はなうた日和 山本幸久

October 21 [Fri], 2005, 9:03

母子家庭の男の子、売れないアイドル、オタク趣味のサラリーマンなどを主人公に、それぞれの日常の一片を可笑しくも温かく描く8つの連作短篇集。
どの編の主人公も、思うようにいかない人生を懸命に生きていた。
そして、失敗しつつも前向きに生きて、手にした少しばかしの幸せに満足をしていた。
「生きている」という事を味わいながら暮らしていると、いろんなしがらみの中にも、どこかに幸せは必ずあるという事に気がつく・・・そんなことを改めて教えてくれた本だった。
加えて、「はなうた日和」というタイトルから連想できるそのものが、この本の中にはたくさん詰め込まれていて、読後、人間という生き物が愛しくてたまらなく思えた。
(集英社)★★★★☆
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