ブルーベリー 重松清

May 19 [Mon], 2008, 11:58
作家となった主人公が、大学生だった懐かしい1980年代を懐かしみながら振り返る12の物語。
主人公と生きた時代が少しずれているせいか、共感できる心情は半分ほどしかなかったが、1980年代を象徴するような出来事や物が頻繁に織り込まれていて、懐かしみながら読む事が出来た。
ただ、どの編に於いても、夢や希望に満ち溢れた未来を期待できるような感じがせず、何となく哀愁が漂っていて、懐かしみながらもその場に停滞しているような印象を受けた。
1980年代は、重松さんにとって一番楽しかった時代だったんだろうなと、読みながら思えてならなかった作品だった。
(光文社)★★★☆☆
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