篤姫第46話(11.16)

November 18 [Tue], 2008, 1:18
王政復古の大号令で、幕府の廃止と天皇親政が宣言される
今回も、徳川慶喜@平岳大は、公方様と呼ばれてましたが、
実際は、もう征夷大将軍を罷免されてしまってるわけです。

しかし、徳川慶喜は、日本の1/4以上の土地と人民の領主であり、
未だ徳川を支持する親藩・譜代大名は多い。
そんな徳川を脅威に感じる岩倉具視@片岡鶴太郎・西郷吉之助@小澤征悦・
大久保一蔵@原田泰造
一派の策謀、
そして、薩摩の挑発に旧幕府方が乗ってしまったことから、
慶応4(1868)年1月3日 鳥羽伏見の戦い が勃発してしまう

旧幕府軍は約1万5000人、対する薩摩軍は約5000人と、
圧倒的に旧幕府軍に有利だったが、
錦の御旗の存在・作戦の失敗・装備の差・士気の差から、旧幕府軍は惨敗、
しかも、総大将の慶喜は、大坂城を脱出し、江戸へ逃げ帰ってしまう

慶喜の大政奉還と大坂城脱出は評判が悪い
大坂城脱出に関しては、兵士を戦場に置き去りにしちゃったわけですから。
ただ、慶喜の立場からすると、しょうがないのかもなあと思う。
やはり朝敵になってしまったことが一番ショックだったんだろうね。
「わしは朝敵となったということか・・・」
「わしは水戸徳川家の出である・・・」

台詞にもあったけど、これがすべてだったと思う。
水戸光圀以来、尊王思想の強い水戸家に生まれた慶喜こそ、
根っからの公武合体派だった。
錦の御旗が出た時点で、戦意を喪失、敗北を悟ったのだろう。
そういう意味だと、朝廷との関係が深刻になった時点で、
水戸家出身の慶喜が徳川宗家を継いだのが、不幸だったのだろうか。
でも、ここで、慶喜が徹底抗戦するような人物だったら、
江戸は火の海となり(今の東京はなかったかもしれないね)、
戊辰戦争は更に長期化したかもしれない。
そして、国内二分した日本は、異国の餌となっていたかもしれない。

江戸に逃げ帰った慶喜に、
「あなたは家族です。
徳川という家に集った家族である以上、
私は、命をかけて、あなたを守らねばなりません。」

と、温かい言葉をかけ、恭順の姿勢を示すために、隠居謹慎するよう提案、
静寛院@堀北真希と共に、助命の嘆願書を書く決意をする天璋院@宮崎あおい
まるで、慈母のようですな
「家族」と認められて、やっと暗かった慶喜に、照明が当たった
でも、実際は、逆のような気がするのよね。
「戦はならぬ、戦だけは避けねばならぬ」と言ってた天璋院だけど、
慶喜が恭順派で、天璋院こそ徹底抗戦派のような気がする。
天璋院は、徳川宗家に嫁いだことを誇りに思っている人、
そして、天璋院にとって、慶喜は、田安亀之助が徳川宗家を継ぐまでの
中継ぎにすぎなかったのだと思う。
だからこそ、徳川より朝廷を重んじ、勝手に大政奉還し、江戸へ逃げ帰った慶喜を
生涯許さなかったのだと思う。家族などとは、決して思わなかっただろう(笑)。

次回は、なんと幾島@松坂慶子復活!?
どうやら、天璋院と静寛院の手紙、
幾島・勝麟太郎@北大路欣也、足の痛みに耐える小松帯刀@瑛太の奔走が
江戸を火の海から救うという展開になりそうだ。
それにしても、徳川家・大奥存亡の危機だというのに、
笑いを誘ってくれる本寿院@高畑淳子の存在は凄い。大河『篤姫』の功労者だと思う

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大奥で気をもんでいる篤姫を尻目に、いよいよ鳥羽・伏見の戦いが始まっちゃいました[E:bearing] 薩摩側が錦の御旗を出した事から幕府軍総崩れ−−慶喜は一人逃げ出したとか・・・そりゃ、酷いな・・・[E:coldsweats02] 勝に助力を頼むも、勝ちゃん「天璋院さまに会いなされー」の一点張りw 慶喜も嫌々会うことに
たっくんママのひとりごと  November 19 [Wed], 2008, 21:31
<上に立つ者の苦さ辛さ!>「頼るべき相手は天璋院様です」勝と天璋院の絶妙の連携プレーです。「さあ、こちらへ」すでに慶喜様はすっかり天璋院様の飼い犬の様になってしまっていました。「歴史はときどき惨いこと」「縁もない相手に打たれる方がいっそ惨いと思います」...
バレルオーク日記  November 18 [Tue], 2008, 21:01
天璋院と慶喜の対決が見所の回でしたね。鳥羽伏見の戦いに敗れ、ひっそりと江戸へ戻ってきた慶喜。慶喜が頼ったのは勝海舟その人。しかし、その勝が勧めたのが天璋院。そして、ついに2人は対面することに・・・大まかな流れはこんな感じでしたが、久々に天璋院の器の大き...
山南飛龍の徒然日記  November 18 [Tue], 2008, 20:12
篤姫ですが、天璋院(宮崎あおい)と静寛院宮(堀北真希)は時の人・徳川慶喜(平岳大)について噂話に花を咲かせます。宮は「良い噂も悪い噂も聞きます」と言いますが、家康の再来から豚一まで慶喜の仇名はたくさんあります。(以下に続きます)
一言居士!スペードのAの放埓手記  November 18 [Tue], 2008, 16:01
戊辰戦争の火ぶたが切って落とされた物語だったが、戦に関しては完全に語りで済ませたため、何だかんだでホームドラマという形は死守されましたね。そして、それぞれポジションもしっかりと守られていたので、本当に慶応4年(=明治元年)ということを完全に忘れさせてくれる..
MEICHIKUえんため・ぶろぐ  November 18 [Tue], 2008, 9:20
篤姫 完結編 (4) (NHK大河ドラマ・ストーリー)宮尾 登美子,田渕 久美子日本放送出版協会このアイテムの詳細を見る
遂に戊辰戦争の発端となる鳥羽伏見の戦いです。しかし、このドラマは「大奥目線」なのであくまでも「聞いた話によると」な扱いでしたねぇ・・・う??ん{/m_0162/}
「このネタだけでドラマひとつ作れちゃう!」っていう歴史的なエピソードも「アッサリサッパリ流しちゃう♪」というスタンスを貫く辺り頭が下がります。
すべては「天璋院マジック」の成せる技!遂に「悪徳将軍慶喜も改心!?」というワケで篤姫第46話でございます。

【鳥羽伏見の戦い】
慶応4年。寂しい正月だと言いながら、さしでお茶を頂く天璋院さまと和宮。
「慶喜どののがどう出るかそればかりが案じられます」
「慶喜どのとはどういう方なのですか?」バカだという噂も、天才だという噂も耳にするけど、と和宮。
「本寿院さまはあの方を忌み嫌っておられるようですが」
「ワタクシも好きにはなれませぬ」(by天璋院さま)

1月3日・・・鳥羽口。小松さまの「戦はなりません!」という言葉を反芻しながらも戦に向かって行く西郷どんと、大久保どん。どこまでも真っ黒です!

薩摩では「お...
ブルー・カフェ  November 18 [Tue], 2008, 8:17
坂本龍馬が暗殺されてからタガが外れた感じですね{/cat_6/}
特に西郷隆盛は討幕に向けて一心不乱に突き進む覚
悟の様です。
何かにとり付かれた感じです{/baikin_1/}

いよいよ鳥羽伏見の戦いが始まりました{/v/}
戊辰戦争の最初の戦いです。
賊軍となった幕府軍に勝ち目は無かった様ですね{/kuri_5/}
まさか錦の御旗を薩長軍が掲げるとは??
幕府軍は予想だにしなかった筈です{/cat_5/}
第一幕は完全に薩長軍の勝ちです。
勝てば官軍と云う言葉がありますが、勝ちさえすれ
ば戦局はがらっと変わった筈なのです。
僕には錦の御旗のせいだけで負けたとはどうも思え
ません{/cat_7/}

何故、慶喜は江戸へ逃げ帰ったのでしょうか{/ship/}
会津藩・桑名藩を主力とする幕府軍15000。
対する薩長を中心とする西軍4500。
兵の数からして、まともに戦ったのなら幕府軍の勝利
間違いなし、それなのに何故??
承久の変を見ても分かりますが、勝ちさえすれば院宣
など後でどうとでもなるのです。
歴史が証明しています。
勝てば官軍なのです。
おそらく、慶喜にとって賊軍になるのが堪え難いこと
だったのでしょう{/kaeru_shock1/}
尊王攘夷の旗手、水戸家に生まれた為なのでしょう...
函館 Glass Life  November 18 [Tue], 2008, 8:13
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TO:なおみさん
天璋院が慶喜を家族扱いするなど、考えられないのですが、
優良ドラマらしく、まとめましたねえ。
とはいうものの、「あなたは家族です」のくだりで、感動してしまったのも事実です(笑)。

先まで、慶喜を褒めてたのに、「首を差し出せ」と豹変する本寿院は凄いですね。
うん、高畑さん、ナイスキャスティングですよ。

TO:Hiroumiさん
天璋院は、偉人とか英雄とか時代を変えた人物ではないものの、
だからこそ、この大河は、共感できて、面白いのかなあと思ったりします。

ガンダムはですね・・・
ガンダムにせよ、仮面ライダーにせよ、最近の作品は複雑です。
観てても、難解なので、
僕のブログの感想を観ても、把握するのは、難しいと思います
November 19 [Wed], 2008, 0:33
Hiroumi
最近、篤姫を見ていませんでした。郷土の偉人、とか、言われると、宮崎あおいが、イマイチだなと思ったのかな。でも、偉人と言っても、普通の人だよね。
そう思い直して、見ると、面白くて、録画したブンまで見ました。

それは、いいのですが、ガンダムが解りません。昔は、正義の味方、いうパターンだったのですが、今は、難しいですよね。若い人は、少し、遊び心で、見ているようですね。
 まっつーさんの解説と、アドバイスがあれば、助かるのですけど・・・・。
まあ、ヨロxピクネ。
November 18 [Tue], 2008, 20:13
まっつーさん、おはようございます。

>天璋院は、徳川宗家に嫁いだことを誇りに思っている人、

仰るとおりですね、それについて慶喜が
「分家風情が」「成り上がりのクセに」と散々言いたい放題でしたよね・・・
なのにアッサリ取り込まれちゃって・・・よっぽど弱っていたんですね(苦笑)

>家族などとは、決して思わなかっただろう(笑)。

史実では慶喜が家茂に毒を盛ったと信じていたらしいですから
流石優良ドラマは奇麗にまとめてきましたね、でも
「生きて生き恥をさらせ」に本音が垣間見えたような・・・?

>本寿院@高畑淳子の存在は凄い。大河『篤姫』の功労者だと思う

「慶喜の首を差し出せ!」発言には驚きました(笑)
あれくらいエネルギッシュじゃないと
あの時代は生き延びられなかったんでしょうねぇ。
高畑さんは「ナイスキャスティング」ですよね?(笑)


November 18 [Tue], 2008, 8:27
P R
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