奇々怪々・11

2013年04月20日(土) 8時00分
奇々怪々・11





ベスの呼吸が弱い

歳をとっているベスには、あまりにも

身体への負担が大きすぎたんだ

怨霊に当てられた状態では、生きることを

あきらめたらそこで終わってしまう


私は、ありったけの気力をベスに注ぎ込む



透明「ベスまだ逝くな

   大丈夫私が助けてあげるから

   ベスベスしっかり



段々と呼吸が浅くなってゆく

「・・・トクン・・・トクン・・・。」


ベス「(・・・ありがとう・・・大好き・・・)」

透明「ベスあきらめちゃだめだベス


「・・・トクン・・・・・・・・・トクン・・・・・・・・

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
。」


・・・脈が


透明「・・・・・



チビ「にゃ〜っ


・・・・・・・・・トクン


透明「


今、確かにチビ助の声がした


チビ「にゃ〜〜〜っにゃ〜〜〜っ


チビ助の声こんなに離れているのに

聞こえてくる

チビ助の本能なのだろうか

ベスの危険に反応したのか

チビ助は、今までにないくらいの大きな声で

鳴いている

まるで、ベスを呼んでるように・・・


トクン・・トクントクン


透明「 ベス

    ・・・・・よかった・・・意識は失っているけど

   助かった・・・


私は、心の底からホッとしていた


透明「ベス、ありがとう・・・後は私が

   何とかするから、そこで休んでいて



くるりと身を翻し、私は母猫にズンズン近づいてゆく



母猫「シ、シャ〜ッ

透明「もうわかったでしょ今のチビ助は一人じゃない

母猫「・・・・・・・。」

透明「怖いめにあったこと、子供を守りたい気持ち、

   憎しみ、悲しみ、全て私が受け止めてあげる


   だから、もう憎むべき相手と同じ過ちをお前が

   起こしてはいけないよ

   だからおいで、私が送ってあげる

母猫「・・・・・・・・・・・・・・・・。

    ・・・・・・私の子・・・・・・

    ・・・・・・・・・幸せ・・・・・・

透明「・・・・・・うん幸せだよ

母猫「・・・・・よかった・・・・・・。」


母猫から、怨念が剥がれてゆく

私の目の前には猫叉はもういない・・・。

光輝く優しげな一匹の母猫がいるだけだ

母猫は、ベスの側まで行き、身体をすりあわせ

私の膝に乗る

ベスにチビ助を託したのだろう

私は、母猫を優しく撫でながら経を読み

本来の居場所へと送り返した


透明「お、終わった〜〜〜〜っ

    よかった・・・みんな無事で・・・ドスン


さすがに、もうダメ

私は、気が抜けたのか その場に倒れ込む・・・。

輝く月を眺めながら想う


母の想いはきっと、託された者、残された者に

届くだろう


私は、動物達の絆と深い愛情に救われた気が

していた
・・・。





次の日・・・急遽、鑑定お休み


透明「う〜〜〜ん・・・う〜〜〜ん・・・


小さいが無数の傷が炎症

お友達のお布団さんにくるまりながら

熱にうなされる透明先生なのでした・・・


透明「にゃ〜〜〜〜っヘルプミ〜〜〜〜ッ





         

             


   

   

   


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