まほろ駅前多田便利軒  三浦しをん

May 26 [Fri], 2006, 19:39
東京郊外のまほろ市で、便利屋を営む多田は、かつて高校の同級生だった行天と再会。
ひょんな事から、行天は多田の事務所に居候し、仕事を手伝う事になった。
犬の預かりからストーカー撃退まで、どこか訳ありの仕事を申し受け、奔走する二人の姿を描く連作短編6編。
ありがちな展開かと思いきや、予想のつかない展開がどの編にも組み込まれていて、最後まで面白く読めた。
「行天」という人物の浮世離れした個性が、ストーリーにいい味付けをしていたように思えた。
ドタバタだけで終わるのではなく、過去のトラウマや思い込みを抱えた二人が壁を越え、再生への第一歩を踏み出していく姿がとても印象的で爽快だった。
(文藝春秋)★★★★☆第135回直木賞受賞作
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