今後のFX注目通貨?ユーロ

September 27 [Mon], 2010, 23:12
さて、今後の長期的な注目通貨ですが、
まずは、やはりオーソドックスなあたりでユーロでしょうか?
(前回の記事「強くなる国に投資する」の続きです。)

現在、世界の基軸通貨はアメリカドルとなっています。
ですが、既に将来的にはアメリカの国力は衰えていくと見られていてその後に、世界の基軸通貨になるのはユーロだと見られています。

ユーロとドルの力関係は、ここ最近のチャートを見てもわかるとおり、ここ2年ぐらいの間に、どんどんあがってきています。
(残念ながらユーロ/ドルの買いはスワップマイナスですが。。。)

ユーロ建ての債券発行額は、既に米ドルを上回っていて、各国政府の外貨準備としても導入されつつあるようです。
もちろん、対円でもユーロは上昇していて、どんどん最高値を更新していますね。

ちなみに、ユーロは1999年にEU12カ国の通貨を統合して誕生しました。
現在では2007年にスロベニアが加わり、13カ国となっています。

現在の金利は4%で、FX Onlineでは1万通貨あたり166円のスワップが発生します。
ユーロはどこの取引会社でも扱っているので、買いやすいですよね。

でも、現在は円に対して非常にユーロが高くなっていて、ちょっと買うのは怖いかもしれません。
まあ、私は、それでも10年後を見て購入するのであれば、もっておきたい通貨だと思っています。
もちろん、ユーロに不安がないわけではありません。
ユーロ圏での赤字は増えているし、主要国であるドイツやフランスでは失業率が高くなっています。

それでも、やはり将来を考えたときに、大暴落するリスクは少ないのではと思っています。
ちなみに、ユーロがあがるだろうと予想した時には、もちろんユーロは買いであって売ってはいけません。
あたりまえの話ですよね。
「マイナススワップなのに売るわけないよ?!!」
と思うかもしれませんが、ついつい売ってしまうことってあるんですよ。

例えば、EUR/TRYの売りです。
(EUR/TRYについては「必見!スワップ派に最強の通貨は!?」で書いています)

600円以上のスワップが発生するので、売っている人も多いのでは・・・。
もちろん、EUR/TRYを売ってはいけないということではありません。
何も考えずに売るのではなく、ユーロよりもトルコの方が今後上がるとと思えば、売ればよいのです。

私は、GBP/TRYとEUR/TRYで、どちらを売ろうか迷ったときGBP/TRYにしました。
スワップが高いからということもありましたが、ポンドとユーロを比べたときに、今後あがっていくのはユーロかなと思ったからです。

もちろん、ポンドとユーロとトルコを比べたときに、トルコの成長が一番であれば、GBP/TRYの売りでも、EUR/TRYの売りでも大丈夫なのですが・・・。

また、口座を開いて初めてポジションを持つ時など「とりあえずドル円を買っておこうか」と思う人も多いと思いますが、そういう時でも、ドルとユーロ、どちらが強くなるかを考えると
買う通貨は必然的に決まってくるかもしれません。

というように、通貨を選ぶときに、何となくでも通貨の将来的な力関係を考えながら保有するポジションを決めていくというのは大事だと思います。
そうすることで、何を買ってよいのか迷うことも少なくなるし、ロスカットに合う可能性も少なくなってくると思います。

と、そんなえらそうな事を言いながら、実は、最近のユーロがあまりにも高くなっているため、リスクヘッジとしていつのまにか私もユーロ/ドルを売っていました・・・。
たまに鉄則を忘れて、ついつい自分の言っている事と反対の事をしてしまっているようです(笑)

相関係数でリスクヘッジ!

September 21 [Tue], 2010, 22:58
今日は、スワップ派のリスクヘッジについて考えてみたいと思います。
スワップ派にとって、持っているポジションがロスカットにあってしまうのが1番こわいことですよね。

ロスカットを避けるためには、レバレッジを低くして、為替の変動に耐えるという方法は、結構一般的で、皆さんいろいろ考えているのではないでしょうか?
それ以外にも、リスクヘッジの方法はいろいろあります。

そのうちの1つに
通貨を複数保有して、為替差損を小さくするという方法があります。

例えば、ドル円とポンド円を所有していたとします。
ドルがどんどん下がって行って、ドル円の含み損が大きくなっていったとします。
でも、ポンドがどんどん上がっていけば?
ドル円の含み損をポンド円の含み益が吸収してくれるので、ロスカットされないですよね?
(実際にはドル円とポンド円は似たような動きをしますが・・・)

このように、逆の動きをする通貨を保有することで為替の変動に耐えることができるのです。
その場合、もちろん為替差益は少なくなりますが、スワップ派としては、ポジションを保有し続けてスワップをもらう事が目的なので
為替差益は重視しなくてもいいですよね?
(出来れば為替差益も欲しいですが・・・)

この「同じ動きをする」とか「違う動きをする」というのを表すのが相関係数です。

相関係数とは、2種類のデータの類似性を示す指標です。
つまり、2種類の通貨ペアがどれだけ同じ動きをしているのかまたは逆の動きをするのかを示す値なのです。

相関係数は、-1から1の値で表され、1に近い場合は正の相関、-1に近い場合は負の相関があるということになります。
正の相関は同じような動きをすることを意味し、負の相関は逆の動きをすることを意味します。

つまり、-1に近ければ、その通貨は逆の動きをすることになります。

アイスランドクローナ/円の取扱開始!!

September 14 [Tue], 2010, 20:32
アイランドクローナ/円の取扱がヒロセ通商
でとうとう始まるみたいです。

今までアイスランドクローナ/円の取扱は、
私の知る限りではなかったので画期的ですね?!!
EUR/ISKはFX-naviなどで取り扱っていたのですが・・・。

ちなみに、アイスランドクローナはトルコにつぐ高金利通貨で金利は14.25%です。
これは過去最高の水準のようです。
トルコリラは現在17.5%なので少し低いですが、現在クロス円として購入できる通貨の中では2番手にくるのではないでしょうか・・・?

ヒロセ通商では6月25日からデモで取扱をはじめ、準備が出来次第、リアルでも取り扱っていくようです。
今から口座開設をしておくとちょうどいいぐらいですね。
ちなみにヒロセ通商のHIROSE-FX2での取り扱いになるため、トルコリラを扱っているFX-Traderとは違うのでお間違いなく・・・。

現在のISK/円は約1.9なので、1万通貨でレバレッジ1倍で19000円で購入できます。
ということは、証拠金率にもよりますがかなりの小額資金で始めることができそうです。

しかも最近暴落していたようなので買い始めるにはちょうどいいかもしれません。
といっても、ヒロセ通商で実際に売買できだすまでにはまだ少し時間がかかりそうなので、その頃にどのくらいのレートになっているかはわかりませんが、高金利好きの日本人が買いだすのは間違いなのでこれから多少上がっていくかもしれないですね。
あと、ヒロセ通商では、今のところ信託保全ではありませんが今年中には信託保全になる予定みたいです。

情報をくれたたまゆらさん、ありがとうございました?!!

GBP/TRYのレバレッジ

September 07 [Tue], 2010, 22:49
今日はスワップ最強通貨のGBP/TRYを実際に買うときのレバレッジについて考えてみたいと思います。
実際に購入するときに、1万通貨あたりいくらの資金を用意しておけば安全なのでしょうか?
GBP/TRYについて、まだ知らない人は前の記事から読んでくださいね。
(「必見!スワップ派に最強の通貨は!?」)

まず、GBP/TRYの基本情報から。(全てFX-navi の場合になります。)

◆現在のレート・・・・・・約2.6
◆必要な保証金(1万通貨)・・・約9万6千円
◆スワップ(1万通貨)・・・約800円(毎日変動します)

過去半年間のチャートです。(クリックすると大きくなります。)
半年間前は約2.9だったのが、この半年間でどんどん下がって、今では約2.6ぐらいのレートとなっています。
ちなみにGBP/TRYでスワップをもらおうと思ったら
ショートポジション(売り)のため、レートが下がると為替差益が発生します。
現在は下がり基調なので、為替差益もスワップ金利もGETできてかなりおいしい状況です。

半年間で約0.3下がっていますが、0.1下がるといったいいくら得になるのでしょうか?
クロス円通貨ではないので、ちょっとわかりにくいですね。

GBP/TRYのレート2.6とは、ポンド1に対してトルコリラが2.6であることを表します。
(2.6トルコリラで1ポンドが買えるということですね。)
なので、0.1動くということは、日本円になおすと
0.1×92円(現在のトルコリラ)=9万2千円動くということになります。

半年前にGBP/TRYを1万通貨売っていた場合
約27万円の為替差益が出ているということです。
さらにスワップ金利が約800円×180日(半年間)=144000円となるので為替差益とスワップ金利で、40万以上のプラスが出ています。
大きいですね?!!

ただし、逆に言うと、半年間で0.3あがる可能性もあるわけですよね?
ということは、もし今から半年間で2.9に戻ると、為替損益がマイナス27万円になるということです。

同じ保証金が必要となるGBP/JPNで考えた時に、ここ半年間での最高値が約241円、最安値が約221円なので、20円ほどの値動きです。
つまり最高値から最安値に動くと、マイナス20万円となります。

値動きが激しいと言われているGBP/JPYよりも、さらに大きく動いていますね。
これだけ見ると、GBP/TRYの値動きは非常に大きく、危険なポジションということになります。

ただし、GBP/TRYのスワップが非常に高いため、
もし、半年間で0.3あがったとしても、
-27万円(為替損益)+約14.5万円(スワップ益)=-12.5万円
そのまま一年間保有していれば、
-27万円(為替損益)+約29万円(スワップ益)=+2万円
となり、トータルではプラスになります。

逆に先ほど比較したGBP/JPNを考えてみると、もし半年間で20円マイナスになった場合、ポンド/円のスワップは約320円なので、
-20万円(為替損益)+約5.7万円(スワップ益)=-13.3万円
となり、GBP/TRYと比べてトータルのマイナスは大きくなります。
1年間保有していても、
-20万円(為替損益)+約11.5万円(スワップ益)=-8.5万円
となるので、トータルはまだマイナスですね。

そう考えると、多少値動きは激しくてもスワップが高いため、リスクはかなり減っていることになります。

それでは、1万通貨購入するのに、いくら用意しておけば安全なのでしょうか?
まず、保証金で9万6千円かかります。
もし半年間で0.3あがることを想定すると、スワップを入れてもマイナス12.5万円になるので、9万6千円+12.5万円で約22万円は最低でも口座に入れておきたいですね。

もちろん、0.3以上動くこともあるので、安全思考の方はもう少し入れておいた方がいいでしょう。
レバレッジで考えてみると、レバレッジ1倍で購入するのであれば、GBP/TRY1万通貨で約240万円の保証金が必要となるため、22万円で1万通貨を購入する場合は、約11倍のレバレッジ、もし30万円で1万通貨を購入する場合は、約8倍のレバレッジとなります。

通常レバレッジ5倍ぐらいで安全運転されている方は口座に約50万円の資金を用意することになります。

私の場合は、FX-navi は今のところトルコリラ専用口座として運用しているのですが、約10倍ぐらいでの運用になっています。
ただし、TRYが下がりだしたり、GBP/TRYが上がりだした時のために追加する資金は一応用意してあって、レバレッジ5倍ぐらいには押えれるようにしています。

今のところは、トルコリラが上がり基調のため、スワップ、為替差益ともかなりの利益が出ていますが・・・。
トルコリラは、スワップ派にとって、とても魅力的な通貨ですが、まだ新しい通貨のため、今後どんな動きをとるのかは誰にもわかりません。

何度も言うようですが、レバレッジには気をつけて運用してくださいね。

GBP/TRYのスワップが高い訳

September 01 [Wed], 2010, 18:57
さて、今日はスワップ最強ポジションのGBP/TRYについて
少し詳しく見てみたいと思います。

まだ前回の記事を読んでいない人は、そちらから読んでくださいね。
(「必見!スワップ派に最強の通貨は!?」)

GBP/TRYでスワップをもらおうと思ったら、GBP/TRYを売らなくてはいけません。

これはポンドのスワップよりもトルコリラのスワップの方が高いからです。
現在ポンドの金利は現在5.5%、トルコリラの金利が17.5%、この金利差が、スワップになるわけですね。

単純に考えると、じゃあ、日本のように、もっと低金利の国との間のスワップの方が高いのではないか?と思いませんか?
例えば、TRY/JPYの買いとかですね。

私も最初はそう思いました。
でも、そうではないんですね。

GBP/TRYを1万通貨分売るということは、トルコリラを1万通貨売っているということではありません。
ポンド1万通貨分でトルコリラを売っているのです。

分かりやすくポンドが現在240円、トルコリラが90円とすると、240÷90=2.7となり、ポンド1万通貨で約2.7万通貨のトルコリラを売ることになるのです。
ということは、トルコリラ2.7万通貨分の1年間のスワップ金利は2.7万通貨×17.5%×90円=約42万円となります。
ポンドの方は1万通貨×5.5%×240円=約13万円です。

この42万円ー13万円=約29万円が、
GBP/TRYを売った場合の1年間のスワップとなるわけです。
(概算ですが・・・)


TRY/JPNを買っている場合、トルコリラを1万通貨持っていることになります。
すると、1年間のスワップ金利は
1万通貨×17.5%×90円=約15万円の金利となるので
GBP/TRYを売った方がスワップが高いということになるのです。

そりゃ、そうですよね?
トルコを1万通貨分ではなく、実際は2.7万通貨分のスワップなんですから!

「1万通貨」というのは、売りでも買いでも左側の通貨が1万通貨分と覚えておいて下さい。

ここで、気づいた人もいるかもしれません。
1万通貨で考えると、GBP/TRYの方がTRY/JPYよりもスワップが高いけど
保証金から考えたら・・・?

例えばFX-naviの場合、保証金は取引通貨の4%となっています。
TRY/JPYの保証金は
90円×1万通貨×4%=36000円となります。
GBP/TRYの場合は、
240円×1万通貨×4%=96000円となります。

もし10万円の保証金があったとすると、
トルコリラの場合は2万5千通貨買うことができます。
(FX-naviは5000通貨単位で売買できるので・・・)
GBP/TRYの場合は1万通貨売ることができます。

どちらがスワップが高いか・・・?
それはやっぱりトルコリラを2万5千通貨分買った方ですね。

ということは、TRY/JPNの買いとGBP/TRYの売り、
どちらが得かをまとめると、

★保証金から考えると、TRY/JPNの買いがスワップは高い
★1万通貨あたりで考えると、GBP/TRYを売った方がスワップは高い

ということになりますね。

どちらが得かは微妙ですが、やはり1万通貨と2.7万通貨では
2.7万通貨の方が値動きが激しいと思うので(検証はしていませんが・・・)
1万通貨でスワップの多いGBP/TRYの方がお得感がありますよね?
スワップ派にとっては、とにかくロスカットを注意しなければいけないですから!

今日の話、ちょっと難しかったですね?
分かりにくかった方は、今日の記事は読み流してください(笑)
私がGBP/TRYを知った時の疑問点を書いてみただけなので・・・。

本当は実際にGBP/TRYを買う場合のレバレッジなどを考えるつもりだったのですが長くなってしまったので、また次回にしますね。
すみません・・・。