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【ライズ】山本真弘、大ピンチを切り抜けて最強を証明!K-1ライト級に出場決定 / 2010年04月08日(木)
KGS
「RISE 63」
2010年4月7日(水)東京・後楽園ホール
開場17:30 本戦開始18:30
※オープニングファイト開始17:45
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【フォト】この大会の模様

 2005年に『IKUSA GP』、2007年に『Kickboxer of the best』、そして2009年に『Krushライト級グランプリ』と60kg級トーナメントを3度も制し、優勝賞金の合計額が993万円にもなった“60kg級最強の男”山本がついにRISE初参戦!

 迎え撃つは現RISEの60kg級チャンピオンである板橋。ボクシングを主武器としたサウスポーで、これまで裕樹、TURBOといった強豪を破り、昨年11月には『K-1 WORLD MAX』で活躍した尾崎圭司をKOした“絶対王者”である。戦績もこれまで16勝(3KO)2敗2分と、戴冠前に末広智明に喫した2度しか負けていなく、現在は驚異の9連勝中。

 その2人がついに激突する。RISE×Krushの頂上決戦という図式もあり、最後に残された60kg級の大物対決と言えるだろう。最初に山本が入場し、板橋は笑みを浮かべながらの入場。

 1R、両者ともにサウスポー。グローブを合わせると同時に山本がインロー。ステップで動く山本は右ボディ、板橋はパンチ一辺倒かと思えばローを連発、山本もローを返す。板橋の左フック、右ストレート。前に出てパンチを放って行く板橋に、山本は距離をとってロングからパンチを出していき、左ハイキック。山本がワンツー、左ミドル。板橋はショートでアッパーからフックを放っていき、得意の左ストレートを繰り出すが山本はスリッピングアウェー(パンチが当たる瞬間に首を捻ってかわす高等防御技術)でかわす。

 2R、山本はジャブを突いていき、板橋はロー。山本がインロー、ジャブから左ミドル。板橋がパンチを出すと山本は呼び込むようにスウェーバックしてかわし、すぐに左ストレートを返す。このパンチが何度か板橋を捕らえたが、板橋もショートの距離から右フックと左アッパー。

 ここで山本に異変が生じた。板橋の左アッパーを右目にもらい、左右の目でまばたきを繰り返す。その隙を見逃さず、板橋はクリンチからボディブローを連打して追い込んでいく。ガクッと動きが悪くなり、ステップが止まった山本を板橋はパンチからのヒザ蹴りで追い込んでいく!

 2度も板橋の攻撃で転倒を繰り返す山本。ヒザ蹴りも当たっており、ダウンをとられてもおかしくない場面だった。ショートの左アッパーと右フック、そしてボディへヒザを連打する板橋。山本は呼び込むような左のフックとアッパーで応戦し、何とかこのラウンドを凌いだ。場内は山本の異変と板橋の攻勢に、番狂わせの予感で沸く。

 しかし3R、山本はそれまでのアウトボクシングを捨てて一気にパンチで詰める。両者は打ち合いを展開し、山本はパンチからヒザ、板橋はクリンチで一度流れを止める。それでも山本は左右に体を振って板橋に狙いを定めさせずに左ミドル、ヒザ、押して左ストレート。板橋も左ローを返す。

 距離を開けずに山本は左ハイ、右アッパーで前へ。パンチで応戦する板橋に飛びヒザ蹴りを仕掛け、右手で押しながらの左アッパー。ここで板橋が山本の猛攻に苦しくなったのか、時計を見る。板橋のパンチを両腕でブロックし、打ち終わりを狙って山本が右フック。さらに左右のフックから飛びヒザ蹴り。山本の攻撃が止まらず、板橋は組んでのヒザ蹴り。

 距離を詰める山本はショートのパンチから飛びヒザ蹴り、距離を潰された板橋はクリンチするしかない。押しての右ハイ、押しての飛びヒザ、押してのアッパーと板橋を押しまくる山本に、板橋は疲れが見える。この反撃により、判定はジャッジ三者とも29−29でドロー。延長戦へ突入した。

 山本は押してのパンチを繰り返し、板橋はジャブから左フック、右アッパー、左アッパー。しかし、とにかく押して攻撃する山本に下がらされ、板橋は自分の距離がとれない。逆に山本は攻撃して押し、離れるとまた攻撃して押しと強引にペースを握る。板橋は距離を作ろうとジャブ、前蹴りを繰り出すが、山本は飛びヒザ蹴りでその距離を一気に潰してしまう。

 距離が潰れた状態、お互いの胸がつくような距離でもフックやアッパーを放つ山本。板橋の左ローには左フック、密着するような状態から右ボディ、左フック、クリンチに持ち込んでそこからパンチを放つ。板橋はボディを叩くが、山本は押してのパンチで板橋をどんどん下がらせる。

 板橋はヒザで応戦するが、山本のショートアッパーで下がり、右フックで頭を大きく振られる! 山本は押してさらに左フックでダメ押し。強引な力業で判定勝利をもぎ取った。板橋はあと一歩というところで、相手のペースに巻き込まれてしまった。

 試合をリングサイドで観戦した谷川貞治K-1イベントプロデューサーは、「真弘選手は勝負強い。調子が悪い中で悪いなりの勝負強さは抜群です。やっぱりチャンピオンだな、と思う」と山本を好評価。そして、5月2日(日)東京・JCBホールで開催される、K-1初のライト級(63kg以下)日本人トーナメント開幕戦に「出場決定です」とGOサインを出した。

 しかし、2Rの途中で板橋の左アッパーをもらった右目は「片方ずつなら見えるんですが、両目を開くと二重三重に見える」状態だったという山本。ドクターが診断したところ「眼窩底骨折か打撲かは精密検査をしてみないと分からない」とのこと。K-1まで1カ月を切っており、骨折という最悪の場合、出場を見送る可能性も出てきてしまった。

<全試合結果>

▼メインイベント(第9試合) -60kg契約 3分3R延長1R
○山本真弘(藤原/Krushライト級グランプリ2009王者)
延長R 判定3−0 ※三者とも10−9
●板橋 寛(スクランブル渋谷/第2代RISE 60kg級王者)
※本戦は三者とも29−29

▼セミファイナル(第8試合) -65kg契約 3分3R延長1R
○巨輝(フリー/元NKB二階級王者)
延長R 判定2−1 ※三者とも10−9
●吉本光志(ヌンサヤーム/初代RISE 65kg級王者)
※本戦は30−30、30−29、30−30

▼第7試合 -70kg契約 3分3R
○白須康仁(キングビースト/WMAF世界スーパーウェルター級王者)
判定2−0 ※30−28、29−29、30−28
●オ・デュソク(水源闘魂/世界ムエタイ連盟 ウェルター級王者)

▼第6試合 -70kg契約 3分3R延長1R
○守屋拓郎(スクランブル渋谷/2009年RISE 70kgトーナメント準優勝)
判定3−0 ※三者とも29−27
●オルチャン-K(清武/韓国格闘技連盟ライト級王者)

▼第5試合 -70kg契約 3分3R延長1R
○森田崇文(レーング東中野/2009年RISING ROOKIES CUP 70kg級優勝)
KO 3R2分59秒 ※右ローによる3ノックダウン
●悠生(スタレントネットワークス/M-1ミドル級王者)

▼第4試合 -60kg契約 3分3R延長1R
○TURBφ(FUTURE_TRIBE ver.O.J/RISE FLASH to CRUSH TOURNAMENT’07王者)
判定3−0 ※30−26、30−28、30−27
●リョウ・ペガサス(ROOFTOP ACADEMY/J-NETWORKスーパーフェザー級2位)

▼第3試合 -70kg契約 3分3R
○KEN(OGUNI-GYM/NJKFウェルター級7位)
判定2−0
●里獅ZLS(チームゼロス)

▼第2試合 -55kg契約 3分3R
○Dyki(TARGET/2009 RISING ROOKIES CUP 55kg級準優勝)
KO 2R2分54秒 ※右ハイキック
●上野 歩(笹羅)

▼第1試合 -60kg契約 3分3R
△金澤元気(新宿レフティー)
ドロー 判定1−1 ※30−29、29−30、30−30
△大滝裕太(マルプロ/2008年 KAMINARIMON 60kg級トーナメント準優勝)

▼オープニングファイト第2試合 RISING ROOKIES CUP 55kg級一回戦 3分3R延長1R
○山元幸也(アカデミア・アーザ水道橋)
判定3−0 ※30−28、30−28、30−27
●菊地洋次朗(WSRフェアテックス)

▼オープニングファイト第1試合 RISING ROOKIES CUP 65kg級一回戦 3分3R延長1R
○松村直人(リアルディール)
KO 2R2分8秒 ※右ローキック
●宮坂俊明(峯心会)

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「RISE」特集 4月8日0時17分配信 格闘技ウェブマガジンGBR
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100408-00000000-gbr-fight

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