僕たちのミシシッピ・リバー―季節風*夏  重松清

August 19 [Tue], 2008, 22:10
夏を舞台に繰り広げられる、出会い、別れ、過去の思い出、これからの未来などを鮮やかに描いた短編12編。
夏という季節を舞台に、友人や家族、恋人たちの出会いや別れの情景が、切なさを織り込みながら描かれ、どの編においても、最後には爽快感をも併せ持った何とも感慨深い読後感の残る作品に仕上げられていた。
“死”を組み込んだ作品もいくつかあり、重松さんらしいなぁと心のどこかで思う余裕があるにも関わらず、奥歯を食いしばりながら、涙を堪えながら読み上げた。
夏のギラギラした太陽というよりも、初夏の風を思わせる作品集だった。
(文藝春秋)★★★★☆

【関連作品】
ツバメ記念日―季節風*春
少しだけ欠けた月―季節風*秋
  • URL:https://yaplog.jp/you_1102/archive/650
2008年08月
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31