奇々怪々・11

2013年04月20日(土) 8時00分
奇々怪々・11





ベスの呼吸が弱い

歳をとっているベスには、あまりにも

身体への負担が大きすぎたんだ

怨霊に当てられた状態では、生きることを

あきらめたらそこで終わってしまう


私は、ありったけの気力をベスに注ぎ込む



透明「ベスまだ逝くな

   大丈夫私が助けてあげるから

   ベスベスしっかり



段々と呼吸が浅くなってゆく

「・・・トクン・・・トクン・・・。」


ベス「(・・・ありがとう・・・大好き・・・)」

透明「ベスあきらめちゃだめだベス


「・・・トクン・・・・・・・・・トクン・・・・・・・・

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
。」


・・・脈が


透明「・・・・・



チビ「にゃ〜っ


・・・・・・・・・トクン


透明「


今、確かにチビ助の声がした


チビ「にゃ〜〜〜っにゃ〜〜〜っ


チビ助の声こんなに離れているのに

聞こえてくる

チビ助の本能なのだろうか

ベスの危険に反応したのか

チビ助は、今までにないくらいの大きな声で

鳴いている

まるで、ベスを呼んでるように・・・


トクン・・トクントクン


透明「 ベス

    ・・・・・よかった・・・意識は失っているけど

   助かった・・・


私は、心の底からホッとしていた


透明「ベス、ありがとう・・・後は私が

   何とかするから、そこで休んでいて



くるりと身を翻し、私は母猫にズンズン近づいてゆく



母猫「シ、シャ〜ッ

透明「もうわかったでしょ今のチビ助は一人じゃない

母猫「・・・・・・・。」

透明「怖いめにあったこと、子供を守りたい気持ち、

   憎しみ、悲しみ、全て私が受け止めてあげる


   だから、もう憎むべき相手と同じ過ちをお前が

   起こしてはいけないよ

   だからおいで、私が送ってあげる

母猫「・・・・・・・・・・・・・・・・。

    ・・・・・・私の子・・・・・・

    ・・・・・・・・・幸せ・・・・・・

透明「・・・・・・うん幸せだよ

母猫「・・・・・よかった・・・・・・。」


母猫から、怨念が剥がれてゆく

私の目の前には猫叉はもういない・・・。

光輝く優しげな一匹の母猫がいるだけだ

母猫は、ベスの側まで行き、身体をすりあわせ

私の膝に乗る

ベスにチビ助を託したのだろう

私は、母猫を優しく撫でながら経を読み

本来の居場所へと送り返した


透明「お、終わった〜〜〜〜っ

    よかった・・・みんな無事で・・・ドスン


さすがに、もうダメ

私は、気が抜けたのか その場に倒れ込む・・・。

輝く月を眺めながら想う


母の想いはきっと、託された者、残された者に

届くだろう


私は、動物達の絆と深い愛情に救われた気が

していた
・・・。





次の日・・・急遽、鑑定お休み


透明「う〜〜〜ん・・・う〜〜〜ん・・・


小さいが無数の傷が炎症

お友達のお布団さんにくるまりながら

熱にうなされる透明先生なのでした・・・


透明「にゃ〜〜〜〜っヘルプミ〜〜〜〜ッ





         

             


   

   

   


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奇々怪々・10

2013年04月18日(木) 8時00分
奇々怪々・10



月は煌々と輝き時間が緩やかに

流れているように想えた


少し意識が朦朧としてきた私は

それでも、頑なに意識を保ち続ける



透明「(意識をしっかり保て

    ・・・意識を失ったらこの子を

    救えない・・・必ずチャンスは

    来るはずだ
)」

母猫「シャ〜ッ

透明「・・・・・。」



その時


ベス「ワンワン

知念「ベスダメッ


突然、ベスが飛び込んできた


ベス「ワンワン

母猫「シャーッ

ベス「キャン・・・クゥ〜ン・・・。」

透明「ベス




私は、ベスの元へ急いで駆け寄る 


透明「ベスだ、大丈夫か

ベス「クゥ〜ン・・・。」

透明「ベス



ベスが何かを訴えている



ベス「(もう・・・やめて・・・。)」

透明「

ベス「(もう、やめてよ・・・。)」

母猫「シャ〜ッ・・・。」

ベス「(チビ助が・・・かわいそうだよ・・・。)」

母猫「シッ・・・・・。」

ベス「(おかあさんが・・・そんなこと・・・したら、

    チビ助・・・悲しい・・・
。)」

母猫「・・・ちび・・・・・・。」

透明「

ベス「(チビ助は・・・大切な・・・友達・・・

    ・・・守りたい・・・
。)」

母猫「守り・・・たい・・・。」


母猫の怨念が揺らいでいる


ベス「(・・・もう・・・やめようよ・・・。)」

透明「ベスベス



まずい、突然飛び込んできたベスには

母猫の霊圧は強すぎたんだ


このままでは・・・。





           続く・・・。







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奇々怪々・9

2013年04月16日(火) 8時00分
奇々怪々・9





物語のような光景が目の前で展開している

危険な状態の渦中にいる私でさえ、今の状況が

夢の中での出来事のように想える



透明「たははっまずいな・・・


先ほどの風は、霊圧からくる鎌鼬(かまいたち)

のようなものだと勝手に想っていた私は、

目の前から母猫が消えたことに気づくと、

とっさに考えを修正した


透明「今のって、要するに


母猫のスピードが尋常じゃないということだ

しかし、まだ力に振り回されているようにも

視える

おかげで今でも首がつながっているわけだが・・・。


透明「力の使い方になれるとマズイ

   早く何とかしなくちゃ・・・でも

   どうする


呪で縛り、強制的に祓うのは簡単だが、

できればしたくない・・・でも、肉眼で

追えないスピードに対応するなんて・・・

・・・さて、どうする



母猫「シャ〜〜〜ァ〜〜〜ッ

透明「(すげ〜怒ってる当たり前か

   非道いことされたんだもんな・・・)」

母猫「シャッ



次々に血しぶきがあがる

徐々に精度も上がってくる・・・。



知念「せ、先生

ベス「ワンワンウウ〜ッ


透明「大丈夫こっちにきてはダメだよ


離れたところから見ている知念さんには

ゆらゆら蜃気楼のように見える空間

ひとり血しぶきをあげている私の姿しか

見えない

しかし、さすがは猫まるで獲物を狙った

虎のごとしだね


私しか見えてないようだ

おかげでこちらも集中できるのだが、

いかんせん、対策が見つからない・・・。

私は、穴が開くほど母猫を観察する


透明「・・・・・。」

母猫「シャ〜〜〜ァ〜〜〜ッシャ〜ッ

透明「・・・・・。」

母猫「シュ〜ゥニ"ャーーーーーッ

透明「(・・・・・あれっ

    もしかして・・・・・)」


私は、大切なことを忘れていたことに気づく



透明「そっかそうだよね

母猫「シャ〜〜〜ァ〜〜〜ッ

透明「気づかずにゴメンねお前、怖かったんだね

母猫「二"ャーーーーッシッ

透明「・・・いいよ傷つけても

   それでお前の気がすむなら

母猫「ニッ二"ャーーーッシ〜ッ

透明「・・・・・。」


鮮血に染まってゆく私は、目をつむり抵抗もしない

私は間違っていたこの子は私が怖いんだ

自分をこんな目に遭わせた人間が怖い・・・。

当たり前だった

この子は、さっきから私の身体を傷つけていても

深く傷つけたりしていない・・・。

この子なりの精一杯の威嚇

受け止めてあげなくちゃ信用されるまで・・・。



透明「・・・クラクラッ


たはは、情けない

ちょっと目眩がしてきた・・・それでも・・・。






            続く・・・。








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奇々怪々・8

2013年04月14日(日) 8時00分
奇々怪々・8





霊圧が一気に跳ね上がる



透明「ま、まずい


母猫の怨霊としての姿が変わってゆく・・・。


透明「くっ他の動物達の念や魂を

   取り込んでる



母猫の姿は、大きくなり小さくなりを繰り返し、

周りの霊的エネルギーを取り込んでいるようだった



透明「早く、何とかしなくちゃ・・・でも・・・。」


未だ迷う透明・・・

しかし、次の瞬間

大きくなった母猫の身体は収縮し、1匹の大柄な猫

の姿に戻っていた



透明「・・・


それは、先ほどまでの母猫の姿とは似ても似つかない

エネルギーの固まり

目は吊り上がり口は耳まで裂け長い尾は二股に

分かれていた



透明「ね、猫叉初めて視た・・・



昔話に出てくる妖怪・猫叉

九尾の狐などの日本を代表する妖怪がここにいる

しかし、昔お寺で読んだ古文書では、

猫叉は100歳を超えた猫が変化(へんげ)したモノ

書かれていたが・・・。

実体が無いこの状態での変化ということは

妖怪ではなく物の怪ということになるのか



透明「


突然ビュッと風が起こる


パカッ


透明「・・・


とやかく考えている場合じゃないなこりゃ


しかし、驚いた

何をされたのかわからなかったが、

確かに今何かがカスリ、首の皮一枚が切られている


透明「・・・・くすっ


私は、目の前に存在する初めて視るモノに恐怖

どころか、好奇心が抑えられないでいた


少し頭のネジが外れているのか

たまに自分がわからなくなるが、こういう希な

モノを認識してしまうと、とにかく知りたくなる

悪い癖だ

私は、取り敢えず猫叉との間合いを計る・・・。



透明「(風が届いたのってここら辺までだったよな)」

母猫「二"ャーーーーーーーッ

透明「・・・・・・。」

母猫「シャッ

透明「


また、強い風が起こる


パカッブシュッ


透明「


今度は頬

明らかに、首をねらっている・・・。


透明「・・・やばいなこりゃ・・・






             続く・・・。







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奇々怪々・7

2013年04月12日(金) 8時00分
奇々怪々・7





月が青白い光を放ち、それは突然

目の前に現れた


核となる怨霊は赤い光をまとい

小さく力強い霊気を発し、それを取り巻く

怨念は青く高々と立ち上る



透明「す、凄いな〜


高密度の霊気と霊圧

今まで視てきたものには無い、とてつもない

威圧感と存在感

ここまで来ると、話の通じる相手なのか

どうなのかすらわからない・・・



透明「ベス後ろに下がって

ベス「キュ〜ウ・・・。」


いくら猫より強い動物である犬でも

さすがに怨霊は別ものと悟ったのか

ベスも少し後退する・・・


私は怨念をくぐり抜け、怨霊の方へ歩き出す

先ずは、探りを入れないと・・・。



透明「霊猫なる御身に問う

    聞くや否か


霊猫「シャ〜〜〜〜〜ッ

透明「今一度問う聞くや否か

霊猫「・・・憎らしや・・・。」


よし話はできそうだ


透明「何故、憎らしか

霊猫「・・・我が子・・・守りたや・・・。」


猫という動物は、一見気ままで気分やのように

見られがちだが、本来は動物の中でも情が

非常に深い


特に我が子ともなると、どこにいても

何をしていても、必ず状況を見ていて

何かあれば直ぐに駆けつけるほど、子を想う

力は強い

この子は、このような姿になっても、未だ

子を想い探し守ろうとしている


私は、何とも言えない悲しい気持ちに

なってた・・・


透明「御子は無事にて、案ずるなかれ

霊猫「・・・・・・口惜しや・・・。

   憎らしや憎らしや


ま、まずい

ただ守りたいという強い念がねじ曲がっている

このままだと、強制的に祓わなければならなくなる

できれば、このまま説得したいのだが・・・。


通常、説得に応じる場合

あの世に帰る時の情状酌量は認められている

しかし、強制的な祓いを行なった場合

祓われたモノには情状酌量は認められず

罪を問われることが多い

私は、悲運の死をとげたこの母猫に罪を

背負わせたくなかった




霊猫「シャ〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッ

透明「ちょ、ちょっと待って



一気に怨念が膨れあがる






                 続く・・・。





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奇々怪々・6

2013年04月10日(水) 8時00分
奇々怪々・6



知念「でも、そうだとしたら・・・

透明「私が行きましょう

知念「えっで、でも・・・。」

透明「まあ、永信さんの手前、私がしゃしゃり出る

   もの失礼なのですが

   まあ、永信さんも私からお願いすれば嫌とは

   言わないと思いますから


知念「すみません父は頑固なので今回のことが

   自分の意見と食い違っていたら、きっと

   退いてはくれないと思うので・・・

透明「あははっ永信さんらしいといえば

   らしいですね

   今回は、私への依頼なので永信さんには

   迷惑はかけませんよ


知念「お願いします



私は、全ての鑑定が終わり次第伺うことを約束し

その日一日の仕事を終えてから、動物寺へ・・・



透明「こんにちは〜

永信「おおおっ珍しい客だな〜

透明「ご無沙汰しております

永信「今日はどうした

透明「(あれっ春菜さん、お父さんに何も言って

    ないんだ〜
)

   えっと、あの〜

永信「


私は、昼間にあったことを永信さんに話す


永信「・・・・・・。」

透明「あ、あの〜・・・それで・・・

永信「春菜のヤツワシに何も言わないで

   透明くんすまなんだ

透明「いえいえいえいえ私が勝手に申し出たので

永信「はあ〜いつもすまないな〜

   一人娘なせいか、甘やかせてしまって

透明「それじゃ〜

永信「私からも、よろしく頼むよ

   ベスのことは私も気になっていたのだが、

   なかなか忙しい身でな〜

透明「ありがとうございます

   永信さんのお手を煩わせないように、私も

   頑張らせていただきますね



はぁ〜っちょっとホッとした

永信さんは、私の小さいときからの知り合いで

色々と教えてもらった恩人でもあり、春菜さんが

言うようにかなりの頑固者


今回、ここもクリアしなくちゃいけない要因だった

のだが、すんなりクリアできたことで、ちょっと

肩の重石がとれた感じだ


私は早速、本堂の裏へ・・・

そこには、春菜さんとベスが待機していた



知念「あ、あの父は

透明「

知念「よかった〜

透明「あれチビ助は

知念「一応危ないと思って、ゲージに入れて

   部屋に置いてきました

透明「その方がいいね

   ところで、ベスが威嚇していたのは

知念「ここです

透明「・・・・・・やっぱりここにはいない

   母猫を埋葬したのは

知念「はいこの先の、お墓です

   確か、動物達の永代供養塔だと思います


私は、寺の裏から西にのびている細い道を歩き

供養塔の近くまできた・・・


透明「

ベス「ウウウウウッ

知念「な、なに

透明「知念さんは、そこから動かないで

知念「は、はい



いよいよ、母猫の怨霊と対面する





           続く・・・。







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奇々怪々・5

2013年04月08日(月) 8時00分
奇々怪々・5



透明「知念さんひとつ聞いても良い

知念「はい

透明「チビ助が知念さんのところに来た

   経緯を教えてくれますか


知念「えっあ、はい・・・

   チビ助は・・・・・。」

透明「どうしました

知念「あっご、ごめんなさい

   チビ助は、ご近所の方が

透明「知念さん本当のことを教えてください

知念「・・・ごめんなさい・・・

    ・・・実は・・・


知念さんの話では、寺の裏にあるお堂

チビ助は死にかけていたとのことだった・・・。

その側には、変わり果てた母猫が横たわり

どう見ても、何かで殴られたような跡が

あったという


知念さんは、もしかすると寺の関係者が

行なった行為かもしれないと、話すことを

ためらっていたようなのだが・・・。



透明「なるほど・・・

知念「すみません・・・先生にご相談に来ているのに

   隠そうとするなんて・・・私・・・

透明「う〜ん

知念「ご、ごめんなさい

透明「えっあっ、いやいや別に隠そうとしたこと

   は気にしていませんよ

知念「えっ

透明「それよりも、これで私の思っていた通りに

   なってしまったことに悩んでしまって


   それと、その母猫を殴ったのはお寺の関係者

   ではないですから

   でも、惨いことをする人間がいたのは確か

   です
 
   なんだか・・・・・


私は、膝の上で気持ちよく寝ているチビ助を見て

悲しい気持ちになっていた


知念「先生先生の思っていたことって一体

透明「母猫でしょう・・・

知念「えっ

透明「多分、母猫の怨霊が曲がった形となって

   現れてしまい、チビ助を守ろうとする

   行動が、逆にチビ助をあの世へ引き込もうと

   する形になってしまったんだと思います


   ベスが言う、大きくて小さいは、姿は小さくても

   まとっている怨念の量は大きいということ


   危ないモノというのは、私のとらえ方の間違いで

   人ではないだけで、動物だったということです


   月から来るというのも、夜それも亡くなった時間

   にだけ怨霊が現れることから、月の出る時間に

   決まってチビ助を迎えにこようとしているために

   ベスはそう表現したのだと思います


知念「で、でも、父は視えないと

透明「ええ怨霊は視えなかったと思います

知念「えっ

透明「多分、怨霊は墓の側にいて、怨念だけが

   チビ助を探し回っていたのではないかと


   怨霊である実体が直接探し回っていたなら

   お父さんでも確認はできたと思いますが

   怨念だけでは、霊視でとらえることは出来ません

   怨念をとらえるには、視覚以外の力が必要に

   なるものなので、嗅覚の強いベスには、怨念を

   とらえることが出来たのだと思います


   だから、ベスは流れてくる怨念に威嚇して

   いたのではないでしょうか

知念「な、なるほど・・・



今回の一件、謎は解けたが・・・。

私には、今回のことが一筋縄ではいかない

予感がしていた






           続く・・・。






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奇々怪々・4

2013年04月06日(土) 8時00分
奇々怪々・4




知念「せ、先生ベスは何て

透明「それが・・・・


私は、知念さんにベスとの話を伝えた


知念「危ないモノで大きくて小さくて

   月から来る・・・う〜ん

透明「そうなんですよ・・・・う〜ん


皆さんはわかりましたか

私と知念さんにはサッパリです


私たちは、ただただ頭を悩ませるだけで

一向に答えも出ず、時間だけが過ぎていった・・・


透明「う〜ん・・・仕方がない

   出来るかどうかわからないけど、

   チビ助にも話を聞いてみよう


チビ助は、まだ1歳これだけ幼いと上手く

力が伝達するかわからない

しかし、やるだけやってみる価値はある

私はチビ助を膝に乗せ、チビ助の瞳を真っ正面から

とらえる



透明「チビ助私の声が届く

チビ「(・・・・・・・・。)」

透明「ベスが心配しているんだ何か話せるかな

チビ「にゃ〜(・・・・・・・・。)」

透明「はぁ〜ダメか〜

チビ「(・・・・な・・・・き・・・。)」

透明「

チビ「(・・・か・・・・・・・。)」

透明「チビ助、頑張れ

チビ「(・・・・・お・・・・・さ・・・。)」

透明「うん続けて

チビ「(・・・・た・・・け・・・・。)」

透明「チビ助ありがとうもういいよ

   疲れたろうよく頑張ったね


チビ助にとっては、かなりの疲労感だろう

そのまま膝の上で丸くなり、眠り始めた


透明「う〜ん・・・。」

知念「な、何かわかりましたか

透明「う〜ん・・・もし私が思っていることが

   正しかったら、少し厄介かもしれません


何かに気づいた透明

嫌な予感と共に謎は解けてゆく・・・。




       
             続く・・・。





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奇々怪々・3

2013年04月04日(木) 8時00分
奇々怪々・3





私は、ベスの側に行きベスの瞳を

しっかりと見つめる
・・・ 


透明「ベス 少しお話してくれる

ベス「わん(助けて・・・。)」

透明「えっ


いきなりの言葉に驚く透明


透明「助けてって、どういうこと

ベス「キュウ〜ゥ(チビ助を助けて)」

透明「チビ助

ベス「(チビ助、危ない危ない)」

透明「どういうこと

ベス「(チビ助、連れていかれる)」

透明「チビ助が連れて行かれる

   ベス誰に連れて行かれるの

ベス「(わからない・・・でも、危ないモノ)」

透明「危ないモノ

ベス「(危ないモノ危ないモノ)」

透明「ベス、落ち着いて

   危ないモノって、人じゃないの

ベス「(人じゃない危ないモノ)」

透明「・・・死神とか

ベス「(死神違うもっと大きくて小さいモノ)」

透明「お、大きくて小さい

   (ベスはお寺にいるから死神の判別はできるか・・・。)」

ベス「(危ないモノ同じ時間にくるチビ助隠れる)」

透明「チビ助もそれを知ってるってことか・・・。」

ベス「(チビ助、助けてくれる)」

透明「うん頑張ってみるよ

ベス「(ありがとう危ないモノ、月から来る

    チビ助いなくなるの、悲しい
・・・)」

透明「ベスの友達は私が守るから安心して

ベス「わん(うん)」



危ないモノ・・・人では無いのか

大きくて、小さいモノ

月から来る・・・宇宙人まさかな

とにかく、チビ助を守るためにベスは一生懸命

なのはわかった

でも、霊でもなく、人でもなく、大きくて小さい、

・・・月から来る・・・。

やばい、さっぱりわからん



私は、無い頭を一生懸命回転させ、可能性を探る


透明「う〜ん・・・







               続く・・・。






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奇々怪々・2

2013年04月02日(火) 8時00分
奇々怪々・2





私は、知念さんを鑑定室へ・・・。

ベスとチビ助もおとなしくついてくる


透明「それじゃ〜、お話を伺いましょうか

知念「はい・・・10日くらい前のこと

   なのですが・・・。

   どうも、夜な夜な出るみたいで・・・

透明「出る

知念「は、はい

透明「出るって、幽霊とかですか

知念「う〜んそうなのでしょうか

透明「んっ


話がかみ合わない・・・


透明「まあ、知念さんのお宅はお墓がある

   お寺さんですから、幽霊が出ても

   おかしくはないと思いますけど
・・・。」

知念「私も、そうは思っているんですけど

   父はいないと言い張っていて・・・。」

透明「そう言えば、永信(えいしん)さんは

   元気ですか

知念「ええ元気すぎて困るくらいです

透明「あはははっでも、永信さん霊感

   強かったですよね


   その永信さんがいないって言ってるなら

   勘違いということはないんですか

知念「はい、私も最初は勘違いだと思っていた

   のですが・・・。」

透明「

知念「ベスが

透明「ベス

ベス「

知念「はい ベスが決まった時間になると

   本堂の裏へ行き、ズーッと何かに

   威嚇していて


透明「威嚇・・・その姿を永信さんは見てるの

知念「ええですが、威嚇している方向に何も

   いないって


透明「それまた、奇々怪々だね〜

知念「父は、ベスがもうよい歳だから少し呆けて

   きたのではないかって




私はベスをチラリと見る


透明「一見、呆けているようには見えないですけど

   他に兆候はあるんですか

知念「いいえそのこと以外は、言うこともちゃんと

   きいてくれて、よい子です

   先生私、どうしても気になるんです

   ベスが呆けてしまったとは、想えなくて

   先生のお力でなんとかなりませんか

透明「そうですね、私もベスが呆けたとは想えない

   ですから

   それじゃ〜、ベスに直接聞いてみましょうか

知念「えっそ、そんなことできるんですか

透明「ええ多分、ベスなら私と話してくれると

   思いますから



私の能力でも動物と話すにはそれなりの条件がある

それは、その子が私を信頼してくれるかどうか

もしその子が私を信頼してくれなければ、単純に

無視されることになる

そういった意味では、ベスなら話をしてくれそうだ



次回

ベスとの会話が意外な方向へ・・・。





              続く・・・。






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奇々怪々

2013年03月31日(日) 8時00分
奇々怪々



透明「それじゃ〜、気をつけてね

お客さん「先生ありがとうございました


今日もモクモクと鑑定をこなす透明です



透明「さてと、次の方どうぞ〜

   ・・・・って、まだ来てないんだ


ドンドンドン


透明「


あれ鍵あいてるはずなのに


透明「はいは〜い


私は、鍵の掛かっていない扉を開く・・・。



ベス「ワンワンワン


透明「うわ〜っ


扉から登場したのはシベリアンハスキーのベス

いきなり馬乗りで顔中なめ回される私・・・


透明「ちょ、ちょっと、ベス 待って・・・

   お前一人か知念さんは



知念 春菜(ちねん はるな)さん

ベスの飼い主であり、次のお客様だ


知念「はあはあはあす、すみません先生

   コラベスおとなしくしなさい

ベス「わん

知念「先生、大丈夫ですか

透明「はははっ顔中ベトベト

知念「すみませんもう、ベスったら

   先生が好きすぎて、近くまできたら

   勝手に行ってしまって・・・

透明「あははははっベスは頭が良いから

   ここの場所も覚えてるんでしょう

チビ「にゃ〜っ

透明「ようチビ助

   お前も来てたのか


私の足下で一匹の猫がスリスリしている

この子は、チビ助

知念さんのお宅の愛猫だ

彼女のお宅はお寺さんで、飼えなくなった

動物たちを預かることも多いらしく、今では

動物寺なんて言われているらしい・・・

チビ助は、まだ子供だが古株のベスと、とにかく

仲がよく、いつも側にいるイメージがあった



透明「ところで今日はどうしたんですか

   ワザワザ鑑定に来られるなんて

   珍しいですね

知念「ええ実は少し妙なことがあって

透明「妙なこと



一体、知念さんに何が

鑑定ファイル71   スタートで〜す





             続く・・・。







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