天地人第33話(8.16)

August 18 [Tue], 2009, 0:53
実子お拾い(後の秀頼)が誕生したために、
養子の秀次@眞島秀和が邪魔になった豊臣秀吉@笹野高史は、
文禄4年(1595年)7月、秀次を高野山に追放した上、切腹を命じてしまい、
そんな秀吉に、石田三成@小栗旬直江兼続@妻夫木聡
五大老五奉行による合議制を提案した回。
主人公である兼続が合議制の発案者になってしまったのはしょうがないか

朝鮮出兵と並んで、晩年の秀吉の失策と言われる秀次事件
でも、秀吉の立場だったら、しょうがなかったかもなあ。
本当は、お拾いがまだ幼い間は、秀次に関白を任せ、
お拾いが成人した暁には関白を譲位して、
秀次にお拾いの補佐をしてほしかったのだと思うよ。
ネックになったのは、秀吉自身の年齢でしょうね。
秀吉が生きていれば、秀次→秀頼の政権委譲はスムーズにいったでしょうが、
秀吉が他界してしまえば・・・秀次が関白を譲る保証はない。
秀吉自身が織田三法師が幼いのをいいことに政権簒奪した前科がありますからね。
それどころか、秀次がお拾いを始末してしまう恐れは大いにある。
だから、秀次を切腹させ、妻子30人まで始末して、後顧の憂いを絶ったのでしょうね。
「わしも殺される」と脅えるもう1人の養子小早川秀俊@上地雄輔が、
兼続に助けを求めたのはどうかと思ったが、この人も闇に葬られる可能性はあったでしょう。
これで、秀次がお拾いの命を脅かす心配はなくなったわけですが、
秀次が生きていれば、徳川家康@松方弘樹の天下取りの障壁となってたかもしれない。
しかも、秀次事件で罰せられた大名の多くは、関ヶ原で東軍に廻ってしまう。歴史の皮肉だ。

秀次を切腹に追いこんだ秀吉だったが、関白に復帰することはなかった。
復帰することは可能だったが、自分が他界したときの政治体制の構築を考えたのだろう。
そこで取り決められたのが、五大老五奉行の十人衆による合議制
大老のメンバーは、徳川家康@松方弘樹、前田利家@宇津井健、毛利輝元@中尾彬、
宇喜多秀家@須賀貴匡、小早川隆景@横内正、上杉景勝@北村一輝

隆景がまだ生きてるので、六大老と人数が中途半端だが、キャスティングといい豪華だ
一方、五奉行は知らない役者さんばかりで対照的だ。
この五大老五奉行による合議制はよく出来ていると思う。
これで、豊臣政権の部外者みたいな立場だった家康は、
(松方弘樹が小栗旬をネチネチいたぶる構図は面白かったが、あれはありえん)
国政に参加できるようになったものの、豊臣家の宿老という立場がより明確になってしまう。
秀頼が生きている間、「豊臣家は徳川の主家」という呪いに苦しむことになる。
しかも、合議制のため、好き勝手できない上に、メンバーはほとんど反家康派だしなあ。
メンバーが全員健在だったら、家康は易々と天下を取ることはできなかっただろうなあ。

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