録時間: 72分
出演者: 能登麻美子 松風雅也 本田貴子 菅生隆之 うえだゆうじ(上田祐司) 水樹奈々
監督: 大森貴弘



地獄少女公式ページ



2005年10月から毎日放送ほかにて放送された少女系純和風ホラー・ファンタジー。深夜0時にだけアクセスできる“地獄通信”に恨みを書くと、地獄少女が憎い相手を地獄に落としてくれるという都市伝説。しかし、そこには伝説に語られていない少女との契約があった…。第1話「夕闇の彼方より」から第3話「汚れたマウンド」を収録。



夜中にたまたま見た(実写版?)の地獄少女が印象に残ったので借りてみました。
昼間に見るより、夜中に「たまたま」見たほうが怖さが増幅するみたい。
私の心がもうちょっとピュアな時代に見れば、きっと熱中してただろうな。
イマドキのアニメはみんなこうなのか、恐ろしく絵がキレイで驚きました。
閻魔あいちゃん、かわいい〜〜〜(*v.v)
このコは果たしてどんないきさつで三途の川への橋渡しをしているのか非常に気になります。

「いっぺん死んでみる?」などの決め台詞が多くて、なんか必殺シゴト人や水戸黄門みたいな感じもする。

『サラリーマンNEO 赤盤』

2007年04月23日(月) 15時32分


レンタル開始日: 2006/01/18
製作年: 2004/2005年
製作国: 日本
収録時間: 77分
出演者: 生瀬勝久 白井晃 マギー 温水洋一 山崎一 八十田勇一 入江雅人 アリtoキリギリス ゆりん 原史奈 沢村一樹 須藤理彩 宝田明
監督: ----
製作: ----
脚本: 内村宏幸



04年3月に第1弾、04年8月に第2弾、そして05年8月には3夜に渡り第3弾が放送され、いずれも大反響があったNHKのコント番組。迷えるサラリーマンをモチーフに、サラリーマンという生き物を面白おかしく描く。今まで放送された第1弾〜3弾の中から選りすぐりのコント、コーナーをセレクトして2タイトルに収録。



NHK総合で放映中のサラリーマンNEOですが、初期の放送は見逃してしまったので借りてみました。
だ〜け〜どぉ。
私の好きコントが抜け落ちてて、ちょっと不満カナ〜
これからも、いそうでいないいなそでいるよな怪しいキャラを、どんどん繰り出してほしいな。


『春夏秋冬 そして春』

2007年04月14日(土) 1時57分



山奥の湖に浮かぶ小さな寺。そこに暮らす老僧と幼子。ゆったりと穏やかな時間の中、幼子は大人へと成長していく…。人生を四季に例えた、美しく感動的な物語。


水墨画のような風景、中国?と思ったけれど韓国にもこんな景色があるのだろうか。
舞台となるお寺は水の中に浮かび、山門も水の中。出入りをするには船が必要なので俗世から離れ静謐な空気が覆う。
そこに暮らすのは老僧と小さな男の子。男の子はやがて大人へと成長するのだけれどそれを春から冬への四季の移ろいになぞらえて描いていく。


「無修正版」と書かれていたのでドギマギしちゃったけど、夏に描かれるふたりのシーンは自然で美しいと思った。
アダムとイヴのような、青い珊瑚礁のような、セックスってこういうのもの!みたいなね。

そして私が一番好きなのは、冬の場面。一面を氷が張って山門から寺までは徒歩で渡れる季節。
少年もあのころの老僧の年齢に近くなり、また自分も小さな男の子を引き取ることになる。
綿々と続くニンゲンの営みも、罪も、購いも、雄大な自然と懐深い信仰のなかでは貴重でありながらとても小さなものに見える。
全体的にセリフが少なく静かなのだけれど、アリラン峠の歌は激しく遠慮なくドカドカと私の中に入ってきて心を揺すぶった。

『スクールオブロック』

2007年04月07日(土) 17時50分




ミュージシャンでもあるジャック・ブラックが破天荒なロッカー教師を演じるコメディータッチの人間ドラマ。バンドをクビにされ、ルームメイトのネッドからも追い出されたデューイは名門小学校で代用教員をしているネッドになりすましバイト感覚で学校へ行く。


ジャック・ブラック、見た目はチャッキーみたいで怖いと思ってたけど才能溢れるおもしろい人。
でもやっぱり・・・・ときどき目が怖い^^;

ジャック・ブラックの隣人でもある脚本を書いたマイク・ホワイト(ルームメイト役で出演)は、彼のためにこの本を書いたというけれど、まさしく適役。
たぶんこの脚本を彼以上に演じられる人はいないと思うくらい。
共演の子供も「11歳の子供みたい」と特典映像の中でいっていたけど、あれだけはっちゃけられる大人って、そうはいない。すごいなー。

ジャック・ブラックの魅力全開の作品だけど、子供たちも可愛くてプロのミュージシャンだけあってウソがない。
みんなでステージに立つ場面は、爽快感とともにゾワゾワゾワって感動が足元から這い上がってきた。
もっと見たいな、ジャック・ブラック
プロフィール

<HN>よよ
人生の中で映画三昧の日々があってもきっとイイ!
コメント&トラバ大歓迎です

にほんブログ村 映画ブログへ

TB People






BlogList
ブログパーツ


https://yaplog.jp/yoyoyonn/index1_0.rdf
Yapme!一覧
読者になる
2007年08月
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31