家日和 奥田英朗

May 28 [Mon], 2007, 9:41
ネットオークションにはまる主婦、主夫業を愉しむ失業中の営業マン、別居後の生活を謳歌する夫など、日常生活の中で見つけたささやかな楽しみに没頭してしまう人々をコミカルに描いた短編六編。
日常の中で見つけた楽しみから得られた高揚感がリアルに描かれていて、読んでいるこちら側も気持ちがワクワクしてしかたなかった。
生活を愉しむことで、知らず知らずと自信を持ち幸福感を味わっている人々に、つい自分と重ねてしまい、大いに共感してしまった。
小さな愉しみにでも、こんなに幸せな気持ちになれる事を思うと、人生まだまだ捨てたもんじゃない・・としみじみ思った。
読後は、爽やかで温かな気持ちがいつまでも続いた。
読み終えてしまうのがもったいなくて仕方ない作品だった。
(集英社)★★★★★
  • URL:https://yaplog.jp/you_1102/archive/518
2007年05月
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31