伊達オトコ

February 06 [Sat], 2010, 18:30
本題に入る前に、スペイン・デパート事情を少し。

日本では最近、大手デパートの撤退や閉店がやたら目立つけれど、沢山ある数々のデパート生き残り商戦、きっと想像している厳しいものなんだろう・・・

伊○丹、高島○、○越、東○、○王、阪○・・・、まだまだ出てくるデパート。

おせちや、バレンタインや、と季節のイベントでは熱くなり、北海道展、東北うまいもの展、手作り匠店などの色んな催し物を行ったり工夫も凝らしている。

一方、スペイン

デパート、一つしかありません・・・

『El corte ingles』というデパートは、どこへ行っても存在し、スペインの顔というか、国民のデパートというか。。

商売気質の強い日本で育った私は、一(いち)デパートが、争うライバルもおらず、腰を据え、堂々たる態度で王道まっしぐらの(←個人的意見で、事実かどうかは知りません)その存在を知り、不思議でなりませんでした。

日本だったら、どこかが参戦するでしょう

まぁまぁそんなことはさておき、高層ビルがあまりないスペインでは、デパートも地上二階に地下一階くらい。
そして、一階には日本と同じ化粧品店やドラッグストアが並んでいます。

まだスペインに行き始めた頃、そこで子供が好きなキャラクターのついたかわいい瓶たちをよく見かけ、その形やデザインなどは、まるで香水のようだけど、何だろな〜と思っていた。

そして、聞いてみてビックリ

なんと、その見た目の通り、『子供用の香水(赤ちゃん用も有)』だったのです

日本にあるベビー用品は『無香料・無着色・無添加』が当たり前。
石鹸・シャンプーから保湿クリーム、なんでも無臭。

そんなのが常識と思っていた私は、頭にガーンと岩がぶつかったような衝撃的出来事でした

石鹸やシャンプーにちょっと匂いが付いていてるというならまだしも、赤ちゃんにわざわざ匂いだけをつけるの?赤ちゃんは迷惑では?身体に影響及ぼさない?
色々頭をよぎりました。

その後、子供が生まれ、ボクの為に揃えたそういった類は、もちろんみな『無香料・無着色』
日本では、例えそうじゃないものを欲しいと思っても、見つけるのが難しいでしょう。

でも、スペインに帰ったとき、向こうで用意してくれていたボディーシャンプー・シャンプー・クリーム等、すべてはやっぱりいい匂いがついていた。

これは、やっぱり遥か昔から香水の文化が発展していたヨーロッパの影響なのかなぁ。

そしてその後、子供に香水(といっても、薄い薄いコロンのようなもの)をつけることなんてないと思っていたけれど、スペインに帰省した友達がボクのお土産に買ってきてくれた中に、なんと香水が入っていたのです!

興味津々・・・
(左:香水 右:ボディシャンプー)


ドキドキしながら開けて匂いをかいでみると、さっぱりしたマリンのような香りとでも言うのでしょうか・・・
水のような液体で、いやみはない香り(赤ちゃん用でいやみがあったら、イヤだけど

しばらく使うことなく置いていたのだけど、もう一歳半になり、色々免疫もついてきたので、今日『香水解禁』にして、お出かけの際、ボクに『かわいいchica(女の子)がいるかもしれないし、これつけてオシャレしていこ〜!』と言いながら付けてみた。(こんな母でいいですか・・・

ボクはつける時に、こそばがったくらいで、自分がいい匂いがしているのが分かっているのかどうなのか?だけど、近づくとすがすがしい香りが漂っていたわっ

ただ、すぐになくなったけどね。

出かけるときに香水バッチリつける伊達オトコには、あまりなって欲しくはないですが・・・
今はこれで、『伊達チビ路線』で行ってみようか?!

旅日記の前に、ミニ知識

February 15 [Thu], 2007, 7:41
先週末は、旦那のいとこが住む、スペインの北に位置する「バスク地方」の「Vitoriaビトリア」という町へ行ってきた。
バスでの一人旅、4時間半で「ビトリア」に到着。

旅日記の前に、少しスペインの地域・言葉について少し紹介しようと思う

スペインは現在17の州により構成され、さらに50の県に分けられている。

スペイン中心部に位置するマドリードは 「マドリード地方」
フランスに隣接するバルセロナは 「カタルーニャ地方」
南に位置するセビリアは 「アンダルシア地方」
マドリードより少し南のトレドは 「カスティージャ・ラ・マンチャ」
北西に位置する巡礼の道・最終目的地のサンチャゴ・デ・コンポステラは 「ガリシア地方」
牛追い祭りで有名なパンプロナは 「ナバラ地方」
パエリア・オレンジで有名はバレンシアは 「バレンシア地方」
今回訪ねた北に位置するビトリアは 「バスク地方」

その他「アラゴン」「アストゥリアス」「ムルシア」「カスティージャ・イ・レオン」「エクストレマドゥラ」「リオハ」「カンタブリア」「カナリアス」「バレアレス」

そして、スペインには4つの言語が存在する。

私たちが「スペイン語」と呼んでいる公用語は「カスティージャ語」と呼ばれ、全国の公用語となっている。
その他、バルセロナのあるカタルーニャ地方では 「カタルーニャ語」
北西のガリシア地方では 「ガリシア語」
バスク地方では 「バスク語」
が地方公用語となっている。

これは日本でいう方言とは違い、全く独自の言葉。

フランスに近いカタルーニャ地方のカタルーニャ語はスペイン語とフランス語が混ざったような言葉。
ポルトガルの上部のガリシア地方のガリシア語はスペイン語とポルトガル語が混じったようなものと聞く。
が、バスク語はスペイン語とは全く共通点を持たない、独特のものなんだそう。

学校教育ではその地域の言葉を学ぶことが義務付けられていて、家族間や地元の友達とはその地方公用語を話すようだけど、もちろん、全ての人が公用語であるスペイン語も話すバイリンガル。

なぜこんな話に触れたかというと、今回訪ねたビトリアでは、スペイン語と全く共通点を持たない地方公用語が話されているから。バルセロナに行ったときもそうだったけど、スペイン国内にいるのに、違う言葉が話されていて、表示もメニューも理解できなく、少し違和感を感じた。

歴史的に根強い、各地域の自立性を反映していると言われるように、確かに地域の壁も少し感じたりする・・・

てな訳で、旅日記に移りましょう

Los Reyes Magos (ロス・レジェス・マゴス)

January 07 [Sun], 2007, 9:01
今日、1月6日は「Los Reyes Magos (ロス・レジェス・マゴス)」の日

聖書によると、1月5日に東方の異国に住む3人の賢人が、幼子イエス・キリストの元を訪れ、神の子と崇め、贈り物をしたという。翌日6日はそれをお祝いする日

5日の夜は、各町に(私の住む郊外の方にも)この3人の賢人たちがやってきて、仮装した子供たちと共に、それはそれは見ごたえのあるパレードが行われます
(写真:ネットより引用)



スペインではそれにちなんで、子供たちはクリスマスではなく、このロス・レジェス・マゴスの日にプレゼントをもらい、Roscon(ロスコン)というケーキ?パン?を切り分け食べ、この日をお祝い。

ちなみにプレゼントを運んでくるのは、トナカイに乗った、白いひげを蓄えたサンタクロースではなく、スペインではらくだにのった3人のおじさん・・・なんかロマンチックじゃないけど。。



スペインではこの日までが「クリスマス」で、クリスマスデコレーションもイルミネーションも音楽も今日まで!
いいよね、12月初から1月過ぎても続くクリスマス

今日は我が家でもその「ラスコン」を食しました!

この円形のパンの中には、ひとつの小さな人形が隠し入っていて、それに当たった人はこのロスコンの支払いをしないといけない、ということ。(一緒に写っている人形はクリスマスの雰囲気を出すために置いただけで、その隠された人形とはなんら関係はございません、あしからず!)

ちょびっとドキドキしながら、一口、そして一口・・・入っていなかった!ニコッ

おかわり〜!二切れ目を自分で切ったところ、ヤバイ・・・何かがナイフに当たったぞ・・・みんなが見てるけど、ちょっとナイフをずらしてぇっ、と。。。

「あ〜〜〜!!ずるしたらあか〜〜ん!!わ〜、こっこに当たったぁ〜」と、すかさず突っ込まれたのでした・・・
(こんなん入ってました〜)


ということで、見事当たり、私が支払い・・・は、結局してないけど、ちょっぴり盛り上がるこの「ロスコン」

夜、ママの友人数人がやってきたので、それに備えてママは2つ購入。
朝も夜もこの甘いロスコンを食べ、もういいわぁ・・・と思っていたところ、友人の一人がさらに一つ持参してくれた。。

甘いもの苦手のママは、私と旦那に
「今日からあんたたち、毎日ロスコンよ〜!」

このロスコンを私と旦那で消費しなければならないのか・・・
あ〜、ロスコン・・・ロスコン・・・

結婚って?!

October 14 [Sat], 2006, 5:08
昨夕、裁縫プロのママの友達の家に、カーテンの繕いと私のダンスのスカートのお直しを頼むため行ってきた
おじおばも違う用件があり、一緒に行くことに。
そもそもこの関係、私の旦那とそこの息子が友達同士、そこからママ同士家族付き合いおじおばもみ〜んなで家族付き合い
先に書いたように、こちらでは友達の子供も親もみな友達!友達の友達も皆友達!!スペインで広げよう友達の輪!なのだ

家に着いた数分後、そこにまた友達の輪が広がり、ママ友達の友達が二人の息子を連れ(6歳・16歳)やってき、計9人に!
それぞれ話の輪ができ、それぞれ話に花が咲いている
う〜ん、よく見るスペインの光景!

なんか隣では温泉の話題になっている?!
私たちの結婚式の時、スペインからママ、弟、おじおばを含め6人が来、私の両親とともに温泉に行ったりしたのだけど、どうやらそのときの話をしているよう。
どんなことを話しているのか興味があり、そこに混じると、話題はそのまま日本での結婚式のことに。

私たちは2月にお気に入りのホテルの教会で結婚式をし、その後披露宴をしたんだけど、入籍は色々な書類に時間がかかり4月にしている

入籍までにちょっと時間はかかったものの、いたってノーマルでしょ?

それが!スペインの人たちにとっては上記は天地がひっくり返るほど驚きなのだ

教会って?日本人なら仏教でしょ?クリスチャンでもないのにどうして教会で??神の前で結婚するの?結婚式と入籍日が違うってどういうこと?一体どっちが正式な夫婦になれるの??


答えは、日本での「結婚」は「役所で書類を提出する」だけ。
結婚式・披露宴はあくまで法的には何も意味をなさないパーティみたいなもの、だからしなくてもいいし、どのような様式でも好きなようにできる。
一般的に宗教にあまり執着というのか・・がない日本人。
だから一応仏教徒でも教会でウェディングドレスで結婚式をする人もいれば、神社で着物を着てする人も。
法的には「役所で婚姻届を出した日が結婚した日=夫婦となった日」
だからいくら結婚式をしても、婚姻届を出さなければ夫婦としては扱われない。

一方、スペインは国民のほとんどがクリスチャン、宗教との関わりが強い国。
結婚とは教会で神の前で正式な儀式をし、書類にサインをし、初めて夫婦となる。これらは同じ日でしかない。
教会で儀式をすることを好まない人たちは、タウンホールなので正式な儀式、書類関連を行う、らしい。
だから日本のちょっと変わった方法、なかなか理解できないのだ。

その一連の話をママは身を乗り出し、いつもの2倍のボディランゲージと共に、白熱状態で説明してる!
初めて聞く人たちはやっぱり理解できず、質問が次から次に。聞こえないから声も大きくなる!
みんながしゃべる、しゃべる、しゃべる!誰も人の言うことを静かに聞こうとしない!!
出た〜〜〜〜

この日本の文化、スペインの人たちにとってカルチャーショックだったに違いない。
私たちが結婚するときに、旦那が、一連の日本での結婚方法をママに説明したらしいが、毎日毎日質問攻めにあったという。
今、それがどれだけ大変だったか、垣間見ることができた・・・
よく説得した、旦那よ。

今となっては、以前宗教のことを理解していなく、世間知らずの私が「スペインの本場の教会で結婚式をしたい」などとほざいて、日ごろ大体「もう、わかったよ」とおれる旦那が、断固として「僕は神を信仰していないから教会での結婚は絶対できない!」と言った理由も分かってきた。
なんとかホテル内にあるフェイク教会での法的ではない結婚式をすることには同意してくれたけど・・・

宗教に関することは難しい・・・
幸い旦那は「信じるのは生身の人間」という、無宗教の人だったので良かったけど・・・
(クリスチャンだとクリスチャン同士でしか結婚できないからね。)

それにしても、帰りにママは私に「みんなすごいしゃべるから頭が痛くなったんじゃない?」なんて言ってたけど・・
いやいや、一番興奮してしゃべってたのはアナタでっせ〜
P R
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