silver forest (隠者の森)・9

2009年10月27日(火) 1時00分
 silver forest (隠者の森)  


目の前に広がる光景を見て、途方に暮れていると

どこからともなく声がこだましてきた

 怜「透明 急いで

透明「急いでって言われても・・・

   あれ 怜 何処から喋ってるの

 怜「あんたの身体を通して見聞きしてるの

   まだ、身体と幽体はつながってるからね

透明「まだ って と、とにかく、この数の

   木人図から、どうやって探せばいいの

 怜「ちゃんと、実香ちゃんの木人図の側に飛ばしてるから、

   後はしっかり念じて呼びかけてごらんよ

私は、意識を集中させ、

実香ちゃんの木人図に問いかけてみる

すると、木々の奥の方で、淡く光る一本の小さな木

目に飛び込んで来た

透明「あれだ

何かに背中を押され、その木の側まで走り寄る・・・。

何か、懐かしい感じのするその木は

小さいが力強い光をはなっていた。

透明「実香ちゃん・・・。」

何故だろう、突然枯れたはずの感情がわき上がり、

止めどなく涙がこぼれてくる

私の感情に呼応するように、その木は淡い光を放ち、

涼やかな音を奏でる・・・。

キーンという優しい音色は、

まるで実香ちゃんが語りかけてくるようでした

透明「実香ちゃん・・・ごめんね・・・

   先生・・・何も出来なくて・・・

しばらく、実香ちゃんの木人図の前で座り込んでいた私は、

目の前の銀の木に触れようとした

 怜「ストップ その木に触れては駄目

透明「えっ

慌てて手を引っ込める

 怜「生きている者が、亡くなった者の人生に触れてはいけない

   生と死のバランスを守る為にも、それは駄目だよ

透明「 そ、そっか ごめん・・・つい

 怜「先に言うの忘れてたの、ごめんね

   後、ついでに言うけど、残り時間1分ぐらいしかないよ

透明「えっ ま、まだ、何も出来てないよ

 怜「ふ〜っ たくっ

   実香ちゃんの木人図見てごらん

透明「

 怜「小さいけど、木の枝にが咲いてるでしょ

確かに、実香ちゃんの木人図には、小さいが美しい銀の花

咲いている

 怜「それはね 生きているうちに、何かを得幸せを感じ

   生きてきた意味を自覚して亡くなっている者にしか

   咲かない、銀霊華(ぎんりょうか)と言う花なんだ

   この意味はわかるよね

透明「・・・実香ちゃん・・・。」

 怜「ほら 泣くなら帰ってきてからにしな

   引き上げるから、帰ること意識して目をつむりなさい

私は、言われた通り目をつむる・・・。

徐々に身体の中に暖かいものが流れ込むような感覚が

戻ってきている。

その時間の中でも私は、実香ちゃんのことを考えていた

 怜「ふ〜っ ギリギリ もう目を開けていいよ

透明「・・・。」

 怜「・・・実香ちゃんのこと、考えてるの

透明「私は、実香ちゃんの幸せも、

   叶えてあげられなかったと思っていた・・・。

   でも、あの子は、自分自身で自分の生きる意味

   ちゃんと、見つめて生きていたんだよね・・・

 怜「・・・何時までウジウジしているの

   実香ちゃんに笑われるよ

   あんたは、神様でも仏様でもない 人間なんだよ

   自分の幸せなんて人に叶えてもらうものじゃないって

   小さなあの子にもわかっていた証拠さ

透明「確かに、おこがましいね・・・。」

私は、自分の情けない顔をパンパンとはたく

 怜「あんたが、あの子の木人図に何を見て何を感じたかは

   わからないけど、あの子の死を意味のあるモノにするか

   どうかは、あんた次第だよ

透明「わかっている・・・怜 ありがとう

 怜「・・・ 貸し1ね

透明「うん


実香ちゃん・・・先生は、実香ちゃんに沢山のこと

教えてもらったよ 

実香ちゃんの優しさも強さも、全部 

先生の中で生きている

いつの日か、実香ちゃんがこちらの世界に来られるように

なったら、一緒に良清園に行こうね

きっと、いつものように、皆が実香ちゃんを待っているよ

その時は、先生と、また汗だくになるまで遊ぼう

少しの間、寂しいけど、再会を待つ父として兄として、

実香ちゃん


              またね




            完





〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜

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silver forest (隠者の森)・8

2009年10月25日(日) 1時00分
 silver forest (隠者の森)


 怜「それじゃあ、ゲートを開く前に、注意事項

透明「注意事項

 怜「そう silver forestに入るのは、透明の幽体

   もし、silver forestに入って5分以上経つと

   門は閉まってしまい、透明の幽体は、その場に

   置き去りにされてしまうそうなれば、最悪

   透明の幽体と身体がつながっている分

   意識が二度と戻らないこともあると

   思っておいて だから、必ず時間は守ること

   いいわね

透明「わ、わかった

 怜「いい 最悪、私が助けてくれるとは、思わないでよ

   ゲートを開いている間は、ナビはしてあげられるけど、

   基本的には、一切手を出せないし

   最初に時間を決めてゲートを開いている以上、

   途中での時間変更は出来ないからね

んっ なんか、いつもの怜らしくない・・・。

透明「・・・・・・何だか、焦ってる

 怜「・・・はぁ〜っ 

   まあ、ちょっと焦ってるかな・・・

   本当は、もう少し時間を取ってあげたいんだけど

   いくら私でも、silver forestの門は、

   5分以上は開けられないからね

透明「 そ、そうなんだ

 怜「だから、時間だけは常に意識しておいて

透明「わかった ありがとう

 怜「それじゃあ、開けるよ

透明「お、おう

 怜「それじゃあ、椅子に深く座って目を閉じて、深呼吸

私は、言われるままに深呼吸をし始めた

怜は、私の周りをグルグル回りながら

何やら口の中で唱えている

次第にその声も聞き取りづらくなり、何だか、水の中にいるような

感覚にとらわれていった

しばらくして、外の音は遮断され無音の世界が広がる、

そして、それと引き替えに私の身体は、

徐々に冷たくなって行くようにも感じられた・・・。

 怜「もう、目を開けていいよ〜

透明「

静寂の世界に突然、ハッキリとした声が響く

私は、その声に驚き 自然と目を開けていた

透明「 こ、これが、silver forest

私の目の前には、一面の銀世界が広がり、

数えきらない程の銀の木が生い茂っている

透明「この中から、実香ちゃんの木人図をさがすのか


残り時間、後5分



           続く・・・。



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silver forest (隠者の森)・7

2009年10月23日(金) 1時00分
 silver forest (隠者の森)


 怜「それは、透明が一番わかってるんじゃない

透明「

 怜「gold forestsilver forestは、

   聖域中の聖域

   例えどんな理由でも個人的な感情では、開けられない

透明「・・・。」

gold forestsilver forest

確かに、この二つは特殊な聖域

gold forestは、聖者の森とも言われ、

これからこの世に生まれてくる者が描いた木人図の保管場所

そしてsilver forestは、人生という修行を終え

あの世に戻った者の木人図が保管されている場所である

 怜「気持ちは重々わかるけど、私は、ゲートの守護者だから。

   悪いのだけど、私の安易な判断で

   聖域を汚す訳にはいかないの

透明「怜の立場はわかっているよでも決して個人的な感情で

   頼みに来たんじゃないんだ

 怜「

透明「今まで色々な人を視て来たけど、どうしてもわからない

   ことがある今回みたいに、幼くして命を無くした

   子供達が、何を感じ人生に何を見出せたのか

   生きてきた意味を感じ取れていたのか

   それを少しでも理解出来れば、もっとと言う意味に

   近づける気がする その知識が、多くの人に役立てられる

   気がするんだ

 怜「・・・。」

透明「でも・・・怜から見れば、それもエゴなのかもしれないね

 怜「・・・ふ〜っ まったく、あんたは

   が言ってた通りだね〜

   透明はその仕事合わないんじゃない

   正直、深入りし過ぎだよ いつか、自分が参っちゃうよ

   まあ、そこが透明の良いところなのかもしれないけど

透明「 皆って

 怜「キョウダイ達が言ってるよ 特に、流姐ェ〜昴っち

透明「げっ 

 怜「まあ、私は透明らしいと思うけどね

透明「・・・。」

 怜「5分だけだよ

透明「えっ じ、じゃあ

 怜「開いてあげるよ

透明「ありがとう 

次回、いよいよ、silver forestに入ります

そこで視たモノとは・・・。


     
              続く・・・。



   
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silver forest (隠者の森)・6

2009年10月21日(水) 1時00分
 silver forest (隠者の森) 


そこは、閑静な住宅街

私は、ある人物に会う為に車から降りる


ドンドンドン」 「ガチャ

透明「(れい) いるか

 怜「 おーっ 透明じゃん

   珍しいね〜・・・どったの

透明「今すぐ、シルバーフォレストいや、

   隠者の森の扉を開けてくれ

 怜「はい

怜は、私のキョウダイ弟子の一人であり、

ゲートキーパーの能力を持つガーディアンである。

皆さんには、耳慣れない言葉かもしれませんね

ゲートキーパーとは、この世界以外の階層

特に、私の様な力を持っていても到底入れない世界の門

開けることが出来る特殊な能力です

怜が師匠の弟子として来たのは、知らない内に

人の夢を渡り歩いていたり、自分が今何処にいるのかさえ

わからなくなるほど、力が暴走する事が何度かあった

からのようです

怜曰く、身体の位置と視覚や意思、思考がバラバラに

別の世界を捉えてしまっていて何処に自分が存在しているのか

わからなかった と言っていました(よくわからん)

それでも、彼女は、能力をコントロール出来るようになり、

今は、各階層のゲートを守るガーディアン(守護者)として

生活しています そんな彼女も普段は・・・。

 怜「お〜い 聞いてます

透明「あっ ご、ごめん

 怜「突然来るのは良いとして、いきなりsilver forest

   開けろとは、どういうことなのかな

透明「す、すまん

 怜「久しぶりに会ったけど、相変わらず多忙そうじゃない

   まあ、それは良いことだけど、さっきのは

   いつも冷静な透明らしからぬ行動だね〜

   何があったのか 話してごらんよ

透明「実は・・・。」

私は、怜に今まであったことを全て話した

ちなみに、怜は、姐さん的、冷静沈着なタイプ

人によっては取っつき難いと感じる人もいるようだが、

実は、義理人情に厚く凄く面倒見が良い優しい子です

透明「・・・。」

 怜「ぐっ わ〜ん なんて可哀相な話なの〜

   え〜ん

ほらね

透明「れ、怜 落ち着いて

 怜「これが落ち着いて聞けますか ぐすっ

   ふえ〜ん

透明「・・・。」

まったく、こいつは

そう思いながらも、怜の私の心に共感してくれる

優しさに、少しだけ救われる・・・。

 怜「でも、でもね ぐすっsilver forest

   開けられない

透明「えっ どうして

 怜「それは・・・。」


何故 silver forestを開けられないのか

次回に続きます



            続く・・・。




〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜

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silver forest (隠者の森)・5

2009年10月19日(月) 1時00分
 silver forest  (隠者の森)


私は、何をやっていたのか

あの子に何をしてあげられたのか

自問自答を繰り返しながら、自分の無力さを痛感し、

ただただその場で顔を覆うことしか出来ない自分に、

腹を立てていた

透明「実香ちゃん 君は幸せでしたか・・・。」

私は、実香ちゃんの大好きな空へ言葉を投げ掛ける。

・・・30分ぐらいしただろうか

少しだけ落ち着きを取り戻した私は、今、実香ちゃんが

何処にいるのかを探しはじめた・・・。

透明「ここには・・・いない・・・。

   ここも・・・ここも・・・。

   実香ちゃんは、ちゃんと成仏出来たんだな・・・。

   じゃあ・・・。」

次に、亡くなった人が通る道、地獄門を探す・・・。

透明「・・・いない・・・。

   そうか、実香ちゃんは最初の門で許しを得て

   霊界に入ったか・・・。」

私は、実香ちゃんが成仏出来たことで、少しホッとしていた。

透明「これ以上は、まだ、立ち入ってはいけないか・・・

捜索を諦め、またうな垂れる

ここからは、自分との闘い

生きているもののエゴだとは、わかりながらも

自分を責めてしまう・・・。

もし、もう少し早く良清園に立ち寄っていたら

もし、あの時実香ちゃんの木人図を視ていたら

本当にその時、そうしていて自分に何が出来たか

もしかしたら、何も出来ないかったかもしれない・・・。

それでも・・・

私は、自分を責めることで納得させたかったのかも

しれない・・・。

透明「実香ちゃんの夢を叶えてあげていない・・・。」

本当にあの子の人生は、過酷な人生だったと想う。

あの子は、自分の人生をどう思っていたのだろう・・・。

ふと、頭の中に何かがよぎる

透明「そうだ silver forest

私は、急いで車を反転させ、勢い任せにアクセルをふかした



          続く・・・。



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silver forest (隠者の森)・4

2009年10月17日(土) 1時00分
 silver forest (隠者の森) 


〜・〜・〜・〜・〜・〜良清園からの手紙〜・〜・〜・〜・〜・〜


透明様

突然のお手紙お許しください。

まだ、私の気持ちが整理出来ず、言葉にする自信が

持てない為、手紙という形をとらせて頂きました。


○月×日

実香が、突然胸の痛みを訴え、救急病院に運ばれました。

病院も色々と手を尽くしてくれましたが、

まもなくして、実香は帰らぬ人となり、

私達は何も出来ず、ただ実香が帰ってくると信じて

病室に立ちつくしていました。

今でも信じられない気持ちでいっぱいです。

昨日まで、元気に走り回っていた実香が・・・。

痛かっただろう、心細かっただろう、辛かっただろう、

私は何故気づいてあげられなかったのか?

悔やんでも悔やみきれません・・・。


実香は、1歳の時に親においてゆかれ、発見された時には

すでに、心臓に障害を抱えていました。

それでも実香は、明るく皆に優しい子に育ってくれて

いつも笑顔をたやさない素敵な子になりました。

これも、透明さんが園の子供達に色々な事を教え

気を配って頂いていたからだと、感謝しています。


実香が病院に運ばれているとき、うわごとの様に

「おかあさ〜ん・・・

    とうちゃ〜ん・・・とうちゃ〜ん・・・。」

と何度も何度も口にしていました。

今にして思えば、あの時の「とうちゃん」は、

透明さんのことだったのかもしれません。

あの子にとって貴方は、父であり、兄であったのでしょう。

貴方が園に足を運ばれたとき、実香はいつも貴方の隣で

嬉しそうにしていたのを想い出します。


実香が生前食卓を前によく言っていたことがあります。

「実香は、いつも幸せなんだ!みんながいてくれて、

 ご飯もおいしいから、いっぱいいっぱい神様に

 感謝しなくっちゃ!」

そう言っては、青い空に向かっていっぱいの笑顔を見せていました。

実香は、たった7歳でこの世をさりましたが、きっと

幸せを見つける天才だったと想います。

私達は実香に多くのことを教わり学び、かけがえのない経験を

させてもらったことを胸に刻み、子供たちの為に努力して行こうと

想っています。


透明さん、どうかお近くにいらっしゃるときは、子供たちに

会ってあげてください。きっとその中に、実香もいつもの笑顔で

貴方を待っていると想います。



最後に、連絡が遅くなったこと許してください。



                児童養護施設

                 良清園  加瀬良子



〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜


           続く・・・。



魔導の日まで、あと一日

いよいよ明日です



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silver forest (隠者の森)・3

2009年10月15日(木) 1時00分
 silver forest (隠者の森) 


その日は突然やってきた・・・。

朝から鑑定に追われていた私は、ポストを開けることなく

事務所に入り、鑑定をはじめる

午後8:00

鑑定が終わり、一息ついた私は、帰り支度を済ませ

ポストの前を横切る・・・。

ふと、何かが呼んだような気がして、ポストに目をやる

今朝、ポストの中を確認することを忘れていたのに気づき

ポストを開ける

そこには、いつものような広告と綺麗な模様がほどこされた

一通の手紙が入っていた

とにかく、一度家に帰ってからその手紙を開けようと、

帰宅する私・・・。

家に着いてから、先ほどの手紙に目が行くが、

取り敢ず腹ごしらえをし

その日の鑑定を思い出しながら自分の一日を振り返る・・・。

少しねむくなりながらも、先ほどの手紙が気になり

やっと封をあけてみる

その手紙は、良清園の加瀬さんからのものでした

私は、手紙の内容を読みはじめると同時に

自分のねむそうな目が突然大きく開き

血の気が引いてゆくことを感じていた

手には信じられないほどのをかいているように感じ、

何度も自分の服で手を拭う

私は、手紙を読み終わるのと同時に、車の鍵を握りしめ

気がつくと、外へ飛び出していた

一体何処へ行くのかも考えておらず、車を走らせる私は、

少し冷静になる為にも、車を止め、うなだれる・・・。

どれくらいの涙が出たのだろう

涙が止まった時には、もう1時間ほどその場所にいた気がする

私は、もう一度手紙の内容に目を通す・・・

その手紙には・・・・



            続く・・・。



魔導の日まで、あと3日



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silver forest (隠者の森)・2

2009年10月13日(火) 1時00分
 silver forest (隠者の森) 


園の中は綺麗に掃除されている

透明「・・・私の家より綺麗だな〜・・・。」

つい、ボソッと呟く私の言葉を聞いて

加瀬さんが、クスクス笑っている

長い廊下の突き当たりには、皆が集まれる

広い談話室がある

 亮「あ〜っ透明じゃん

優羽「透ちゃ〜ん

実香「透ちゃんだ〜

 連「透明 透明

恵那「おっさんおっさん

美奈「あそぼ〜っあそぼ〜っ

・・・小さい子に、人気爆発

中に、ちょっと腹立たしいのがいるような気がするが

透明「今日は、幼稚園組小学生組しかいないの

恵那「みんな、バイトとかだよ って

   私がいるじゃん

透明「恵那は小学生組と一緒です

恵那「むかっ

実香「・・・ケンカだめだよ

 亮「そうだよ

透明「あははっ ケンカじゃないから大丈夫だよ

恵那「そ、そうだよ 恵那は、仲良しだよ

 連「そっか〜っ

美奈「あそぼあそば

優羽「ゆうもゆうも

透明「OK 何して遊ぶ

 亮「かくれんぼ

 連「え〜っ 鬼ごっこがいい〜

実香「かくれんぼにしようよ

 連「じゃあ、かくれんぼ終わったら鬼ごっこ

優羽「そうしよう

美奈「そうしようそうしよう

恵那「じゃあ、先生がね〜っ

透明「はい、はい じゃあ、数えるよ〜

   1・2・3・・・・・。」

わ〜っ」「かくれろ〜

きゃあきゃあ

透明「も〜い〜かい


私達は、かくれんぼをしたり、鬼ごっこをしたり

ヒーローごっこをしたりして、汗だくになるまで

遊んでいた (何故か鬼や怪獣は、私だけ・・・。)

3時になり、皆が落ち着いた頃

加瀬「お茶が入ったから、おやつにしましょう

子供達「わ〜い

テーブルを囲み、子供たちはお菓子を頬ばっている

私もやっと一息つけた

しばらくして・・・。

透明「みんな、大きくなったら何になりたい

私から、話を振ってみる

 亮「ボクは、お医者さん

透明「おお良いね〜

 亮「沢山の人の病気を治すの

 連「俺は、総理大臣

透明「おわ〜っすごいね

優羽「私、学校の先生

透明「似合いそうだね〜

優羽「へへへっ

美奈「あたし、ぷよぷよ

透明「 ぷよぷよ

 連「なんだよそれ〜

美奈「ぷよぷよだよ

恵那「美奈は、この前もらったぷよぷよ

   ヌイグルミみたいになるんだもんね

美奈「うん

くすっ 可愛い

透明「実香は

実香「う〜〜〜ん

透明「

実香「やっぱり、社長さん

透明「おお 女社長か〜 カッコイイね〜

実香「私が社長になって、ここのみんなを雇ってあげるの〜

   そしたら、みんなず〜と一緒だし、

   このももっと素敵になるでしょ

   それに、みんなお金に困ることなくなって

   家族仲良く暮らせるでしょ

そうか・・・ 実香は、生活苦のせいで、

親に置いていかれてしまったんだったな・・・

しかし、小学2年生にして、将来を見据えている

凄いな〜

透明「みんな凄いな〜 見習わなくっちゃね

園の子供達は、本当に素直で良い子ばかりだ

この子達の未来を守って行くことが、師匠の意思

つながってゆくのだと、改めて想う

きっと、大人になるにつれ、は変わってゆくかも

しれないが、この子達の夢が現実になるように

協力して行きたい

そんな想いを胸に抱く一日だった・・・。


そして、2年後・・・。




         
          続く・・・。



魔導の日まで、あと5日


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silver forest (隠者の森)

2009年10月11日(日) 1時00分
 silver forest (隠者の森) 



ドン ドン ドン

         「ガチャ


透明「(れい)いるか

 怜「 おーっ 透明じゃん

   珍しいね〜・・・どったの

透明「今すぐ、シルバーフォレストいや

   隠者の森の扉を開けてくれ



鑑定ファイル29

実香ちゃん・女の子・小学2年生


2年前・・・。


透明「ここにくるのは、久しぶりだな〜

この日は、少し都心から離れた静かな町にある

施設に遊びに来ていました

良清園(りょうせいえん・仮名)

ここは、早くに親を亡くしたり、育児放棄された

子供たちを預かる施設、いわゆる孤児院です

私の師匠は、幼い頃からこの良清園で育った孤児でした

師匠は、成人してからもずっと、この施設を大切に想い

守っていたようで、良くこの園の話をしていたのを思い出します

私は、師匠の弟子として、師匠のようにはいかないけど、

少しでも力になれればと思い、師匠の意思を少しだけ

継いでいます

園母「まあ、まあ 透明さん

   いらっしゃい 元気でしたか

透明「はい 加瀬さんも元気そうで良かった


この人は、この園の園母さん 加瀬良子さんです

加瀬さんは、師匠と同期の方で、この園で育った人でもあります

私はよく加瀬さんから、師匠の子供の頃のマル秘話

聞かせてもらっています

恵那「せんせ〜い 珍しいじゃん

透明「おお 恵那ちゃん おげんこ

恵那「うわっ ダサッ

・・・・

加瀬「こらっ 恵那

恵那「だって、おげんこって何

も、もう言わないで・・・


ここは、恵那ちゃんの家でもあります

当時、14歳 一番多感な時期です

恵那「でも、マジでどうしたの

透明「久しぶりに、園の子供たちと遊ぼうかと

恵那「ふ〜ん、変な病気うつさないでよ〜

加瀬「こ、こら

透明「ふっふっふっ 

   まずは、恵那にうつしてやる〜っ

恵那「う、うわっ 勘弁

恵那ちゃんは、笑いながら園の中に走っていった

加瀬「まったく さっ透明さん、中に入ってください

   皆、きっと喜びますよ

透明「あっ はい お邪魔します




            続く・・・。


カウントダウン


魔導の日まで、あと7日



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