唾液腺はどこにあるのか

June 01 [Thu], 2017, 18:02
唾液腺は、その大きさから大唾液腺と小唾液腺とに分けられます。大唾液腺は、左右対称に1つずつある耳下腺、顎下腺、舌下腺の3種類です。

耳舌腺が最も大きく、成人では約15〜30g(さといも1個くらいの重さ)、顎下腺は約7〜15g、舌下腺は約5gです。耳下腺は、耳の前下方の頬部の皮膚の下にあり、おたふく風邪で腫れるところです。逆三角形の形をしています。顎下腺はクルミに似た形で、顎角部とオトガイ部の間で、下顎骨内面の柔らかい部分(顎下三角部)にあります。舌下腺はその手前で、口腔に近い部分、口腔底の粘膜のすぐ下にあります。
小唾液腺は、口の中全体で約500〜1000個もあり、米粒〜小豆大で、粘膜の接合組織や筋肉内に含まれています。分布する部位によて、口唇腺、(上唇腺、下唇腺)、舌腺、(前舌腺、後舌腺、エブネル腺)、頬腺、口蓋腺と、下顎第2大臼歯あるいは第3大臼歯の後方(臼後三角)にある臼後腺という名前が付けられています。歯肉と硬口蓋前部には唾液腺はありません。

唾液の分泌を促す唾液腺マッサージは、大唾液腺の部分を手のひらや指でマッサージします。大唾液腺の正しい位置を知っておく事が大事です。

唾液腺は大きいもの以外は口の中全体にたくさんあると言う事ですね。500〜1000個もあるとは知りませんでした。これからも唾液に関係する事を少しずつ知っていこうと思います。

血圧と歯科治療について

May 29 [Mon], 2017, 13:17
オフィスでは診療を始める前に血圧チェックから初めています。


血圧は心臓の鼓動と血管の状態、体調そしていろいろな病気により変化します。

高血圧とは、高い血圧が持続する状態の事です。
高血圧は動脈硬化を起こして動脈をいため、脳卒中や心臓病、腎臓病などの命にかかわる病気のもとになります。また、糖尿病や認知症の発症、進行にも高血圧が関係する事が知られています。

・高血圧が起こす恐ろしい病気

脳血管疾患
脳の血管が動脈硬化でもろくなり破れて出血を起こす脳出血や、脳の血管が詰まって脳の細胞が死んでしまう脳梗塞が起こりやすくなります。

心臓病
心臓を動かす筋肉(心筋)に通じる動脈が動脈硬化になると、胸痛を起こす狭心症や、心筋が死んでしまう心筋梗塞を起こします。また、高血圧は、心臓が血液を送り出す妨げとなり、心不全の原因にもなります。

腎臓病
腎臓の血管がいたむと、老廃物や過剰な塩分を排泄できなくなります。それが、さらに血圧を高めるという、悪循環におちいります。重症化すると人工透析が必要になります。

高血圧によって様々な病気をひきおこす事がわかりました。歯科治療を安全に行うためのひとつのチェック項目として普段から気をつけることが大切です。
オフィスでは診療を始める前に血圧チェックから始めています。

家庭血圧の重要性とは

May 18 [Thu], 2017, 11:11
家庭血圧とは、家庭で測定した血圧の事です。病院という特殊な環境で、たまにしか測らない血圧(診察室血圧)よりも、普段の環境で毎日測定できる家庭血圧の方が、身体の状態をよく反映し、治療効果も正確に評価できる事が知られています。また、自分の血圧を測り、知る事で、健康への意識や治療の積極性が高まり、治療効果が改善するとの研究結果も報告されています。
家庭血圧を測る事で次のような高血圧のタイプを見つける事ができます。

白衣高血圧
診察室血圧は高いが(最高血圧が140mmHg以上、または最低血圧が90mmHg以上)、家庭血圧が正常値(最高血圧が135mmHg未満かつ最低血圧が85mmHg未満)の状態をいいます。普段の血圧が正常なため、すぐに治療を始める必要はありません。ただし、高血圧になりやすいという研究報告もあり、家庭血圧を定期的に測ってチェックする事が大切です。

仮面血圧
家庭血圧(普段の血圧)が高いのに、診察室血圧が正常なケースです。すぐに治療を検討する必要がありますが、普段の高血圧が医師にわからないため、治療が遅れて重症化につながりやすい、危険なタイプとされます。家庭血圧の測定は、この危険な状態の発見を助け、早期の診療につなげます。

持続性高血圧
診察血圧と家庭血圧の両方とも高いケースです。確実な高血圧であり、仮面血圧と同じく、治療対象になります。

早朝高血圧
起床時の血圧が高い状態をいいます。診察室血圧では検出できないため、仮面高血圧の一種とされます。脳卒中や心筋梗塞、突然死などは午前中に多いですが、その原因の一つが早朝高血圧と考えられています。

高血圧の疑いがあって受診するときは、家庭で測定した血圧の記録があれば、医師の診断の参考になります。

高血圧にも色んなケースがあることがわかりました。普段から家庭血圧をチェックしていく事が健康を保つひとつのポイントになりますね。

歯科診療に必要な血圧の知識

May 17 [Wed], 2017, 16:12
オフィスでは全員の患者さんで歯科診療前に血圧測定を行なっております。

血圧はその時の体調を知る上で最も大切なチェック項目です。
初診時から血圧は測定され、毎回の診療時にも測定することにより体調の変化を知ることもできます。



血圧とは

心臓は、血液を身体のすみずみまで届けるために、血液に圧力をかけて血管に送り出しています。血圧とは、この血管の中の圧力のことです。
心臓は、拡張して中に血液をためこみ、収縮して血液を送り出す動作(心拍といいます)を1日に約10万回くり返しています。
1回の心拍は、心臓が収縮して血液を送り出す収縮期と、拡張して次の血液を溜め込む拡張期に分かれます。この収縮期の間で一番高くなったときの血圧を最高血圧または収縮期血圧といいます。上の血圧と呼ばれることもあります。
拡張期の間、血管の中の血液は徐々に下流に流れ出て行くため、血圧が下がっていきます。次の収縮期が始まる直前、血圧は最も低くなり、これを最低血圧、拡張期血圧、または下の血圧といいます。

心臓はポンプのような仕組みで身体のすみずみまで血液を送り出しているのがわかりますね。
血圧とは心臓の収縮期、拡張期の圧力だと知ると歯科診療時の血圧の重要さをあらためて感じました。

手指消毒のタイミング

May 09 [Tue], 2017, 11:21
1 いつどんな場面で行うかが重要

CDCは「医療現場における手指衛生のためのガイドライン」で、手に目に見える汚染がない場合は擦式アルコール製剤を用いた手指消毒。目に見える汚染がある場合には、流水と石鹸による手洗いを推奨しています。
手指消毒のタイミングについては、各部署の業務内容に応じた具体的な場面を示し指導する必要があります。

2 医療器具を使用する前

「実施する者」「介助につく者」それぞれが声をかけ、手指消毒が実施できているか確認し合いましょう。

3 患者と接する前後

問診や何気ない日常会話をしながら手指消毒する。これが当然のこととして定着することが望まれます。
処置室に入り、患者と話をしながら、一連の流れで様々な行為を行います。患者の皮膚などに直接接触した後に、清潔な器材に接触する前には、必ず手指消毒が必要です。一連の流れのなかでどのタイミングに手指消毒が必要か、デモンストレーションなどを行うとよいでしょう。

4 体液、分泌液、粘膜などへの接触後

手袋着用の有無にかかわらず、体液、分泌液、粘膜などの接触や処置の後には手指消毒が必要です。
ある病院で、「MRSアが痰から検出されている患者」の口腔ケア後、手袋を外した直後に手の培養を実施すると、MRSAが検出されました。手袋を外す際誤って汚染部分に接触していることもあるので、必ず手指消毒を行いましょう。手が目に見えて汚染されていなくても、手袋を外した直後は手指消毒が必要です。





5 後始末

体液などが付着したガーゼなどを廃棄後、手袋着用の有無に限らず、血液や体液などの感染性のあるものに触れた後には、手指衛生を行います。

目に見えて汚れていないと手指消毒をおろそかにしがちですが、何が汚染物質なのか、何をした後に手指消毒をするべきか瞬時に判断できるように心がけたいですね。
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