花まんま 朱川湊人

June 22 [Wed], 2005, 8:16
懐かしさ、切なさを漂わせたホラー短編6編。
悲哀をホラーという形で表現されていることで、人々の心の奥底に潜む感情の強さというものが肌で感じられた。
少しの恐怖と不可解さ、そしてグロテスクな一面。
これが、物語にうまく溶け合い濃厚にしている。
どの編も違和感なく、その不思議な世界に引き込まれて堪能できた。
別世界の本の中に心ゆくまで浸る事が出来て、本好きの私にとっては格別な時間を過ごせた。
(文藝春秋)★★★★☆直木賞受賞
  • URL:https://yaplog.jp/you_1102/archive/209
2005年06月
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30