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半落ち / 2005年03月02日(水)
隠語で犯人の自供がすべてとれていない場合を「半落ち」という。

犯人の足跡をたどると、どうしてもわからない空白の2日間がうまれてきた。この間、彼はどこで何をしていたのか。それはどうも事件に深い関りを持っているようであった。

映画はたくさんのメッセージを伝えようとするとその時間の少なさにどれもが中途半端になってしまうことがある。この作品のメッセージは何度も繰り返されていた「誰のために生きているか」だ。
犯人である梶は妻に懇願され妻を殺害した。妻はアルツハイマー(認知症)で、とくに夏頃から悪化していたのだった。

原作にあった刑事同士の連帯感や足で地道に探した証拠という刑事物の要素は薄れている。だが、梶の持つ実直さは描かれていたと思う。後半では画面から溢れ出す空気に涙さえ滲ませてしまった。それは、映画の持つ伝えたいことがちゃんと届いたからだと思う。
ただ、愛する人を手にかけて自分も消える。とても美しく写るが、本当にそれでよいのだろうか。私にはどうしてもその疑問がぬぐえなかった。

「アイリス」と言う映画がある。アルツハイマー(認知症)を描いた映画で、当事者とその伴侶の愛を描ききり、とても深い夫婦愛であった。

Posted at 23:28 / ネコロビシネマ / この記事のURL
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