キノコ本(スウェーデン) - 2005年11月12日(土)

#表紙


#キノコの写真がドーン


#キノコチャート


#中身はこんな感じ
久々の北欧ブックレビュー。
バイト代が入ってノリノリの時に、たまたまスウェーデンの本を通販する機会が重なった。

これは買わなきゃ!スウェーデンのいいキノコの本を!!

スウェーデンはキノコの国と言っても過言ではない。それほどみんなキノコ好き。人の家に招待されれば、近所の森で摘んできたキノコを調理して出されることも珍しくないし、キノコ、という存在にたいして何かしらのこだわりを持っている人は少なくない。

そんなスウェーデンだから、キノコ系の本も充実している。けど、留学中はいいキノコ図鑑を買う機会がなくて、結局そのまま手ぶらで帰国してしまった。とりあえず、小さなキノコ図鑑なら前から持っているんだけど。

そんなこんなで今回選んだのがBonniers Svampbokという本。注文を出してから2週間ぐらい、ドキドキしながら到着を待った。そして、実際届いたものを開けてみると・・・おお、フルカラー写真!しかもボリューム満点!!こいつぁ当たりだぞ!!

まず驚いたのが、12ページにわたる巻頭のキノコチャート。キノコ狩りをしながら、実際に手元にあるキノコの特徴をチャートに従って少しずつ絞ってゆくことで種を特定できるという。そして食菌かどうか、混同しやすい種は何ページに掲載されているかなど緊密にリンクが張られた各項目。

写真もきれいだし、すごい。洗練されている。キノコごとの説明文も至極丁寧で、筆者の情熱すら感じられる。やばい。これだけで飯が食えそうだ。

もちろん写真を眺めているだけでも幸せになれるので、これは万人にお勧めできます。もう、スウェーデンとか関係ないッス。いやまじで。

 

ビバ☆地方出版 - 2004年11月17日(水)

『富士宮の道祖神』という本を持っている。富士宮市内にある双体道祖神の写真と説明がひたすら載っているという本だ。いわゆる地方出版だけどマニアには凄い人気らしい。ご当地民俗学というやつで、その内容のディープさには比類のないものがある。

そういう地方出版社によるその地方についての本で、よその場所から来た人が読んでも何が何だか分からないような本にぐっとくる。八重洲ブックセンターの地方出版コーナーなんかに行けば何時間でも時間がつぶせる。新潟県に分布する菌類図鑑とか、神奈川県の民話とか、西武線沿線グルメガイドとか、例を挙げたらきりがない。どの本も内容がひたすらまっすぐで、やたらとアツいのだ。どれもこれも地元に対する愛に溢れている。

だけど、こういう出版形態が存在するのは日本だけではなかった。コペンハーゲンの古本屋で、北欧にもご当地出版みたいなのがあって、それが現に息づいているという事実に僕は直面する。その本は僕の分からない言葉で書かれていた。なのに手にとってページをめくると言葉の壁を越えてそのアツさが伝わってくる。
ぐっときた。
というわけで、買ってきました。
 
 
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