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グローバル時代に武器になるのはやはり知恵 広い視野を持って投資したい / 2010年04月02日(金)
■グローバルな知恵の時代

 あのマイクロソフトの創業者、ビル・ゲイツ氏が今度は東芝と組んで原子力発電に挑戦するらしい。いよいよ本格的なグローバルな時代の始まりである。

 これまではグローバル化とは言っても、外国で工場を作って外国で売るとか、日本から外国株や投信を買うとか、主としてモノ、カネ、技術の国際的な移動が主だったが、いよいよ「知恵」と「技術」そして個人の「資金」が本格的に組むというグローバル本番の動きになってきたようだ。

「知恵」とは本来最も価値があるはずなのだが、なかなか計量化するのが難しい。そのためとかく日本では知恵は評価されがたく、「手で触れ、目で見ることができる」といったものには対価を喜んで払うのに、ヒトの知恵やプロのサービスなどに対する評価が、他の国に比べて低く評価されがちとなっている。

 もともと日本も戦後しばらくの間は「もの真似」からスタートし、そのため日本の輸出品も「安かろう、悪かろう」というのが世界の評判だった。しかしその後、ものまねで得た知識を知恵にかえることで、いつの間にか日本の工業製品は世界でいちばん品質が高いという評判を得ていったのである。

 ところがものまねからスタートしたためか「知恵」に対するガードが甘くなっていたり、いまやコピー商品を作らせたら本物よりすごいと言われている中国が、いかに知恵にたけているかを忘れていた。

 金型をはじめ日本の誇る技術や知恵が、グローバル化の波のなかで次々と中国に移転されていった結果、あろうことか「もの作り」ではこれまで世界一を誇っていた工作機械の生産が、ついに中国に抜かれドイツにも後塵を拝して3位になってしまった。

「いつまでもあると思うな親とカネ」ではないが、油断しているとトップの座も同様に必ず抜かれてしまうのである。

■自分に投資してみては

 その日本の落ち目を象徴するかのように、このところ外国の株に投資する動きが加速しているようだ。

 いよいよ日本の市場も投資家に見放されはじめたかと思うとさびしい気にもなるが、いまやグローバルな時代なのだから「知恵」の働かせ場所はいくらでもある。

 法人税をいつまでも世界で最も高いままにして放ったらかしている知恵のない国だから、せめてカネだけは「知恵」を働かせる国へと投資するのも投資家の「知恵」だろう。

 残念ながらまだ国内の政争しか眼中にない日本の政府には「知恵」が足りないし、いまの民主党ではないものねだりかも知れない。

 一方で「まだ日本は大丈夫」と、根拠のない楽観にすがっている知恵の足りない国民が多いのも事実だ。しかしグローバル化は日本の国民の意識などとは関係なく進む。日産がダイムラーベンツと組んだり、東芝がビル・ゲイツ氏と組んだりと、それなりに「知恵」を出して頑張っている企業も多い。

 いまは日本にこだわっているよりも、もっと視野を広くして「知恵」を働かす時だし、また「知恵」のある日本の企業を応援する時だ。それには経営者の資質を見ることだろう。

 日本電産の永守さん、東芝の西田さん、それにユニクロの柳井さん、信越化学の金川さんなど優れた経営者がいることを考えると、まだまだ日本も捨てたものではない。

■英語ぐらいは身につけよ

 ところでこれまでハーバード大学を卒業した日本人は何人いるか、ご存知だろうか。明治以来約3000人だそうだ。ところが今年の新入生はたった一人とか。

 目先でちょろちょろ小遣い稼ぎをするのも結構だが、若いヒトには時間という何よりの味方がある。この際自分に投資して自分の値段を高くすることを考えてみてはどうだろう。いまの日本には外向きの人間が少ないだけに、逆張りのチャンスと思えるのだが、グローバルな時代にはやはり英語ぐらいは身につけておかなければ、大きな知恵は出てこないだろう。

【3月28日17時0分配信 MONEYzine
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100328-00000002-sh_mon-bus_all

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