スキスピスキズキ・6

2012年06月29日(金) 8時00分
スキスピスキズキ・6




梁井「最初の霊能者さんは、確か神道系

   だったと思うんですが、私の穢れが

   全ての原因だと言って祝詞をあげて

   御祓いをしただけでとんでも無い

   金額を請求されました

   でも、結局は何も変わらないし

   二番目の霊能者の方は、先祖の霊

   どうこう言っていて、それも祓ったら

   多額の請求をされて「効かない

   と言えば一度では取り切れないから

   もう一度やりましょうとか言われて

   喧嘩して帰ってきましたよ

透明「先祖の霊を祓っちゃったんだ・・・

梁井「それ以外にも、色々やってもらいましたが

   結局、僕にはそんな特殊な能力は無いから

   わからないんだ
とか、人格的に問題が

   あるから人からの恨みを買うんだ
とか

   散々言われて、誤魔化されただけでした

透明「随分沢山のところに行ったんですね

梁井「まあでも、結局本物はいなかったですけどね

透明「本物ですか・・・

梁井「最終的には、自分なりに色々と調べて

   霊について勉強したりしてきましたが

   今まで行った霊能者の人達はカルマのことや

   霊的なことをちゃんと理解していないのが

   よくわかりましたから、勉強代だと思って

   いますがね

透明「梁井さんも色々勉強されているんですね

梁井「先生今は情報社会ですから

   色々と調べることは出来ますし、情報を

   見極める目
さえあれば、大概のことは

   わかる世の中になってきてるんですよ


しばらくの間、梁井さんのスピリチュアル講座

が続く・・・。

梁井さんには悪いけど、ここは端折って



透明「なるほどね・・・

梁井「僕も色々な経験や情報を得て独自の修行

   をしてきましたけど、先生も何年か修行

   されたと沢口さんから聞いています

   どれくらい修行されたんですか


うわ〜っ一緒にされちゃった



透明「私は、未だに修行中ですよ

   9、10歳くらいから師匠について修行

   していますから・・・今は大体30年

   くらいですかね

梁井「さ、三十年

透明「まあ、未だ師匠には追いついていませんがね

梁井「・・・さ、さすがですね・・・。」


えっ何が

ま、まあ、取り敢ず梁井さんがスピ好きなのは

わかったけど、ここから梁井さんを上手に

導いてあげないと







          続く・・・。



   


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ニュースで〜す♪

2012年06月28日(木) 8時00分
ニュースで〜す


みなさ〜んおはようございま〜す

透明で〜す


いきなり記事の間に割り込んでしまいましたが、

皆さんにお知らせで〜す

今回のプレゼント応募

本当に本当に沢山の方々が応募してくださり

熱いコメントをよせていただいたこと

透明、感謝・感動です


本当にありがとうございました


私が想像していた件数より、はるかに上を行く

応募者数に正直、驚いています

沢山の方々が沢山のコメントを書いていただいて

いるので、ここは私も熟読せねばと今、鼻息を

荒くして読んでいるところです

そんなこんなで、実は未だ読み終わっておらず

応募フォームでは6月末に発表とお話した当選結果

なのですが、せっかく皆さんがこれだけのコメント

をよせていただいたので、簡単に決めたくないという

透明のワガママにお付き合いしていただけたらと

皆さんにお願いと結果発表の日にちのご連絡です



プレゼントの結果発表は・・・。


7月7日七夕に行いたいと思います


今書いている記事のファイナルと同時になると

思いますので、2ページ同時にアップすることに

なってしまいますが、チェックの程よろしくお願いします



楽しみに待っていてくれる皆さんには

本当に申し訳ないのですが、何卒よろしくお願いします









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スキスピスキズキ・5

2012年06月27日(水) 8時00分
スキスピスキズキ・5




透明「う〜ん・・・。」

梁井「ど、どうでしたか

透明「一連の事柄については

   大体掴めたのですが、もう少し

   お話をお聞きしても良いですか

梁井「

透明「正直に言うと、梁井さんが公務員試験を

   断念した頃には霊的な反応は視られません

   でした


   それと、就職先を転々としてしまった

   ことについては、梁井さんのおっしゃった

   通り、妬みなどの感情からくるものが

   大半のようですね

梁井「そ、そうなんですか



やっぱり不満そう



透明「しかし、昨年からの体調不良やアレルギーは

   霊的な反応が視られます

梁井「そ、そうですか



一転、嬉しそう



梁井「やっぱりそうか

   僕もこの体調不良が怪しいと思ったんです

   ワケもなく突然のだるみや目眩が起こったり

   アレルギーになったりと、おかしいことが

   続いていましたから

透明「・・・あの〜

梁井「はい

透明「梁井さんは、体調不良が霊障の可能性があると

   わかっていたんですか


梁井「そうですね〜

   僕もこんな能力があるので、何となくですが

   そう感じていたんだと思います


透明「なるほど・・・。

   ひとつ聞いてもいいですか

梁井「ええ

透明「梁井さんは、多分ここに来る前に色々な

   霊能者さんに鑑定してもらったと思うんですが、

   その時には、何か言われませんでしたか


梁井「な、なんで知ってるんですか



いやいや、わかるって


梁井「先生のおっしゃるとおり、何人かの方に

   鑑定はしてもらったんですが、どの方も

   全然わかって無くて

透明「わかってない

梁井「そうなんです

   まあ、ハズレだったってことでしょう

透明「ハズレ





途端に元気になった梁井さん

饒舌なお喋りが続きます・・・





          続く・・・。



   

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スキスピスキズキ・4

2012年06月25日(月) 8時00分
スキスピスキズキ・4





少しまとめてみた

梁井さんは、学生時代からその手の能力

感じていたその後就職先を決めるために

試験を受けたり色々と努力してきたことは

わかるのだが、仕事や彼女の件については

梁井さんの言う呪いや霊的な邪魔という

ものに直結して考えにくい


しかし、突然のアレルギー体質

これだけは、可能性としては考えられる、

もちろん大人になってから体質の変化や

食によってもアレルギーが出るという

事例も少なくないのだが・・・。

ちょっと、霊性が絡んだ気配はある


とにかく、今のところは呪いにかかっている

事実は無いようだし、梁井さんの性格的な

ことを話すにも、基本的に周りが悪い

考えがちのようだから聞いてもらえるか

どうか



う〜ん・・・とは言うものの、何とかして

あげないと、幸せとは縁遠くなってしまい

そうだし・・・。



透明「今までのお話参考になりました

   とにかく、先ずは梁井さんの

   今おかれている状態を視てみますね

梁井「よ、よろしくお願いします



さ〜て木人図アクセス

梁井さんの過去から現在をトレースし

今ある現状とその打開案を導き出す


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・あれっ・・・・・・・・・・・

・・・梁井さんの言ってること・・・・・

あながち間違いでもないんだ

・・・ひがみ・・・妬み・・・・・・・・

・・能力の高さ・・・後は・・・・・・・・

自慢か・・・自信があるがゆえ・・・・・・

自己評価の高さを表に出しすぎる・・・・

・・・少し、勿体ない・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

めっけやっぱりか・・・・・・・。






さ〜て、ここからが腕の見せ所

気張りますか




 
         続く・・・。





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スキスピスキズキ・3

2012年06月23日(土) 8時00分
スキスピスキズキ・3





透明「梁井さん今まで何をしても

   上手く行かないっておっしゃって

   いましたけど、例えばどんなことが

梁井「はい僕は国家公務員になりたかったん

   ですが、色々な邪魔があって公務員試験に

   合格することが出来ませんでした


透明「じゃま

梁井「公務員試験を受ける3日前に突然、

   付き合っていた彼女に別れてくれ

   理由も告げずに別れられてしまい

   試験当日には午前中から激しい腹痛

   襲われて、試験を受けることが出来なく

   なってしまいました

透明「そ、それは厳しいですね〜

梁井「それ以外にも、公務員試験に合格

   出来なかった為、それなりの企業に

   やっとの思いで就職したのですが、

   業績の悪化を理由にリストラされ

   次の就職先でも、上司が僕の能力を

   妬みトラブル
があったために、まもなく

   退職させられました

   その後は会社を転々としたのですが

   どれも上司や社員達が僕の業績を

   疎ましく思い
、あの手この手で追いやって

   来るので、僕の方から辞表を叩きつけて

   やりましたよ

透明「そ、そうですか



ま、まあ、このご時世にそれだけ職を変えられると

言うことは、能力的には高いのはわかるんだけど・・・。


透明「梁井さん仕事以外に何か変だと

   想う事ってありますか

梁井「そうですね・・・そう言えば、彼女が

   出来ても1ヶ月後には別れてますね〜




はやっ



透明「そうですか・・・。」

梁井「最近は、結婚も考えているのですけど、

   今の彼女とともあまり考えられなくて



おいおい沢口さんの友達の彼氏だったよな〜

そんなこと私に言われても、沢口さんに何て

言ったらいいんですか〜


梁井「後は、そうそう

   去年、突然アレルギーが出たりしました

   今までアレルギーなんて持ってなかった

   のに、アトピー性の皮膚炎になってしまい

   今も治療中です

   それに、何だかこの一年くらい体調が

   優れなくて
・・・風邪も引きやすいし

   病院に行っても、気怠さが抜けないと

   言うか・・・。」

透明「・・・そのアトピーって、体調が

   優れないと感じた後からですか

梁井「はいそうだと思います




あれあれ何だか嫌な予感がしてきたぞ







          続く・・・。

   




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スキスピスキズキ・2

2012年06月21日(木) 8時00分
スキスピスキズキ・2



梁井「・・・実は、僕は・・・。

   呪われているんです

透明「



は、はい

え〜っと、今、呪われているって

聞こえたような・・・・・。




梁井「先生どうか僕の呪いを解いて

   本当の自分に戻してください

   お願いします

透明「呪い・・・ですか

梁井「はい

透明「・・・・・・・・。」




本人、大真面目

う〜ん・・・どこからどう視ても

呪いは存在してないのだけど・・・

でも、梁井さんマジだしな〜

とにかく話を聞いてみるか



透明「まあ、まあ、梁井さん

   先ずは落ち着いて話をしましょう

梁井「は、はい

透明「呪いとおっしゃっていましたけど、

   何か呪いにかかるような心当たり

   とかはあるんですか


梁井「はい実は僕、小さい頃から気配と

   言うんでしょうか

   何かがいることがわかるんです

   僕は先生のようには視えないですが

   肌で感じるというか、少し特別な

   能力があるみたいなんです


透明「なるほどいわゆる触覚視という

   わけですか

梁井「しょっかくし

透明「人間には五感があるでしょ

   その五感のうちのどれかが鋭敏だと

   目に見えない存在を五感のどれかで

   察知できるようになるものなんです


   例えば霊視なんかは視覚

   梁井さんの場合は触覚が鋭敏で

   その存在に気づいてしまうということ

   になるのかなと思って

梁井「そ、それですそれなんです

   僕が二十歳の頃、急に周りの人間が

   違う空気に包まれたのを感じて、

   それからというもの、何をしても

   上手くいかないようになって

   しまったんです

   家にも何かの気配がするし、多分

   その霊が僕に呪いをかけて邪魔を

   しているんだと思います




なるほど、なるほど

大体読めてきたけど、もう少し掘り下げた

方が良いかもな〜







         続く・・・。






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スキスピスキズキ

2012年06月19日(火) 8時00分
スキスピスキズキ



透明「みなさ〜んおはようございま〜す

   今日もテンションMAXの透明で〜す

   今日も鑑定頑張るッス




鑑定ファイル61

梁井 彰人(やない あきと)さん

38歳・会社員




カランカラン


透明「いらっしゃい梁井さんでしたよね

梁井「は、はい初めまして

   沢口さんからご紹介いただいた

   梁井彰人と申します

   今日はよろしくお願いします


おおっなかなか礼儀正しい人だな

梁井さんは、このブログでも紹介した

沢口さんのお友達の彼氏らしいのだが、

彼の相談ごとに誰も答えることが出来ない

らしく、沢口さん本人から連絡を受け

鑑定を取ることになった・・・・・。


しかし、一見するとそんなに悩んでいるように

見えないのだが・・・。

誰も答えられない悩みって、一体なんだろう



透明「まあ、立ち話も何なんで

   こちらへどうぞ

梁井「はい失礼します



私は鑑定室に梁井さんを通し席につく



透明「さて、それではお話聞かせていただいても

   よろしいでしょうか

梁井「・・・実は、僕は・・・。」





この後、梁井さんの口から驚くべき悩みが

飛び出してくる







 
           続く・・・。




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オフの日(お付き合い編)・12

2012年06月17日(日) 8時00分
オフの日(お付き合い編)・12





透明「さてとそろそろ帰るか

 昴「あ、ああ

透明「

 昴「透明・・・今日は、あ、ありがとうな

透明「あはははははっ

   気にしなくていいよ俺も楽しかったから

 昴「そ、そうか

透明「ところでさ〜陣のヤツ一緒に来てた

   みたいだけど、なんであいつに

   頼まなかったの


 昴「あいつは、役にたたん

透明「あははっなるほどね

   あいつ、あんまり細かいこと気にしない

   タイプだし、ねこは好きだけど自分が

   子供みたいなもんだからな〜

   昴みたいに子供好きでもないもんね


 昴「 お、俺は別に

透明「はいはいまあ、結果オーライってことで

 昴「・・・・・・



私達は、ねこカフェを出るため入り口へ・・・。



店員「お待たせしました〜〜〜

   ミーコのこと可愛がってあげてくださいね

透明「

 昴「ミーコ一緒に帰ろうな

ミーコ「にゃ〜〜っ

透明「えっええ〜っ

   す、す、昴こ、ここって気に入った猫を

   買うことが出来るの〜

 昴「そうだけど

透明「そ、それって・・・身売り身請け

 昴「何だよその言い方

   何か悪きことしてるみたいじゃないかよ

透明「そ、そういう制度なんだ・・・

 昴「そんな目でみるな〜〜〜〜っ




愛すべきキョウダイ達

一風変わった変人達の集団だけど、

何故か私にとっては落ち着ける場所



人は、心のよりどころをもってはじめて

日々の辛さを克服できるものなのかもしれない


多くの人が多くの場所や人、動物たちを大切にし

それを守るために頑張っている


そんな優しい世界が私は好きなのだと気づかされた

オフの日でした




透明「さ〜っ明日も頑張るぞ〜〜〜〜っ









              





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オフの日(お付き合い編)・11

2012年06月15日(金) 8時00分
オフの日(お付き合い編)・11





透明「おつかれ

 昴「あ、ああサンキュウーな


いつもの仏頂面が戻ってきた


透明「・・・・・・

 昴「・・・なんだよ

透明「昴、かっこいい〜

 昴「なっか、からかうな

透明「くすくす


赤面した昴をからかいながら、残りの時間を

満喫する二人



透明「あっそいういえば

 昴「

透明「何で友春くんのご両親が他界している

   ことがわかったの


 昴「えっな、何でだよ

透明「最初に友春くんにお父さん、お母さんは

   って聞かなかったから

 昴「てめ〜っ人の話聞いてたな〜

透明「あっい、いやご、ごめん

   一応心配だったから


もし、あの時友春くんにご両親のことを

言っていたら友春くんの悲しみが邪気を

暴発させていた可能性もあった

多分昴はそのことを知っていて触れなかった

のだろう・・・。

昴らしいが、ちゃんとこの日の為に調べて

来ていたことがわかる




 昴「は〜っもういい

   1年前にこの近くで、親子三人を乗せた

   自家用車がトラックと衝突して、

   子供が即死、両親は重症で病院に運ばれた

   らしいんだ


透明「その時の子が友春くん・・・。」

 昴「友春くんは自分が亡くなったことに

   気がつくことが出来ずに両親を求めて

   彷徨っていたんだと思う

透明「その後、ねこカフェを見つけて

   ここに迷い込んでしまったってワケか

 昴「多分なその後両親も他界

   友春くんを探したが事故現場にはいない

透明「・・・何だか辛い話だね・・・

 昴「霊の時間は俺達の感覚とは異なるから

   友春くんはそんなに長い時間ここに

   いたとは思っていないかもしれないけどな

   そう言えば、ひとつだけお前に聞きたいんだ

透明「邪気のこと

 昴「そう

透明「あれは、人の淀みから発生したものだよ

   ここは普段心の疲れを癒してもらう場所

   そうなれば、日頃のストレスを皆が落とす

   それが淀みとして漂っていたんだと思う

   普通は、風にのり外へ排出される淀みも

   定着できる霊体を見つけて張り付いてしまった

   だから友春くんに寄生してしまった淀みが

   邪気となってあんなことになって

   しまったんじゃないかな

 昴「そっか・・・友春くんは苦しくなかったのかな

透明「うん多分大丈夫だと想うよ

   淀みも人のもの、霊体だって人だから

   肉体が無い分、何ものにも侵されない

   存在として、影響は無いんじゃないかな

 昴「そっかよかった



まったくもう少しその優しさを人間に向けて

くれればいいのに

そんなことを話ながら時間は過ぎ、お帰りの時間





           続く・・・。








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オフの日(お付き合い編)・10

2012年06月13日(水) 8時00分
オフの日(お付き合い編)・10





邪気も祓われ昴は友春くんを連れて

ねこカフェに戻ってくる・・・。


透明「なるほどねただ除霊するという

   つもりじゃ無かったワケだ


友春くんはドキドキしつつもキラキラした

瞳で猫達を見ている


その側で子供のように笑う昴が、私には

何故か神々しく見えた

もし、私が昴と同じことを考えていたとしたら

私は真名を明かしただろうか

自分の危険を顧みず、迷うことなく

飛び込めただろうか


一瞬だが、昴と師匠がダブって見えた気がした

その時の私は、キョウダイとして誇らしい気持ち

焼きもちにも似た感動に戸惑いながらも、

昴という人間が誰よりも優しいことに気づき

心のそこから尊敬していた



 昴「ミーコ少し付き合ってくれるか

ミーコ「にゃ〜

友春「あっにゃんにゃん

 昴「少しだけさわらせてあげてな


昴は、そのままではさわれない友春くんの

手をとり、友春くんに猫の感触を味合わせて

あげていた・・・。



友春「うわ〜っふかふか

   かわいい〜〜〜っ

 昴「ミーコ、ありがとうな

ミーコ「にゃ




普通ではあり得ない光景だった・・・

霊が触るということは障ることに等しい

きっとミーコは友春くんが視えている

それならば尚更、動物の直感で危険を

回避してしまうはずなのだがミーコは

黙ってさわらせてくれている

これも、昴の能力

いや、多分これは純粋な信頼関係なのだろう

なんだか今日は昴が別人にみえる・・・。




しばらくして・・・

友春くんとミーコ、昴の様子を眺めていた私は

友春くんの影が薄くなっていっていることに

気がつく


昴は何かを口ずさみながら友春くんを支え

天井を仰いでいた

突然光が差し込む

その光に友春くん、ミーコ、クロが反応し

同時に天井を見上げた



友春「ママ〜パパ〜



天井を通り抜け2人の男女が友春くんに

手を差し伸べている

友春くんは、母親にしがみつき満面の笑みを

浮かべていた




友春「ママ〜にゃんにゃんにゃんにゃん


友春くんは必死にミーコを指さしながら母親に

説明しようとしている

その隣で父親が昴に向かい深々とお辞儀をしている

昴は照れくさそうに、片腕をあげそれに答える



友春「お兄ちゃんにゃんにゃん

   とも帰るね〜

   また遊ぼうね〜〜〜っ

 昴「うんまたな

ミーコ「にゃ〜っ


光は段々その光位をおとし、三人は光に吸い込まれる

ように消えていった
・・・。






           続く・・・。






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オフの日(お付き合い編)・9

2012年06月11日(月) 8時00分
オフの日(お付き合い編)・9




透明「おいおいおいおい

   あいつなに考えて


昴が入った黒い影が彼を中心に渦巻きながら

霧散してゆく



 昴「もう少しもってくれよ


昴は影が一番濃い場所に到達したようだ


 昴「・・・もう泣かなくていいよ

??「ぐす・・・ぐす・・・。」

 昴「ぼく、いくつ

??「・・・2さい・・・お兄ちゃん誰

 昴「俺は昴って言うんだ





透明「ば、ばか何で本当の名前を


私は耳を疑った

普段では聞いたことのない透き通るような

優しい声


そして除霊をする場合、相手を説得するなら

偽名を使って真名を隠すことが自分の安全を

確保することにつながることを知っている

はずの昴が真名を明かしたことに





 昴「お名前は言えるかな

友春「ともはる〜

 昴「ともはるくんて言うんだ〜

   良い名前だね

友春「えへへっ

 昴「ともはるくんは、今なにしているの

友春「トモねにゃんにゃん見てるの

 昴「そっか〜ともはるくんは猫好きなの

友春「うんでも、ちょっと恐いから

   見てるだけ〜


 昴「そうなんだそれじゃ〜お兄ちゃんと

   猫さわりに行く

友春「うん・・・でも、かまないかな〜

 昴「くすくす大丈夫お兄ちゃんが側に

   ついててあげるから

友春「うんさわりたい

 昴「よしじゃあ行こう

   あっその前に、一回目をつむってくれる

友春「うん

 昴「(よしハイル・ベル・ティト・ザエル・・・。)」



昴は、友春くんを抱きしめるように守りながら

彼の周りに寄生している邪気を吹き飛ばす

私は、その邪気を浄化する結界を展開しながら

他のお客さんや猫たちを守る


しばらくして邪気は浄化され、清浄な空間へともどる








             続く・・・。







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オフの日(お付き合い編)・8

2012年06月09日(土) 8時00分
オフの日(お付き合い編)・8




さて、昴のお手並み拝見

私はねこカフェスペースを一周回り

簡易的な結界を張って行く


透明「OK良いよ昴


昴は一度頷くとポケットからネックレス

のようなものを取り出し首にかける


透明「なにそれ

 昴「んっああ、今回の為に作って

   持ってきた

透明「それはわかるんですけど

 昴「だから、邪気を祓うものだよ

透明「


昴は相変わらず無愛想な面持ちで

黒い影に向かって行く・・・。

でも、なんだろう

本来なら、邪気と共に除霊すればいいはず

なのに、何であんなアイテムをワザワザ

作ってきたんだ


私は昴の行動がいまいちわからずにいた・・・。


透明「・・・・・気になる


昴のことは信用しているが、何故か行動に

安心感が無い

私は昴の行動を逐一はかるため、聴力を最大限

昴の動向を見守る



〜・〜・〜・〜・以下、昴のやり取り〜・〜・〜・〜・〜



一度カフェを出た昴は猫達がいるガラス張りの部屋

から見えるペットショップ側に回り込む

そこから3メートル付近に例の黒い影がいるのだが・・・。


透明「おいおい近すぎないか


通常なら距離は十分そこからはじめれば祓いは

出来るはず・・・。

なのに昴は止まらない


 昴「頼むよ相棒


ペンダントに軽くキスをした瞬間

昴は黒い影の中に飛び込む


透明「お、おい



あれほど高濃度の邪気に入ってしまえばいくら昴でも

身体が蝕まれてしまう

焦る透明を他所に、昴の祓いがはじまる





        
            続く・・・。





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オフの日(お付き合い編)・7

2012年06月07日(木) 8時00分
オフの日(お付き合い編)・7






私は店員さんに代金を渡し、アイスコーヒーを

一気に飲み干す


しかし、どうしたんだ昴らしくない

こんな昴もはじめて見た

しばらく沈黙が続く・・・。


あの黒い影・・・昴はあの子って言ってたよな

ということは、あの黒い影の中心には霊がいるって

ことになるよな〜

昴はあの黒い存在に気づいていながらも

このねこカフェに通っていたわけだ・・・。

何故だろう通常なら一瞬で霊を送ることが

出来る能力をもっているのに

何でやらなかったんだ

・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・あっ

なるほどそういうことか

しかし、相変わらず不器用なやつ

まあ、そこが昴らしいと言えば昴らしいのだが


私は状況をまとめ、昴の行動を推理してみた



透明「OK手伝うよ

 昴「透明

透明「まあ、長い付き合いだ

   お前の行動くらいお見通しだよん

   確かにこの状態だと補佐が必要

   だもんね

   補佐役はまかせなよ

 昴「透明・・・すまんな

クロ「どういうこと

透明「簡単なこと何で昴がクロさんの

   言葉を聞いていながら答えなかったか

クロ「

透明「要は、昴という人間は不器用ってこと

クロ「

透明「クロさんが話をしたとき、こいつは

   すでに黒い影の存在に気づいていた

   その上で、すぐに除霊をしなかったのは

   昴一人では、クロさん達を守れなかった

   からだと思うよ

クロ「守る

透明「あれだけ黒い邪気を纏っている存在となると

   祓ったときに邪気が辺り一面に放出される

   そうなると、一番被害を受けるのは誰だかわかるよね

クロ「あたし達なの

透明「そういうこと昴はクロさんの申し出を

   聞かないフリをして準備をしていたんだよ

   その時にクロさんの話を聞いていたら、

   準備をせずにやらなければいけなくなる

   可能性が出てくるでしょ

   昴はクロさん達の危険性を回避するために

   ワザと聞こえないフリをしていたんだと思うよ

   まあ、動物好きの昴からすれば結構辛い

   選択だったのかもしれないけどね


クロ「そうだったの・・・

 昴「と、とにかくここは任せたからな透明

透明「くすくす了解




顔を真っ赤にした昴が黒い影に向かって行く


次回昴が意外な行動にでる





           続く・・・。






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オフの日(お付き合い編)・6

2012年06月05日(火) 8時00分
オフの日(お付き合い編)・6





透明「クロさんあれって

クロ「わからないんだよ何だかいつも

   あたしらを狙っているような感じが

   するんだけど、何もしてこないし
・・・

透明「・・・・・う〜ん


私は目をこらし、黒い影をよ〜く視る


透明「ここからだと、よく視えないな〜

   ちょっと近づいて視てくるね


私が席から立つと・・・。


 昴「透明

透明「 な、なに


突然、離れた場所にいた昴が駆け寄ってくる


 昴「透明悪いんだけど、あの子の側には

   行かないでくれ

透明「あの子

 昴「ああ

透明「・・・・・お前、何か知ってるのか

 昴「・・・・・。」

クロ「やっぱりあんたもあたしらの言葉がわかるんだね

   今まで何で答えなかったのさ


 昴「・・・・・。」

透明「あれっお前、猫達と話していたんじゃないの

 昴「う、うん・・・。」

透明「何で俺なんかよりもお前の方が動物達と

   話せるだろ
どういうこと

 昴「・・・・・・・。」

クロ「あたしもそうだと思って何度か話かけたんだよ

   だけど何の返事もしないから、聞こえないのか

   と思ってそれ以降は話をしなかったんだけど


透明「・・・・・昴

 昴「・・・ご、ごめん・・・クロちゃん・・・。」

透明「・・・昴どうしたの

 昴「透明・・・あの子のことは俺に

   任せてくれないか


透明「

クロ「何いってるのあたしは前にも

   あなたに頼んだはずなのに、

   その時は何も返事をしてくれ

   なかったじゃない


 昴「・・・ごめん・・・。」

透明「・・・・・・。」

店員「お待たせしました〜

   アイスコーヒーで〜す


だ〜っタイミング悪すぎ

っていっても、店員さんにはわかんない

もんな〜

・・・クロさん

店員さんを睨みすぎですよ〜




しかし、何だ、何だこの展開は

のほほんムードで終わる話じゃなかったのか〜






        
           続く・・・。







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オフの日(お付き合い編)・5

2012年06月03日(日) 8時00分
オフの日(お付き合い編)・5





透明「


何故か一匹のねこが近づいてくる

そのねこを除けるように他のねこが

道をゆずる・・・。


ねこ「・・・・じ〜っ


な、なんだ凄いみられてるんですけど


ねこ「・・・あなた、私の言葉わかるの

透明「・・・えっ、う、うん

ねこ「そうなんだちょっと失礼



猫はひょいっと私の膝に乗ってくる



透明「あ、あの〜何か

ねこ「いや〜なにね少し話をしようかと

   思ってね


透明「・・・・・・

店員「あら〜っクロ

   珍しい


透明「へっ

店員「この子、クロって言って滅多に人に

   なつかない子なんですよ

   このカフェの中ではボス的存在

   人前にもあまり顔を出さない子なのに

   よっぽどお客様を気に入ったんでしょうね

透明「そ、そうなんですか

店員「はい

クロ「まったくよく口が回るもんだ

透明「えっ

店員「

クロ「いつもこの人はそうなんだよ

   何でもかんでもあたしらのこと

   知ったような口ぶりでさ


透明「(あ、あの〜クロさん今はお静かに)」

店員「あの〜どうかされましたか

透明「いやいやいやいや何もないですはい

   そ、そう言えば、暑くなって来たので、

   アイスコーヒーをいただけますか

店員「わかりました少々お待ちを

透明「・・・・・ふう〜っ危ない危ない

クロ「まったく、人間というのも大変だね


あんたがそうしたんでしょうが〜


透明「ところで、話って

クロ「あなた、あそこの部屋にいるの視える

透明「えっあそこって・・・

クロ「やっぱり視えるんだね



なんだ背筋がゾクッとした

ねこカフェの仕切りから出たすぐ脇の角

黒い影が漂っている・・・。



透明「・・・・・。」


私は、咄嗟に顔つきを変え身構える・・・。


 昴「・・・・・


何だろう昴がチラリとこちらをみた

気がしたが
・・・。







           続く・・・。





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オフの日(お付き合い編)・4

2012年06月01日(金) 8時00分
オフの日(お付き合い編)・4





ねこ「にゃ〜っ


しばらく放心状態だった透明先生

ねこの鳴き声で意識を取り戻す・・・。


透明「はっここはどこ私は誰


混乱しすぎ・・・


ふと周りを見渡すと、何故か皆がこちらを

見ている
・・・


 昴「はぁ〜透明は昔からそうだったけど

   何でお前んとこの方が一人多いんだよ

透明「はあお前なにいって・・・


周りから見るとちょっと異様な光景・・・。

何故か店内のねこ達が昴と私の周りに集まって

集会をしているような状態

気づけば膝の上から背中、両脇にいたるまで

ねこでビッシリ


 昴「お前なんて連れて来なきゃ良かった

透明「何で焼きもちやいてんだよ

   それより、何なんだここは

 昴「えっねこカフェ

透明「ち、ちが〜う

   何でここに来たんだよ

   お前、助けてくれとか言ってたじゃないか

 昴「あっあ、あ〜っ・・・それは、あの、

   ほら日頃の仕事が忙しすぎて、ストレスが

   たまっちゃったから、癒してもらおうかな〜

   って思ってさ〜まあ、一人じゃなんだし、

   日頃ストレスフルな透明も誘ってみようかな〜

   なんて思って〜・・・。」

透明「嘘つけ〜っ一人じゃ流石に恥ずかしいから

   誘ったんだろ〜

   それに、お前ポイントカード持ってたという

   ことは、陣とか誘ってきてたんじゃないのか

   それが今回は陣に断わられたから俺を誘った

   ってところだろう

 昴「 す、凄いなお前超能力者みたいだな

透明「わからいでか〜〜〜〜っ

 昴「だってよ〜陣のやつ、茜ちゃんにばれると

   浮気しているみたいで嫌だからって・・・。」

透明「はぁ〜どいつもこいつも


ちなみに、茜ちゃんは陣家の愛猫です・・・。



 昴「しっかし、相変わらず動物に好かれるの

   なおってないんだな


   俺も好かれる方だけど、お前とは別物

   のような気がするよ

   この前なんて、カラスが肩に飛び乗ってきた

   じゃんか〜

   普通カラスが気をゆるして人にとまったり

   するか〜

   お前、何か美味しそうな臭いでも発してる

   んじゃないの


透明「あのな〜人を食べ物扱いするな〜


(実話です・・・。)


透明「しかしお前が、ねこカフェとは・・・

 昴「な、なんだよ別にいいだろ

透明「いいけどね〜っにやにや

 昴「ふん何とでも言え

   な〜ぁミ〜コ



ねこの両手を持って楽しそうにしている昴

こいつ、普段はあんなに仏頂面してるのに

こんな優しい顔出来るんだ・・・。


しかし、せっかくの休みを返上して心配して来てみれば

ねこカフェか

でもまあ、昴の意外な一面も見られたし

これはこれで良い休日なのかも

(弱点も発見出来たしねニヤニヤ)

しばらく、ねこカフェで楽しんでいる人達を

眺めていると、こちらに向かってくる猫一匹






          続く・・・。






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