毘沙門天の御導き

January 06 [Tue], 2015, 17:54


和田長浜海岸からスタートし、城ヶ島をまわり12km地点で力尽きたオレは一人陸地を目指すこととなった。Paddle葉山モエさんからの指示では「松輪漁港に上陸するように」とのことだった。しかし松輪漁港方向を見ると横瀬島の岩礁地帯があるのと、狭い航路をひっきりなしに漁船が出入りしていて、SUPで松輪漁港に入っていくのはかなり危険であることが予想された。そこであらためて周囲の海岸線を見渡すと、松輪漁港の手前に海岸近くまで車が入ってきている場所が遠くに見えた。海岸まで車が入って来れるということは、上陸してもボードの回収は可能だろう。松輪漁港に入るよりはずっと安全であるだろうと判断し、その場所に上陸することにした。

みんなと別れた場所からの距離はおよそ1kmくらい、風は左からの微風、多少のうねり、潮流もわずか。ゆっくり15分くりかけてゆっくりと陸地をめざす。岩場で上陸地点があるのかと心配しながら接近すると、ぱっと目の前に幅10mくらいの砂浜が見えてきた。まるで「ここに上陸しなさい」と導かれているようだった。波にあおられることなく、ごくごく穏やかに砂浜に接岸。どっと肩の力が抜けた。

しばらく浜に座って休憩する。小さく、こじんまりとした静かな砂浜だった。ここに車がいたのは釣人たち。岩礁の上から磯釣りをしていた。周囲を見渡すと、山の上に上っていく車1台がぎりぎりの細い車道があった。陸上サポートのPaddle葉山安さんに車でピックアップしてもらわなければならないので、坂道を進んだ。その途中、うっそうとした林の中に小さな神社が。案内看板に「白浜毘沙門天」と書いてあった。

ああ、ここが三浦七福神の毘沙門天なんだと思った。ふと、ここに流れ着いたのはもしかしたらこの毘沙門天さまの御導きではなかったのだろうか?と思う。後から調べたら、この小さな浜も毘沙門浜という名前だった。力及ばず一人打ちひしがれたオレを、きっと迎え入れてくださったのだ。ああ、なんという優しい御心。

毘沙門天さま、これからもオレが何かやらかしてしまった時はどうぞ助けてください(笑)



P R
プロフィール
  • プロフィール画像
  • アイコン画像 ニックネーム:catman
  • アイコン画像 性別:男性
  • アイコン画像 誕生日:9月17日
  • アイコン画像 血液型:B型
  • アイコン画像 現住所:神奈川県
読者になる
横浜「海の公園」でウィンドサーフィン&SUPをやっています。その他「野毛好き」「猫好き」「撮り鉄」「客船好き」でもあります。
2015年01月
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
最新コメント
アイコン画像ゲミ
» 廃線跡SUP (2019年09月26日)
アイコン画像catman
» サニートラック (2019年09月18日)
アイコン画像catman
» サニートラック (2019年09月18日)
アイコン画像ぴょんいち
» サニートラック (2019年09月17日)
アイコン画像ビッケ
» サニートラック (2019年09月17日)
アイコン画像catman
» シキザキベコニア (2019年08月24日)
アイコン画像げみ
» シキザキベコニア (2019年08月23日)
アイコン画像catman
» 日々草 (2019年08月22日)
アイコン画像げみ
» 日々草 (2019年08月21日)
アイコン画像catman
» 全身ダメージ大 (2019年08月20日)
Yapme!一覧
読者になる
月別アーカイブ
メールフォーム

TITLE


MESSAGE