天地人第34話(8.23)

August 25 [Tue], 2009, 1:53
上杉景勝@北村一輝が越後から会津へ国替えすることになったというお話。
会津への国替えで1話まるまる使ったこと自体は正しいと思う。
越後を離れることになったのは、上杉家にとって、断腸の思いだっただろうし、
旧領越後を取り戻すことが、上杉家が関ヶ原で西軍に加担した動機だと思うので。
ただ、懐かしい映像も流してましたが・・・全然心に響かなかったのよね
上杉家と越後の繋がりなんて、全然描かれてこなかったもんなあ。
「この越後でわしのしてきたことは何だったのだろう・・・」
直江兼続@妻夫木聡が慨嘆するのはいいとして、
なんで本心を明かす相手が利休の娘なのかねえ。この脚本家、絶対センスないわ

そういえば、やはり蒲生氏郷は、説明すら出てこなかったなあ。
慶長3年(1598年)、上杉景勝が会津へ移封することになったのは、
文禄4年(1595年)、会津92万石の大名だった蒲生氏郷が急死したためでした。
氏郷が生きていれば、関ヶ原で西軍を勝利に導いた・・・かは何とも言えないけど、
会津に氏郷・越後に景勝がいれば、
関東の徳川家康@松方弘樹、東北の伊達政宗@松田龍平・最上義光etc
への牽制役として、強力なタッグを結成できたんじゃないかねえ。

会津120万石の大大名に成長した景勝ですが、
周囲の伊達政宗・最上義光は、共に野心家、
しかも、共に秀次事件で罰せられ、豊臣政権に反感を抱いている人たち。
特に、政宗にとって、会津は豊臣秀吉@笹野高史に臣従することで手放した旧領。
景勝・兼続が越後を取り戻したかったように、政宗も会津を取り戻したかっただろうね。

そして、越後の新領主となった堀秀治@かなやす慶行と上杉の折り合いも悪かった。
会津への移封の際、上杉家と堀家の間に、ちょっとした揉め事が起きています。
この当時、国替えのときは、去る側の大名が半年分の米を徴収するのが慣習でした
しかし、上杉家は一年分の米を徴収、
堀秀治は半年分の米の返却を要求したが、兼続は無視したらしい。
上杉家と親しい石田三成@小栗旬は黙認したらしく、堀秀治は大いに恨んだそうです。
この堀秀治こそ、後に「上杉に謀反の兆しあり」と主張し、
上杉征伐そして関ヶ原の戦いのきっかけを作った人物。
景勝・兼続もセコい儲け話で、大損をしたものです。
こういう因縁が描かれた方が面白いと思うんだけど、大河の主人公にはふさわしくないか。

また、蒲生氏郷の子秀行は、父親の死後、
会津92万石から宇都宮18万石に大減封されてしまいます
若年の秀行には、東国の押さえは無理と見なされたのでしょう。
これを恨みに思ったのか、
蒲生秀行は、関ヶ原では東軍につき、会津60万石の大名に返り咲きます
家康の娘婿でもあったし、東軍についたのは、当然か。
堀秀治・蒲生秀行を東軍につける結果になってしまったということで、
蒲生氏郷の死→上杉の会津移封の流れは、豊臣政権にとって、失敗としか思えないなあ。

秀吉はすっかり生気を失ってますなあ。そろそろ退場か?
それに対して、家康のギラギラしてること。秀吉を呼び捨てだよ。
この大河では、登場したときから、野心満々だった家康でしたが、
実際は、いつ頃から天下取りを意識したのだろう?秀吉が体調を崩したこの頃あたりかな?

★今までの感想★
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不規則な景勝の「天地人」第34話
休羽捫虱堂  August 26 [Wed], 2009, 6:15
見事なまでに中身のない回でした(汗)【今回の流れ】越後から会津への国替え。以上。いや、いつもならもう少し細かく書くのですが、それほどまでに内容が・・・放送が終わるまでに何回時計を見たか分からないくらいです(笑)とはいえ、流石にこれでは手抜きかとも思うの...
山南飛龍の徒然日記  August 25 [Tue], 2009, 22:32
第34回「さらば、越後」 視聴率14.9%
またり、すばるくん。  August 25 [Tue], 2009, 15:50
ううーん、どうも毎回感想に困ってしまうドラマですけど、
今週は懐かしい回想にちょっと胸が熱くなりました。
やっぱり加藤清史郎くんの演技はいつ見ても凄いっ。

いよいよ「お国変え」ということで、越後から会津への
大移動です。
これって大変だったろうなあ…。

さて、私が今週気になったのは、こちらの本編よりも、

「天地人がやってきた3・歴女大集合」という特番再放送。笑

お菊さん役の女優さんが、神田の某歴史店を訪れたり、
歴史ヒーローに萌えている女子高生にインタビューする
内容なんだけど、
…なんか自分の十代の頃を思い出して微笑ましかった。笑
ああ、あんな感...
空想野郎の孤独語り  August 25 [Tue], 2009, 13:55
大河ドラマ『天地人』第34回:さらば越後

【 国替え 】

 秀吉(笹野高史)の意向で上杉は会津へ国替え。
 徳川・伊達を牽制する位置に置かれたのだけど、佐渡が上杉領に残ったのがミソだったのかな。
 秀吉は、国替えについて「まこと誠、日本国のことを考えておる」と言ってたけど、選挙で綺麗事ばかり並べる政治家並みに信用できない御発言。
 ホントは豊臣家の永続を願ってるんでしょ。
 日本国=豊臣家って感じかな。

 上杉が「国替え指令」に逆らえるはずもないから、唯々諾々と秀吉に従うしか仕方ないですわ。
 上杉には、”義”とか”国家”とか”越後への思い”なんて考える余地を与えられなかったんじゃないかな。
 でも、政府内での存在感が高まり、石高も増える大大名への”出世”を上杉はシンプルに喜んでたかも・・・なんて色々想像しちゃうけど、本物の秀吉や上杉景勝&直江兼続の思惑や考えってどうだったんでしょうねぇ?

【 泉沢ふて寝 】

 国替えに拒否反応の泉沢(東幹久)が、仮病を使ってふて寝。
 気持ちは分かるけど、”引きこもり”とは、なんとも武士らしからざる振る舞い。

 そんな泉沢に兼続(妻夫木聡)は...
今回は 越後から会津への国替えのお話で
名残惜しんで 回想シーンがたくさん入っておりました。
ice-coffee  August 25 [Tue], 2009, 11:33
★<故郷を離れる哀しさ>というのは誰もが共感できる感情。
 そしてこれをどう描くかが作家の力量。

 この作品の作家は<雪>を持ってきた。
 兼続(妻夫木聡)の手に降り落ちる越後の雪。
 なかなか上手い。
 お船(常盤貴子)が子供たちとかまくらに入るのもなかなか。
 紅葉もそうでしたが、この作家さん、自然の風物を使った心情描写が得意なのかもしれない。

 山の頂から越後を見下ろす兼続も絵になってますね。
 これは雄壮で男性的。
 オープングの絵はこういうことであったか。

★さてここからが批判。
 これはこの作品の特質なのだが、それまでの人間関係がじっくり描かれていないので今ひとつ盛り上がらない。
 兼続と泉沢(東幹久)の関係、景勝(北村一輝)と仙桃院(高島礼子)の関係。
 もっと描き込んでいれば別れのシーンが感動的になったのに。

 毎度おなじみの<義>に関してもそう。
 「大きく躍進をするのが義」みたいなことを兼続は言っていたが、<義>というのは実に便利な言葉である。
 「○○するのが義」
 ○○の中に入る言葉はその時々の情況でどんな言葉でも入れられる。
 この作家さん、言葉に対するこだわりがない。
...
平成エンタメ研究所  August 25 [Tue], 2009, 10:24
冒頭、秀吉は秀次の亡霊に悩まされている感じでした
よね{/baikin_1/}
絶対的な権力者でも死が近づくとああなってしまうの
でしょうか??
人身位を極めた者でも一人で死に向かうしかありませ
ん{/kaeru_alone/}
死に際はどんな人間でも同じ様ですね{/hiyo_uru/}

その秀吉から会津移封を言い渡された兼続{/cat_5/}
『秀頼の為ではなく日本の為を案じている、又戦争を
起こしてはならぬ』とまで言われれば受けざるを得ま
せんね。
それも兼続に米沢30万石を与えろと秀吉の内政干渉{/cat_7/}
今回のドラマでは兼続が断った様ですが、実際には兼
続は受けています{/onigiri_2/}
絶対権力者の秀吉に言われては断る術がありません{/kuri_5/}

国替えと言えば…
上杉の前任者・蒲生氏郷や徳川家康なども京都から離
れた場所へ移封されていますよね。
上杉家と同じく加増された上で??
蒲生氏郷が大幅加増され移封された時『これで天下と
りもできなくなった』と嘆いたとも言われています{/hamster_3/}

その蒲生氏郷ですが移封されたのが一回ではないので
す{/kaeru_shock1/}
出身の近江・日野城6万石→伊勢・松が島城12万石→会
津・黒川城42万石(後に92万国少々)
一見トント...
函館 Glass Life  August 25 [Tue], 2009, 6:53
越後を出て会津へ-----------!! ただ今ネカフェ。こちらの更新が間に合ったので、先にこちらを書き上げてしまいます(^^)春日山を出て大大名になることが決まった景勝。出世が決まったはいいけど、それで越後を出ることになるのは究極な選択だわな(><)でも...
◆◇黒衣の貴婦人の徒然日記◇◆  August 25 [Tue], 2009, 3:21
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TO:空想野郎さん
お久しぶりです。
まず、exblogはTB飛ばないんです。ごめんなさい。

天地人、期待してたんですけどねえ。
確かに、地味な人物ではあるけれど、
御館の乱やvs織田・豊臣に関ヶ原etc、
景勝・兼続は数々の危機を乗り越えた人たちなので、
それなりに見せ場はあると思ったんですがねえ。
大河って、明日をもわからぬ時代の中で、
登場人物たちが必死に生きていく姿に
視聴者が感情移入していくためのドラマだと思うんですよね。
でも、今年の大河は、そういう感情移入はできなかったです。
題材というより、脚本家に問題があるのでしょうね。
独眼竜政宗のように、
脚本家次第では面白い大河になったんじゃないかなあ。

孔明の人形、180万ですか??
曹操人形だったら・・・1万8千円なら買うかも(セコい)
August 26 [Wed], 2009, 1:46
まっつーさん、こんにちは♪
以前よりずっとレビューを拝見してきて、楽しく
読ませていただいてました♪

私は謙信後の上杉家に関しては全く知識がなかったので、
こちらの記事はとても勉強になりました。
というか詳しい友人が
「…あんな地味な人物で1年間どーやって放送すんだろ…」と
心配してましたが、なんだかその不安が見事的中しちゃったみたいですね…。

大河のいつも駄目なところは、「新撰組」の時もそうでしたが、
主役の綺麗なところばかり描きだすところだと思います。
「時宗」や「独眼竜政宗」では、さすがに一流の脚本家さん
だったので、そういう事実を掘り起こす作業が素晴らしかった
のですけど、最近の大河はそれが全く失われてますね。

「人形劇三国志」のレビューも書かれていますね♪
私ほんっと大好きで、いつか180万だして孔明先生の
人形買うのが夢です。笑

またまたお邪魔致しますー。
August 25 [Tue], 2009, 14:02
P R
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