亥の子餅

November 30 [Thu], 2006, 23:27
薄茶色の求肥生地に金ゴマ、中味は丁寧に漉されたこしあん。各店でそれぞれに販売されている「亥の子餅」ですが、大体はこの形。イノシシの子供、うり坊を象っているのでしょうか?
「亥の子って知ってる?」周りの人たちに聞いてみました。お茶をたしなむ人は「炉開き」の日ということで知っているようですが、わたしを含めて心得のない者はなじみのない行事です。それでも「亥の子餅」を買ってみたのは、去年、今年といろんなブログで紹介されていて、とても好奇心をそそられたから。
そういえば、昔読んだ歴史小説で「炬燵開き」の日に大奥で配られる場面があったのを思い出しました。「炬燵開き」という行事もわたしの周りではありませんが、寒さが本格的になり暖房を入れる日…冬の始まりと思えば、親しみも湧きます。
去年の「亥の子」は11月の初旬だったそうですが、今年は今日11月30日。霜月の終わりの日に「炬燵開き」の日が来るなんて、なんだかとてもふさわしい。
明日から師走。暖冬気味とはいえ、寒さも忙しさも一段と増すと思います。風邪や疲れに気を付けて、今年最後の月を乗り切りましょう。

竜田

November 29 [Wed], 2006, 22:31
先週から今週末にかけて、紅葉の見頃が続いていますが、上生菓子もこの季節は紅葉の見頃を迎えています。
紅葉の形に象られたこなしをサッと半分だけ朱色で色づけて、後半分はそのままの色で。中味は上生には珍しく白あん。どちらもちょっと固めに練り込んで、ねっとり濃厚な味と食感です。さすがにこれだと、お抹茶でいただくのが正解ですね。
紅葉をお題にした上生の中では、色遣いがちょっと地味ですが、ひなびた古刹で見る秋の風景を連想させる一品です。
関西で紅葉の名所といえばつい京都を思い浮かべがちですが、百人一首にも詠まれている「竜田川」も有名です。その竜田川の近くには竜田山があり、そこには秋を司る女神「竜田姫」が宿っているという伝説があるそうです。
ここ数年、紅葉狩りは人混みに揉まれながら京都に出かけていましたが、来年あたりはのんびり大和路の散策もいいな…と、気の早いことを考えています。

クレームブリュレ

November 27 [Mon], 2006, 22:13
カリッ、パリッ、卵とミルクの味にギャラメリゼの楽しさが加わったクレームブリュレ。映画の「アメリ」の様に全部ガシガシガシっと割って食べるのもいいですが、わたしは少しずつ割りながら食べて、最後まで飴の食感を楽しむのが好きです。
かわいいフライパンに入ったブリュレは焼きたて、焦げたてで表面は温か、中味は冷たくふたつの温度差を味わえます。それに添えてあるアイスのひんやり感も合わせて、とても楽しい一皿。甘みにあきたら、フルーツの瑞々しさでお口直し。秋らしく、柿、ラ・フランス、栗の渋皮煮と旬のフルーツづくし。デコレーションに使ってある、チョコソースも残さずいただきました。
ブリュレはお持ち帰りもありますが、出来たてをお店でいただくのもいいですね。それに、お皿をかわいくフルーツやアイスで演出するのはカフェのイートインならでは楽しさ。おうちでも出来ないわけではないけれど、ポットサービスのお茶を飲みながらの時間は貴重なリフレッシュタイムです。

もんぶらん

November 25 [Sat], 2006, 23:50
栗のぐるぐる状のペーストも無いし、丸ごと栗の甘露煮もないし…だから、「モンブラン」じゃなくて、「もんぶらん」なんです。みっしり詰まって、ぎゅっと固めた四角い和菓子。「和」もんぶらんです。
外側は栗と白小豆をしっかり練り合わせたなめらかな白栗あん、中味は焼き栗で作った栗きんとん。細かい栗の粒が残っていて、ほのかに焼き栗の香ばしさが口の中に漂います。普通の栗きんとんはホロホロっとした食感ですが、こちらの方は練りきりに近いねっとりとした食感、上生を食べているようです。栗の味わいと同時にあんこの美味しさも味わえる和菓子。約7p四方ので、一人で一個食べるより切り分けてふたりで食べるのがいい具合の大きさです。
これは、紅葉狩りに行った京みやげ。京都に行く前はおやつはあのお店、このお店どこにしよう…と楽しみにしていましたが、混雑と移動と夕食の加減でどこにも行けず…。その代わり、小一時間ほどデパ地下をゆっくり見て回り、京の名店のお菓子を見比べることが出来て、目の保養にもなりました。
京都に観光に行かれる方で、時間があまり無い方はデパ地下がねらい目ですよ!京の老舗がずらり揃っています。



地味ながら雰囲気のあるパッケージで、季節のおみやげにぴったりです。

11月のクレープ

November 23 [Thu], 2006, 20:31
10月に続き今月も食べてきました、月替わりクレープ。11月は「紅玉りんごの丸ごとオーブン焼きクレープ」です。
先月から11月はリンゴのクレープと聞いて楽しみにしていましたが、丸のままの焼きリンゴとは嬉しい「予想外」です。紅玉りんごは酸味がとってもあってこの様に火を入れて甘いソースと合わせるとピッタリです。焼きリンゴの中にはアーモンドの焼き菓子が詰めてあって、ボリュームたっぷり。ソースもクリームの風味がしてなめらか、添えてあるキャラメルアイスとの味のバランスもすごくいいですね。
クレープ生地もお皿からはみ出しそうなボリュームで、ガレットと合わせて食べるとお腹いっぱいになりました。ところで、焼きリンゴの皮って残すものなのでしょうか?わたしは全部食べてしまいましたが…。
友達とのおしゃべりもはずんでついつい長居をしてしまい、あわててお店を出たのですが今日は休日ということで、表には行列が…。値段もお手軽なので、本当に人気のお店です。
ブログ仲間のoliveさんもお気に入りのお店で、同じメニューを召し上がりました。
来月のメニューは何かな〜って、あ、急いでいたので見損ないました。でも、来月もがんばって行きたいと思ってます。

大国様と白うさぎ

November 21 [Tue], 2006, 23:38
いつもとは違う慣れない仕事を抱え、イライライラ。時間はどんどん過ぎていくのに、一向にはかどらずイライライラ…。
「まぁ、饅頭でも食べますか?」そう声をかけられて差し出された包み。「いや、いいです」と言いかけて、ふと我に返る。根を詰めてイライラしても進まないときは思い切って気分転換。ちょっと休憩、一休み。
熱いお茶を入れて、包みを開ければ…なんとかわいい一口サイズのお饅頭。「大国様と白うさぎ」…なるほど、鮫に毛皮を剥かれた白うさぎと、それを助けてくれた優しい大国様のお顔。蒲の穂はうさぎの傷を癒した妙薬。お饅頭に焼き印で、お話に因んだかわいい絵が描かれています。
そんな懐かしい昔話を思い出しながら、お饅頭を食べれば、中からホロホロ優しい色の黄味餡。お饅頭の皮もしっとりと。やはり、甘いモノは心が和みます。
息もつかず仕事進めて、手早く終わらせてしまうのが理想だけれども、そうは行かないもの。そんなときは、急がば回れ。仕事で煮詰まったら、ちょっとお菓子とお茶で休憩してみませんか?

チョコレートポテトチップス

November 19 [Sun], 2006, 21:59
北海道物産展には必ず販売されていて、とっても有名なお菓子なんですが、今までちょっと手を出さなかったのには理由が…1.ポテトチップスなのに結構高い(630円) 2.塩辛いポテチに甘いチョコって味的になんか抵抗がある…ということで、買うチャンスは何度かあったのに敬遠してました。
でも、友人の「めっちゃ美味しいですよ!ツボですよ!オススメですよ!」の言葉に気持ちが動き、「ま、モノは試し」と買ってみました。
で、食べた感想は…イケました。美味しいです。意外な味がツボです。イチバン気になっていた塩味にチョコっていう組み合わせ、これが妙にあいます。オツです。ポテチもちょっと厚めで、歯ごたえがクセになるし、コーティングされているチョコも甘すぎず、苦すぎず絶妙のバランスです。飲み物も、紅茶、日本茶、ミルク、ドリンクヨーグルトetsと合わせていただきましたが、どれも合う合う!TVを見ながらついつい食べ過ぎてしまうのがキケンといえばキケンです。きっとすごい高カロリーのお菓子でしょうから。

柿と天然水のゼリー

November 17 [Fri], 2006, 22:42
栗、かぼちゃ、芋、と来れば…その次は?そりゃ「柿」でしょう!
夏向きのお菓子の感があるゼリーも秋のフルーツでアレンジ。カラフルな色合いがお決まりのゼリーですが、「天然水」を謳っているだけあって、無色透明。中の柿と黒豆の色が、とってもシック。固さもぷるる〜んとまでは行かなくて、とろ〜ん、フルフルっと柔らかめの食感です。
横に添えられているのは柿ソース。今にも崩れそうな熟柿をそのままソースにしたような味ととろみで、上からかけるとあっさりとしたゼリーの味に濃厚さを添えてくれます。
ゼリーをひとくち「フルフル」柿をひとくち「くにょ」黒豆をひとくち「ほこ」っといろんな食感が楽しめました。
柿そのものはあんまり食べないわたしですが(嫌いじゃないのよ)デザート類や和菓子に使われている柿は自然な甘みがあって、他の果物とは違った瑞々しい味わいが楽しめますね!

袴着の祝

November 15 [Wed], 2006, 22:44
つやつやの薯蕷饅頭。あっさりこしあんはやや水分少なめのほこっりしたタイプ、丁寧に漉されて上品な口溶け。真っ白な皮は、食べるとつくね芋の食感そのままにとろりと口の中でとろけて行きます。
「袴着の祝」とは、五歳の男の子が初めて袴を着用する古くからの儀式。碁盤の上から袴の紐を結んでもらったかわいい男の子がぴょんと飛び降りる様子をテレビで見たことがあります。そう、今日は七五三です。
饅頭の真ん中に描かれている升目は「碁盤」を、緑はお目出度い松を表しているそうです。
周りにその年頃の子供がいなので、最近の七五三事情はよくわかりませんが、「袴着の祝」の様な行事は旧家でしか、行われていないのでしょうか?
それでも、今週の週末にはあちらこちらで可愛く着飾った子供達が氏神様にお参りする姿が見られることでしょう。
沢山の人たちの愛情に包まれて、みんな成長していかれますように。
最近の子供達を巡る暗いニュースを見るに付け、そう願わずにはいられません。

栗蒸し羊羹

November 13 [Mon], 2006, 20:09
シーズン真っ最中「栗」のお菓子の定番中の定番といえばこれですね!
栗の入った普通の羊羹は年中売られていますが、栗蒸し羊羹は秋限定のお菓子で、お店によってはすごく短い期間しか販売されない所も多いようです。
和菓子の老舗で買ったのですが、ちょうど半棹(ハーフサイズ)の品が置いてあり、家族の少ない我が家のおやつにピッタリ!栗蒸し羊羹は案外日持ちがしないので、食べきりサイズが重宝します。



もっちりしたあんこの生地は、まるで小豆そのものを食べているようで、豆の香りがとってもします。中に入っている栗は甘露煮と思っていたのですが、砂糖がとても控えてあるようで栗の自然な甘さが楽しめます。もちろん、ホコホコした食感も!



砂糖は使われているはずなのに、小豆と栗、秋の恵みそのままの味が楽しめる棹物でした。
ここ数日で季節が進み、ようやく晩秋らしくなりました。寒いのは苦手ですが、秋から冬にかけての味覚は寒さが際だつ方が美味しくなるみたいですね。
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