医療安全とは??

May 18 [Wed], 2016, 16:51
こんにちは。

最近は日もかなり長くなり、天気のいい日も増えて気持ちがいいですね。
お庭の花も次々に咲くので華やか!

ニゲラとドクダミです。



さて、目の保養が出来たところで.…医療安全のお話です。

イリタニオフィスでは医療安全に力を入れています。
なぜか??
「人は間違いから逃れられない」事と「組織として働かなければ医療に安全はもたらされない」事から、「安全に医療を提供するために当たり前のこと」を常々意識する必要があるからです。

WHO(世界保健機構)が2011年に発表した『WHO Patient Safety Curriculum Guide ーMulti-professional Edition』(日本語版『WHO患者安全カリキュラムガイド他職種版』東京医科大学医学教育学・医療安全管理学、2012年)では、医療従事者への患者安全(医療安全)の教え方と、医療従事者が学ぶべき医療安全の11項目のtopicsが提示されました。WHO事務局長マーガレット・チャン氏は、その前書きにおいて、過去20年間でヘルスケアは非常に発展してきたが、複雑で変化の早い環境において、患者により安全なケアを提供することが大きな課題だと述べています。

また、この患者安全カリキュラムガイドには、これまでの医療系の何らかの知識を伝達するための教科書とは違い、そう新しい知識が書いてあるわけではなく、「こうした方が良い」という対策も、何かと作法じみてることが多いことに気づきます。医療安全には、これまでとは違った文化的アプローチが必要で、これは日本に限らず世界中で共通している課題だと言えます。

どんな人間も間違いから逃れられません。間違いを繰り返して成長します。
しかし医療安全の基本は「できていて当たり前」。
「当たり前のことを当たり前にする」ことほど難しいことはなく、一人の間違いが簡単に患者に害を及ぼす可能性があります。個人としても、組織としても、間違いを防ぐ努力が必要になるのです。組織として間違いを防ぐ努力はシステムアプローチと呼ばれ、間違いが起こっても耐えられるようなシステム作りが重要になります。

また、コミュニケーションがとれているかどうかも医療安全に大きく関わってきます。医療従事者は専門技術職の集団ですが、自分の専門技術だけが出来ていればいいというものではありません。専門技術以外の技能(ノン・テクニカル・スキル)を磨く必要があります。組織の中で活動するときには、自分がその一員であることを自覚し、他のメンバーとの関係性の中で、どのように行動すべきかを考えなければなりません。

以上のことをどのように行っていくのか、WHOが提唱した11項目のTopicに具体的に記述されています。更には「指示を出すときは人の顔を見よう」「人は名前で呼ぼう」などということも具体的に記述されています。「そんなの当たり前じゃないか」と思う方もいらっしゃるかもしれません。しかし、これは世界中の医療分野で「顔を見て指示を出さない」「人の名前を呼ばない」という状態にあることを示しています。

安全に医療を提供するために「全職種が最低限、知っておくこと」つまり、医療従事者の「安全の核」を明示したもの、それが患者安全カリキュラムガイドの11項目のTopicであり、それは画期的な指針と言えます。

イリタニオフィスでは『WHO患者安全カリキュラムガイド他職種版』を教科書とし、基本姿勢と知識を習得して安全でより良い医療を提供することを目標としています。

  • URL:https://yaplog.jp/tresor1113/archive/508
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