妖精王・5

2013年09月29日(日) 8時00分
妖精王・5




もう少し、突っ込んでみようかな



透明「ところでさ〜、妖精って普段なにしてるの

 昴「当然仕事として、自然を守り子孫を繁栄

   させることが彼らの本分だけど

透明「でも、それだと自然を破壊する人間って

   妖精から見れば邪魔な存在なんじゃないの



昴の顔が曇る・・・。


 昴「まあ、本来ならそうなるよね

透明「

 昴「透明は、人間として何のために生きてる

透明「えっい、いきなりだな〜

   う〜ん・・・俺は、というか人間は仏になる

   為に生きてると想ってるけど
・・・。

   だからこそ、霊界から人間界に修行に来ている

   ワケだし、本質的にも徳を積んでスキルアップ

   することが大切なんじゃないのかな

 昴「なるほどな・・・。」

透明「まあ、それは立前か俺自身で考えれば

   仏様に近づくことより、自分の生きてきた意味

   を死んだときに感じられればいいかな


   やっぱり、この世に産まれてきた以上は、

   惜しまれてあの世に帰りたいじゃん

 昴「くくくっ透明らしい・・・。」

透明「お前はどうなの

 昴「俺俺はこの力を持っている以上、

   妖精と・・・・ま、まあいいじゃん

透明「

 昴「さっきの話の続きだけど、妖精も人間と

   同じなんだよ


透明「

 昴「まあ、これは宗教色が強い考えだけど

   人間は徳を積んであの世へ帰る

   その徳が多ければ多いほど、人は神

   要するに天界に修行のフィールドを

   変えることができる
よな

透明「うん六道だね

 昴「霊界に帰った魂は、修行の成果次第で

   次に進む修行のフィールドが変わる


   六道は下から、地獄餓鬼畜生修羅

   人間、そして、天道である天界へと徐々に

   登って行き、天界での徳を満たせば

   仏界への扉が開かれる

   まあ、信じる信じないは別として、

   俺たちには、この光景を目の当たりに

   した経験がある

透明「う、うんあの時ね・・・。」

 昴「妖精も人間界というフィールドに

   いる以上は、俺たちと同じ

   人間はこの世界を人間界と称すけど、

   妖精からすると、この世界は妖精界と

   称するんだ


透明「えっじゃ、じゃあ、この世界で

   修行を終えたら、次は天界ってこと

 昴「いや確かに天界は人間にとって神の住まう

   フィールドだけど、妖精は天界を天界とは

   認識していない

透明「どういうこと

 昴「要するに、人間界と一緒で、妖精からすると

   ここは妖精界そして、徳を積んでスキルアップ

   したフィールド、いわゆる俺たちが天界と

   称している場所を、精霊界と呼んでいるんだ

透明「・・・・なるほどそれで合点がいった

   妖精と精霊っていうのは、なにが違うのか

   考えたことがあったけど、要するに、人間から

   見た神様
と、妖精から見た精霊は同じ感覚

   ということか

   天界には、神と精霊が住んでいる

   そう考えるとわかりやすい

 昴「ただ、人間と妖精の関係とは天界は大きく

   異なっているけどね

透明「どういうこと

 昴「天界では、神と精霊は共存し、お互いを

   敬いながら生活している・・・。

   もちろん、触れることも会話することも

   一緒に住むことすらできるんだ

透明「・・・・・じゃあ、その力を捨てたのは

   人間界だけってことなんだ
・・・

 昴「うん・・・。」




何だか複雑な気分になってきた・・・。





    
              続く・・・。

   






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妖精王・4

2013年09月27日(金) 8時00分
妖精王・4





 昴「俺にとって、妖精は世界そのものだよ

透明「

 昴「俺の存在意義・・・産まれてすぐに備わっていた

   俺の妖精眼は、通常ではとらえられない妖精と

   繋がりを持ち、触れられないはずの妖精に触れ

   話が通じないはずの彼らの言葉を聞き分ける


   産まれてきて初めてとらえた世界には、

   他の人とは景色も常識も違っていた・・・。

   小さい頃から、自然の成り立ちを目でとらえ

   この世のあり方を考えさせられてきた・・・。

   条理不条理あるけれど、俺の目には皆と違う

   世界が当たり前に広がっている

   俺から視れば妖精は、その存在自体が世界と

   密接につながっていて、その存在が無くなれば

   この世界は終焉を迎えるということなのだろう

   と、いつも思っている


   だから、妖精は世界そのものと言っても

   おかしくは無いんじゃないかな

透明「・・・お前・・・いつもそんな小難しいこと

   考えているの

 昴「べ、べつにそんなことは


どおりで、子供の頃から一人だけ大人びたところが

あったわけだ

自然の理人と自然の関係世界と妖精、人間である

昴からすれば、板挟みなことも多かったのだろうな・・・



透明「なあひとつ、素朴な質問してもいいかな

 昴「なんだよ、あらたまって

透明「そもそも、妖精ってどんな存在なの

 昴「

透明「だって、普通の人にはほとんど関わりが無い

   のに、同じ世界に存在している妖精は、

   本来人間と密接であってもおかしくないでしょ

   でも、偶然が重なって視えることはあっても

   触れることも話すこともないなんて、

   おかしいと思うんだ・・・けど。」

 昴「ふ〜っ・・・そうだね

   よしそれじゃ〜基本的なところから

   説明しようか



昴はコーヒーを飲みながら、静かに話し出す・・・


 昴「妖精は、高自然エネルギーの集合体

   人間とは違い、卵で産まれて来るんだ

   通常卵は、自然の産物の中に産まれて、

   そのエネルギーと外界のエネルギーを吸収し、

   孵化し外界に飛び出す

   妖精の卵として核が出来上がるものの代表例

   といえば、花のつぼみ宝石類の核

   樹齢200年を経た古木などがあげられる

   まさに自然そのものが実体化した生き物と

   考えてよいと思う

   もちろん、この中に全て妖精が存在している

   ワケじゃない


   妖精が産まれる卵は、花なら100万本に1つ

   宝石であれば、1000コに1つ古木であれば

   200本に1つ
程度の割合にしか存在しない

   その他の自然物となると、とんでも無い数の中から

   1つ有るか無いかの割合になるから、大変稀少な

   存在ともいえる

透明「へ〜ぇ、それじゃその卵がいるモノを持って

   いたら、妖精と共存できるんじゃない


 昴「ちなみに、妖精が卵から孵ると妖精達は一斉に

   外の世界へ飛び出してしまうから、母体となった

   自然物には妖精が住まうことはないんだ


   卵があったからと言ってそ、こに妖精がいるとは

   思わない方がいい

透明「そ、そうなんだ

 昴「ちなみに、地球創世から数え上げると現時点で、

   地球上にいる妖精の数は、21億精くらいいる

透明「そ、そんなに

 昴「だから、妖精は身近には必ず存在するとも言える

   妖精の寿命はまちまちだけど、環境さえ整えられて

   いれば数百年は生きられる存在

   人間とは違って、どの妖精も俺らよりは年上の子が

   多いんだ

透明「う〜ん、それじゃ〜妖精には親とかはいないの

 昴「そうだね親とするならさっき言った

   卵ができる自然物が親になるのかな

   妖精の卵は妖精が自ら産むのではなく、

   環境が整えられた自然物であれば高エネルギーが

   集まり自然とできるものだから、大量に産まれる

   年もあれば、全然卵ができない年もある


   人間が作る環境によっては、卵の発生が阻害

   されることもあるんだ

透明「そういう意味でも、人間は同じ地球上の同居者

   として自然を壊さないように意識する必要がある

   っていうわけか・・・。」



妖精の話

もう少し昴くんからレクチャーして

もらいま〜す





 
            続く・・・。




   

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妖精王・3

2013年09月25日(水) 8時00分
妖精王・3




工房の中は意外に広く、整理されている

色々な工具と何かの焼けたような臭い

昔、刀鍛冶の工房へお邪魔した時に

見たような光景と、最新の何に使うのか

わからないような機械とが混在した

不思議な世界
が広がっていた・・・。


 昴「コーヒーでいいか

透明「あ、ああ悪いね

   そう言えば、さっきの子は

 昴「ああ裏の木の下で遊んでるよ

   他の妖精もいるし、あの子と相性が

   悪い子
は、今の時間はいないから

透明「相性

 昴「妖精は、自然元素の集合体だからね

   水の妖精は火の妖精とウマが合わない

   のが道理だろ

   さっきのコロボックルは草木の妖精

   だから、鉱物系や黄土系の妖精とは

   相性が合わないことが多い

   だから、今の時間は草木系の妖精が

   いる裏庭で遊ばせていれば、安全なんだよ

透明「ふ〜んなるほどね〜

   でも、さっき言ってたコロボックルって、

   アイヌにいた小人のことじゃないの

 昴「まあ、認識の差かな

   大昔は、誰にでも視えたし会話もできた

   いたって普通に日本に暮らしていた優しい

   種族の妖精だったからね

   どちらかと言うと、人間と妖精のハーフ的な

   存在
だったらしいから、人間と共存できても

   おかしくは無いんじゃないかな

   でも今は、人間の方が目を閉じてしまっている

   視えたものが視にくくなり、まったく視えなく

   なると、存在自体もとらえることができなく

   なるもんなんじゃないの


   だから、今はコロボックル達も人間と交わる

   ことがなくなり、本来の妖精としての存在から

   抜け出ることはできなくなってしまっているんだ

透明「・・・確かにそうかもしれないね

   感覚が退化してくれば、認識できるものも

   少なくなる

   目でとらえられないから、いないものとして

   目に視えないモノの存在すら否定してしまう
・・・。」

 昴「この世界は、人間や動物以外にも、自然から産まれ

   生命を持つモノ達が沢山いる

   全てを否定してしまえば、この世の理なんて視えなく

   なるものなのに・・・寂しいことだよ


なんだろう

こんなに悲しい顔する昴をはじめて見た・・・。

いつもより饒舌だし、何かあったのかな


透明「なあ、昴俺は妖精には詳しくないけど、

   昴は、妖精を触る力も言葉を理解する力も

   あるじゃない


   妖精ってお前にとって、一体どんな存在なの

 昴「そうだな〜まあ、時間もあることだし、

   たまには良いか



次回、昴くんが妖精をレクチャーしてくれます





      
          続く・・・。


   



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妖精王・2

2013年09月23日(月) 8時00分
妖精王・2





自宅から2時間半・・・

少し人里から離れた山の中にその場所は

静かに存在している

妖精という存在は、直接触れることが

できない為
、迷子の妖精を葉っぱに乗せ

私はその場所を訪ねる・・・




カーンカーン


透明「おっやってるな

   もう少しだから、ちょっと待っててね

妖精「にぽ


トントン


透明「す〜ば〜る〜く〜んあ〜そ〜ぼ〜


ガチャッ


 昴「小学生か〜〜〜〜っ

   たくっ何しに

   って、おい

   その葉の上にいるのって

透明「うん妖精

 昴「お前、とうとう誘拐

透明「ちが〜〜〜〜う何で俺が誘拐しなきゃ

   いけないんじゃ〜〜〜っ

 昴「じ〜〜〜〜っ・・・。」

透明「だ・か・ら〜っちがっ

 昴「し〜〜〜っ

透明「

 昴「お前、どこから来た

妖精「ぷこきゅ〜う、ぽこ・・・。」

透明「(まったくわからん)」

 昴「そうか、仲間と離れちゃったんだ

妖精「きゅぽ、ぷぽぽくぱぷ・・・。」

 昴「わかったそこまで送ってあげるから

   少し、ここで遊んでいきなさい

妖精「きゅぱっ


妖精はヒョイっと昴の肩に飛び移り、昴の頬に

スリスリしている・・・。

やっぱり、こいつには妖精が触れるんだよな

何でだろう


 昴「透明何してんだ中に入れよ

透明「い、いや仕事中だろ

   邪魔になるんじゃねぇの

 昴「はぁ〜今更だろ
 
   まあ、ちょうど休憩しようと思ってた

   ところだから



昴が珍しく招き入れてくれたので、私は彼の

工房へ入って行く・・・


透明「あちっな、何だこの部屋

 昴「仕方ないだろ強い炎の力が必要だからな

   今は、○○○万円の法具をオーダーされて

   いるから、かなり炎の力を集約させて入れ

   ないとならないんだよ


   だからクーラーとかはかけられないから、

   そのつもりでな

透明「・・・・・。」

 昴「どうした

透明「暑さが吹き飛んだ・・・

 昴「



何だか、世界観が違う異世界に来た気分だが

この際だから、昴に聞きたいこと聞いて

みようかな







            続く・・・。







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妖精王

2013年09月21日(土) 8時00分
妖精王



真夜中・・・



透明「ぐ〜〜〜〜〜う・・・ぐ〜〜〜う

   ・・・・・・がっ・・・・ぐ〜う



・・・・・出だしから寝てるし・・・



がさごそ・・・がさごそ・・・。」



・・・・




一夜明けて・・・



透明「うおおおおおおおっ

   無い無い無い無い


朝から騒がしい透明先生


透明「おかしい

   昨日はここにあったのに

   ま、まさか、泥棒

   ・・・・・そんなわけ無いか

   金目のモノなんてないし、取られた

   ものといったら、やっと時間をかけて

   作った光波の札(こうはのふだ)だけ

   だもんな〜



光波の札は、自然の光から出る波長を

吸い込み溜めるためのもの


色々なアイテムには、必要な媒体になるため

随時、時間をかけて光りを集めておいた

のだが・・・



透明「・・・(何だなにか気配が・・・。)」



凄く微量だが、気配を感じる・・・



透明「そこか〜〜〜〜っ


私は、クッションをひっくり返す


ビクッ

透明「ビクッ・・・・・えっ

   これって、妖精


クッションの下にいたのは、光波の札を抱いた

消しゴムサイズの小さな人間


い、いや妖精だ


妖精「・・・・・ビクビクッ・・・。」

透明「二コッ・・・怖がらなくていいよ

   そうか、お前が御札を持ってたんだね

妖精「・・・・・にぽ・・・ぽに・・・。」

透明「・・・・・ニコ二コッ・・・



や、やばい

私は、妖精とは話せないんだけど

う〜〜〜ん・・・この子、やっぱり

迷子だよな〜

そうなると、アイツのところに行かないと

ダメか・・・




突然現れた小さな妖精

やはり、専門家に頼るしかない







          続く・・・。

   





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透明ニュース・6

2013年09月19日(木) 8時00分
透明ニュース・6



揚羽「皆さんこんにちは

   透明ニュースのお時間です

   最初のニュースです

   本日、昴先生が何やら企んで

   いる事実
が判明しました

   それでは、現場の透明先生


透明「は〜い現場の透明です

   本日はここ噂の昴くんの工房へ

   突撃取材です

 昴「おい

透明「昴さん何やら企んでいるという

   噂ですが、本当ですか

 昴「お、お前が頼んで・・・モゴモゴ

透明「やはりそうなんですね

   噂では、世のため人のために、

   アイテム作りに励んでいる
ということ

   ですが

 昴「むうううううバタバタ

透明「なるほどなるほど

   人間が生活する上で、問題となる

   災いや困ったことを打開すべく

   その事柄にあわせた御守りを制作し、

   必要な方に提供しようということ

   ですね


 昴「むうバッお、お前が無理言って

   きたんだろ〜〜っ


   ブログの質問で沢山の人が色々なことに

   困っているから解消できるアイテムを

   作ってやってくれって

   それも、格安でむううううっ

透明「ご、ごほん

   え〜っとなるほどなるほど

   なんと格安の上に、売上の一部を

   恵まれない人たちのために寄付するとは


   昴さんあっぱれです

 昴「むううううううっ

透明「本日は、昴くんの素敵な構想を

   皆様にお届けいたしました

   早く、お店ができると良いですね

   それでは、スタジオにお返ししま〜す

 昴「バッ寄付の話は聞いてねぇ〜〜〜っ

透明「(言ったモノ勝ち)」



揚羽「・・・ありがとうございました

   それでは次のニュースです

   昨日、陣さんの猫茜ちゃんが脱走しました

   陣さんは、ネガティブ・キャンセラー能力

   出てしまいそうなくらいの状況で、落ち込んで

   いたらしいのですが・・・。

   幸いにも、家から2分たらずの庭先で、

   へたり込んでいたのを発見

   彼女の逃走劇も、体重にみあった範囲で

   行なわれたものと、関係者一同、ホッと

   胸をなで下ろしたとのことです


   陣さん茜ちゃんをこれ以上太らせると

   虐待になっちゃいますので、気をつけて

   ください

   それでは、本日はこの辺で

   次回の透明ニュースを楽しみにしていてください

   それでは皆様see you









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2013年 魔導の日

2013年09月17日(火) 8時00分
2013年 魔導の日




透明「みなさ〜んお待たせいたしました

   今年も魔導の日が近づいて参りました

   一ヶ月ほど早いですが、割り出した日にちと

   時間を早速発表しちゃいま〜す

   それでは、2013年魔導の日

   発表で〜す





2013年 魔導の日




10月13日


午後8時30分〜午後10時20分まで

海外在住の人は日本時間で換算してね



透明「さ〜て、今年は何を願うのか

   今から楽しみですね〜〜

   今年もこのページに法陣を掲載

   しますので、10月13日には、

   是非是非、このページを開いて

   願いを叶えちゃいましょ〜う


   それでは、皆様

   お願い事、決めておいてくださいね







 ・魔法陣は、毎年違いますので、前回の法陣では

  願いをかけることはできません

  必ずこのページに貼られた法陣を使うように

  してくださいね

  現在作成中なので、当日の開始時刻までには

  このページに掲載しておきます

  魔法陣を掲載しました



 ・魔導の日が初めてという方、もしくは直前に

  慌てないよう願いの成就に万全を期す方は、

  下の記事をしっかり読んでおいてくださいね〜


         

 オフの日2(魔導の日とはの説明)

 オフの日2ー2(やり方と注意事項など)



過去の『魔導の日』記事や、各コメント欄には

参考になることが書いてあるかもしれないので

一応そちらも目を通しておいてくださいね〜

 魔導の日(2009)

 魔導の日(2010)

 魔導の日(2011)

 魔導の日(2012)




・。・゜★・。・。☆・゜・。・゜。・。・゜★・。・。☆

【追記】


2013年用の魔法陣

公開です





2013年版 法 陣






画面に出ている図形を頭に焼き付ける

画面に右手をあてて、願いを込める

 (口に出さなくて良いですが心の中では言葉を言って下さい)

願いが叶った時の自分をしっかりイメージ



注意

法陣は、念を増幅させる働きをするので、

安全のため、保存や印刷などはせず

PCや携帯に表示させた図形をその時だけ

使用してくださいね


・。・゜★・。・。☆・゜・。・゜。・。・゜★・。・。☆

       


               完


           





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百忌怪談・21

2013年09月15日(日) 8時00分
百忌怪談・21




 陣「コオオオオオッ


陣の呼吸が変わる・・・。

人間の呼吸には、様々な効果がある

例えば腹式呼吸は、身体の流れを正常化し

考え方もポジティブにする効果がある

では、その逆であれば・・・。

陣のそれは、正に腹式呼吸の逆であった



 円「うっ

透明「くっ、こんなに・・・


周りの空気が淀みはじめ、空気自体が

重みを増すような感覚に陥る・・・


 陣「・・・・・ブツブツ・・・。」


陣は、古い御札の入った包みを虚ろな目で

見つめながら何かを口ずさんでいる・・・。


キイイイイイイイイイイイイッ


それに抵抗するように、御札から発せられる

音も大きく強くなる

 
 陣「ブツブツブツブツ・・・。」


パキッ


鈍い音がこだまする


 陣「ブツブツブツブツ・・・。」


キイ・イ・イ・・・・・パキン・・・・・。」


 怜「・・・音が消えた

   ・・・・・・終わったの


辺りは、一瞬にして静まりかえる・・・。

私は、田端さんの様子を視て事の終焉を

感じ取っていた・・・。


透明「さてと・・・ここからだ

 円「う、うん

 怜「仕方がない・・・


私達は、陣の周りを取り囲む



 円「はじめるよ

 怜「うん


円と怜は印を組み、呪文の詠唱を開始する

私は、陣に直接近づき語りかける・・・。


透明「陣大丈夫か

 陣「ブツブツブツブツ・・・。」

透明「ありがとうな助かったよ

 陣「・・・・・・・・。」

透明「陣の能力があったから、今回は

   田端さんを救うことができたんだよ

   お前の能力は、素晴らしい能力だよ


陣は、幼い頃よりこの能力を否定し続けて

いたため、能力の発動が未だ自分では

押さえきれない部分がある

そのため、私達は陣の能力の押さえ方を

師匠から伝授されていた



透明「陣ゆっくり深呼吸して、私の目を

   見ていて

 陣「・・・・・・。」


そう言うと、私は陣の額に手を当て、

自分の気を注ぎ込んで行く
・・・。


パキキッ


鈍い音が、私の身体に響く・・・。


透明「(・・・大丈夫だ、骨まではイってない

    今回は軽くてすみそうだ
・・・。)」

 陣「・・・・・・・うっ

   ・・・・・・・・・・

   ・・・・・・・あっ

   透明大丈夫か

透明「うん大丈夫陣は

 陣「おう大丈夫だ

 円「ふ〜っお疲れ〜

 怜「まったく厄介な

 陣「悪い悪いでも、俺の活躍で問題解決

   したんだから、イイじゃんか〜

 怜「それはそうだけど・・・



取り敢えず、一件落着

私達は、力を失った御札を坂下さんに見せ

一連の説明をする・・・。



透明「この御札は、土地の安寧を祈願する

   御札
のようだけど、見覚えある

坂下「いいえ家の下にこんな御札があった

   ことも知りませんでした

透明「なるほど多分この御札は、この家を

   建てる時に埋められたものなのかもしれ

   ないね

   御札としての効力は、かなり長いもの

   だったのかもしれないけど、誰もが

   この御札のことを忘れて、時が過ぎて

   しまい赤光に変わっていた
・・・。

   通常は、土に埋まっていた為、赤光と

   してのターゲットは設定できなかったが、

   百忌怪談をすることで、霊場が高まり

   つながってしまったと考えた方が、

   つじつまが合う
・・・。」

坂下「そ、それじゃ〜

透明「勘違いしないでね今回の田端さんの件は

   坂下さんのせいではないからね

坂下「で、でも

田端「千夏のせいじゃないよ

坂下「重美

田端「最初に、ここで研究発表しようって言ったの

   私だし千夏は私のこといつも心配して

   くれてたじゃない

 怜「そうそう誰も悪くない

   そもそも、誰もこうなるとは思っていない

   のだから・・・。」

坂下「・・・・・

透明「坂下さんも田端さんも、お互いを思いやる

   気持ちがあることには変わりがない

   そんな友達がいるということの方が

   大切なことなんだと思うよ


坂下「・・・はい

田端「陣先生ありがとうございました

 陣「えっお、俺

   あ、あははははっどういたしまして

 円「良かったじゃん珍しくお礼言われて

 怜「ほんと陣がお礼言われてるところ見るの

   はじめてかも
・・・。」

 陣「お、お前ら

   ・・・フッ負け惜しみか

円&怜「カチン


後ろでボコボコにされている陣くんはホオって

おいて・・・


透明「この御札の処分は、私達が責任をもって

   処分するから安心して

   この後、不調とか何かあるようなら、

   怜に連絡してくれれば対処するから、

   遠慮なく言っておいでね

坂下「はい

田端「はいありがとうございました



私達は古い御札を持ち帰り、坂下家を後にした


帰り道・・・。



 円「はぁ〜〜〜〜っお腹空いた〜〜〜っ

 陣「お、俺も・・・

 怜「そこに、おいしいラーメン屋さんあるよ

透明「俺、パス

 円「ええ〜〜っなんでよ〜っ

 陣「付き合い悪いぞ

 怜「・・・・・・・・・今日はありがとう

   私達、ラーメン食べて帰るから、透明も

   気をつけてね


   今回のお礼は後日

透明「うんそれじゃ〜な〜っ



私は三人と別れ、駅に向かう・・・



透明「はぁ〜怜のやつは気づいてたみたいだけど、

   この腕じゃ、箸も持てないか・・・


残暑の残る夜風に吹かれ、一仕事終えた満足感を

感じながら家路を急ぐ透明なのでした






    
            完

   




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百忌怪談・20

2013年09月13日(金) 8時00分
百忌怪談・20




陣とはじめて会ったのは、私がまだ

師匠の道場に通い出して一週間目の

日曜日だった
・・・。



透明「先生あそこにいる子は

師匠「おお紹介がまだだったな

   お〜い

透明「

師匠「あはははははっ

   あいつ、人見知りでな

   お前から、行ってやれ



道場の隅っこで丸まっている小学生

私達を見ることもなく、ただ空を眺め

ながら、何かを話していた・・・。



 陣「・・・ブツブツブツブツ・・・。」

透明「は、はじめまして

 陣「・・・ブツブツ・・・・。」

透明「・・・僕、透明って言うんだ

   よろしくね

 陣「


私は陣に手を伸ばし、握手を求めた

陣は、はじめてこちらを見て照れくさそうに

手を伸ばす・・・。

私が陣の手を握った瞬間


パキッ


透明「

 陣「ごめんなさい、ごめんなさい


私の右手の小指は、折れていた・・・。


 陣「僕は・・・ブツブツブツブツ・・・。」


徐々に、痛みが・・・


透明「じ、陣くんこれから、よろしくね


私は、痛いのを我慢しながら師匠の元へ・・・



師匠「大丈夫か

透明「小指が痛いです

師匠「ちょっと、見せてみろ

   ・・・げっ折れてる

透明「えっ

師匠「ちょっと我慢な


コキッ


透明「

師匠「これでよし痛みはどうだ

透明「は、はい大丈夫です

師匠「今、添え木もってきてやるから、

    ちょっと待っててな

透明「は、はい・・・。」


今のは、陣くんがやったのかな



私は、恐る恐る陣の元へ・・・


透明「陣くん

 陣「・・・・ブツブツ・・・。」


陣の言葉を、よ〜く聞き取る


 陣「僕は悪くない・・・僕はいい子・・・

   僕は明るい・・・僕は・・・
。」

透明「

 陣「僕は幸せ・・・僕は元気・・・・。」

透明「じ〜ん〜く〜ん

 陣「


耳元で、大きな声をだすと陣くんは驚いた

表情でこちらを見る


透明「陣くん、凄いね

 陣「えっ

透明「今のどうやったの

 陣「えっ、あの・・・その・・・

透明「今、こうやって触れただけで

 陣「ダメッ

透明「

 陣「僕に、触れないで・・・

   僕は・・・ブツブツ・・・・。」

透明「ダメだよ

 陣「

透明「言いたいことは、ちゃんと言わなくちゃ

   僕たち、友達になるんだから

 陣「と、友達

透明「うんいや

 陣「ブルブルッ

透明「それじゃ〜、これからよろしくね


そう言うと、私は自分から陣の手を握る

陣は大粒の涙を流しながら、はじめて笑顔を

みせてくれた


このとき、私には陣の中にある心の闇

みえていたのかもしれない・・・。

私の目の端には、笑顔で見つめる師匠の顔が

うつっていた




ネガティブ・キャンセラー能力


陣は本来、誰よりも暗く、誰よりもネガティブなのだ

皆さんには信じられないかもしれないが、これが彼の

能力の源でもある・・・。

普段は、明るくお馬鹿キャラの陣だが、ひとたび能力を

使うときには、強い負の感情がよみがえる

私も詳しくは分からないのだが、

ネガティブ・キャンセラー能力というのは、

己の負の感情の最上級能力

人間は元々、防御本能が強い為、物事を悪くとらえる

ことに長けている

この感情は、非常に強い念を生みだしやすく、ある意味

どんな念にも負けない強い力を秘めている

陣は、この負の念をあやつり、どんな流れをも破壊する

ことができるのだが・・・危険すぎる能力は、周りから

敬遠され、恐れられる

陣は、この能力のために親からも恐れられ

友達も作ることはできなかった

その分、子供の頃は私達、キョウダイ以外には心を許す

ことはなかった

そんな陣を見てきた私達も、できるだけ陣に

この希有な能力を使わせることのない

ようにしてきたのだが・・・



次回いよいよファイナルです







              続く・・・。







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百忌怪談・19

2013年09月11日(水) 8時00分
百忌怪談・19




透明「ふ〜っ


最後の蝋燭が消える・・・

辺りは漆黒の闇に閉ざされ、誰もが

本能的な不安感に襲われる

自分の鼓動がうるさく感じはじめたその時



きいいいいぃぃぃぃぃぃぃぃっ


透明「うっ

 陣「いっ

 円「きゃぁ

 怜「くっ


突然、黒板を引っ掻いたような高音が、

耳の奥に響き渡る


 陣「なんだよこれ

透明「ぐっ


音は益々大きくなり、直接鼓膜に叩きつけらる

耳を塞いでも音が浸透してくるようだ


 円「透明何とかなんないの

 怜「・・・・・・。」


私も怜も、音の発信源つまり、田端さんに影響を

与えているモノの場所を探していた



 怜「透明


突然、怜が叫ぶ


透明「畳をひっくり返すぞ

 陣「お、おう


私達は急いで畳をひっくり返す


きいいいいいいぃぃぃぃぃぃぃぃっ


 円「ぐっ・・・音が強くなった

   間違いないよ

 陣「くそったれ


陣がもの凄い勢いで、土を掘り出す


 陣「・・・あったぞこれか


そこには、布にくるまった何かが・・・。


透明「それだ結界

 円「む、無理こんな強力な呪詛に

   対抗できるモノ、用意してないよ〜



きいいいいいいいいいいいいいぃぃぃぃぃっ


音は益々強くなる


田端「ううううううっきゃ〜〜〜っ

坂下「か、身体が・・・。」

母親「力がはいらない


 怜「まずい円の結界が壊れかけてる

透明「・・・じ、陣・・・頼めるか

 円「マジ

 陣「くっ、仕方ない

   皆、下がっていてくれ〜

 怜「じ、陣

 円「本当に陣にやらせるの

透明「この状況じゃ、仕方ない

   陣のネガティブ・キャンセラー

   任せよう




ついに明かされる、陣の能力

ネガティブ・キャンセラー能力とは




 
      
               続く・・・。

   






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百忌怪談・18

2013年09月09日(月) 8時00分
百忌怪談・18




尾形「・・・もう・使っていない・・離れの

   掃除を・・・頼まれて・・・


透明「その時に、変な感覚があった

尾形「は、はい・・・最初は、空気が・・

   お、重いな〜って・・・はぁはぁ


透明「尾形さん大丈夫

尾形「は、はい・・・古い・・・神棚が

   あって・・・はあはあ



大分苦しそうだ



透明「尾形さん取り敢えず、もういいよ

   その話だけで、十分だから

尾形「は、はい・・・はあはあはあっ



う〜ん・・・確かに何かが影響している

確認したところ、何かが取り憑いている様子も

ないし・・・。

使われていない離れ・・・古い神棚・・・



透明「尾形さんひとつだけ教えて

   その神棚に御札は入ってた

尾形「・・・は、は・・・い・・・ぐっ



ビンゴやはり、その御札が原因だ



透明「尾形さん今、楽にしてあげるからね

   (人貫奇門遁甲術)」



尾形さんの気穴に気を当て込む



尾形「ぷは〜っはあはあはぁはぁ・・・

   ・・・あれっ苦しくない

透明「大丈夫

尾形「は、はいあれっ俺、どうしちゃったんだ

透明「尾形さん今、一時的に尾形さんに影響

   しているものと繋がりを分断している状態

   なんだけど、まだ、根本解決にはいたって

   ないんだ

   尾形さんは、今から、ご実家の方に連絡をして

   離れにある神棚の中から古い御札を取り出して

   もらって、一度粗塩をかけて白い布にくるんで

   私のところへ送ってもらえるように頼んで

   もらえないかな


尾形「は、はい


尾形さんは、すぐにご実家のお母さんへ連絡をとり

私の言ったことを伝え、送っていただくことになった


尾形「せ、先生その古い御札と俺の体調・・・

   何か関係があるんですか

透明「うん多分その御札、赤光になってるよ

尾形「しゃっこう

透明「通常、神棚や仏壇などの御札や護符は、

   一年に一度その場所におさめて新しい御札を

   いただきに行くでしょ


尾形「はい

透明「もともと、護符や御札というのは、

   その媒体によって、効果の持続期間が

   決まってくるものなんだ


   本来は一年の祈願をし、その年の安全を

   護っていただく御札の効果は一年間と

   決められている

   毎日、その家の家族を護るための効力は

   出続けている
ものなんだけど、その効力が

   出尽くしてしまうと、その御札の効力は

   空になる・・・。

   しかし、問題なのはここから

   効力を排出し続け、皆の安全を護り続けた

   御札は、その効力を失い一定期間を過ぎた

   頃から、逆流現象を起こすことがあるんだ

尾形「

透明「息を吐き続けたら、次は吸わなければならない

   御札や護符も生き物と同じで御光(ごこう)を

   分け与え続け吐ききれば、いつかは吸わなければ

   いけなくなる
それが、相手の御幸(ごこう)

   を吸ってしまう現象、赤(逆)光現象なんだ


   昔の文言でこんなのがある

   「御光賜るは、幸徳と識れ

         赤光受けるは、恥と知れ

   受けた恩を仇としないための格言かもしれないけど、

   昔はそれだけ、御札や護符の扱いが重要視されて

   いたのかもしれないね

尾形「それじゃ〜、あの御札は・・・

透明「君から、御幸つまり、幸せそのものを奪い

   はじめていたということだね


尾形「ひえ〜っ

透明「護符札赤光は、奪う相手を御札が決めてしまうから、

   ターゲットがセットされると御札の呪詛解除は

   難しくなる


   だから、私のところに送ってもらっても、

   時間をかけて解除しなくちゃならないんだ

尾形「その間は・・・また、あんな状態に・・・

透明「それは大丈夫私のところに送ってもらえれば

   結界を敷いて、影響が出ないようにするから

尾形「よ、よかった〜ありがとうございます



後日、尾形くんの実家から御札が届き、

私は、呪詛解除に数週間かかった・・・。



ちなみに、皆さんがもし古い御札や護符をもって

いた場合

その御札や護符を2年過ぎない内に、神社や仏閣に

お返しするように心がけておきましょう


護符札赤光は、全てのモノに言えるものでは

ありませんが、安全のため覚えておいてくださいね



御札や護符の種類によっては、一生持って

  いても大丈夫なものもありますので、

  効果の程は、いただいた場所で確認して

  くださいね



〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜



田端「きゃ〜〜〜〜〜〜っ


田端さんが頭を抱え悶絶している


透明「ビンゴだねいよいよ本番だぞ

   準備はいいか

 陣「お、おう

 円「う、うん

 怜「OK


私は、最後の蝋燭を吹き消す






               続く・・・。

   




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百忌怪談・17

2013年09月07日(土) 8時00分
百忌怪談・17





透明「(田端さん、苦しそうだ早く話を

    終わらせなくちゃ
)」


私は、田端さんを横目に話を続ける・・・。



透明「皆は、護符札赤(逆)光(ごふふだしゃっこう)

   という言葉を知ってる

   この話は、私が占い師として5年目に

   入る頃のお話です



〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜




その日は、朝から胸騒ぎがする変な日だった・・・



カランカラン


透明「こんにちは〜

尾形「・・・こん・にち・は・・・。」

透明「お、尾形さんどうしたの

   顔色真っ青だよ

尾形「・・・ちょっ・・と・・・調子が・・・

透明「と、とにかく中に入って

   そこのベッドで横になっていて

尾形「・・・す、すみ・ま・せん・・・。」


私は、治療用に鑑定室においてあるベッドに

尾形さんを寝かせる・・・。



尾形 勇(おがた いさむ)さん 

34歳 会社員


彼は、元気が取り柄の営業マン

いつも元気すぎて先走ってしまい、色々と

失敗をしてしまうような、パワフルな男性

なのだが・・・


透明「少し、お腹を触りますね

尾形「は、はい・・・。」

透明「(・・・気の流れが無茶苦茶になってる)

   尾形さんこんな状態になったのって、

   いつから

尾形「そ、それが・・・先・週・・・。

   実家の・・・秋田に帰ってから・・・

   調子が・・・おかしく・なっちゃって・・・


透明「その時、何か変な感覚とかに襲われる

   ことってなかったかな

尾形「・・・・・そ、そういえば・・・。」




尾形さんの急変の理由とは






               続く・・・。





   

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百忌怪談・16

2013年09月05日(木) 8時00分
百忌怪談・16





透明「(そろそろ、仕掛けてみるか)」


私は、淡々と話を続けていた


 円「(透明、仕掛けだした・・・。)」

 怜「(私も田端さんから目を離さない

   ようにしなくちゃね
)」


その話は全て田端さんに影響を及ぼして

いる可能性があるモノを探るための罠


今のところは、反応はないが、徐々に

さきほど施した術式が解けてきている


坂下「重美

田端「はあはあはあはあ

母親「重美

田端「だ、大丈夫・・・まだ、平気

 怜「苦しければ、横になっていていいよ

田端「は、はい



25話目終了

後、3話・・・ここからが本番

私が予想しているものが正しければ、この3話で

確実に反応があるはずだ



26話目終了


 円「・・・まだ・・・ね・・・。」


27話目終了


 怜「・・・後一話・・・



もっとも可能性の高い、28話目の話が始まる



透明「それでは、最後の話です

   これは、皆さんの家でも起こりえる話

   人が願い信仰し、身近にある対象物の話

   古くから当たり前のようにそこにあるそのモノは

   いつしか、人を祟り、呪いのようにジワジワと

   身体を侵してゆ
・・・。」

田端「・・・ううっ・・・うううっ・・・。」

 円「(反応した)」

 怜「(いよいよね・・・。)」

透明「話が終わるまで、田端さんを

   しっかり押さえていて

 円「了解

 陣「おう

 怜「うん




いよいよ、今回の元凶登場

次回、全ての謎が解き明かされる・・・。





 
             続く・・・。







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百忌怪談・15

2013年09月03日(火) 8時00分
百忌怪談・15




透明「昔から、良い言葉を使う人は

   良いことが返ってくると

   言われている


   誰しもが親に教わることだけど

   悪い言葉を使うと怒られたり

   注意されたりしたのを覚えてない

坂下「はい汚い言葉や悪い言葉を

   使ってはいけないと言われました

田端「そういえば、私もよく・・・。」

 陣「確かに、そう言う言葉は周りに

   不幸にするもんな〜


透明「うんでも、それだけじゃない

   その言葉は人の心に残り、その人の

   印象すら変えてしまう力がある

   もともと、言葉というものには、

   その場で状況をひっくり返すほどの

   力があるよね


 円「そうよね呪文もこの言葉の応用

   みたいなものだもんね

透明「良い言葉を使えば、良くなり

   悪い言葉を使えば、悪くなる

   とっても当たり前のことなんだけど、

   人の感情は複雑で、なかなか良い言葉を

   使う機会すら、あえて自分自身で作らなければ

   発することも少なかったりする



一同、沈黙・・・。

皆、今までの自分の言葉を振り返っているようだ



透明「ま、まあ、そんなに難しく

   考えることでもないよ

   言の葉ばしりは、そんな言葉の力を

   簡単に使えるようにした自分で出来る

   開運方法と考えてくれればいいよ


坂下「は、はい

田端「はい

透明「それじゃ〜、言の葉ばしりのやり方

   説明しようか

 陣「おう待ってました

透明「まず、約束事

   決して悪い言葉を選ばないこと

   当たり前のことかもしれないけど、

   これから教える方法は、他者に影響

   を及ぼすものではない
ので、必ず

   自分に返ってくると覚えておいて

   くださいね

坂下「はい

田端「は、はい

透明「それじゃ、先ずは、言葉を決めましょう

   自分がなりたいもの、他者からこう

   想われたいとか、人に好かれたいなど

   具体的に決めようね

田端「・・・何にしよう・・・。」

 陣「お、俺決めた

坂下「・・・はい決めました

田端「うんこれにしよう

透明「よしでは、その言葉を言う時間

   計ろうか

 陣「じ、時間そんなに長くないぞ

透明「そうだろうね

田端「えっ

透明「短くても、自分の言葉の時間は知って

   おくこと


   たとえそれが一秒でもね

坂下「

透明「それじゃ〜、方法だけど

   まず、その言葉を24時間ビッチリ

   言い続けよう


 陣「えっ

田端「24時間

透明「言の葉ばしりは、時間を埋め尽くす

   ことで起こる言霊なんだ

   だから、一日を同じ言葉で埋め尽くす

   必要があるんだよ

 陣「無理だよ〜

坂下「さすがに、隙間なく24時間は・・・

透明「まあ、一日でやろうとすればそうだよね

   でも、言の葉ばしりにはルールがあるんだ

田端「ルール

透明「時の流れには遁(とん)というモノがある

 陣「とん

透明「一日の流れを12時間に分け、

   陰と陽の構成を遁の流れにのせて考えれば
・・・。」

坂下「

田端「

 陣「

透明「・・・ま、まあ、簡単に説明すると

   24時間を12時間で区切り、表の時間と

   裏の時間に分けるんだ


   例えば、今日のお昼12時から夜中の12時

   までを表の時間とすれば、夜中の12時から

   次の日のお昼12時までの時間を裏の時間とする

   この時間の表と裏は、常に昼の12時で区切られ

   そこから24時間を司る流れに戻って考えるんだ裏の時間は

   次の日の昼12時を過ぎても夜中の12時までは

   裏の時間として、24時間を司るということになる


坂下「え、え〜っと・・・

田端「う〜ん・・・

 陣「全然わかんねぇ〜よ〜

透明「・・・ご、ごめん

   う〜んと、よし陣でもわかるように、もっと簡単に

   説明すると

   お昼の12時から言の葉ばしりを始めて、夜中の12時

   で一度終了させる

   次の日のお昼12時からまた、言の葉ばしりを行なえば、

   表裏は逆転し、夜中の分の12時間を補えるように

   時間の概念はできているものなんだ


田端「あっそういうことか

坂下「ごめんなさいやっとわかりました

 陣「えっえっ

透明「・・・・・

 怜「要するに2日間、お昼の12時から夜中の12時

   まで言の葉ばしりをすれば、夜中はやらなくても

   大丈夫ってことだよ


 
 陣「おおそういうことか

透明「サポートありがとう怜

 怜「いえいえ

透明「え〜っと、それと、言の葉ばしりは本来1日・2日

   で行なうモノでもないんだ

   言葉は紡ぎ蓄積することで効果を発揮する

   何日・何ヶ月・何年かけてでも、24時間という

   時間を隙間なく埋め尽くすことができれば

   言の葉ばしりは、実際に自分自身に返ってきて

   願いを叶えてくれる力になるんだ

坂下「凄いだから、言葉の時間を計るんですね

田端「それなら、時間をかけてでも出来るかも

 陣「う、うんなんとなく理解できたぞ

   でも、大変だな〜

透明「確かに、わざわざ時間を計って時間を埋めるのは

   大変な作業かもしれないけどね

   言の葉ばしりは、短い時間で行なうもよし

   長い時間をかけて、毎日確実に言葉を紡ぎ

   想いを達成するもよし


   やり方は、あくまでも言葉を発するという

   簡単な方法だから、焦らず行なうといいよ

坂下「はい

田端「やってみます

 陣「おう

 怜「透明そろそろ・・・。」

透明「うんそれじゃ〜、続きを話そうか




皆さんも言の葉ばしり、試してみてね





       
               続く・・・。

   






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百忌怪談・14

2013年09月01日(日) 8時00分
百忌怪談・14




 円「言の葉ばしり

 陣「

 怜「聞いたことない・・・。」

透明「多分、皆分野が違うからね

 陣「早く続きを聞かせてよ

透明「うん



〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜



友子「ことのはばしり・・・って

透明「言の葉は、紡ぎ紡がれゆく年の

   時の螺旋に隙間なく、結いし我が身に

   降りかかる
・・・。」

友子「

透明「これは、言の葉ばしり

   つまり、言葉の力である言霊を

   知らずに使ってしまった恐ろしさを

   句にしたもの
なんだけど・・・。」

友子「

透明「簡単に説明してみるね

   言の葉つまり、紡がれて行く言葉は

   時を隙間なく埋めることで力を持つ

   言霊となりえる


   その言霊は強い力で唱えたものの身に

   降りかかってくる


   その言葉が良い言葉であれ悪い言葉であれ、

   自分自身から発せられた言葉には、不思議な

   力が宿るということなんだよ

友子「ことばのちから・・・。」

透明「言の葉ばしりは、誰にでも出来る言霊として

   昔からまじないなどにも多く使われてきた

   ものなんだ

   多分、友子さんのお母さんは、知らずに

   言の葉ばしりが起こってしまったのだと思う


   本当に望んでいるワケではなかった

   最愛の娘を失うという結果に、きっと、

   お母さん自身も苦しんでいるはずだよ

友子「・・・・・でも、おかあさんは・・・。」

透明「言葉というのは、口から出たものが全てじゃない

   想いと言葉は別ものなんだよ

   いなくなればいいのにこの言葉だって、

   いなくならないとわかっているから出る

   言葉なんじゃないかな

友子「

透明「人間は、その言葉の裏に別の感情が隠れている

   ことが多いものなんだ

   例えば、嫌いという言葉を使うとき、

   果たして本当に、その人を認めていないのかな

   もし、本当に嫌いなら、嫌いと言う必要もない

   その人に告げるということは、嫌いという言葉を

   投げかけることで、何かに気づいてくれるという

   期待があったり、変わってくれることを望んで

   いたりしないかな


友子「そ、そういえば・・・。」

透明「友子ちゃんもそう

   友子ちゃんがもし、お母さんに対する怨みが

   あるのならば、それはお母さんに気づいて

   もらいたい
友子ちゃんが苦しかったこと

   傷ついていたことをわかってもらいたかった


   からなんじゃないのかな

友子「・・・・・。」

透明「言の葉ばしりは、その言葉を紡いだ人間に

   返ってくる言霊

   いなくなればいいという自分の言葉が

   裏返り、いなくなるという現実を招いて

   しまった

   きっと、お母さんは自分の言葉が友子ちゃんを

   追い詰め、娘を失ってしまったことへの

   強い後悔に苛まれていると思うんだ・・・

   友子ちゃん

   友子ちゃんは、今でもお母さんを許せない

友子「ぐすっ・・・そんなこと・・・ないです・・・。

   わたしは・・・おかあさんが・・・だいすき

   だったの・・・わかってほしくて・・・

   きづいてほしくて・・・ぐすっ



今までの強い怨みの根本は、母親への愛情の裏返し

友子ちゃんは、自分の中にくすぶっていた感情を

理解し、黒く固まりかけた感情を洗い流してゆく・・・。


友子「わたしは・・・どうしたら・・・。

   おかあさんを、すくえますか・・・ぐすっ



優しい子だ



透明「それはね、友子ちゃんがちゃんと成仏する

   ことだと想うよ


   きっと、友子ちゃんが成仏をし、あの世で

   幸せな暮らしをしていれば、きっと、

   お母さんの中にある後悔も徐々に楽になって

   ゆくと思う・・・

   もし、友子ちゃんが望むなら、私があの世まで

   送ってあげるけど、どうする


友子「おねがいします・・・。」


私は、この後、友子ちゃんをあの世へ送りとどける



〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜


 陣「ぐすっええはなしや〜っ

 円「言の葉ばしりか・・・。」

 怜「・・・・・。」

坂下「あ、あの〜

透明「んっどうしたの

坂下「ごめんなさい・・・さっきの言の葉ばしりって、

   良い言葉を言えば、良い力が返ってくると

   いうことですか


透明「くすっ興味ある

坂下「は、はい

田端「わ、私も

 陣「はい


・・・何で、お前も便乗しているんだ


透明「う〜ん・・・よしわかった

   言の葉ばしりの使い方、伝授しよう




次回、言の葉ばしりの使い方公開で〜す





        
          続く・・・。




   



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