K2プロジェクト 3

2005年10月31日(月) 13時50分
この土日は昼間はCQWWと家族サービス、そして夜なべ仕事にK2製作を続けました。

29日にフロントパネル基板を、30日にはRF基板のパート1を完成。各基板の抵抗値もほぼマニュアルとおりの値を示しています。フロントパネルと3枚の基板、そして左右のパネルを組み立てると、トランシーバとしての形が出来上がって「おおっ!」と感動しました。思ったよりコンパクトな印象です。

さて、いよいよ電源をつないでスイッチオン!ドキドキの瞬間です。



OKです!!ラッチングリレーの音がパチパチとするので最初はビックリしました。ディスプレイボタンを押すと、供給電圧と消費電流が表示されます。この状態で80mA〜100mAを示しています。バンド切換えもメニューも大丈夫なようです。パドルを接続してみると、軽快なエレキーのトーンがヘッドホンから聞こえてきました。しばし、パラパラとパドルを操作してみます。ウエイト調整が現在使っている756PROのと若干違うので勝手が異なりますが、いい感じです。



ちょっとピンぼけですが、756PROと並べてみました。

はるかなりモンゴル

2005年10月28日(金) 14時40分
今朝、20mのSSBでJT1KAI(クラブ局)が59プラスで入感していたのでコール。オペレータはDavkaという青年でした。こちらがモンゴル語で挨拶すると、彼も驚いていた様子。

どうやらCQWW前の慣らし運転中だったようです。Davkaはニューカマーで「練習中なんだ」とい言っていました。確かに名前は初めて聞く方ですし、こちらのコールも数度やり取りしてコピーしてもらいました。

しかし、見事なくらいに出てきません、モンゴル語。完全にさび付いています。ああ、情けない。。言葉って本当に使わないと忘れますね。わが青春のモンゴルは遠くになりにけり。

K2プロジェクト 2

2005年10月27日(木) 19時44分


25日夜、フロントパネル基板とRF基板のパーツをせっせと整理しました。たっぷり3時間(ふぅー)。RF基板の抵抗はこれからです。フロントパネル基板用のテープに貼られた抵抗は、念のためテスターで一つ一つ実測しながらナンバリングしていたところ、一部順番が異なっていたものがあったので順番の異なっているものはありませんでした。抵抗が貼り付けてあった短冊にナンバーを控えておいたのですが、見直してみたところ、全て取り付けの順番通りに並んでいました。EDCさん、エレクラフトさんにご迷惑をおかけしたこと、お詫びいたします。RF基板用もチェックをしたいと思っています。

26日は出張のため作業できず。本日お昼前に戻ってきました。自宅でお昼を済ませた際、ちょっとだけバンドをワッチしてみたら、20m、17m、15mでヨーロッパ、日本とも良好に受信できました。週末のWWフォーンは期待できるかな?

K2プロジェクト!

2005年10月25日(火) 17時41分
この夏、一時帰国した際に清水から飛び降りました。そう、K2キットを購入してしまったのです!

DC受信機で勘を取り戻してから取り掛かろうと思っていて、随分スロースタートになってしまいましたが、先週末からぼちぼち始めました。



まず、コントロール基板、ネジ類の部品の確認とを行いました(22日土曜日約2時間)。

そして、いよいよコントロール基板への部品の取り付け。一つ一つパーツと向き、挿入位置を確認しながら慎重に作業します。23日深夜、コントロール基板が完成(約4時間)!さて、抵抗値のチェックをしてみますが、ん?マニュアルとおりの値を示すピンとそうでない箇所があります。

こりゃ、困ったな。。24日は再度EDCのページの「修理報告」を読み直し、その晩はもう一度気合を入れて見直しと半田付けの再加熱を施しました。でも、抵抗値に変化はありません。マニュアルにも抵抗値は目安とあり、測定器によっても差が出るそうですし、実際に組み立てた人からも、必ずしもマニュアルとは一致しないとうかがったので、あとはメールでEDCさんに聞いてみることにしました。


(組み立ての終わったコントロール基板)

ある金曜の朝

2005年10月21日(金) 17時33分
出勤前のわずかな時間のワッチが日課になっていますが、今朝、20mのフォーンでなにやら、やんごとなき会話(ロシア語)が聞こえました。

どうも、あるウクライナの局のQSOに誰かがブレークをかけたのだが、無視されて、無視された当人が噛み付いている様子。

四文字単語なぞも飛び出し、ちょっと尋常ではない。ブレーカーは朝っぱらから一杯引っ掛けているのか、さすがロシア人、いやシベリアは既に気温がマイナスだから仕方ないか、など思いつつ、聞いているうちに彼の言わんとするところが分かってきました。

要は、「自分(ブレーカー)は自作の小電力設備で一生懸命やっている。あんたは金に糸目をつけず、輸入物の最新のリグとアンプ、アンテナを使って、S9で聞こえてくる局としかQSOしないようだが、そりゃチョッとひどいんじゃないか?」と。

ウクライナ側は「普通にQSOしたければ、まずはコールサインを明らかにしてくれ。こちらはUS7○○」と紳士的に対応していましたが、そのうち外野の野次も入り始め、聞くに堪えなくなった別のロシアの局が引き取って、件のブレーカー局との応酬は幕切れとなりました。

昨今はUゾーンでも設備に相当の投資をするリッチなハムが珍しくなくなりました。他方で、カードすら作れないハムもたくさんおり、ここでも二極化が進んでいます。今朝のブレーカー氏の振る舞いは、単にブレークが届かなかったことが原因だとは思えません。

シベリアの地が平穏な週末になりますよう。。

ガソリン不足

2005年10月20日(木) 22時03分
今、ウズベキスタンはガソリン不足。タシケント市内のガソリンスタンドでは給油待ちの長い列が当たり前になってしまいました。

原因のひとつは、毎年秋の綿花収穫シーズンには、運搬用トラックに優先的にガソリンを割り当てるため、首都では一般的に品薄になるというもの。これはいわば年中行事であります。

いまひとつは、隣国カザフスタンからのガソリン輸入が減っているため。減っているというか、カザフスタンはガソリン、ディーゼル燃料の輸出を年末までストップしたそうです。国内の生産量が落ち込んだためとされています。これが大きい。

もともと、ウズベキスタンは天然ガスとともに石油を自給自足でき(ネットでは輸出国。近隣のキルギスタンなどに輸出している)、国内に二つの製油所があるのですが、どうしてガソリン不足が発生するのか?

報道によると、ウズベク産石油の価格は近隣諸国に比べ割安であるため、国内市場よりも現金で高く売れるため密輸が行われているそうです。何事も政府の管理が徹底しているはずのこの国において、実際は「そんなもんか」と、まあ、さもありなんではありますが、ガソリン高騰のあおりをうけ、まず白タクの相場があがる。ガソリンの闇市の相場も急騰。

一般の小売価格も先週末にさらに値上がりし、オクタン価91(この国ではハイオク扱い)がリッター470スム(約40セント)になりました。8月末は375スム、9月末に425スムと値上がりしていますので、1ヵ月半で25%の引き上げ!

先週あたりが給油の行列のピークだったようです。値上げの噂を聞きつけ、かけこみ給油の車が長蛇の列をなしたからです。写真は本日撮影。少しは車が減っています。

発振しました、が。。

2005年10月18日(火) 13時02分
例のDCRX+QP-7改造計画ですが、VXOはめでたく発振しましたが、アマチュア局の信号が受信できません。

7350kHzの北京放送がバーニアダイヤルをどこに合わせてもガンガンに通り抜けてきます。以前作ったときはもうちょっとマシだった気がしますが。

756のパワーを絞って送信すると、ちゃんと聞こえますので、目的とする周波数を受信しているのかなとも思いますが、756でかなり強力に入感するアマチュア局の信号が全く聞こえてこないのは、どういうわけ?

RF増幅段のコイルの選択がおかしかったかな?日本で使うことを考えて40mにしましたが、こちらでの実用を考えると30m仕様の方がよかったかなと、ちらと後悔。

時間帯は1800Zころからで、丁度フランス語放送の時間。フランス語による中国語講座をやってたりするのがよく聞こえます。この際、フランス語でも勉強しますか。。

下手の考え。。

2005年10月17日(月) 16時26分
ノーム・チョムスキーをご存知でしょうか?米国の言語学者にして社会活動家です。最近は彼にちなんだ9.11の映画もあるようですね。

チョムスキーが考え出した言語理論は生成文法と呼ばれます。人間は生まれながらにして言語能力をつかさどる器官を持っており、その器官で生み出される話者の意思(深層構造)が、その人が習得した言語(表層構造)によって表される。深層における意思が表層の言語に生成される、という文法記述のモデルということで生成文法(Generative grammar)だそうです(解釈が間違っていたら sri...)。

実は先週末、Bill, G3MCSと17mフォーンで再会し、タシケントでは何語でコミュニケーションを取っているのかという話になった際、「Manabu、おまえは何語で考えて話しているのか?」と聞かれたので、「そんなことは考えたこともないが、(どうしようか迷いつつ)チョムスキーという学者が興味深い学説を発表している」と切り出してしまったのでした(その時点でかなり冷や汗モード)。

日本語でさえ難しい抽象的な概念のやり取りを英語ですることになるとは思わず、でも何とか乗り切って再会を約束して73を送った後、今度はMel, G4NKLがコールしてきました。曰く、「チョムスキーの名前を聞いたのでコールした。彼の著作は読んでいる。大変興味深いね」と。

まさか、無線でチョムスキーの生成文法を議論するとは思っていませんでしたが、久々に充実感(心地よい疲労感)を味わうことのできたQSOでした。

例えば、1年ぶりにつながったDX局に「お久しぶり をCWで伝えようとする場合、深層構造で生まれた「おひさしぶりという気持ちが、表層構造の英語による「It's a nice to see you again!」(またはこれに近い表現)に翻訳され、しかしそれが実際に発話される時には英語という形では現れず、代わりにNICE CU AGNを表す長点と短点の組み合わせを作り出すよう、脳が指先に指令を送り出すのかしら?

受信の場合は耳が捉えた符号がいくつかの表層構造を経て深層構造で何らかの意味を持つようになる、送信とは逆のパターンをたどるのかしら?Head copyができる人というのは符号から深層構造に至るまでの情報処理が非常に高速なのでは?

実際の交信中にそんな悠長なことは考えていられませんが、あれこれ考えをめぐらせるのも楽しいものです。

断食

2005年10月14日(金) 14時18分


ウズベキスタンでは10月4日からラマダン(断食)が始まっています。11月2日までの期間、日の出から日の入りまで、食べ物、飲み物、タバコは一切禁止です。

といっても、実際に断食をしているウズベク人は実はそう多くはありません。特に首都タシケントにおいては圧倒的に少数派のはずです。

そもそも、お酒は昼間からウオトカを飲むし、一日5回のメッカへのお祈りも見かけないし、アザーンも聞こえない、女性はベールで顔を覆っていない、など、イスラム教徒が国民の8割以上を占める国の割には、イスラム色は極めて希薄です。ソ連時代にそうした慣習がすっかり失われてしまったことが原因だと思われます。

しかし、地方、特にフェルガナ盆地では敬虔なイスラム教徒も多く、断食を守っている人も多いようです。うちの事務所の運転手もタシケントでは少数派ながら断食を続けています。ここ数年は秋から冬にかけて断食月となっているので、まだ楽だそうですが、夏と重なると暑い上に日の昇っている時間も長いため、相当厳しいのだそうです。

断食を行っているウズベク人に「辛くないか?」と聞くと、異口同音に「胃が休まり健康によい」という答えが返ってくるのですが、日の出前、日の入り直後に「食いだめ」するのは、かえって胃に負担がかかりませんかね?

写真はこのテーマとは直接関係ありません。

タシケントカラオケ事情

2005年10月11日(火) 13時41分


タシケント中心に距離にして150メートルほどの歩行者天国がある。その名も「ブロードウエー」。のんびり歩いても10分もかからず行き着いてしまうのだが、シャシリク(バーベキュー)屋やソフトクリーム、みやげ物、絵描きさんなどの露天商が並んでいて、休日は結構賑わっている(皆、他に行くところがない)。

そぞろ歩きをしていると、どこからともなく、今日ひとつパッとしない歌声が聞こえてくるが、これが路上カラオケである。1曲300スム前後(30円前後)。歌は基本的にロシア語や英語の歌謡曲だが、カラオケシステムの製造元が韓国メーカーなので韓国の歌もある。

グループでワイワイやっているならともかく、時折、写真のようにひとりで「渋く」決めているウズベク人もいたりする。が、往々にしてお世辞にも上手とはいえない。

なお、タシケントでカラオケ(路上ではない)といえば、別名「ロシア語教室夜間コース」、歌を歌いお酒を飲みながら楽しくロシア語会話を勉強するところを指す場合もある(らしい)。講師は皆美しいうら若きロシア人女性。おのずと言葉の勉強にも熱が入ろうというものだ!出張者、旅行者は体験入学も可。