製作委員長として、ご挨拶です。

November 15 [Thu], 2018, 14:38
みなさんが続々と総括を投稿している中で一番最初に御礼を言わなくてはいけない製作委員長の私が最後になってしまい申し訳ありません。
この10年でSNSたるものが発達し、すべての記事と感想に目を通したりシェアしたりしているうちに、かれこれ数日が経ってしまいました。

このたびは10周年記念公演に関わってくださった皆さま、見に来てくださった皆様、本当にありがとうございました。

見に来てくれたお客様、参加してくれた出演者の皆様、製作委員会のひとり一人にご挨拶したいところなのですが
なかなか時間的な制約があり、この場でまとめてご挨拶することをお許しください。

本当にありがとうございました。


製作委員長@プロデューサーとしてみなさんに伝えたいことがいくつかあります。

「こころのミュージカル」を始めようと思ったきっかけ、その思いはパンフレットのご挨拶に書かせていただきました
一番下につけておきます。よかったら読んでください。

この中で10年間続けることは大変だった、とあります。
5年目でまず私は一度資金面で壁にぶつかります。
手弁当で、自分の財産をつぎ込みながら続けていくのはよっぽどのお金持ちでないとできません。
そして7、8年目で今度は集客の壁にぶつかります。
回数を重ねていくうちに、見にくるお客様もだんだんベテランさんになっていきます。
難しい、長い、歌やバレエが下手、ポスター、キャッチコピー、広報、はたまたコスモホールの立地に対する注文まで、いろんな意見をいただき、工夫に工夫を重ねてもうまくいかないこともありました。
そして昨年は運営面で壁にぶつかります。
製作委員会のスタッフの仕事がどんどん日常を削ることになり、疲弊していくのを見て、このままではここみゅは続かない、と悩みます。

そんな中、私の悩みにいちいち寄り添い、アイデアを出して、助けてくれたのは奥村先生でした。
資金面では助成金をとってくださり、作品の作り方も、それぞれのスタッフを一人一人育てて、いちいち私が間に入っていた頃に比べて、最後には私が間に入らなくてもよくなりました。
運営面でもプロの手を入れることによって、美術や編曲、映像など、委員スタッフが時間をとられていたところをプロに外注し、そしてできるところを市民に任せてもらうことで、クオリティを担保し、市民がやれるところをやるという満足感が得られるようになりました。
総じて今年はスタッフが最後に寝不足になって健康被害を及ぼすことがなくなりました(笑)

委員スタッフも今年は「いかに委員長の仕事を減らしていくか」を第一に考えてくれました(^^;
私がまごまごしている間に事務局から広報部から演出部から文芸部から、みんな自主的にどんどん動いてくれていて、いつのまにか、すべての仕事がスムーズに動いている!という事態になり、結果「私が現場にいなくてもなんとかなる」というありがたい状況になりました。

参加してくれたキャストさんたちも、自分たちでどんどん自主的に練習したり話し合ったり、学んで話し合って、練習して、作品を作り上げていってくれました。新しい振付家も育ち、子供達の面倒を見てくれる若い助手さんまで育ってくれました。
見ての通り、あれだけ歌が下手だった笑こころのミュージカルが今や主要キャストはほぼ全員歌える!ダンスも歌もある程度のレベルまで達した、というところまでレベルアップできました。

振り返って、これがこころのミュージカル10年の成長なのだなと思います。

見かけ上このような見た目の結果ばかりが注目されやすいですが、実際にはこれはごく一部の成長の結果であって本当の成果はこれだけではありません。

この事業を通して、ひとり一人が他人と比べることなく成長できたこと、目標をもってチャレンジできたこと。
劇中にもありましたが「それぞれの本当に大切なもの」を見つけられたこと。
自分に向き合い「私は私でいい」「私は私の道をいく」と思えたこと。
そしてきつねさんの言ったとおり「ありがとう」が言えたこと。

私はリーダーなので、時に冷酷であったり、自分の気持ちを言わなかったりすることがあります。
そのせいで周囲の皆さんに心配をかけたり、困らせたりしたこともありました。
でもここみゅを先細りにさせずに発展的に前に進めるために、考えて、考えて、考え抜いて丁寧に進んで来たことは確かです。
至らないこともたくさんあったと思いますが、ここまで指導して育ててくれた奥村先生、10年間付いて来てくれた皆さん、本当にありがとうございました。

さてここから、11年目からのここみゅはここみゅを次の世代に残していくようになると思います。
前にも書きましたがこの整った組織と運営方法、委員が入れ替わってもやっていける体制、作品も今回の作品を含め、
先人三部作と地域関連の作品。
もう一度見直して、しっかりした作品として、今出演している子供達が大人になっても上演し続けられるように、残していきたいと思います。
扉のシリーズはぜひ絵本にしたいな、という気持ちもあります(^^)
10年一区切りで入れ替わる人たちもいると思いますが、その際にはお客さんとして、ボランティアスタッフとして、細く長く、関わっていってもらえればと思います。

ここみゅは地域文化を育てる役割があります。
私の場合は「医師とひととして伝えたかったことを伝えるための手段がたまたまミュージカルだった」ということがありました。
でも、「ミュージカルに取り組むこの『時間』と『経験』と『つながり』そのものが人を育て心を育み、地域の文化を育てるのだ」という結論に達しました。
この10年間は私を強くしてくれたと思います。
そして「強くなれば優しくなれる」、主題歌「心の中の光となりて」を私はずっと歌い続けていきたいと思います。

支えてくださった皆さん、本当にありがとうございました

↓ 

「パンフレットのご挨拶」

10年前、「こころに優しさを、生きる力を」を合い言葉に始まったこの「こころのミュージカル」。何度となくくじけそうになり、それでも仲間たちの頑張りや参加してくれた出演者の熱意に後押しされここまで続けてくることができました。10年あればいろんなことが起こります。組織を長く保って続けていくということは並大抵の努力ではできませんでした。何度も原点に戻り、なぜ私はこの事業に情熱を傾けるのか、自問自答を続けてきました。私は昼間は医師の仕事をしています。医師になって20年になりますが様々なシーンに遭遇してきました。10年前にこのミュージカルをやろうと思ったきっかけは「ミュージカルというものを通して、「こころに優しさを、生きる力を」関わる人たちと一緒に探し身につけたい、と思ったからです。今の生きにくい世の中を、自分の力を育て、仲間の力を借り、みんなで支え合い生き抜きたい、そう思ったからでした。そんな趣旨に賛同してくれた仲間たちと、素人だった私たちを一から育ててくれた、奥村館長の指導で10周年にふさわしいテーマに出会うことができました。丸岡秀子先生はまさに、私の目指した女性の姿でした。私が初めて丸岡先生について知ったのは小学校六年生のときです。担任の先生に「ひとすじの道」を読むように勧められたことをよく覚えています。現在では女性の権利も守られていて、私自身、女性であることにハンディを感じることなく、仕事も子育ても趣味も何もあきらめることなく両立することができています。しかし私たちの幸せな時代の到来は先人たちの計り知れない努力の結果なのだ、ということを今年の活動を進めていくにあたり、改めてありがたく思うこととなりました。佐久にすばらしい先人がいたことを誇りに思い、私たちらしく歌とダンスで今日足を運んでくださったお客様にご紹介できたら、と思います。どうぞ最後までご観覧ください。








また個人的にお手紙やお花をくださった皆さん、どうもありがとうございました。
大切にさせていただきます(食べちゃったものもありますが(^^;。。。) 
  • URL:https://yaplog.jp/yatonoturugi/archive/1188
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