くうねるところすむところ 平安寿子

March 28 [Wed], 2007, 16:24
人生と仕事に行き詰まった30歳独身の副編集長・梨央。
ひょんな事から、建設業界へと転進を遂げたものの、待っていた険しい道程に悪戦苦闘をする女性現場監督奮戦記。
工務店内部の人間関係や、家を建てるに当たっての揉め事、細かいストレスなど、あまり明るいとは言えない事柄がリアルに描かれるも、アップテンポなストーリー展開や主人公の前向きな姿勢が奏功し、じめじめした空気を感じる事なく読めた。
主人公の転職の動機が余りにも単純すぎたり、ステレオタイプな登場人物には鼻白んでしまったが、建設業界というシュチュエーションがとても新鮮に感じられ、読後はとても爽快な気分になれた。
(文藝春秋)★★★☆☆
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