天地人第8話(2.22)

February 23 [Mon], 2009, 23:43
「戦を決するのは、何だと思う?
軍勢の多さ、鉄砲の威力、
そのようなものは、さしたることではない。
大切なのは、時じゃ。天が味方する時・・・。」

織田軍三万に対し、上杉軍は一万三千。
兵力の差は圧倒的だが、
天の時を悟った上杉謙信@阿部寛は、手取川の戦いで、
柴田勝家@菅田俊率いる織田軍を大いに破り、春日山城に凱旋するのだった

うーん、謹慎している樋口兼続@妻夫木聡
初音@長澤まさみから上杉軍の勝利を聞かされるという流れが残念だ。
折角の謙信の見せ場なのに・・・とか、
初音のキャラに必要性を感じられない・・・とかの不満もあるが、
何より、兼続が、戦場での謙信を間近に見たのが、
越後への帰還を命じられた、苦い初陣のときだけになってしまった
というのが、もったいない気がする。
阿部寛の上杉謙信が素晴らしいだけに、
兼続には、戦場での謙信をもっと見ていてほしかった

この当時、織田信長@吉川晃司は、
越後の上杉・大坂の石山本願寺・中国の毛利etcに包囲されてました。
上杉軍の動きを重要視した信長は、天正5年(1577)年8月
柴田勝家を総大将として、羽柴秀吉@笹野高史・明智光秀・丹羽長秀・滝川一益
・前田利家・佐々成政
etc、織田軍の主力を加賀に派遣しています
この情勢に織田不利と判断したのか、
同年8月、石山本願寺を攻囲していた部下の松永久秀が突如撤兵、
大和の信貴山の居城に立て篭もり、謀反を起こしています。

で、手取川の戦いがあったのは、天正5年(1577)年9月と伝えられてます。
天地人紀行にあったとおり、上杉軍の勝利を讃える手取川古戦場碑が今も残ってます。
でも、『手取川の戦いで上杉軍が勝利した』という記録は、
上杉家の文書にしか残っていなくて、織田家の記録にはないそうです
織田家の動きが書かれている『信長公記』には、
『織田軍が手取川を越え、村々に放火し、上杉軍の動きを抑制した』
程度しか書かれていない
織田軍大敗という不名誉な記録を『信長公記』にわざと残さなかったのか、
軍神・謙信の印象をアピールしたいために、上杉方が誇張したのか。
なんとなく、後者のような気がします。
実際は、手取川を越えた織田軍と小競り合いをして撃退した程度なのではないでしょうか。

あと、上杉軍と対峙した織田軍では、総大将柴田勝家と意見が衝突したのか、
羽柴秀吉が無断で戦線を離脱、所領に帰ってしまう事件が起きています
この知らせを聞き、信長は激怒
完璧に軍律違反なわけで打ち首になってもおかしくないですな。
秀吉が松永久秀討伐に参加したことで、この罪は不問となったらしい。
足軽あがりだった秀吉に対して、
柴田勝家は、信長が織田家の家督を相続した頃からの重臣。
木下藤吉郎だった秀吉が、羽柴姓を名乗るようになったのも、
織田家の重臣田勝家と丹長秀から一字ずつ貰ってのこと。
なんかご機嫌を伺ってるような、秀吉らしいエピソードですな。
そんな秀吉も、柴田勝家に盾つくほど、慢心になってきたのか。
賤ヶ岳の戦いで激突する両者の確執は、既に始まっていたのかもしれない。

「真の義を見つけうる者があるとすれば、
その者は、己との戦いの中に、孤独の身を置き、瞑想を続けるものじゃ。
兼続、わしはそなたこそが、我が意志を真に受け継ぐ者じゃと思っておる。」

兼続にお墨付きのお言葉を与える謙信。
智謀や才覚ではなく、義の心だけで兼続を認めた感じだ。
この台詞、結果的には、謙信の遺言という意味合いになるのでしょうが、
謙信は息を引き取るのは、次回のようなので、
『謙信の遺言』というタイトルには、引っかかりを感じてしまうんだよなあ

★今までの感想★
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第六天魔王・信長。約20カ国を切り取り、3千挺近い鉄砲で上杉軍を迎え撃つ。 天正5年9月。 七尾城を攻め落とした謙信は、 加賀へと軍を進める。  安土城の信長は、  3千挺の鉄砲で謙信を討つ自信あり。 謙信率いる上杉軍を迎え撃つ柴田勝家勢。 「しばし待て...
strの気になるドラマ 気になるコト  February 27 [Fri], 2009, 20:39
謙信の光と影 23.1%

どもども。

最近全てに限界を感じてきたHIRO-Pです。
なんかむなしいんですよね。なにもかも。

というわけでw、天地人。

天地人〈上〉天の巻/火坂 雅志


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<軽くおさらい>
・雨を利用し、火縄銃が無力化したと
優しい世界〜我が心に迷いあり(β)  February 24 [Tue], 2009, 23:47
天地人 前編 (1) (NHK大河ドラマ・ストーリー)火坂 雅志,小松 江里子日本放送出版協会このアイテムの詳細を見る
一週間、ホンとあっという間ですよねぇ。正直、火曜日にはこのドラマのこと忘れてますから(笑)
でも視聴率良いんですね、『篤姫』もでしたが「後を引かない」というドラマ作りが時代とマッチングしているんでしょうか・・・?(まあ確かに『風林火山』や『新選組!』は引きずったから)
このドラマのことも忘れていると、民放ではまるで国営放送の「大河ドラマ」を援護射撃するような企画があっちこっちで見られます。・・・やっぱちょっと見ちゃうんですよね(まるでオコボレに・・・)

で、その中でも「上杉謙信は直江兼続によって暗殺された!」というものが面白かったですね。
ラブちゃんはこの原作に(読んでないけど)あるような「義のひと」ではなかった・・・と。(しかも「愛」は「愛欲」の愛だっつーから{/m_0162/})
どうやら「信長」と通じていたらしいというのが、その理由なんですけどね。だから「忍び」のカステラがラブちゃんの周りをウロチョロしてるのかな・・・?という風にも見えちゃう→天地人第8話です。

【義の勝利】
天正五年。長...
ブルー・カフェ  February 24 [Tue], 2009, 18:37
だんだん「徹底的に、舞台劇風に見せる」演出に「今回は、そういう大河なのね」と慣れてきました。ああ、またまた、スポットライトです。何かが舞い散ってくるぅ…

しかし、いいのでしょうか? 合戦を、ここまで「語り」のみで表現して。
中には「う〜〜、ちょっとでいいから、もっと血湧き肉躍る、ダイナミックな合戦が見たい〜〜っ!」な御仁もいらっしゃるのでは?

オハナシは、頭脳でもって、七尾城を攻め落とした謙信(阿部寛)
13000 vs 30000といえど、鉄砲は雨に弱かったんですね

やっと、兼続(妻夫木聡)の蟄居が解かれました。みんなして歓迎
景勝(北村一輝 )にも、久々の笑顔...
のほほん便り  February 24 [Tue], 2009, 17:35
謙信VS信長の対決本格化----------!!第六天魔王。そう呼ばれる存在だった信長。そして、それに対抗する上杉軍。七尾城を落した上杉は、加賀へ!!鉄砲を持って迎え撃つ織田軍。だが、ここにきて謙信は、しばし待てという。「大切なのは時じゃ。天が味方する時」しっか...
◆◇黒衣の貴婦人の徒然日記◇◆  February 24 [Tue], 2009, 17:20
第8回「謙信の遺言」 視聴率23.1%
またり、すばるくん。  February 24 [Tue], 2009, 15:41
大河ドラマ『天地人』第8回:謙信の遺言

【スポットライト】

 今回もお約束のスポットライトシーンがありましたねぇ。(へこたれることなく、続けてくるなぁ・・・・NHKは、あちこちから聞こえてくるこの反響を知りながら信念でスポットライト演出を続けているの?)
 序盤であれをカマされると気持ちが萎えちゃっていけません。
 小生は『天地人』の中で”長澤まさみ”と”スポットライトシーン”が苦手なのですが、これを合わせ技で見せられると堪りません!!
 ひたすら個人的な好みの問題なのですが、勘弁してちょうだい。

 それから、信長が秀吉の前でワインか何かを呑んでいるシーン。
 最初はわざと斜めに撮すカットから入って、カメラの角度を微妙に回しながら信長に近づける・・・・。
 三半規管がナーバスな小生は、このカメラの動きで乗り物酔いみたいな気分になっちゃった。
 どうも『天地人』の演出とは生理的に相性が悪いみたいです。

【謙信の遺言】

 「謙信の遺言」というサブタイトルから、今回で上杉謙信(阿部寛)はご臨終かと勝手に思いこんでいたら、来週まで生存の様子。

 その謙信は「自分は天下を目指す気が...
子育ちP's 航生L(気分は冥王星)SQ  February 24 [Tue], 2009, 11:58
七尾城を攻め落とした上杉軍、その足で加賀へと
進軍するのです{/v/}
いよいよ手取川の戦いの始まりです。

上杉軍を待っていたと言う信長{/kaeru_wel/}
3000丁の鉄砲で上杉軍を迎え撃つつもりなのです{/cat_5/}
どこかで聞いた様な…

長篠の戦で武田軍を破った3000丁の鉄砲がここで
出て来るとは??
ドラマとは云え、あまりにも安直な気がするので
すが?????

鉄砲の弱点を知り抜いていた謙信。
激しい雨の最中、一気に夜襲をかけたのです{/moon_mov/}
雨では火縄銃は使えませんよね{/cat_6/}
謙信がここまで鉄砲に精通していたとは驚きです!!

僕はい以前「梅雨将軍信長?」という本を読んだ
事が有るのですが、長篠の戦の時、家康からの再
三の援軍要請にも関わらず、信長は中々腰を上げ
ようとしません{/hiyo_oro/}
梅雨が明けるまで待ったと言うのが真相だと言う
のです{/kaeru_rain/}
当時最強の武田軍を討つため、火縄銃を使えるタ
イミングを考え、じっと梅雨が明けるのを待って
いたというのです{/fuki_oshirase/}

謙信が『戦を決するは天が見方をする時』だと言
いましたが、信長は手取り川の戦いでの敗戦を教
訓にしていたからこそ長篠の戦いに勝つ事...
函館 Glass Life  February 24 [Tue], 2009, 9:56
あれ?兼続泣かないんじゃなかったっけ???みんなが帰りを歓迎したのはいじられキャラがいないとさみしいからだと思う・・・北斗七星見つけられなかった・・・べべん謙信倒れる・・・!信綱くいしん坊万歳!お願いがあります!郵政民営化!<与七あの演出家いい加減にし...
しなもにあ  February 24 [Tue], 2009, 6:56
斬新な手取川の戦いでしたね。兼続が直接絡んでない以上、ある程度のことは覚悟していましたが、まさか初音に語らせるだけで終わろうとは・・・しかも、恒例になりつつある超演出でしたし、個人的には特に印象に残る戦になりました。でも、それ以外は割と落ち着いてきたよ...
山南飛龍の徒然日記  February 24 [Tue], 2009, 1:00
天地人ですが、手取川の戦いを初音(長澤まさみ)の説明によって済ませます。毘沙門天が第六天魔王を倒したわけですが、主役の樋口兼続(妻夫木聡)は蟄居をやめます。(以下に続きます)
一言居士!スペードのAの放埓手記  February 24 [Tue], 2009, 0:29
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