どちらかが彼女を殺した 東野圭吾

June 14 [Sun], 2009, 9:22
警察官を兄に持つ女性が自室で謎の死を遂げた。容疑者は、二人。果たしてどちらが彼女を殺したのか。謎多き事件に練馬署の加賀刑事が挑むシリーズ第三弾。
とてもわかりやすい設定でストーリーは展開し、戸惑うことなくサクサクと読み進めた。
しかし、事件に絡んだ謎のひとつに、とあるこだわりを持っている加賀刑事の姿を通して、謎を紐解くカギを読者には漠然とわからせておいてはあるものの、結果的には答えはないままに物語は終わってしまい、もやもやした気持ちがいつまでも続いた。
本書では、袋とじにて犯人が解き明かしてあったのだが、それを読んでも決定的な決め手にはならないような気がして、ますます釈然としない読後感が後をひいた作品だった。
(講談社文庫)★★★☆☆

【加賀恭一郎シリーズ】
卒業―雪月花殺人ゲーム
眠りの森
悪意
私が彼を殺した
嘘をもうひとつだけ
赤い指
新参者
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