しずかな日々 椰月美智子

February 18 [Sun], 2007, 21:26
母との二人暮し、いじめられるわけでもないけれど友達もいない学校生活を淡々と送っていた小学生の光輝。
そんな生活が一変したのは、5年生に進級した時に出来た大切な友人の存在と、祖父と二人で過ごした日々だった。
掛け替えのない友人と、頑固だけど心優しい祖父との純朴な暮らしは、孤独な光輝少年の心に灯をともし、生きている楽しみを教えてくれた。
いきいきと成長していく少年の姿が鮮やかに描かれ、読んでいるこちら側も胸の空く思いでいっぱいになった。
田舎での規則正しい暮らしや、友人達との交流の中で生まれた絆は、忘れかけていた純粋な気持ちを甦らせてくれた。
ノスタルジックにも浸れて、これ程とない至福の時が味わえた作品だった。
(講談社)★★★★★
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