最近読んだ本

August 16 [Wed], 2006, 21:18
チルドレン  伊坂幸太郎
猛スピードで母は  長嶋有
イッツ・オンリートーク  糸山秋子
美人の日本語  山下景子
頭がいい人、悪い人の話方  樋口裕一
スモールトーク  糸山秋子
桃色トワイライト  三浦しをん

「チルドレン」で快哉を叫びました。
やっと伊坂幸太郎と理解しあえました(笑)。
はまったさ、ツボに。
連続短編集なんだけど、核となる人物の陣内っていうのがすげいのだ。
今までの伊坂作品で一番良かった。
この陣内がネガティブイメージだった伊坂幸太郎を覆しましたよ。
ビバ!陣内!!
読むべし!!
くじけずに伊坂幸太郎を読みつづけた甲斐があったというものです。
報われた努力。(←おおげさ)

「猛スピードで母は」は前に紹介した「夕子ちゃんの近道」と同じ長嶋有。
ちょっと前に芥川賞を獲ってます。
今回のヒットは「ガンプラ」。

「ガンプラ??ガンモのテンプラ?」

ハイ、これで全国のガンダムファンを敵に回しましたね(笑)
芥川賞作家って直木賞と違ってちょっと苦手だったんだけど(←文学部卒が何を言う)。
純文学ってこういうのか。
目が覚めましたよ。
糸山秋子(スミマセン、イトの字を変換するのが面倒なんです)も芥川賞作家。
受賞作は未だ読めず。いや、借りられず。
「イッツ・オンリー・トーク」は受賞後に慌てて文庫化されたデビュー作です。
続く「スモールトーク」を読んで判ったのは、糸山秋子はクルマ(外車)と乗馬とセックスとメンタル系でできているってことです。
実際彼女の本を読み始めて、メンタル系に関心が出てきました。
と言うてもメンタル系のブログを巡ったりする程度なんですが。
彼らの心の中は不透明でフクザツでなかなか理解はできないのですが、でも理解しようとしていることだけは判ってほしいなぁ、と。(誰に)
いや、判れば糸山秋子がもっと深く読めるんじゃないかな、って。

三浦しをんも最近賞を獲りましたよね(忘れてる)。
とりあえず受賞作家は読んでみる、これミーハーの基本です。
どこかで三浦しをんは小説よりエッセーのが面白いと読んだので、今回は「桃色トワイライト」。
ミーハーとヲタの違いは何かと言うと、多分万人に理解される判りやすいのがミーハーで、かなりマニアックで万人ウケしない分野のがヲタだと思うのですがいかがでしょう。
三浦しをんはヲタです。
バレエや新撰組や仮面ライダーやホ○漫画(原文ママ)や文楽やバクチクなど多趣味なこと。
多趣味な人は尊敬に値する。博識だから。
しかも浅く広くじゃなくて深く広くだから。
ここまで極めればヲタも立派だと思うよ。
ちょっとホ○系では理解が得られないだろうけど(笑)
ヲタ気質を持つワタシでも、さすがにそっちはちょっと・・・。
アニメにはまってた時期にそういうのを目にしたことはあったんだけど、・・・あー、馴染めなかったなぁー。高河ゆんとか。

一番ツボだった「少女漫画タイトルの法則」。

「それらしい」単語を適当にいろいろ組み合わせてみて、「うん、これだ!」と編集者のオジサンが一人で悦にハイって決めたようなタイトル。

例。  
  「ときめきトゥナイト」(いやーー、懐かしいーーーッ!!江藤くんーー!!)
  「魔天道ソナタ」(あー、内容をすっかり忘れてる)
  「きもちフルムーン」(・・・知らねぇ。さすが三浦しをん)

そこですかさずワタシの脳裏に浮かんだのが「かぼちゃワイン」に「愛してナイト」。
ぶはははは。
おかしすぎる。ひひひひ。

この法則を踏襲したのがタイトル「桃色トワイライト」なのだ。  
意味がわからない。でもなんとなくいかがわしくて、何かが起こりそうな予感。
でもこの本は、少女漫画じゃないがな。

お薦めっす。
  • URL:https://yaplog.jp/triple-hiro/archive/340