天地人第32話(8.9)

August 11 [Tue], 2009, 1:33
豊臣秀吉@笹野高史に実子お拾い(後の秀頼)が誕生、
それに伴う、二人の養子の悲劇が描かれた回。
関ヶ原のキーパーソン毛利輝元@中尾彬・豊臣秀俊(小早川秀秋)@上地雄輔
が初登場した今回のストーリー、よかったと思う。利休の娘は要らなかったけど。
毛利輝元は中尾彬かあ。イメージが違うなあ。
僕の中だと、『葵徳川三代』宇津井健が演じたのが一番ピッタリだったかな
あと、北政所はねえ、『利家とまつ』での酒井法子がチャーミングだったのになあ、
お相手の香川照之僕の中で歴代最高の秀吉だったし・・・うーん、残念だ。

天正19年(1591年)8月に、実子鶴松が病死したため、
天正19年(1591年)12月に、甥の秀次@眞島秀和に関白を譲り、太閤となった秀吉。
もう年齢も年齢だし、実子が生まれることはないと諦めたのでしょう。
しかし、文禄2年(1593年)8月3日淀殿@深田恭子との間に、お拾いが誕生してしまう
そうと判っていれば、秀吉は秀次に関白を譲ることはなかっただろうになあ。
そして、秀次事件も起きることはなかっただろうに。
これは、いろいろな意味で、豊臣家にとって、悲劇だったなあ
文禄2年(1593年)9月、秀吉は、日本全国の4/5を秀次に、
残り1/5を生後間もないお拾いに与えることを約束させ、
更に、お拾いと秀次の娘の婚約を決定、
秀次からお拾いに政権移譲されるよう道筋を用意します。
しかし、それでも安心できなかったのか、秀次を高野山に追放してしまう。
秀次に言い渡す石田三成@小栗旬が魔物のようでした

そして、秀吉のもう一人の養子秀俊、
秀吉は、お拾いの誕生ですっかり邪魔者となってしまった秀俊を
嫡男のいない毛利輝元の養子に押しつけようと画策。
秀俊を厄介払いできるし、毛利本家は乗っ取れるし、一挙両得ですな。
しかし、毛利本家を乗っ取られることを恐れた輝元の叔父小早川隆景@横内正
先手を打って、秀俊を自分の養子にしたいと申し出て、毛利本家乗っ取りを阻止、
小早川家の養子となった秀俊は、後に秀秋と改名して、小早川秀秋となるわけです。

小早川秀秋が秀吉の養子で、他家へ養子に出された人物だと紹介されたのが良かった
結構、知らない人、多いんじゃないかな?
ほとんどの大河だと、関ヶ原でいきなり登場して、例のヤツをやらかしちゃうし
小早川家への養子縁組の背後には、淀殿&三成一派の画策もあるわけで、
そう考えると、秀秋の関ヶ原でのあの行動は当然のように思えるよ。
というか、この人は、もともと西軍にいたこと自体がおかしいと思うよ。

毛利輝元と小早川隆景が上杉景勝@北村一輝に秀俊を押しつけようとした
というのも面白い話だった。
確かに、この当時、景勝にも嫡男がいないので、こういう話があってもおかしくはないな。
お蔭で、景勝が「自分も養子だった」と秀俊に語るというエピソードができた。
ただ、輝元が景勝に恫喝交じりに凄むというのはありえないな。
輝元も景勝も官位は同じ権中納言で、対等の立場だし。
あと、徳川家康@松方弘樹や輝元が三成に嫌味を言うというのもありえない。
家康や輝元に比べると小大名ではあるが、
秀吉の信任厚い三成は、諸大名から恐れていた。だからこそ、嫌われたのでしょう
よくよく考えたら、景勝・秀俊だけでなく、直江兼続@妻夫木聡も養子(婿養子)だったな。
男児が誕生した兼続に、秀吉の心情が理解できるといった台詞があれば、なお良かった。

★今までの感想★
第1話 第2話 第3話 第4話 第5話 第6話 第7話 第8話 第9話 第10話 第11話 第12話 第13話 第14話 第15話 第16話 第17話 第18話 第19話 第20話 第21話 第22話 第23話 第24話 第25話 第26話 第27話 第28話 第29話 第30話 第31話

★8月10日(月)の日記★
小倉さんがいない方が、笠井君や中野美奈子はノビノビ仕事してたと思う
  • URL:https://yaplog.jp/water_bed/archive/2123
Trackback
Trackback URL:
今回は良かったですね。何となく大河ドラマに近い雰囲気を感じられました。【本日の流れ】・海を渡ってものの、苦戦する景勝と兼続 突然の帰国命令が届く 帰ってみたら、秀吉に子供(拾)が誕生していた 上機嫌の秀吉だが、秀俊には冷たい・景勝と兼続が、毛利輝元と小...
山南飛龍の徒然日記  August 11 [Tue], 2009, 20:55
第32回「世継ぎの運命(さだめ)」 視聴率24.8%
またり、すばるくん。  August 11 [Tue], 2009, 20:18
秀俊  上地雄輔さん やっと登場でしたが
12歳の秀俊には ちょっとふけておりますが・・・・・上地さん30才^^;
ice-coffee  August 11 [Tue], 2009, 15:26
大河ドラマ『天地人』第32回:世継ぎの運命

【 エピソードが地味 】

 「女たちの上洛」「愛の花戦」と、動きの少ないエピソードが続きましたけど、今回もネタ振り、伏線を敷くことに終始していて、なんか地味な感じ。
 信長、秀吉、関ヶ原へとつらなる賑やかな時代なのに、静かなエピソードが続くのは、やはり地味武将”直江兼続”を主人公にしてしまったことが根本的なウイークポイントなんでしょうねぇ。
 (「愛の花戦」なんかも、伏線エピソードだと信じているんですが、もしかしたら1話完結だったりして・・・・。)

【 ひざまくら 】

 朝鮮から帰国した兼続(妻夫木聡)は仕事や勉強に励もうとするが、お船(常盤貴子)に促されて”ひざまくら”で一休み・・・。
 その甲斐あってかどうかは知らないけど、お船のお腹が膨らむ間もなく長男誕生。
 覚醒剤に頼ることもなく、夫婦仲の良い二人であります。
 (夫にするなら、偽プロサーファーよりは地味武将の方がイイに決まっている)

【 菊姫激怒!? 】

 秀吉(笹野高史)が、養子の秀俊(上地雄輔)を毛利に養子に出そうとする。
 これを断りたい毛利輝元(中尾彬)は、跡継ぎがいない...
★「それがしも上杉の養子でございました。
 今の私があるのは、おのれの定めを受け入れたからにございます。
 兼続と出会い、菊と結ばれ、良き仲間に恵まれました。
 定めには、あらがえぬもの。ご心中、お察し申し上げます」

 景勝(北村一輝)の毛利の養子になる秀吉の養子・秀俊(上地雄輔)への言葉。
 この考え方には一長一短がある。
 すべてを自分の定めと思ってしまえば、現状肯定、ある意味満足して生きていける。
 景勝が「兼続と出会い、菊と結ばれ、良き仲間に恵まれました」と満足して語ったように。
 でも、これは一面、諦めの生き方。
 すべてを<定め>と思えば、抗(あらが)うことも進歩のための努力もしない。
 流されるまま。
 だから朝鮮出兵にも加担してしまう。
 <定め>というのは自分を納得させる便利な言葉なのだ。

 一方で<定め>を否定し、抗う人生はハード。
 様々なものと戦わなければならない。
 満足できないから心の中は常に嵐が吹き荒れている。
 これは自分の思うがまま、欲望のままに生きることでもある。
 でも一方で、こういう生き方でないと進歩、前進はない。

 すべてを<定め>だと思って生きるか、<定...
平成エンタメ研究所  August 11 [Tue], 2009, 9:08
いよいよ関ヶ原の戦いでキャスティングボードを握った
小早川秀秋(羽柴秀俊)が登場しましたね{/hamster_2/}
秀秋は21歳で亡くなったはずなので、この時13歳くらい
のはず。
かなり老け過ぎな秀秋ですよね{/cat_6/}
毛利輝元と小早川隆景も伯父・甥の関係ですがどう見て
も同じような年齢にしか見えません{/cat_6/}
いつも思う事なのですが最初に配役ありきで始まってい
る為、どうも実際の年齢との開きを感じてしまいます{/kuri_5/}
リアリティーを出す為、その辺の事も考えて欲しいもの
です{/hiyo_please/}

秀秋の毛利本家への養子を秀吉は望んでいたらしいので
すが、毛利両川(吉川・小早川)のひとり小早川隆景が自
ら望んで小早川家の養子としたらしいのです。
隆景にすれば毛利本家に違う血を入れたくなかったので
しょうか{/baikin_1/}
苦肉の策だったのでしょうね??

今回一番驚いたのは上杉家への秀俊養子縁組の話です
初めて聞きました{/cat_5/}
脚本家・小松某の発案なのでしょうか??
それとも、実際そのような事があったのでしょうか??

結局、小早川家の養子になった秀俊、後の小早川秀秋で
すが、家老に面白い人物がいるのです{/fuki_oshirase/}
稲葉...
函館 Glass Life  August 11 [Tue], 2009, 7:14
#「世継ぎの運命(さだめ)」
休羽捫虱堂  August 11 [Tue], 2009, 7:11
Comment
小文字 太字 斜体 下線 取り消し線 左寄せ 中央揃え 右寄せ テキストカラー 絵文字 プレビューON/OFF

不正な自動コメント投稿を防ぐため、チェックボックスにチェックをしてください。

利用規約に同意
 X 
禁止事項とご注意
※本名・メールアドレス・住所・電話番号など、個人が特定できる情報の入力は行わないでください。
「ヤプログ!利用規約 第9条 禁止事項」に該当するコメントは禁止します。
「ヤプログ!利用規約」に同意の上、コメントを送信してください。
TO:Tommyさん
上杉景虎のファンでしたか。
御舘の乱の描き方は、残念でしたねえ。
というか、この大河自体が残念な内容です。
僕は、結構、期待してたんですけどねえ。
兼続や景勝は地味ながらも、
生きるか死ぬかの修羅場をくぐりぬけた人物なので、
もっと何かを感じさせてくれる大河になるのかなと思ってたんですが。
September 01 [Tue], 2009, 0:59
Tommy
コメントへの回答、有り難うございますm(_ _)m

輝元と三成のエピソードなど、とても興味深いですね。
横柄ですね、確かに(^^;) これじゃ嫌われるだろうなぁ。

>「秀俊を上杉の養子に」という話に付随する内容は、
あくまでこの大河の創作なので、あまり深く考えなくていいのかも(笑)。

そうですね。これが創作なのはわかっているので、色々と書いたのは制作側への苦言、というか…
景勝の言葉など、感動させようとしてるのでしょうが、内容に疑問を感じてしまうというのが悲しいところです。(重箱の隅をつついている…のかな(--;))

わたしは歴史上の兼続や景勝のファンではありません。某小説のファンで上杉景虎のファンなのです。景虎が生きた時代の上杉のこと、そして結果として謙信の後を継いだ景勝と、それを支えた兼続とはどんな人物だったのか、それを知りたくて「大河ドラマ 天地人」を楽しみにしていました。
ドラマだから多少の脚色は覚悟していましたが、「天地人」は脚色というより捏造というレベルのように思えます(泣)
August 31 [Mon], 2009, 2:17
TO:Tommyさん
はじめまして。
僕もあまり歴史に詳しいわけではないのですが、よろしくです。

>>ただ、鶴松が亡くなる以前から秀俊って秀吉夫妻の養子でしたよね?
鶴松のときには何故邪魔だと思わなかったのでしょう。

そう言われると、確かに、そうですね。
鶴松のときは、まだ後継者を確定してなかったので、
問題がなかったのかなあ。
で、お拾いのときは、既に秀次を後継者としてしまっており、
他の養子たちも危険分子扱いになってしまった・・・とか。

「秀俊を上杉の養子に」という話に付随する内容は、
あくまでこの大河の創作なので、あまり深く考えなくていいのかも(笑)。
秀俊が景勝に「毛利の養子になるのはイヤだ」と言ってきたのは、
輝元の顔が嫌いだったから・・・だったかな。顔が中尾彬ですし。

>家康や輝元に比べると小大名ではあるが、秀吉の信任厚い三成は、諸大名から恐れていた。
これには、根拠となるエピソードなどあるのでしょうか?

三成は秀吉政権の実務を担当する奉行でしたからね、権力は絶大でした。
逆に、家康や輝元は大大名でしたが、
秀吉政権の指示ということで、従わなければならない立場でした。
三成のことを当時の人が恐れていた内容の文書が残ってるようです。

あと、三成と輝元には、こんなエピソードがあったそうです。
・輝元が、季節はずれに取れた、大きな桃を秀吉に献上したところ、
(秀吉が)体を壊されては困ると三成に付き返された。
・三成が、輝元の家臣の家宝である脇差をねだり、
拒むことができなかった輝元が家臣を説得して、献上した。

三成と輝元の仲が良好だったといえるかもしれませんが、
横柄だったというのは事実のような気がします。
August 31 [Mon], 2009, 1:51
Tommy
はじめまして。「天地人」感想ブログをたどって参りました。
前話までの感想の飛び飛びで拝見しました。
私はあまり歴史に詳しくはないので、こちらで書かれている史実が大変勉強になります。

>小早川秀秋が秀吉の養子で、他家へ養子に出された人物だと紹介されたのが良かった

確かにそうですね。簡単な説明くらいはあったかも知れませんが、今回のように、「実子が生まれて邪魔になったから、養子の秀俊を他家へ追い出した」という描き方で、秀俊こと後の小早川秀秋の行動に納得がいきます。
ただ、鶴松が亡くなる以前から秀俊って秀吉夫妻の養子でしたよね? 鶴松のときには何故邪魔だと思わなかったのでしょう。

秀俊を押しつけられそうになった毛利が、上杉の養子にしてくれと迫る。
これはまぁ、なくもないかな、とも思いました。景勝に嫡男が居なかったということで。
けれどそれを回避するために、秀俊の実の叔母である北政所に頼むのって、随分失礼な話だと思います。「あんたの甥を押しつけないでくれ」ってことですよね。まさに「不憫な子よ」と思いました。
まして、家老の妻で菊姫のお供に過ぎないお船が、菊姫を通さずに直接北政所に頼み込むって、あるのでしょうか。

秀俊が景勝に「毛利の養子になるのはイヤだ」と言ってきたのは、上杉が養子を断ったのを知っていたから? このへんがよくわかりませんでした。
自分の養子にするのは拒否して、「養子の運命を受け入れろ」というのは、見ている方には納得のいかないものでした。
それに「自分も養子だった」と言って聞かせてますが、養父は実の叔父で、母親も同行。少なくともこの大河ドラマでは自分も養子縁組を望んでいたような景勝と、秀俊のケースは全く状況が違うでしょう。(実は謙信を父の仇と思い続けていたというなら、話は別ですが)

ひとつ教えていただければ、と思うのですが

>家康や輝元に比べると小大名ではあるが、秀吉の信任厚い三成は、諸大名から恐れていた。

これには、根拠となるエピソードなどあるのでしょうか?
私としてはあのシーンは、家康や輝元が三成に嫌味を言うことよりも、それを黙って受けて、凹んでいる三成に違和感を覚えました。嫌味の応酬をするなり、理論武装していそうなイメージを持っていたので。
August 30 [Sun], 2009, 2:00
P R
プロフィール
  • プロフィール画像
  • アイコン画像 ニックネーム:まっつー
  • アイコン画像 性別:男性
  • アイコン画像 誕生日:11月3日
  • アイコン画像 血液型:B型
  • アイコン画像 現住所:東京都
  • アイコン画像 職業:会社員
  • アイコン画像 趣味:
    ・テレビ--ドラマ・アニメ・特撮と幅広く視聴
    ・読書--クリスティーの推理小説が愛読書
    ・恋愛--・・・って、これ、趣味か??(笑)
読者になる
主にTV番組(ドラマ・アニメ・特撮)の感想を綴っています。今観ている作品・これまで観てきた作品は、こちらです。
コメント・トラバはお気楽にどうぞ
2009年08月
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31
月別アーカイブ
メールフォーム

TITLE


MESSAGE