奇々怪々・9

2013年04月16日(火) 8時00分
奇々怪々・9





物語のような光景が目の前で展開している

危険な状態の渦中にいる私でさえ、今の状況が

夢の中での出来事のように想える



透明「たははっまずいな・・・


先ほどの風は、霊圧からくる鎌鼬(かまいたち)

のようなものだと勝手に想っていた私は、

目の前から母猫が消えたことに気づくと、

とっさに考えを修正した


透明「今のって、要するに


母猫のスピードが尋常じゃないということだ

しかし、まだ力に振り回されているようにも

視える

おかげで今でも首がつながっているわけだが・・・。


透明「力の使い方になれるとマズイ

   早く何とかしなくちゃ・・・でも

   どうする


呪で縛り、強制的に祓うのは簡単だが、

できればしたくない・・・でも、肉眼で

追えないスピードに対応するなんて・・・

・・・さて、どうする



母猫「シャ〜〜〜ァ〜〜〜ッ

透明「(すげ〜怒ってる当たり前か

   非道いことされたんだもんな・・・)」

母猫「シャッ



次々に血しぶきがあがる

徐々に精度も上がってくる・・・。



知念「せ、先生

ベス「ワンワンウウ〜ッ


透明「大丈夫こっちにきてはダメだよ


離れたところから見ている知念さんには

ゆらゆら蜃気楼のように見える空間

ひとり血しぶきをあげている私の姿しか

見えない

しかし、さすがは猫まるで獲物を狙った

虎のごとしだね


私しか見えてないようだ

おかげでこちらも集中できるのだが、

いかんせん、対策が見つからない・・・。

私は、穴が開くほど母猫を観察する


透明「・・・・・。」

母猫「シャ〜〜〜ァ〜〜〜ッシャ〜ッ

透明「・・・・・。」

母猫「シュ〜ゥニ"ャーーーーーッ

透明「(・・・・・あれっ

    もしかして・・・・・)」


私は、大切なことを忘れていたことに気づく



透明「そっかそうだよね

母猫「シャ〜〜〜ァ〜〜〜ッ

透明「気づかずにゴメンねお前、怖かったんだね

母猫「二"ャーーーーッシッ

透明「・・・いいよ傷つけても

   それでお前の気がすむなら

母猫「ニッ二"ャーーーッシ〜ッ

透明「・・・・・。」


鮮血に染まってゆく私は、目をつむり抵抗もしない

私は間違っていたこの子は私が怖いんだ

自分をこんな目に遭わせた人間が怖い・・・。

当たり前だった

この子は、さっきから私の身体を傷つけていても

深く傷つけたりしていない・・・。

この子なりの精一杯の威嚇

受け止めてあげなくちゃ信用されるまで・・・。



透明「・・・クラクラッ


たはは、情けない

ちょっと目眩がしてきた・・・それでも・・・。






            続く・・・。








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