百忌怪談・13

2013年08月30日(金) 8時00分
百忌怪談・13





透明「殺されたって・・・誰に

友子「・・・たぶん・・・ははおやに・・・。」

透明「お、お母さん

   それに、多分って

友子「わたしにも・・・よくわからない・・・。」

透明「思い出せる範囲でいいから、

   話を聞かせてくれないかな



友子さんは、当時中学3年生

どこにでもいる、普通の女子中学生だった。

家も中流家庭で弟と両親、友子さんの4人家族

特に目立ってトラブルもなく、平穏な毎日を

過ごしていた・・・。

しかし、彼女にはひとつだけ悩みがあった

それは、母親の口の悪さ・・・。

長女ということもあり、母親は友子さんには

厳しく教育を課していたようだ

そして、事ある事に言う言葉が・・・。

あんたなんて、いなくなればいいのに

もちろん本気でないにしろ、言われた友子さん

には、心に深く傷が残ったに違いない

そんなある日・・・。

家族で出かけた行楽地で、知り合いの家族と

合流した友子さんは、キャンプ場の夜

母親同士の会話をたまたま聞いてしまう


母親「まったく、女の子っていうのは

   言うことも聞かなくて、本当に

   嫌になる


友達「うちもそうよ

   男の子は素直でいいのにね〜

母親「本当娘なんて、いらないわよ〜



その言葉を聞いた友子さんは、突然意識が

混濁する感覚
にとらわれ、意識がハッキリした

ときには、キャンプファイヤー用に用意された

灯油を頭からかぶり、火の中へ




友子「わたしは、死ぬ気持ちなんて

   なかったの・・・でも、気がついたとき

   全身に、火がまわって・・・ううっ


透明「友子さん落ち着いて

   深呼吸深呼吸今、その感情にのまれたら

   また、苦しい想いをしなくちゃならないから

友子「は、はい・・・。」

透明「しかし・・・多分それは、言の葉ばしりだね

友子「ことのはばしり




言葉の力・・・。

次回、言の葉ばしりを説明します






             続く・・・。










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百忌怪談・12

2013年08月28日(水) 8時00分
百忌怪談・12






代わって〜〜〜〜っ代わって〜〜〜〜っ

 代わって代わって代わって代わって


足にしがみつき、もの凄い力で私の足を引っ張る

女性を見下ろし、私は
・・・。



透明「・・・・これっ


ポカッ


 霊「あうっ


頭にチョップをする透明先生・・・。


透明「いつまでも、足にしがみつくな〜

   ちょっと帰る準備で結界を外したからって

   油断も隙もない

   話があるなら、ちゃんと髪をかき上げて

   目をみて話す


 霊「ううっ・・・。」


正直、貞子バリに顔の見えない状態はいただけない

私はその場に座り込んで、相手のかき上げた髪の先に

ある目をしっかりと見つめて話しはじめた



透明「な〜んだ綺麗な顔じゃない

   もっと自信をもって顔をだしなよ



彼女の顔は焼けただれ、右耳から頬にかけて

皮膚がとけている状態だった



 霊「ううううっ・・・・。」

透明「それで何か話したいことがあったんでしょ

   話してみてごらん

 霊「ひさ・・だ・・・とも・・・こ・・・。」

透明「久田 友子さんていうんだ

   よろしくね

友子「・・・くるしい・・・の・・・。」

透明「そっかその姿じゃ、苦しいままだよね

   それじゃ〜今から言うことをやってごらん

   先ずは、生きていたときみたいに、深呼吸

   吸って〜〜〜 吐く〜〜〜

   呼吸はできなくても、するつもりでね

   次に、自分が一番綺麗だったときの姿

   想像してごらん

友子「・・・・・・・・・・・・・・

    ・・・・・・・・・・・・・・。」


彼女の姿が徐々に変わってゆく

私も、少しお手伝いをする・・・。


透明「(オン・ギニ・ヤタ・・・・・・・。)」

友子「・・・・・・・・・・・・・・・

   ・・・・・・・あ、あれっ・・

 
   ・・・くるしくない


わ、若いな〜

姿を取り戻した彼女の姿は、見た目的にも

10代の少女だった


透明「もう大丈夫だね

   改めまして私は透明といいます


名前を告げる危険性はあるが、彼女の場合

もう大丈夫だろう


友子「あ、あの・・・ごめんなさい・・・

透明「大丈夫だよさっきまでは、何かに

   とらわれていたようだったから、

   逆に一番苦しいときの姿のまま

   なっていたんだと想うよ

友子「・・・・・・・・。」

透明「友子さん君は、さっきまで強い恨み

   とらわれていたように思えたのだけど

   ・・・話してくれないかな

友子「・・・わたし・・・ころされたんです

透明「えっ



衝撃の告白

次回、全容が明らかに





              続く・・・。

   





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百忌怪談・11

2013年08月26日(月) 8時00分
百忌怪談・11




透明「これは、5年前の冬の日の話・・・。」

 陣「ゴクリッ



〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜



その日は、東京でも珍しく雪の降る日だった


透明「はぁ〜寒い寒い

   今日の鑑定終わり早く帰って

   温かいモノでも食べよう


カラン!カラン!


透明「あれっ

   今日は、もうお客さんはいないはず・・・。」


予定表を見ながら、再度今日の予定

確認する・・・。


透明「おかしいなやっぱり今日は、

   ここまでだよな〜


私は、扉を開け玄関を確認する・・・。


透明「・・・誰もいない・・・気のせい


きっと、風で扉が揺れたのだろう

私はそう思いながら、扉を閉める・・・。


透明「ゾクッ


い、今、目の端に何かがいたような・・・

私は、扉の隙間から、扉の裏を覗き込む


透明「・・・・・誰もいない

   気のせいか


そう言い振り返った瞬間


代わって〜〜〜〜っ!!代わって〜〜〜!!

 私と代わって〜〜〜!

 私の代わりに死んでくれ〜〜〜〜っ


振り返った私の目の前には、長い髪で顔が

覆われ、真っ赤な服を着た女性が私の足に

しがみつきながら、しきりに代わってくれと

叫んでいる


その真っ赤な服は水気を帯びており、

その色が彼女の血液で染められたものだと

いうことが一目でわかる




〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜


 円「ちょっ、ちょっと

 怜「・・・・・

 陣「お、おい・・・出だしから・・・

母親「

坂下「

田端「


all「怖いよ〜〜〜〜〜っ


透明「へっそう

 陣「いきなり過ぎない・・・

 円「あ、あんた、話し方怖すぎ

 怜「・・・稲川○○かい

透明「えっえ〜っとそれじゃ〜止める

 陣「逆に気になるわい

 円「普通でいいから普通で

透明「わ、わかったよ淡々としゃべるから

 陣「よ、よろしく






        
            続く・・・。






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百忌怪談・10

2013年08月24日(土) 8時00分
百忌怪談・10




田端「そ、そんな・・・イタッ

透明「田端さんまだ、無理はしないでね

   今はあくまでも一時的に回復している

   だけで、根本的な解決には至っていないから

   それよりも、今の内に中に入って

   例の部屋に来てくれるかな


田端「は、はい



坂下さんとお母さんは、田端さんの肩を支え

家の中へ・・・。

キョウダイ達が待つ例の部屋へと連れて行く



 怜「お帰り・・・どうだった

透明「うん確実に何かの影響は受けてるね

   ただ、今は一時的に遮断しているから

   大丈夫だけど、またすぐに影響を受け始める

   はずだから、今のうちに彼女の周りに

   特殊な結界を引く必要がある

 円「・・・・な〜るほど〜

   円ちゃんの出番ってワケね

 怜「よろしく

 円「オ〜ケ〜



円は、田端さんの周りに結界をはる・・・。



透明「準備は整ったねそれじゃ〜、続きを

   始めたいんだけど怜の話は他の人には

   ちょっと・・・

 怜「・・・・そう

透明「う、うんだから、後は私が残りも含めて

   話をするよ


 円「そ、それがいいね

 陣「お、おうそうしよう

坂下「

田端「

母親「

 怜「・・・チッ



そんなこんなで、怜の残り3つと自分の持ち数

25話を請け負った私は、さっそく話し始める



透明「これは、どんな人にも起こりうる話

   極々当たり前なことだけど、意外と

   気づいていない言葉の力の話・・・。」




いよいよ透明の話が始まる

次回、少し怖いがタメになるお話

期待していてね〜






             続く・・・。






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百忌怪談・9

2013年08月22日(木) 8時00分
百忌怪談・9




透明「・・・ゲートキーパー・・・

   大変な仕事だな・・・。」

 円「・・・うん・・・

 陣「・・・・・俺だけ・・・

透明「


陣くん、まだ気にしてたのね



 怜「さてと、次はもっと精神的にくるやつ

透明「(別に、精神的にこなくてもいいんだけど)」


この後、怜の話に一同顔面蒼白・・・。

あまりにもオドロオドロシイ話が多すぎて

ここでは紹介できないほどだった・・・



 怜「ふ〜っ後、3つ・・・。」

 陣「れ、怜もう少し軽いのないの

 円「な、なんだか、気分が・・・

透明「さ、さすがにきつくなってきた



その時・・・。

坂下「透明先生

透明「あっ坂下さん、お帰りなさい

   どうでした

坂下「それが・・・玄関にいるんですけど

透明「やはり、家の中まで入れませんか

坂下「えっ

透明「多分、田端さんに影響を及ぼしている存在は

   この家のどこかに今もいるんだと思います

   だからこそ、自分の正体がばれないように

   影響が強すぎる家の中には入れないように

   していたんだと思います


坂下「だ、だからあんなに抵抗して・・・


よく見ると、坂下さんの腕にはアザのようなモノが

多分、田端さんを連れてくるときに抵抗された

のだろう・・・


透明「よく連れてきてくれたね

   大変だったでしょうありがとう

坂下「そんな、お礼なんて・・・

   重美は、私の小さい頃からの親友なんです

   いつも明るくて、人見知りだった私を

   いつも助けてくれて


   今度は、私が

透明「うん助けよう

   確か、玄関だったよね

坂下「は、はい

透明「怜少し中断していいか

 怜「蝋燭さえ燃えてれば、大丈夫

透明「ちょっと、席を外す



私は、坂下さんと共に玄関先へ・・・。

そこには、頭を抱えうずくまっている田端さんと

彼女のお母さんらしき人が
・・・。


田端「ううっ・・・。」

母親「千夏ちゃんさっきから重美の様子が

   おかしくて

坂下「重美

田端「ううううっ・・・・。」

透明「(なんだろう、この反応・・・まさか)」

田端「ううっ・・・ううううっ

透明「お母さんですね私、透明と申します

   重美さんには、何かが取り憑いています

   ここは、私に任せていただけませんか

母親「は、はい千夏ちゃんから話は聞いています

   何卒宜しくお願いします

透明「坂下さん重美さんを後ろから押さえて

   おいてください

坂下「は、はい

透明「(人貫奇門遁甲術、傷門から入り死門

    生門を開く
)」


私は、田端さんの身体にある天穴に気を打ち込む

これで一時的ではあるが、彼女に影響を及ぼしている

モノの支配から抜け出せるはず・・・。



母親「重美

田端「ううっ・・・あれっ・・・。」

坂下「重美

田端「夏ちゃん


坂下さんは、一時的に正気を取り戻した田端さんに、

今までの経緯を話す
・・・。




    
            続く・・・。





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百忌怪談・8

2013年08月20日(火) 8時00分
百忌怪談・8




 円「・・・・

 陣「でどうなったんだ

 怜「それから数ヶ月したある日・・・。」



〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜


その日の私は、隠者の森を何気なく眺めていた。



 怜「・・・・・今日も、特に異常は無し・・・

   はぁ〜ただ見張るっていうのもな〜

   ・・・・・・退屈・・・・・。」


私は、師匠に言われた聖域の監視は続けて

いたが、特に何もない日が毎日続くだけ

ますます、この能力の意味合いを見出せなく

なっていた


 怜「はぁ〜今日は終わり

   そろそろ、バイトに行かなくちゃ


外へ出かける支度をし、家の玄関を出る・・・。


  「チクッ


 怜「・・・・


突然、目の奥が痛くなる・・・。


 怜「あれっ疲れてるのかな〜

   目の使いすぎ


何か違和感を感じながらもバイトへ行こうと

歩き始めるが・・・


  「チクッ

 
 怜「・・・・な、何これ

   目の奥が痛い・・・。」


片眼を押さえて座り込む私は、何か嫌な

予感を感じ、その場で能力を解放する・・・。


 怜「・・・あれ痛くない・・・。

   聖域を視てる分には痛みはないのかな

   ・・・

霊魂「た・・・す・・・け・・・

   ぎゃ〜〜〜っ

 怜「


突然、目の前に現れた霊魂の頭が吹き飛ぶ

その後ろには、大きな黒い固まりが霊魂の頭を

貪るようにススっている


 怜「ドクンドクンドクンドクン


鼓動がはち切れんばかりに警告を出している

目の前で起こっている事柄が、受け止められず

頭の中が真っ白になる・・・。


霊魂「たっ、た、すグブッ

 怜「


今度は後ろから

後ろを振り返ったときには、その霊魂の下腹部が

引きちぎられ、その後ろにいる黒い影に

飲み込まれてゆく
・・・。


霊魂「ママ〜たすけ・・・ブチッ

 怜「ダ、ダメ〜〜〜〜〜ッ

   もう止めて〜〜〜〜っ


私は、生まれて初めて心の底から、腹の底からでる

大きな声を出して叫んでいた


 怜「ブチッン出て行きなさい

   ここから

   出て行け〜〜〜〜〜〜〜〜っ

悪鬼「

羅刹「

 
一体、何が起こったのか

突然、凄まじい力で空気が流れだし、その場にいる

悪しき存在を押しつぶす

破片となった悪しき存在は、聖域の外へ吹き飛ばされ

視えなくなっていた・・・。


 怜「ごめんなさい・・・グスッ・・・ごめんなさい

   私が、ちゃんと視ていなかったから・・・グスッ

   ごめんなさい・・・・


私は、無惨に飛び散った霊魂の腕を抱えながら

後悔と恐怖に泣き崩れてしまった・・・。



ガーディアンとしての仕事

聖域内でのその力は無敵

しかし、ゲートを常に監視していなければ、

悪鬼羅刹は平然と侵入してくる・・・。

私が監視をしていなかった時間は、悪しき存在にとって

聖域を穢し、捕食するにはかっこうの時間だったのだ


忌念障気の約定を結びし契約者の霊魂を喰らいにくる

悪しき存在は、私が視ていない隙に霊魂を喰らい

ついでに、その場にいる霊魂をも貪り喰う・・・。


私はこの後、右の目を聖域に捧げる

右目だけは寝ている間も、常に聖域を監視し続ける

ことができるように・・・

そして、もう二度と

     目の前で犠牲が出ないように
・・・。






           続く・・・。









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百忌怪談・7

2013年08月18日(日) 8時00分
百忌怪談・7




和泉「これでどうですか


和泉さんは、お父さんの写真を私に

渡してきた・・・。


 怜「・・・はいこれで大丈夫だと

   思います・・・ところで、私は

   何をすれば

師匠「おおそうだよな

   怜にはこれから、霊界、聖域を視て

   もらって、和泉さんのお父さんが

   ちゃんと成仏できているかどうか


   隠者の森にお父さんの銀の木があるか

   を視てもらいたいんだ

 怜「なんだ、そんなことですか

   わかりましたすぐに探します


私は、言われたと通りに和泉さんのお父さんを

探しにかかる・・・。


 怜「・・・・・・・・・・・・・・・

   ・・・・・・・・・・・・・・・
 
   ・・・・・・・・・・・・・・・

   ・・・・・・・・・・・・・・。」


何分経ったのだろう

霊界の隅々、隠者の森の隅から隅まで探すが

・・・・・・見当たらない


 怜「・・・・・先生・・・いないです

師匠「間違いないのか

 怜「は、はい

和泉「本当にいないのですか

 怜「は、はい

師匠「ふ〜ん・・・・やはり最悪は考え

   ないといかんか〜

 怜「最悪って

師匠「忌念障気・・・。」

 怜「な、何ですかそれ

師匠「人は、追い詰められると間違った

   選択をすることもあるということさ


和泉「

 怜「

師匠「忌念障気とは、ある特定の条件を揃え

   悪鬼や羅刹、悪魔と契約する方法だよ

   忌まわしき念は障気を生み、その気を

   悪しき存在に差し出す・・・。

   悪鬼や羅刹、悪魔といわれる存在の中には

   その障気を餌とするものもいる


   呼び出した悪しきものに、己の願望を

   伝え、そのようになる手伝いをさせるが、

   その代償は、自分の死後の魂と引き替え

   となり、その願いが成就すれば死後

   その魂は喰われ、未来永劫苦しみの中

   魂の寿命を待たなければならない


和泉「やはり親父は・・・

師匠「残念ながら・・・。」

 怜「そ、そんなことって

師匠「怜その諸行を防ぐ方法がひとつだけある

 怜「

師匠「それは、ゲートキーパーが聖域をしっかりと

   管理し、悪しき存在の侵入を防ぐという

   ことなんだよ


 怜「

師匠「ゲートキーパー能力は、めったに現れる

   ことのない能力・・・。

   先代のガーディアンが亡くなってから

   聖域は荒れ放題だ

   忌念障気は、魂が肉体から解放され

   隠者の森に入り、そこで喰われてしまう

   お前がその侵入を防ぐことができれば

   多くの人を助けることができるんだ

   もちろん、悪しき存在は忌念障気の契約を

   していなくても、魂が無防備になる聖域に

   侵入し、魂をあさったりもする
・・・。

   お前には未だ、受け止めるだけの覚悟は

   ないかもしれないが、この世でそれが

   できるのは、ゲートキーパーの能力しか

   ないと言うことを覚えておきなさい

   後は、私がやるから、お前は下がっていいよ

   ありがとうな


私の能力・・・。

この忌まわしい能力には、意味がある

私は、初めて聞くこの能力の活用方法に

とまどいを隠せなかった



そして、数ヶ月が経ち・・・。

ついにその日はやってくる






            続く・・・。






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百忌怪談・6

2013年08月16日(金) 8時00分
百忌怪談・6




 怜「透明は知ってると思うけど、二人は、

   忌念障気(きねんしょうき)って、知ってる

 円「

 陣「知らないな〜

透明「いきなりそこから話すの

 怜「忌念障気っていうのは、忌むべき念から生じる

   障気=毒気のこと
・・・。

   この話は、私がゲートキーパーとして

   仕事をはじめた頃の話・・・。

 




〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜



当時の私は二十歳になったばかりで、

この世の理やあの世のことなんて、どうでもよかった

それでも、ガーディアンとなったのは、自分でも

押さえられない能力を制御するため、そして、

この能力が何のためにあるのか知るためだけに

ゲートを見守っていた


ある日・・・

道場にいた私は、突然師匠に呼び出される


師匠「お〜い

 怜「は〜い何でしょう

師匠「お前にお客さんだよ

 怜「お客


そこには、初めてみる白髪の男性がいた。


和泉「おお〜この子・・・いやこの方が

   ゲートキーパーの・・・。」

 怜「・・・・・怜ですどうも・・・。」

和泉「怜先生

 怜「せ、先生

師匠「くくくくくっ・・・。」

 怜「・・・先生、笑いすぎ

師匠「悪い悪い和泉さんは、私の知り合いの

   政治家さんだよ

   お前に力を借りたいらしいんだ

 怜「

和泉「じ、実は・・・。」


和泉さん曰く・・・。

先月、彼の父親が亡くなり、亡くなる前に

非道く怯えて言い残した言葉が気になって

師匠に相談に来たらしいのだが・・・。


師匠「まあ、この手のことは、怜が適任だから

   お前にまかせるよ


・・・なにか、違和感がある


 怜「・・・先生、試してます

師匠「あははっそんなわけないじゃないか〜

   ハッ・ハッハア〜ッ

 怜「わ、わざとらしすぎる

   ところで、和泉さんお父さんは何て

和泉「ええ

   死にたくない死んだら喰われると・・・。

   何度も何度も言っていました

 怜「・・・死んだら、喰われる・・・。」

師匠「二コッ

 怜「・・・調べてみます

   お父さんの写真か、遺品はありますか



私はこのとき、これから起こる恐怖を

知るよしもなかった
・・・。







         続く・・・。

  




ゲートキーパーとは

  silver forest (隠者の森)・6 参照






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百忌怪談・5

2013年08月14日(水) 8時00分
百忌怪談・5




円「私は、クライアントと待ち合わせて

  ある村の奇怪な現象について調べる

  ことになったの・・・

  その村では、五年に一度の奉納祭に

  必ず、霊感がなくても神を視られる

  子供が出てきて、その子供を次の

  神事まで神の子として崇める風習が

  あるというのだけれど
・・・。」

 陣「ふんふんで、でっ

 怜「うるさい

 円「クライアント曰く・・・。

   その神事にかかわった子供は、必ず

   次の神事まで生きられないらしくて・・・。

   それも、全ての子供の内臓が腐っていた

   いう話なの・・・。」

 陣「うっ

 円「そんなことが続いて、その神事は中止

   されることになったのだけど、中止した

   直後から、村に災いが頻回に起こるように

   なってしまい、神事を復活させなければ

   ならないのか
このまま、村が滅ぶのを

   待つのか
選択が迫られていたんだ・・・。」

 陣「・・・・・ゴクッ

 円「クライアントは、その村の人なんだけど、

   かなり切羽詰まっていた様子で、私も何か

   嫌な感じがしていたんだ

 怜「・・・・。」

 円「その後、村に到着した私は、村の祭壇と

   その周りをくまなく調べたんだけど、

   特に問題は見あたらなくて、仕方なく

   村の役場で過去に行なった神事の資料

   読ませてもらっていたの

   その時村の端の方からとてつもない

   負の波長を感じて、その場所に行って

   みたのだけど

 陣「うん、うん

 円「そこには、もう使われていない井戸

   あって・・・。」

 陣「ゴクリ・・・。」

 円「その蓋を開けてみたら

 陣「

 円「井戸の奥の方から声が聞こえてくるの

   怨んでやる〜っ潰してやる〜っ

   腐らせてやる〜っ喰らってやる〜っ

   ってね

 陣「ひ〜ぃ

 怜「もう陣うるさい

 陣「だ、だってよ〜

 円「それから私は、その井戸から聞こえてくる

   声をたどって、その声の主というか、

   呪いの言葉の源を探ってわかったことが

   あったの

   その声は、まだ、7、8歳の子供の声

   霊ではなく、やっぱりその場についた

   ものすごい呪い要するに、この井戸で

   亡くなる前に残した言葉が呪いとなって

   村に降り注いでいたということなの


   その後も調べてみたんだけど、どうも

   今回の原因はやはり神事によるものが

   大きくて、今の神事とはまったく別のモノ

   つまりその昔、この地に降り立った神に

   神を感じられる子の内臓を捧げたことから

   はじまっていて、内臓を生きたまま抜かれた

   子供は
その井戸に投げ込まれていたという

   とんでも無い事実があったんだ

 陣「うえ〜〜〜っ

透明「・・・・・。」

 円「それがわかってから、クライアントにその

   事実を伝えて、専門家にその井戸の浄化と

   鎮魂を頼んでから、呪いとなってしまった

   子供達の声をデスペルした
のだけど、

   なんだか、心にしこりが残る嫌な仕事

   だったな〜


 怜「・・・・・・よっ

   専門家あんたも大変だね〜

透明「ほっとけ

 陣「・・・・・

透明「んっどうした

 陣「い、いや


陣くん、自分の仕事と比べちゃだめだよ



落ち込んでいる陣くんは置いておいて、

円の話は続き・・・


 円「はあこれで、私の話は終了ね

 怜「次、私・・・。」




怜の怖い体験談がはじまる・・・。






               続く・・・。

   



   

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百忌怪談・4

2013年08月12日(月) 8時00分
百忌怪談・4




陣くんが話している間に・・・。



透明「坂下さん

坂下「はい

透明「今、その田端さんて、この場に呼べるかな

坂下「えった、多分

透明「この話が終わって、田端さんに影響を

   及ぼしているものを断定するためにも

   できれば、その子を連れてきておいて

   もらえると助かるんだけど

坂下「わかりました直ぐに連絡して連れてきます

透明「あっでも、急がなくていいよ

   多分、後3、4時間はかかるから

坂下「は、はい



私は、坂下さんに協力を願い、田端さんを連れ出す

ように要請坂下さんにこの部屋から出てもらう

彼女が部屋を出てから直ぐに、部屋に結界を引き

戻ってきた彼女たちの安全を確保することにつとめる




 陣「ということだ・・・はぁ〜これで9個目

   ふっ〜それじゃ〜次は・・・。」

 円「・・・あんた、ロクな仕事してないね

 陣「えっそう

 怜「少し、不憫です・・・

 陣「ええ〜っそうなのか透明

透明「えっい、いや〜、そんなこと無いんじゃないの

 陣「そうだよな〜女性陣うるさいよ

透明「まあまあ、次に行こうよ

 陣「おう次は正真正銘本当の話だ


おいおいそれじゃ〜今までの話は嘘の話に

なっちゃうだろうが

本当に、大丈夫か〜



しばらくして・・・。


 陣「はあはあよ〜しこれで25話

   俺の番は終わったぞ〜ふっ〜〜〜っ

透明「それじゃ〜次、誰が話す

 円「透明と怜の話は怖そうだからわ、私が行く

 怜「円の赤裸々な私生活の話でもいいよ・・・。」

 円「な、なにいってんのよ

 怜「クククッ

 円「はぁ〜・・・これは、5年前の仕事の話なんだけど



円の話がはじまる

本当に、陣くんの話は参考になることはなかったので、

(怖くもないし・・・)ここではお話しませんが、

次回、円のこわ〜い体験談を少しだけお話しましょう・・・。





              続く・・・。





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百忌怪談・3

2013年08月10日(土) 8時00分
百忌怪談・3




透明「マジか

 怜「うんたまたまらしいけど・・・。」

 円「たまたまって

 陣「



百忌怪談

本来の怪談話では、人から聞いた話や作り話など

怖い話を集めて、皆で楽しみながら話すような

夏の風物詩だが、百忌怪談とは通常の怪談話と

一線を画したもの

百忌怪談は、昔、本当にあった忌みすべき話を

ひとつのルールに則り話して行く禁忌である


本来は修行や術式のために強い霊や悪霊、物の怪を

おびき寄せるために使われてきたものなのだが、

今は、その手法が危険過ぎるということで、

手練れの術者でも行なわない方法
でもある・・・。



 陣「おおそうだっけ・・・か

 円「で、でも、素人がそんな怖い忌み話

   知ってるものなの

透明「本来、百忌怪談は、別に本当にあった怖い話

   とかだけじゃなくて、伝承や昔の残酷な風習

   とかの話でも良いんだよ

 怜「そういうこと・・・彼女達は、別に怪談話を

   していたワケじゃないの

   彼女達は、学校で民族の風習や忌みすべき

   習わし、もちろんその流れで怪談話や伝承を

   話して盛り上がっていた
らしいの・・・。」

 円「それでも、全てが本当の話を語っていたなんて、

   普通は、伝承も忌み話も風習ですら、時代に

   のまれて間違った伝わり方してる方が多いのに


透明「まあ、それだけ優秀だった・・・ってことでしょ

   とにかく、理由はわかったけど、どうするの

 怜「

透明「ルールを決めないと意味がないはずだよ

 怜「そっか・・・じゃあ、蝋燭で

 円「ええ〜っひとつ話したら一本ずつ消すって

   いうヤツ〜〜〜

 陣「いいね〜

 怜「私を含めて、4人・・・一人25話・・・。

   あんた達なら、忌み話は100や200じゃ

   ないでしょ


   経験談でいいから・・・。」

透明「はぁ〜わかったよそれじゃ〜、一番心配だから

   陣からはじめようか

 陣「えっお、おう・・・・え〜っと・・・

透明「(なんで陣だったの・・・)」

 怜「(昴とか、いなかったから・・・。)」

透明「(なるほど・・・こりゃ〜時間かかりそうだ)」




長い夜がはじまる・・・





  
           続く・・・。







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百忌怪談・2

2013年08月08日(木) 8時00分
百忌怪談・2




坂下「実は・・・。」



坂下さん曰く・・・。

先日、坂下さんの親友である

田端 重美(たばた しげみ)さんという子が

意識を失い倒れたらしいのだがその倒れた

場所が今、私達がいる場所ということだ


そして、その時に複数人で行なっていたのが

怪談話だったということらしいのだが・・・



透明「それで何故、今ここで私達も怪談話

坂下「それが・・・

 怜「私が提案したの

透明「

 怜「その子、今は普通に暮らしている

   らしいのだけど、生活、性格、行動が

   180度変わったらしい
・・・。」

透明「でも何で何かその子に憑いているなら、

   直接祓った方が早いだろう


 怜「いないの・・・。」

透明「はあ

 怜「取り憑かれていないの・・・

透明「どういうこと

 怜「聞いたまま何かに影響されていることは

   間違いないけど、実体はその子には憑いてない

   まあ、そういうこと

透明「・・・・・はぁ〜なるほど

   それで、同じシチュエーションを模写して

   その子に影響しているモノをあぶり出そうと

   いうわけか・・・。」

 怜「そう・・・

 円「でも、でも、そんなのでそこまで変わる〜

   憑いても低級霊とか程度でしょ

 陣「そういえば、そうだよな

   まあ、自慢じゃないが、俺なら低級霊でも

   結構変わっちゃうけどな



陣くん・・・それは確かに自慢じゃないよ・・・


 怜「百忌怪談(ひゃっきかいだん)・・・。」

 円「

透明「えっ

 陣「・・・・・・それって、なんだっけ


陣もうしゃべるな・・・悲しくなる・・・



怜が発した言葉

百忌怪談・・・その謎が明らかになる





       
             続く・・・。




   
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百忌怪談

2013年08月06日(火) 8時00分
百忌怪談



透明「むか〜し、むか〜し・・・。

   静かなとある村の田んぼの中

   ゆっくりと何かが蠢いていた

   その蠢くものをのぞき込んでみると


   突然

   稗(ひえ)〜〜〜〜〜っ

   粟(あわ)わわわ〜〜〜っ

   ・・・・・・・・・・・・・・。」


ポカッ


透明「あうっ

 円「真面目にやれ〜〜〜っ

透明「だって〜〜〜っ



皆さんおはようござま〜す

透明先生、何故か最初から巻き込まれムードです



透明「なんでこんなこと、しなきゃなんないんだよ

 円「だから〜しかたないでしょ

 陣「早くやろうぜ〜もう、ワクワクすんな〜

 怜「・・・・・クククッ。」


坂下「先生方どうされましたか

 怜「いいえ、別に何も・・・

 陣「坂下ちゃん大丈夫だよ



坂下 千夏(さかした ちなつ)さん

19歳・女子大生

話によると、怜のクライアントの令嬢らしいのだが・・・。



透明「あの〜

坂下「は、はい

透明「申し訳ないのだけど私一人何も聞かされて

   いなくって・・・

   できれば、何故こんな怪談話をすることに

   なったのか
説明していただけると・・・

坂下「えっあっえっ

   れ、怜さん

 怜「クスクス、忘れてた


こ、こいつワザとだ


坂下「もう〜っ怜さん

   わかりました、お話します・・・




  
いきなりの展開

突然、集められたキョウダイ達

怜は一体何を考えてんだ


鑑定ファイル76

      スタートです






                続く・・・。







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夏の想い出・14

2013年08月04日(日) 8時00分
夏の日の想い出・14




時間は現在に巻き戻され・・・



透明「はぁ〜っやっとついた〜

淳和「わぁ〜〜〜っ

透明「淳和どう

淳和「す〜いき・りぇい


大分、言葉を取り戻した淳和くん・・・。

あれから沢山努力を重ね、私と会うまでに

自分の言葉でお話ができるようになるんだと

頑張ってくれていたらしい




透明「淳和ここは、高尾山って言うんだよ

淳和「たかを・・・さん

透明「そうここなら必ず神様はいるはずだよ

淳和「ほんとう

透明「うんほんとうだよ



淳和くんは、急にソワソワ仕始め、一生懸命辺りを

見渡しはじめた・・・

私も、それに付き合い、神様をさがしたり珍しい

草花をみつけたり茶屋で団子を食べたり

楽しい時間を過ごしていた




淳和「う〜ん・・・いなにね

透明「あっそうだあそこに行ってみよう

淳和「


私は、高尾山にある薬王院へ淳和くんを連れてゆく


淳和「うわ〜っ

透明「神様とはちょっと違うかもしれないけど、

   ここなら、仏様もいらっしゃるし、願いも

   叶えてくれるかもしれないよ


淳和「お、おうぃのりぃしてくう


淳和くんは急いで境内に入り、お祈りをはじめた


透明「淳和何をお願いしたの

淳和「う〜んと・・・はあく、おおききゅなえます

   ようにと
しゃびれぇるようにって

透明「そうか早く叶うといいね

淳和「うんおとうさん、みてぇりゅきゃら


一人想う・・・。

こんなに幼くても魂は無限に広がっている

人は、悲しみや辛さを乗り越えた分だけ

大きく、強く、美しく磨かれてゆくもの

なのかもしれない
・・・。

私は、淳和くんに負けないように、

悲しみや苦しみ辛さから逃げず、向かい合って

ゆこうと、再度心に刻み込んでいた





透明「さ〜て淳和

   そろそろ帰ろうか

   お母さんも心配しているだろうから

淳和「うん・・・・

透明「んっどうした

淳和「また、きていい

透明「うんもちろん

淳和「す〜〜〜っは〜〜〜〜っ

透明「

淳和「とう・めい・せんせい

透明「

淳和「ありがとう


この子は、わざわざこの言葉を言うために

どれだけ練習してきてくれたのだろうか


私は目頭が熱くなり、こぼれるものを隠すように

淳和くんを肩車する


淳和「うわ〜ったきゃ〜いぃぃ

透明「どういたしまして

   淳和また来ような

淳和「うん




夏の日の切なく優しい想い出

皆さんも良い夏を過ごしてくださいね




      
                

   




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夏の想い出・13

2013年08月02日(金) 8時00分
夏の日の想い出・13



辺りには、夏に似つかわしくない

冷たい空気が立ちこめる・・・。



父親「じゅ・ん・な・・・。」

淳和「ああ〜っパッ・・・パッ

父親「じゅんな・・・ごめんな・・・。

   パパ・・・約束まもれなくて・・・
。」

淳和「あ〜うフルフル

父親「じゅんな・・・その声・・・。」

淳和「ううっ・・・パッパ・・・。」

父親「声が・・・でないのか

淳和「フルフルパッ・・・・・・。」


淳和くんは、声が出ないことを必死で隠している

まるで父親を心配させないように・・・


淳和「か・・・うぃ・・・は・・・ま・・・。」

父親「・・・か・・・み・・・さ・・・ま・・・。」

淳和「か・・・うぃ・・・さ・・・ま・・・

父親「そう、かみさまだね

   いつか、神様をさがそうって・・・約束

   していたよね・・・
。」

淳和「コクコク

父親「淳和・・・神様はいるよ

淳和「

父親「ここには・・・もういないけど・・・

   色々なところに・・・山にも海にも

   町にも・・・


淳和「ああっうう〜っ・・・。」

父親「でも、ここにいた神様は・・・きっと

   淳和とお父さんのお願いを・・・

   きいてくれたんだね・・・


淳和「ううっ

父親「だって・・・お父さん・・・

   もういちど・・・淳和にあいたいと

   願っていたもの


淳和「ぐすっ・・・パッパッ・・・。」

父親「淳和・・・大きくなるんだよ

   お父さんよりも大きくなって・・・

   お母さんを守ってあげてな・・・
。」

淳和「パッパ・・・コクコク



お父さんは、そう言うと淳和くんの側へ行き

淳和くんを抱っこするように抱擁する

身体はすり抜け、感覚は伝わらなくても

きっと淳和くんには、お父さんの温もり

伝わっているはず・・・。



父親「淳和・・・パパ・・・死んじゃったけど

   いつも淳和の側にいるからね・・・・

   淳和・・・愛してるよ・・・
。」

淳和「パッ・・・パパ〜

   え〜〜〜んえ〜〜〜〜ん

   パパ〜ッパパ〜ッ


そう言い残すと、淳和くんの父親はゆっくりと

消えてゆく



淳和「パパ〜ッパパ〜〜〜〜ッ

竹林「あなた〜〜〜っ



竹林さんも淳和くんの側へ走り寄る・・・。

竹林さんは淳和くんを抱きしめ、

二人は、いつまでもいつまでも、父親の消えた

空を眺めていた
・・・・。




空が赤く染まる頃


竹林「透明さん・・・いえ、先生・・・

   本当にありがとうございました

透明「竹林さん、ごめんね

   旦那様に会わせてあげられなくて・・・。」

竹林「いいえ最後に聞こえたんです・・・

   あの人の声で、ハッキリと

   淳和を頼むと・・・

透明「そうですか

淳和「んん


淳和くんが私の手を引っ張る・・・。


透明「淳和くんどうしたの

淳和「・・・うぃ・・・・・・・・・

透明「

竹林「淳和

淳和「あ・うぃ・・が・・・とう



私の目元から熱いしずくがこぼれ落ちる・・・



透明「うんどういたしまして

淳和「二コッ

透明「淳和くん今度、東京に遊びにおいで

   次は、東京の山に登って、一緒に神様を

   探しにゆこう


淳和「コクコク

透明「約束だよ


私は、淳和くんと指切りをし、遠い東京の空へと

帰っていった
・・・。






                続く・・・。





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