天地人第26話(6.28)

June 30 [Tue], 2009, 0:25
どこに魅力を感じたのか、ヘッドハンティングしてきた羽柴秀吉@笹野高史に、
ラブポエマー直江兼続@妻夫木聡が啖呵を切って、お断りする・・・というお話
二話かけてやる話でもなかったな。
『関白を叱る』なんてタイトルだったから、
カネで何でも解決しようとする秀吉を兼続が叱ってしまうのか?
と思ってたら・・・叱るのが北政所@富司純子でまだよかった。

「景勝、兼続よ、
その方らのような無礼者は初めてじゃあ。
だが、なぜだか・・・なぜだか楽しかったわい。
わしゃあ、成り上がりの身、
心底慕うてくれる家臣などおらん。
それゆえ、わしは金銀に頼るしかなかった・・・。
じゃが・・・上杉はわが天下の・・・東国の守護神。
心より頼りにしておるぞ・・・。」

涙ながらの秀吉の意外な告白を聞いて、平伏し忠誠を誓う上杉景勝@北村一輝と兼続。
ろくでもない大河なんだけど、このシーンはよかった
無礼とも言える断り方をした兼続を許す度量の広さを見せながら、
孤独な権力者の哀愁を感じさせる台詞回し。
しかし、「心底慕うてくれる家臣などおらん」などと言われたら、
同席してる家臣たちの立場がないじゃん・・・
・・・と思ったのですが、後で意外な落とし穴が

そんな景勝・兼続主従と入れ替わりに上洛したのは、徳川家康@松方弘樹
家康を服従&上洛させたい秀吉は、妹朝日姫@平田敦子を離婚させ、
家康に政略結婚させるが、それでも家康は上洛せず、
大政所を朝日姫のお見舞いという名目で浜松に人質に送ることで、
天正14年(1586年)10月、遂に、家康を上洛させることに成功したのでした

それにしても、朝日姫、なんというか・・・凄かったなあ
これまでの大河でもっともインパクトのある朝日姫だった。
まあ、秀吉の妹は・・・美人ではないでしょうしねえ。
秀吉の都合で離婚&再婚をさせられた朝日姫も気の毒だが、
結婚しなきゃならなかった家康もかなり気の毒ではあるな。
これも政略結婚の悲劇でしょうか。

そして、大坂城で秀吉に謁見、
「この家康が上洛し臣従を誓いました以上、もう二度と合戦のご苦労はさせませぬ」
と秀吉の陣羽織を所望する家康。
白々しい台詞回しで、本心から言ってないな・・・というのが伝わってきて、妙に心地いい。
この謁見の前日、秀吉は家康の宿舎にお忍びで訪問、段取りを決めておいたらしい。
家康が豊臣政権に臣従したことを、効果的にPRしたかったのだろう

そんな口上に喜びつつ、決して家康に心を許してなかった秀吉。
猿と狸の化かしあいというところですが、秀吉のこの台詞が凄かった。
「徳川殿は我が豊臣にとって東国の守護神・・・幾重にも頼み申し上げまするぞ。」
ここでも出てきた「東国の守護神」というキーワード。
つまり・・・景勝・兼続主従を感動させたあの台詞、
本音のように聞こえたけど、人蕩しの秀吉ならではのお芝居だったわけね。
いやあ、騙されたよ。
確かに、ああいう言い回しをすれば、
義だの愛だの言ってる田舎者たちはコロっと落ちそうだよ
この大河、秀吉や家康の描き方はいいんだよね。
笹野高史や松方弘樹の演技・雰囲気も素晴らしいし
で、秀吉や家康に比べると、景勝や兼続がちっぽけすぎて・・・。
そう描きたいのなら、この脚本で正解なんだけど。
兼続の出るシーンにまったく魅力を感じられないのが、この大河の最大のネックだな

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愛の詩人。戦国武将として、唯一、激しい愛の詩を残した直江兼続。。文武両道。いざ、出陣とばかりに関白秀吉との対面に向かう景勝・兼続主従。以前の関白殿下は戯言で人を笑わせたが。。と、あまり無謀をしないようにとお涼。。しかし、兼続の決意。大坂城・黄金の茶室に...
「秀吉には負けぬ!」いよいよ、勝負の朝を迎える…大坂城(今の大阪市中央区)に出仕、とはいえ昔の秀吉と一緒にしては足元をすくわれると助言あり。「武士には譲れぬものがある」そう、あらねばならぬものがある…なくしてはならぬものもある。我ら北条が、丹波(今の京都...
政の狼 ?TheWolfwantshisownDandism.?  June 30 [Tue], 2009, 20:32
タイトルと内容が・・・(´・ω・`)「関白を叱る」というお題目でしたから、当然、景勝・兼続主従が関白秀吉にもの申す内容だと思っていたのですが、実際はおねが秀吉を叱るだけって何じゃらほい???しかも、一瞬じゃないですか。今回に限った事ではありませんが、タイ...
山南飛龍の徒然日記  June 30 [Tue], 2009, 19:10
第26回「関白を叱る」 視聴率20.3%
またり、すばるくん。  June 30 [Tue], 2009, 15:32
 今まで、さんざん脚本についてこき下ろしてきました。でも、ここ数回を見ていて、脚本家よりもプロデューサーに問題があるのではないかと思うようになりました。(脚本の評価も、依然低空飛行ですが)
 脚本家とプロデューサーの関係は把握していませんが、好評だった与六(子役)を再登場させたりするのを見ていると、今まで感じてきた、今回の大河ドラマの「一貫性のなさ」「唐突感」が納得できるのです。
 プロデューサーの意向により、与六(子役)のシーンを加えたり、初音の登場を増やす(これは私の邪推?)ことによって、脚本の挿入・削除が多発していたのではないでしょうか。
 これによって本来積み重ねてあったエピソードが削られて、重要部分だけ語られることにより、また、急きょ挿入することで、過去との整合がつかなかったり、細切れになってしまい、「唐突感」「一貫性のなさ」だらけになってしまった気がします。
 あとは、ホームドラマ調、恋愛路線、室内シーンが多いのは、脚本家の好みなのでしょうか?


 さて、今回は、第1回放送の冒頭シーンでもある「秀吉の勧誘」の場面がメーン。
 前回放送で、「これは戦じゃ」と決死の覚悟、また今回...
英の放電日記  June 30 [Tue], 2009, 15:16
大河ドラマ『天地人』第26回:関白を叱る


 今回は面白合ったですねぇ----なんてコトは全然ない。
 
【 う??ん 】

 秀吉の誘いを断るエピソードは、直江兼続にかかる一つのハイライトだと思うんだけど、妙に盛り上がらないこの2週・・・。
 景勝(北村一輝)の遺言なんかも”深イイ話”なんだろうけど、いまいち地味で・・・。
 ”おね=北政所”に叱られても「兼続が欲しい」と足をバタバタしてる秀吉(笹野高史)の方が目立ってた。

 それから、刀を振り回したり黄金を積み上げた振る舞いを反省してか、涙まで流す秀吉に違和感・・・・。
 あれは清廉で忠義に篤い兼続に、秀吉がほだされたってコトの表現?
 秀吉のあの態度は、もっと裏読みすべきなの?
 どう受けとめたらいいのか分かんない???。

 で、「関白を叱る」というサブタイトルだけど、兼続が叱ったってコトになるの?
 おねが叱ったことを言ってるワケ?
 分かんない???。 

【 聖人君子? 】

 千利休(神山繁)が、「まさに雪解け水じゃ」と兼続を評する。
 お涼(木村佳乃)は、「嘘と誠が入り交じる上方に首までつかっていた私にとり、あなた様は救いでござい...
てっきり兼続が関白秀吉を叱るものとばかり思って見ていた
のですが、叱ったのは秀吉の正妻・寧々{/cat_5/}
タイトルに偽りありですよね{/kuri_5/}
不自然なのが千利休。
陪臣の身である兼続に何故遺言の様なものを残さなければな
らないのでしょうか??
秀吉に知れたら切腹もの、いや切腹がもう少し早まったかも
知れません{/cat_6/}

秀吉の涙にも驚かされました{/hamster_6/}
涙した訳がどうも今いち理解に苦しみます。
自分が成り上がり者の為、心底から従ってくれる家臣がいな
い、それ故金銀に頼ったと言っていましたが、その家臣達の
前で話す話ではありませんよね{/cat_7/}
前田利家のキョトンとした表情も印象的でした。
列席していた家臣達が皆金銀で従っていると言われている様
なものですから…
驚いた!!と云うより呆れて言葉がありません{/kaeru_shock1/}

『その方らの様な無礼者は初めてじゃ!!』しかし『何故だか
楽しかった』で兼続事件は無事幕が降ろされましたが、三文
芝居を見ているように感じたのは僕だけでしょうか??

寡黙な景勝が書いた遺言、兼続は感激でいっぱいだったよう
です{/kaminari/}{/kaminari/}
一家老の為に死まで覚悟して秀吉の御...
函館 Glass Life  June 30 [Tue], 2009, 13:12
 「関白を叱る」

★兼続(妻夫木聡)VS秀吉(笹野高史)
 わりとあっけなかったですね。
 世紀の大いくさと期待していたのですが。
 黄金を積み上げる秀吉に兼続はひたすら沈黙。
 策がない。言葉がない。
 秀吉は兼続の<まっすぐな目>で説得されたと言っていたが、言葉で秀吉を「あっぱれ!」と言わせてほしかった。
 目は口ほどにものを言う?

 思えば昨年の「篤姫」でも様々な対決があったが、篤姫はすべて言葉で相手と親交を結んでいった。
 意見の違う井伊直弼とも最後には言葉で分かり合えた。
 昨年は<言葉>で今年は<目>。
 秀吉を説得出来る言葉を兼続が言えなかったのは、脚本家さんの力量の差?
 もっとも天下人に対する大名とはこの様なものだったのかもしれないが……。

★この様に中途半端な形で終わった兼続と秀吉の対決。
 一方その後で描かれた秀吉と家康の対決は見所があった。
 まさにタヌキの化かし合い。
 これこそがお涼の嫌う「偽りばかり」の世界で、雪解け水の様なさわやかさの兼続と対照的に描きたかったものかもしれないが、家康との対決の方が迫力があったのは役者さんの力量の差?
 そう言えば、この家康、秀吉の対...
平成エンタメ研究所  June 30 [Tue], 2009, 10:14
今日のお言葉。「愛の詩人」でも、兼続が文武両道・・・・っていわれてもあんましピンとこないんですけど・・・秀吉には負けぬ------------!!戦うと決めた兼続と景勝。今日は秀吉の金の茶室へ招待されたようで・・・。そしてあの手この手と使って、兼続を手に入れようと...
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