長男はつらいよ

September 19 [Wed], 2018, 3:44
以前母が、姉のことをよく「開拓機関車」と呼んでいたことが、今になって分かるようになってきました。

最初の子は親にとってなんでも「初めて」を持ってきて、下に続く兄弟の道を作るという意味だったんだなーと。

例をあげたらきりがありませんが、うちの長男も例外ではなく機関車としての役割をがんばっています。


最近では、”スポーツドリンク問題”を持ってきました。

なんでも、水泳のコーチが練習の時に「Gatoradeを持ってこい。」と言うのだとか。

このGatoradeとは自販機や店頭で売られているスポーツドリンクの名前で、「スポーツドリンクと言えば!」という存在です。

でも、私はそのスポーツドリンクどころか、炭酸飲料もジュースもソフトドリンクもほっとんど買わない主義なもので、突然、あの膨大な量の砂糖を含み、唇の色が変わるほどの着色料が入っている飲み物を長男が毎日練習の度に飲み始めるなんてことは簡単に承諾できませんでした。


長男「もっとエネルギーがでるからってコーチが言うから買って持って行く!」

私「そうかもしれないけど、一本に砂糖35グラムだよ!」

ちょーなん「〇〇君は2本持ってきてる!」

私「そうかもしれないけど、飲み過ぎたら糖尿病になる可能性もあるのしってる?」

長男「泳いでないママは飲んではいけないけど、僕には必要なの!」

私 (むむむ!!)「じゃあこれみて!」(35グラムを計った砂糖を見せて)「これだよ、これが入ってるんだよ!」

・・・・

もはや、宗教対立です。

そりゃ、私と違って2時間の練習をしている長男が飲んでもカロリーはチャラになるかもしれませんが、やっぱり体のことを考えるとなかなかOKを言えずそのテーマで悶々としたやりとりが続きました。


そして、ふと、「もしかして手作りできるかも」と閃き調べたら、ありましたありました。
その中で、Grateradeという皮肉な名前つけちゃってるおじさん解説のビデオを見て作ることに。https://www.youtube.com/watch?v=kehS5f3Fe5I

ハチミツとヒマラヤピンクソルト、マグネシウムパウダー、そしてレモンやらミカンを搾ってはいできあがりの簡単レシピでした。

少し甘みを増やしたらなんだかポカリスエットみたいな味になり、味見をした長男もこれを持って行くことにすると嬉しそうに納得してくれ、ようやく長かった対立も集結しようとしていました。


が、


しかし、もうひともんちゃくありました。

このドリンク、ちゃちゃっと簡単にできるので、一度にたくさん作り、同じく練習に行く次男にも渡しました。
次男もひょうひょうと、「おっ、ママありがと、イェーイ」とペットボトルをバックに入れている。。

その姿を見て長男、わなわな震えだしました笑

どうやら、「僕がどんだけ大変な思いをしてこのスポーツドリンクを手にしているかわかるかー!!!」ということだったようです。あいつ(次男)は、なーんにもやっていないじゃないか!と。笑笑


いや、笑い事ではないんですよね。
確かに、そうだと思いました。

結局その日次男は手作りドリンクを持って行くことになり、送迎の車の中でぶーたれている長男でしたが、

運転しながら、隣に座る長男に、「きもちは分かるよ、ママを説得するの大変だったもんね。でもさ、キミが開拓してこのスポーツドリンクをうちの生活に取り入れたという歴史的事実は消えないよ。我が家の歴史にはちゃんと君の名前がきざまれているよ。」そして次男には、「兄ちゃんがママを説得したからキミはこのドリンクを飲めるのだよ」とフォローし、見送りました。



スイミングだってそうだし、ゲーム時間だってそう。お小遣いも、家のルールなどもほぼ全て、彼が親とのやりとりで勝ち取ってきたすべてを、なんなく弟達は享受している。

そういう境遇とは言え、その分序列は配慮してあげないと行けないと感じた事件でした。


心の声をちゃんと言ってくれてよかったです。



ま、これからこのドリンクを作るのは本人達ですがね(←やっぱりいじわるかーさん)







今年もスイムペアレンツ

August 24 [Fri], 2018, 20:31
長かった夏休みも残すところあと1週間、少しずつ秋らしくなる朝の空気とともに子供達も私たちもジワジワ新学期モードになってきつつあります。

そして毎年、この時期は一つの大きな決断を下さないといけない季節でもあります。

それは、何をかくそう、


今年も水泳を続けさせるか


という決断です。


長男と次男、本人達は相変わらず水泳にはまっていて、友達とも会えるし、頑張りたいと思っているのですが、
送り出す側はコストもさることながら、早朝の朝練への送迎、夕方の送迎、練習後お腹がすいて冷蔵庫がすぐに空っぽになる事情、下の子たちが振り回される事情、土日が記録会で埋まる事情、それゆえに他のスポーツや習い事などは見向きもできない事情など、この一つの決断で我が家の一年のもろもろが巻き込まれていくという、過去二年を振り返って、あれをまたやるのかーという、大きな深呼吸をさせられる時期なのです。


「スイミング」という名前のロケットに乗るか乗らないか、あーでもない、こーでもないと夫婦で話し合った結果、息子達のどこからやってくるのかわからない競争心に根負けし、今年も送ることになりました。ふ〜〜。


小心者なのでこまごまと悩みましたが、大きな決断の後の今年度最初の練習にに長男が参加する姿を、下の子達を遊ばせつつ別のプールから遠目に観察して、熱心なコーチ、チームのサポートをしてるスタッフ、同じく競争心の塊のチームメンバー、その親御さん達etc., やっぱりこんな環境を私たちが逆立ちしても作ってあげられないよねと改めて思いました。


4年前、10フィートも泳げなかった長男に平泳ぎを教えたのは私なんだけどな、なんてことは、もはや嫌がられるので言わないで心の中に留めておくようにしていますが、そんな時期は一瞬で過ぎ去っていったなーと。

今してあげられることは、ご飯を作って、運転して、シーツを洗濯して、、完全に脇役。

ですが、そういう場所からの眺めの良さを発見できたらいいかなというのが今年の私のゴールです。









たまには次男のエピソード。

August 20 [Mon], 2018, 20:15
先日、私のデンタルオフィスにやむを得ず子供達を連れて行ったときのこと。


夏休み中とは言え、やはり四人も子供を連れてくる患者はめったにいないからか、受付の女性が珍しがって、私の手続きはそっちのけで子供達と話し始めました。


女性がクスクス笑いながら、「このなかで誰がトラブルメーカなの?」と聞き、

長男と三男が即、”HE IS!(こいつ!)”と言って、お互いを指さし合ったのを見て、ニコニコし、二人に向かって「あなたたちがトラブルメーカね笑」と言い、

そして関係なさそうにしていた次男に「キミが平和主義者」、最後に娘を見て「あなたがボスね」と全て言い当てていました。

長男は「全然当たってない!」と憤慨していましが、私は、「会って3分、たった一つの質問で全ての構図を見破るなんてこの女性何者!」と感動し、一気にデンティストに会う前の緊張がほぐれました。


本題。

そうなんです。女性が名付けたとおり、次男は本当に平和主義者で我が家のキーパーソン。

そういう役を演じた方が無駄がなく、疲れないと悟っているのでしょうか。こちらは時々、いい人過ぎて損しないか心配してしまう程です。

でも、こんな風に余裕をもって家の中で暮らしている理由には、家の外で人間関係を広げていくタイプだからとも言えるのかもしれません。出会う人々にすぐに「ハーイ」と声をかけ、あっという間に友達になってしまう・・。

水泳で通っている施設の中でも、放っておくと、受付のお姉さん、警備員のごつい男性、カフェの店員などなど際限なく近づいていって話をしている・・。

この前の水泳の大会でも、「アンジェラが応援に来るかも」と言うので不思議に思っていたら、頭に派手なバンダナを巻いた若い女性が「Hiroを見に来たわ」と本当に現れたり・・。



猫タイプでつかめない、どこでもやっていけ男、それがうちの次男のようです。



公園のブランコに隣同士で乗っている時、「ブランコは人生の様だ」と詩的な発言をし、「どういう意味?」と聞くと、ニヤッと笑って何も教えてくれない・・。

母親の私にとっても、もう把握しきれない程の何かを感じます。


この子はこの子で要注意かな笑









手作りクッキー

August 12 [Sun], 2018, 3:10
先日の料理チャレンジ以来、長男に変化はありませんでしたが、ダディーの誕生日を迎える数日前から、
「俺、プレゼントにクッキー焼く」と宣言し、またネットでレシピを拾ってきて買い物リストを突きつけてきました。

リストは、

三男がアレルギーのため何年も買ってなかった、バター
数ヶ月前、蟻に侵入されて以来無くてもなんとかなってきた、お砂糖

でした。

この2大アイテムを久しぶりに我が家のキッチンに入れるのは爆弾投下並の出来事だし、
彼が見つけてきたレシピは、砂糖どばどば、バターたっぷりのアメリカンシュガークッキーだったので、うーむ、、、と躊躇しましたが、お祝いということなのでゴーサインを出しました。

そして今回は私が口も手もださなかったのに、全て一人で行程をこなして見事に完成。




パパの好みを心得ていてすごいなと。

久しぶりのバターと砂糖の焼ける良い香りには抵抗できず、私もおいしく頂きました!


家族ばらばらキャンプ

August 02 [Thu], 2018, 11:10
ペンシルバニアの湖の畔で毎年開催される家族キャンプに、一年ぶりに参加してきました。

虫と泥にまみれるこのキャンプ、1歳児連れは抵抗がありましたが、息子達の強い希望によってなんとか我が家の目玉イベントが実現しました。


過去3年間行った経験からもう分かっていたことですが、実は、家族キャンプというのは名ばかりなのです。
大人も子供も他州からやってきている人と知り合って仲良くなるため、家族はバラバラになってしまいます。

もとはホームスクールの親たちが手作りで企画した教育目的のキャンプで、進行運営はボランティアで成り立っているため、パパもずっとボランティアにかり出されたりで、我が家はみんなそれぞれ食事もバラバラ、自由時間もバラバラ。
お互いを遠くから見てる時間の方が多いという状態になってしまうのです。

最初の年は予測しづらいことが多くて慣れませんでしたが、今年は、そういうものと割り切って参加したので、夫や息子達の社会での立ち振る舞いはあんな感じなのね、と、遠くから観察して楽しむことができました笑

もっと大きなお子さんを持つお母さんたちから聞くところによると、そのうち寝る場所もバラバラになるから、あっという間に自由がやってくるよ、とのことでした・・。


そんなバラバラな三日間を過ごし、キャンプが終わってオリジナル家族メンバーで再集合した時はなんだか不思議な感覚になりました。

いつかは巣立って本当に離れてしまう時が来るんだろうな、今このメンバーで家族ごっこをやっている期間はきっと貴重なんだろうな〜という気持ちがわいてきました。


ときにはバラバラもよいものかもしれません。




木登りリベンジ


ログキャビンの中


キャンプファイヤー

夏ランダム

July 24 [Tue], 2018, 11:11

なかなか捨てがたい長男の落書き。



メリランド州花、今年も良い色。



兄たちのつきそいで毎日プールコースの1歳児。



男子に火がつく言葉

July 17 [Tue], 2018, 20:06
夏休み中、「お手伝い」や「お当番」などの言葉を使って、子供達にも家事や料理に関わってもらおうと働きかけたけれど一向に関心をもってくれなかったのですが、ふとひらめいて、

「料理チャレンジしない?」と言ってみたところ、

「やる!」と長男が即答。

やっぱり、男の子には、チャレンジ・競争、この手の言葉で火がつくようです。


(ちなみに1歳の娘は、何もたのまなくても食器洗い機からスプーンとフォークを出して私に渡したり等、家事遺伝子を持って生まれてきたようですが。)


ということで、男子の料理チャレンジ。私がメイン材料のお題を出して、それを使った料理を検索して作るということに。

そして、1回目のお題は、お米、パスタ、パン、麺、以外の主食レパートリーを増やそう作戦で、


「キヌア」


長男は、「キヌア苦手」と言っていましたが、「まあまあ、探してみなって」となだめてネットに送り出したところ、


「これにする!」と見せてくれたのは、


チキン・エンチラーダ・キヌア


というメキシカン的レシピ



あ、もしかして、どんなお題でも、スパイシー&チーズたっぷり系にされるのかもと一瞬考えましたが、一応キヌアを使うという条件をクリアしていたし、材料もハラペーニョペッパーとエンチラーダソース意外全部あったので、OKしました。


ハラペーニョペッパーは近くの八百屋さんに買いに行きましたが、エンチラーダソースは探すのが面倒だということでなんとそれも作ることに。


結局、作業はある程度手をだしてしまいましたが、手順や分量の計算、弟達を指揮したり等、見事にやりとげ、なかなかおいしい仕上がりで、パパにも好評でした。


食べた後、「おれ、すごい」と去って行く長男に、あ、お兄さん、後片付け〜〜〜と言いかけましたが、今回の所は目をつむり、次に期待することに。




いつかは自炊も必要になる日が来る・・・、そんな時のために、料理チャレンジ・・。
少しずつ続けれたらと思っています。


夏休み! はじまっています・・・

June 27 [Wed], 2018, 11:27

妹の結婚式で8年ぶりの一時帰国というなんとも思いがけない自分バケーションから即怒濤の夏休みに突入し、日本での竜宮城の様な日々とのあまりのギャップに一瞬よろめきそうになりましたが、逃げも隠れもできない4兄弟との熱い日々はスタートしております。

11才、9才、6才、1才、どこにいくにもぞろぞろ連れて、どこからどうみても大家族の母という話題の?スタイルで過ごしています。

我ながらスルー力はある方だと思うのですが、「アイスクリーム屋さん行きたーい」「携帯電話ほしー」「スイッチ欲しー」「ひまー」のような声を朝から晩まで聞いていると頭がおかしくなるかも・・と思うことも多々。

わたしの周り家族の半数は、こんな子供達をサマーキャンプに送り込んでいて朝から夕方までたっぷり忙しくさせるという方針なので、「なんて素敵な・・」と、うらやむ気持ちも出てこなくもないのですが、まあ、人生の中で兄弟とヒマを共にする夏っていうのも長くは続かないし、ヒマで死ぬことはないし、と様子を見ています・・。

同じくヒマしてる二件隣の救世主、マイケル少年と、相変わら夕方から毎日出没するプールのおかげでなんとかもっているという状態。


そんな状態で、人は、良い本を探し出して良質な読書にはまるか!と思ったりもしたけれど、




見事にみなさん漫画でございます。


ゴチャゴチャな日々があと二ヶ月は続きますが、日本で買ってきた数冊の本と抹茶ミルクを友に頑張ろうと思います。

目標は「平常心」・・・笑

藍染めのインテリア

May 21 [Mon], 2018, 11:52

先週、ご近所さんが主催の日本語交流の会の一環で、藍染めイベントに子供達と参加してきました。

藍染め。なんでも染めたいものを持参くださいとのことだったので、最初は自分たちの白Tシャツでも染めてもらうかなと思っていましたが、いや、まてよ〜、藍色は私の好みの色だなあと魔が差し(笑)、あとで飾りに使わせてもらおうという魂胆で、布を渡して染め作業をしてもらい、乾いてできたらママにください!とちゃっかりともらった作品ををキャンバスに布用ホッチキスで打ち付け、計画通りにインテリアにさせてもらいました。


左から三男、長男、次男の作品です。



なかなか夏らしいので気に入っています。

プチ大殺界あけのつぶやき

April 27 [Fri], 2018, 1:27

この一週間の短い間に、車が壊れたり、オーブンが壊れたり、娘が熱出したりなどなどなんだか妖怪にとりつかれてるような日々が続いていましたが、振り返って、以外とたんたんと過ごしていた自分に気づきました。


たまたま鑑賞した、ハウルの動く城の中で、
おばあちゃんソフィーがたき火のカルシファーの前でつぶやく、

「年寄りになって良いことは、何にも驚かなくなることね」

というセリフがぴったりきました笑


もちろん、ジムで車が止まった時に子供四人と私をピストンで送ってくれたママさんや、
夜中なのに電話で呼び出しちゃって、車のレッカー下見に付き合わせてしまったご近所さん家族など天使のような人々、SKYPEで泣き言を聞いてくれた両親、そして、私を責めないでくれたセイントな夫にたすけられて生きながらえているわけですが。




大雨の後のラッパ水仙。


↑ここまでよぼよぼな気持ちなわけではなですが、
車社会で歩いて用事をすませたり、パンは焼かず蒸してみたり、水泳の送り迎えは諦めたり、娘に付き合って半日ベッドの上で過ごしたり、いつもと違うことづくめで、

なんとかなる
なきゃないで生きていける
不便な中で見つける

の様な、世捨て人的?なパワーが私の中に宿っていることに気づいた貴重な機会でした。



車は直ったし、オーブンは部品待ちですが、娘も元気になったので、こんなに大げさに言うほどのことでもないのですが笑




せっかくなのでかっこよく、




さあ、人生、どーんとかかってこい!





あ、やっぱり、おてやわらかに〜。
P R
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プロフィール
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yoyomi
広島生まれ熊本育ちMaryland在住
A 型・おうし座・戌年
2002年2月、鉄道マニアの夫と出会う
2005年8月、夫を信じて渡米
2006年9月、むすこ誕生
2008年12月、次男ぼう誕生
2011年8月、サブロー誕生
2017年2月、むすめ誕生