複数通貨のレバレッジ

July 28 [Wed], 2010, 23:32
先日友人に「1つの通貨を買う場合のレバレッジについては分かったけど、複数通貨を買う場合のレバレッジが良く分からない」といわれたので今日は複数通貨のレバレッジについて考えたいと思います。

わかりやすく、レバレッジの方から考えると。
資金が100万円あった場合、単純に
レバレッジ5倍なら 100万円×5=500万円
レバレッジ10倍なら100万円×10=1000万円
分の通貨を購入できるということです。

例えばドル/円を120円で5万通貨、
ユーロ/円を160円で2万通貨、
NZ/円を90円で1万通貨購入すると、

ドル/円・・・120円×5万通貨=600万
ユーロ/円・・・160円×2万通貨=320万
NZ/円・・・90円×1万通貨=90万

となり、全てを足すと
600万+320万+90万=1010万となり
100万円の資金で1010万円の購入なので約レバレッジ10倍となります。

では、レバレッジから考えるのではなく
どれぐらいの資金があれば安全なのかをまず考えて
それからレバレッジを計算した場合を考えて見ます。

私がメインで使用しているセントラル短資 の場合ですが、
ドル/円の必要証拠金は購入金額の4.8%、
ユーロ/円の必要証拠金は購入金額の5%、
NZ/円の必要証拠金は購入金額の6%、
ロスカットはそれぞれ必要証拠金の20%となります。

ドル/円を1万通貨の、ロスカットになる金額は
120円×1万通貨×4.8%×20%=11520円
ドル円が今後20円ぐらいは下がるだろうと予想すれば
11,520円+20万円=211,520円
211,520円用意して1万ドル購入すれば安全ということになります。

同じようにユーロ/円の場合はロスカットの金額が
160円×1万通貨×5%×20%=16000円
今後15円ぐらいは下がると予想すると、
1万ユーロ購入するのに16000円+15万円=166,000円
が必要となります。

NZ/円も同じように計算すると、ロスカットの金額が
90円×1万通貨×6%×20%=10800円
今後20円ぐらいは下がると予想すると、
1万ユーロ購入するのに10800円+20万円=210,800円
が必要となります。

これで、それぞれの通貨ごとに、1万通貨購入するために必要な金額がわかったので、あとは資金は100万円のなかで、どういう組み合わせで購入するかを考えていきます。
例えばドル/円を3万通貨、ユーロ/円が1万通貨、NZ/円が1万通貨購入することにしたとします。
この場合のレバレッジは
120円(ドル/円)×3万通貨=360万
160円(ユーロ/円)×1万通貨=160万
90円(NZドル/円)×1万通貨=90万

これを全部足しと610万円分となるので
レバレッジは約6倍ということになりますね。

どちらでレバレッジを考えてもいいと思いますが、スワップ派の最終的な目的はロスカットに合わないことなのでどのぐらいのレバレッジにすればロスカットに合わないかというのを良く考えて決めないといけないですね。

今はどんどん円安にすすんでいますが、急に円高がくることも頭に入れてレバレッジの設定をしてくださいね。
あ、あと、ロスカットになる金額は、各FX業者によって異なるのでそのあたりも調べて設定してくださいね。

ポジションの見方

July 23 [Fri], 2010, 18:00
今日はポジションの見方についてまとめてみます。

まず、超一般的なドル/円から。

USD/JPY(ドル/円)のロングを1万通貨取引すると、
1万ドルを持っていることになります。

レートが1ドル120円とすると、120円×1万通貨で120万円分のドルを持っていることになります。
スワップはこの120万円についての金利なので、ドルの年利が5%の場合は120万円×5%で約6万円の金利を日割りにしたものが、スワップですね。

スワップとレートは右側の円で表記されるので、スワップが150と書いてあれば150円、レートが115円になった場合は(120円ー115円)×10000通貨で5万円の損失となります。
右側が円の場合はとてもわかりやすいです。

それでは、右側が円以外の場合はどうなるのか・・・。
FXを始めたばかりのころは、これがわかりませんでした。
例えば、人気のGBP/CHF(ポンド/スイス)の場合です。
このポンスイを1万ポンド購入した場合は、ポンドを1万通貨保有していることになります。
1万ポンドが240円の場合は、240万円分のポンドを持っていることになります。

その場合の保証金は、例えばレバレッジ10倍で運用するなら24万円が必要になってきます。

スイスフランでポンドを購入したことになるのですが、実際にスイスフランを持っていないと購入できないわけではなく
それに相当する保証金を日本円で用意して購入することができるのです。

この場合のスワップとレートも、ドル円と同じく右側の通貨を見るので
スイスフランで計算することになります。

例えばスワップが2.1(1万通貨あたり)と書いてあるとします。
スイスフランが99円の場合は2.1×99円で207円のスワップとなります。

FX業者によっては1通貨単位で0.00021と書いてある場合もあります。
その場合は0.00021×99円×10000通貨=207円と計算します。

またレートが2.42から2.40に下がったとすると、
0.02フラン動いたことになるので、
0.02×99円×10000通貨=19800円のマイナスとなります。

まとめると、保証金はポジションの左側、
スワップとレートはポジションの右側の通貨で計算するということです。

だから、GBP/円でもGBP/CHFでもGBP/USDでも必要な保証金は同じということになります。

クロス円以外の通貨については、いちいち計算が面倒ですよね?・・・。
でもスワップについては、最近日本円に換算してくれている業者も増えてきているので結構便利になってきています。

ちなみに、これからどんどん日本円の金利が上がっていった場合(ないとは思うけど)
クロス円の通貨ではスワップが少なくなってしまうので、クロス円以外の取引が必要となってくるかもしれません。
私もまだまだクロス円以外の通貨取引は苦手なので将来のために少しずつ勉強していこうと思っています。

ロスカットにご用心!!

July 18 [Sun], 2010, 21:45
私は、スワップ派としてFXをやる上でとても大事なことは、ロスカットにかからない事だと思っています。
スワップ派は為替差益を目的として外貨を買うのではなく、毎日のスワップをもらう事を目的としています。

極端な話、毎日1万円のスワップが入ってくれば、為替損益がマイナス100万円でもいいと思っています。
決済しなければいいわけですから。

それだったら今の為替レートを考えず、レバレッジを大きくしてたくさんのスワップをもらえばいいかというとそういう訳ではありません。
なぜなら、どこのFX会社でもロスカット(強制決済)が設定されているです。

どこまでマイナスになったらロスカットされるかは、FXの会社によってさまざまです。
例えばFX Onlineでは保証金を割り込んだらロスカット、セントラル短資では保証金の75%を割り込んだらロスカットとなっています。

具体的な例をあげると、
セントラル短資では保証金は5%前後となっていますが、わかりやすく5%とします。
1ドル120円で1万ドル買う場合は60,000円が保証金として必要となります。
この60,000円の75%なので45,000円を割り込むとロスカットが発生するのです。

スワップをたくさんもらおうと思い、100万円の資金で、15万ドル購入すると、確かにスワップは約150円(1万ドルあたり)×15=2,250も発生しますが、口座に必要な保証金は45,000×15=675,000なので、これを割り込むとロスカットされてしまいます。
もし3円円高になると、15×3=45万円の損失が出てしまい、100万円-45万円=55万円となるので、3円円高になる前に、ロスカットされてしまうのです。
その時点で口座は675,000円となり、マイナス325,000となってしまいます。

3円なんて、為替相場では簡単に動きますよね?
これではすぐにロスカットされてしまいます。

もちろん、急な円高がきて、一番の底値で購入でき、そこから下がることなくあがり続ければ問題ないですが、そんな事は一般人には無理ですよね?。(きっとそれが出来るうらやましい人もいるのでしょうが・・・)
ということで、安心してスワップをもらい続けるには、自分の資金でいくら買っても大丈夫かをまず自分の中で決めなくてはなりません。

今のレートからどこまで下がる可能性があるのか?
本日のドル/円は約118円だけれども、近い将来、下がっても5円だろうと思えばロスカットされる保証金45,000円+5万円(5円×1万ドル)で1万ドルあたり約10万円用意しておけばOKということになります。
10円ぐらいは下がるかな、と思えば、1万ドルあたり約15万円用意しておけば大丈夫ということになります。

1万ドルあたり15万円用意するということは、100万あれば6万ドル購入できることになりますよね?
ということは、スワップは100万円あたり約900円となります。(ドル/円のスワップを150円で計算。)

ちなみに私は、だいたい5円から10円あたりの余裕をみて購入するようにしています。
もちろん、その時の為替レートや通貨の種類によっても変えているし、なるべく円高の時に購入するように気をつけています。
たくさんスワップをもらいたいと思い、ついつい高レバレッジにしてしまいがちですが、ロスカットには合わないように気をつけたいですね。

ちなみに1998年にLTCMショックでドル円は2日で20円下げたそうです・・・。
恐ろしい・・・。

レバレッジの設定

July 12 [Mon], 2010, 19:26
先日、FXを始めたばかりの友人が
「セントラルにしようかと思ったけどレバレッジ20倍は怖いから為替ドットコムにした」
と言っているのを聞き、そういえば、私もFXを始める時にレバレッジの設定はどこでどうやって行うのか迷ったのを思い出しました。

FXにおいて、レバレッジの考え方ってやっぱり最初は難しいですよね。

実際に、分からない方が多いので為替ドットコムでは新規ポジション購入時にレバレッジを選択すると、必要な保証金を計算してくれるようです。
でも、実際にはレバレッジとは購入するときに設定しなくても、自分の資金と購入するポジションの量によって勝手に決まるものです。

例えば、ここに100万円あったとします。ドル/円を120円で購入したとします。
その場合、1万ドル買うのに本当は120万円かかるので、120万円÷100万円でレバレッジは1.2倍となります。
その後、もう1万ドル追加で購入すると、120円のドルを2万通貨保有していることになるので、240万円必要なわけですが、資金は100万円ですから
240万円÷100万円でレバレッジは2.4となるわけです。

要するに、レバレッジとは自分のリスク管理のため、資金に対してどれぐらいのポジションを持つかを自分の中で設定するものなわけです。

ただし、FXの会社によってそれぞれ保証金の額が決められていて、MAXのレバレッジは設定されていることになります。

例えば一攫千金を目指してレバレッジ100倍で運用したいとします。
その場合120円のドル/円を1万ドル購入するのに必要な保証金は1万2千円となりますが、セントラル短資の場合は、ドル/円の場合は保証金は4.8%となっているので、120円×1万ドル×4.8%で57,600円の保証金が最低限必要となります。
だからいくらレバレッジは自分で決めたらよいといっても、セントラル短資の場合は100倍は無理なわけです。

ちなみにセントラル短資ではレバレッジは20倍前後となっていて、もちろん、必ず20倍で購入しないといけないわけではなく、MAXが20倍ということです。
私もセントラル短資で口座を持っていますが、現在は約5倍で運用しています。

でもそういえば、私も最初の頃、「レバレッジ100倍」という広告をみて、「そんなの怖くて出来ないよ?」なんて思ってそのFXでの口座開設をやめたりしていました(笑)
もしかしたら最初はみんなそう思っているのかもしれないですね。

レバレッジの活用

July 08 [Thu], 2010, 22:47
FXの特徴の1つは、レバレッジの活用だと思います。

例えば1ドル120円のドル/円。
普通に考えると、1万ドル買うのであれば120万円が必要となります。
でもFXでは、1万ドル買うのに120万円もいらないのです。

いくら必要かは、保証金という金額が決められていて、例えば私の使っているセントラル短資では、ドルを1万ドル買うのに必要な証拠金は約58,000円です。
120万必要なところを、58,000円で買うということは、約20倍の取引をしていることになります。
これをレバレッジといいます。

これは、取引業者によって決められていて、
FX-Onlineではドルを1万ドル買うのに必要な金額は2万円です。
このレバレッジの活用は、スワップをもらう上でもとても大事です。

分かりやすく、ドルを買うのに必要な保証金を10万円とします。
120万円の資金があったとき、レバレッジ1倍で取引をするのであれば、ドルは1万ドルしか購入できません。
その場合のスワップは年間5%、約6万円だったとします。(ドル5.25%、円0.25%の場合)
(詳しくは「スワップとは・・・」参照)

でもレバレッジとフル活用したとして、保証金10万円で1万ドル、120万円で12万ドル購入したとします。
そうすると、年間5%の約6万円×12で年間72万円のスワップを受け取れることになります。
この場合のレバレッジは12倍となります。

ただし、レバレッジと大きくしすぎると、損をする時も大きくなります。
例えば、120円で1万ドル購入し、1年後に110円になっていたとします。
そうするとスワップ6万、為替差益は?10万円ですが、もし12万ドル買っていたらスワップは72万円ですが、為替差益は?10万円×12で?120万円となります。
実際にはその前にロスカットに引っかかってしまって強制的に売られてしまいますが・・・。

ということで、レバレッジは良く考えて決めなければいけません。

私はだいたい5倍?10倍ぐらいで運用していますが、
あまりリスクを取りたくないのであれば、2?3倍であれば良いのではないでしょうか?

その場合、100万円の資金に対して、200万?300万円の外貨を買えることになるので、
現在のドルであれば、1ドル120円として2万ドル購入することができます。
2006年の最安値は108円でしたが、もし108円まで下がったとしても、?12円×2万で?24万となり、ロスカット(強制決済)されることもありません。
だからたとえ108円まで下がったとしても、スワップをもらい続けながら、また120円まで戻ってくるのを待っていればよいのです。

2万ドルでも年間約12万円のスワップが入るのですから、100万に対して12万円で12%の金利です。
すごいですよね?。

FXスワップ派の基本

July 03 [Sat], 2010, 19:05
初めてFXを会社の先輩に聞いた時の感想は「難しそうだなあ・・・」
新聞も読まないし、社会情勢にも疎い私には
金利とか円高とか為替っていう言葉を聞いただけで頭が痛くなりそうな感じでした。

だから実際に始めるまでには随分時間がかかりました。
今思えば、もっと早く始めれば良かった・・・。

ちなみに、FXとは簡単に言うと、外貨をかって為替差益やスワップで儲ける金融商品。
メリットはいろいろあるけれども、スワップがもらえるというのが、私的には一番のメリットだと思っています。

スワップというのは金利差の事で、例えはドル/円を持っていた場合、ドルの金利が現在5.25%、日本の金利が0.25%なので、差額の5%がもらえるということです。
現在のドル/円は、約120円、ということは1万ドル買うと120万円かかります。
120万円の5%は6万円、それを日割りにした金額がスワップといい、毎日入ってくるのです!

実際はスワップ金額はFX業者によって異なり、私の使っているFX業者であれば毎日164円が入ってきます。

年間に5%、毎日164円の金利ってすごいですよね。
日本の銀行に預けていたってほとんど金利はもらえないですから。
外国の金利を知ってしまうと、日本の銀行に預けているのがバカらしくなり、今では投資信託や銀行に預けていたお金を、ほとんどFX口座に移してしまいました。

もちろん、為替差益が発生するので損をすることもあります。
もし120円でドルを1万通貨買っても、1年後に110円になっていれば、10万円の損が発生します。
そうすると、6万円のスワップをもらっていてもトータルでは4万円のマイナスになってしまいます。
そのあたりのリスクをどうやって小さくしながら、スワップをもらえるか現在いろいろと実験しながらがんばっている最中です。

ちなみに現在は毎日約3,500円のスワップをもらっています!
目標は1日1万円のスワップ生活です。