土が、水が・・・

March 25 [Fri], 2011, 9:01
マグニチュード9.0という、観測史上最大の地震が東北地方を襲って
から、まる2週間が経ちました。
副店長の親族には、東北の太平洋岸の地域に住んでいる人が多く、
消息不明になっている人もいるという話は以前にも書きましたが、その後、
副店長が直接知っている親戚は、全員無事であったことがわかりました。
ある意味、奇跡的なことだったかもしれません。

しかし被災地では、特にお年寄りに、避難所暮らしのストレスから体調を
崩したり、亡くなったりする方も出てきているようです。津波で家を失った
副店長の親戚の方たちの、健康も心配です。

一方、福島第一原発の事故は、発生後2週間経った今も放射能漏れが
続くという、深刻な事態になっています。国際評価尺度によると、すでに
その重大さはスリーマイル島の原発事故を上回り、チェルノブイリ事故に
次ぐ、「レベル6」になっているということです。
そうならないように、と願っていた事態が、現実になってしまいました。

既に関東各県でも、水道水の中から、乳児の口に入る事を避けるのが
望ましいとされる、高いレベルの放射性物質が検出されたことは、
皆さんご承知のことと思います。今後も放射性物質の漏出が続けば、
水の安全性について、さらに深刻な事態が起きる可能性もあります。

また、福島第一原発から40kmも離れた場所の土から、セシウム137という
放射性物質が、1uあたり326万ベクレルという、非常に高い濃度で検出
されたそうです。旧ソ連の、チェルノブイリ原発事故の時でさえ、1uあたり
55万ベクレル以上のセシウム137が検出された場所は、「強制移住」の
対象とされました。326万ベクレルというのは、その6倍もの数値です。
原発に近い、一部地域の土壌汚染は、既に「チェルノブイリ並み」の重大さに
なっている、ということです。セシウム137の放射能の「半減期」は、30年。
そうした土地で農業をすることはもちろん、いつになったら再び住むことが
できるようになるのかさえ、見通しが立たないことになります。

福島第一原発の事故は、現在も進行中です。東京電力の下請け会社の社員、
自衛隊や消防などの人々が、文字通り必死で手当てを施しているにも
関わらず、まるで「もぐら叩き」のように、次々と新しい危険が生じています。

これを機会に、原子力に頼ってきた国のエネルギー政策を根本から見直す
必要があるのは、もはや明らかだと思います。
今から、原子力に頼らない国へと日本を変えるのには、それなりの時間が
かかると思います。その間、私たちもある程度の犠牲に耐えて、力を合わせて
協力しなければなりません。

でもそれ以前に、まずは、今回の事故をどうしたら終息させることが出来る
のかという、緊急の課題があります。
今は、関東以北に住む人全体の健康と安全が、そこにかかっていると
言っても過言ではない、非常に緊迫した状況にあります。

そんな中で、うれしいことが一つありました。東京に住むイタリア人の友人が
「大変だけど、いっしょにがんばりましょう!」と、電話をかけて来てくれた
ことです。イタリア政府から、関東地方以北に住む自国民に対し、それより
遠い地域への「退避勧告」が出た直後のことでした。
日本に住む外国人にも、今の状況を、ともに乗り越えようじゃないかと
言ってくれる人たちがいます。今はまだ、先の見えない不安の中に置かれて
いる私たちですが、何とか、頑張らないといけないな、と思います。

いま、願うこと。

March 16 [Wed], 2011, 10:10
東北地方の巨大地震から、5日が経ちました。
被害の全貌はいまだに明らかにならず、報じられる犠牲者の数は、増えて
行くばかり。私や妻の身内には、避難所で暮らしている人がいるほか、
いまだに消息不明の人がいます。本当に、心配です。
その上、今日あたりから現地は寒くなり、雪や冷たい雨が降り始めている
といいます。現地では、食料や、水や、毛布や、薬や、燃料をはじめ、あらゆる
物資が絶対的に不足しているそうです。

一方では、被災地から遠く離れた首都圏で、食料や災害時に役立つ物の
「買占め」に走る人が多く出ています。私も、スーパーやコンビニの入り口に
長い行列が出来ているところや、商品の棚が、がらがらになっているのを
目撃しました。
ガソリンスタンドで、急いで給油しようとする車が長蛇の列をなしている様子も
目のあたりにしました。

こういうときこそ、被災地以外の場所に住んでいる人は、冷静に普段どおりの
生活をするべきだと思います。さらに、もしできれば、被災者と痛みを分かち
合うため、我々が平生よりむしろ不便な暮らしを我慢して、その代わりに、
少しでも現地へ多くの物資が行き渡るよう、関係者に尽力していただけたら、
と願います。

また、福島の原発事故の状況も、時間を追うごとに、深刻さを増しているように
見えます。政府は、IAEAの専門家チームに協力を要請したと言いますが、
いかにも遅すぎます。東京電力幹部の「大丈夫だ」という言葉を鵜呑みにした
のか、「原発安全神話」を守りたかったからなのか。
政府と、大企業と、(御用)学者と、大手マスメディアが一緒になって、事態の
深刻さを隠蔽してきたのでは、とさえ思えます。
正しい情報と今後の予測を、たとえそれが悪い知らせであったとしても、出来る
限り詳しく、迅速に発表する方向に、方針を転換するよう、政府や東電幹部、
専門家に対してお願いします。

一方、事故現場では、被害拡大を防ぐため、わが身の危険を顧みず、文字通り
決死の覚悟で作業をしている方たちがいます。その勇気ある行動に対しては、
尊敬と感謝の気持ちでいっぱいです。そうした人たちの無事と、その努力が
報われて、事態がこれ以上酷くならない事を、心から願います。

しかし、こんな状況の中で、今回の地震を「天罰だ」と言い放った人物がいます。
石原慎太郎東京都知事です。日本人が「我欲」にまみれていることに対する
「天罰」だというような趣旨ですが、たとえどんな文脈の中で出た言葉だとしても、
政治家としての資質ばかりでなく、その人間性さえ疑わせる暴言です。
今回、東北の人が大きな苦しみを受けたのは、東北人が、日本人の中でも特に
「我欲」の強い人間だからだ、とでもいうのでしょうか。
東京都民の皆さんには、次の都知事選で投票をするその時まで、石原氏の
この言葉を、記憶しておいていただくことをお願いしたいです。

とにかく、この大震災で被災した皆さんが、少しでも元気になって、早く安心して
生活できるようになること、そして、福島の原発事故が、これ以上深刻な事態に
陥らずに終息してくれることを、心から願い、祈っています。

計画停電

March 14 [Mon], 2011, 0:18
前回、東北地方に住んでいる親戚がたくさんいると書きました。
特に妻の親類には、海のそばに住んでいる人が多いので、とても
心配していました。
今日は、石巻市などにいる、そのうちの何軒かのお宅から、妻の実家に
電話があり、無事でいることが確認できました。
それでも、床下まで津波がやってきて、それでも何とか助かり、今は
避難所にいるという人もいました。
残りの親類が、みんな、何とか命だけでも助かっていてくれることを
祈るばかりです。

明日からは、関東地方でも「計画停電」が始まります。地域によって、
時間を区切って、意図的に停電させるとのことです。
直接被災した地域の方のことを思えば、これも「痛みを分かち合う」と
いうことで、受け入れなければならない不便だと思います。

ただ、東京電力から今のところ発表されている停電時間を見てみると、
私の住んでいる地域は、いくつかの停電時間帯のグループに、重複して
入れられています。そのうちどれが本当の、我々の「割り当て」なのか、
どうもまだはっきりしないようです。しかも、状況に応じて、停電時間帯は
変わる可能性があり、また、事情によっては、前もって発表されていない
時間に停電するかもしれないとのこと。

これでは、停電時間に合わせて予定を立て、生活を組み立てることが
困難です。「計画」停電と言うからには、もう少ししっかりした割り振りが
できないものか、と、正直思ってしまいます。

夜間、街路灯も消えるのかどうか、といったこともわからないし・・・。

それから東京の都区内がリストに含まれていないこと、なぜか、荒川区
だけが含まれていることも、腑に落ちないところです。東京には、企業の
オフィスが集中しているので、そこの営業には影響がでないように、という
配慮なのでしょうか。でも、たとえば横浜市にだって、荒川区にだって、
企業のオフィスはたくさんあります。
そういうところには痛みを負わせておいて、他の都区内にあるオフィスは
保護する、というのでは、公平に痛みを分かち合う、ということにならないの
ではないでしょうか。

東電や政府のやり方に、疑問を持たざるを得ない、というのが本音です。

それでも、今日の夜に発表されて、明日の朝から待ったなしで、さっそく
開始されるとのこと。そして、数週間はそれが続く見込み、という話です。
なんともずさんな「計画停電」の開始で、いったいどういうことになるのか、
不安ですが、有無を言わせぬ決定ですから、どうしようもありません。

うちはマンションですから、電気が止まれば、給水も止まります。
何日か経てば、もう少しきちんとした「計画」が、前もってわかるようになる
のでしょうか。それとも、何回か経験すれば、慣れてくるものなのか・・・。
とにかく、ぶっつけ本番の明日。何とか生活時間をやりくりして、がんばる
しかないです。
被災地にいる親戚は、もっと厳しい生活をしているのですから。

巨大地震

March 12 [Sat], 2011, 12:12
昨日、東北地方を中心とした巨大地震があり、被害の程度は今もって
全容がつかめないという、大惨事になりました。
マグニチュード8.8という規模の地震は、日本の観測史上最大とのこと。
特に、今回は津波による被害が甚大だったようです。

海上の船が陸に上がり、大波が家や車を次々と飲み込みながら、内陸
深く押し寄せて行くテレビ映像に、今まで味わったことのない衝撃を
受けました。

我が家の三人は、とりあえず無事。副店長も運良く在宅だったので、
「帰宅難民」にはならなかったのですが、私の両親が、ちょうど調布の
深大寺に行っていて、帰れなくなり、調布駅前の「グリーンホール」という
施設で一夜を明かし、今朝やっと帰ってきた、という連絡がありました。

しかし、店長の従姉が、今回震度7を記録した栗原市に住んでいます。
副店長の親戚の場合はもっと不安な状況で、石巻市や、塩釜など
宮城県の海沿いの町に住んでいる親戚がたくさんいます。
そのうちのほとんどのお宅と連絡が取れず、安否がとても心配です。
それらのお宅に関しては、物的被害が出てしまっているところがあるのは
もはや仕方がないとして、被災した全員が無事で避難している事を、
ひたすら祈るばかりです。

もうひとつ、今回の地震で恐ろしかった(というより現在進行形なのですが)
ことは、福島の二箇所の原子力発電所が、非常に危険な状況に陥って
しまったことです。国や電力会社は、原発はどんな地震が来ても全く問題
ない設計になっているとこれまで言ってきましたが、その「絶対安全神話」が
あてにならない、ということが、今回露呈したと思います。

現在稼動している原発の中では、静岡県の浜岡原発が、非常に危険だと
言われています。予想される、東海地震の震源域の中にあるからです。
とりあえず、浜岡原発だけでも、早急に廃炉とする方向で検討すべきです。

地震国日本では、今回のような「想定外」の巨大地震が起きる可能性が、
今後もあると思われます。
ですから、原発自体、日本の国土には不向きな施設だと言えるでしょう。

これからは、電力をなるべく使わない社会のしくみを作ると同時に、自然
エネルギーによる発電の技術開発に、もっと多額の投資をして、原発は
漸次減らし、将来的には全廃に持って行くのが、最善の策だと思います。

ちなみに、ヨーロッパで随一の火山国で、地震国でもあるイタリアは、
まず新しい原発の建設計画を中止し、続いて、稼動中の原発をすべて
廃止するということを、既に実現しています(北イタリアの一部で、フランス
から買電していますが)。
イタリアにできて、日本にできないということはないんじゃないでしょうか?

とにかく、チェルノブイリやスリーマイル島のような事故がおきてからでは、
誰を非難しても、取り返しがつかないのですから。

いずれにしても、被災地に住んでいる我が家の親戚の皆さんの無事が、
早く確認されることを願っています。

河津桜とらーめん

March 04 [Fri], 2011, 19:40


今日は素晴らしいお天気だったので、プチウォーキングをしてみました。
あちこちのお宅の庭先などでは、梅や桃の花が盛りになっていて、目を
楽しませてくれます。
でも、菊名の駅の近くを歩いていると、ちょっと様子の違った花が・・・。
近づいてみると、「河津桜」という札が樹にかかっていました。
早咲きの種類とはいえ、もう「桜」と名の付く花が咲く季節になったんですね。
なんとなく、嬉しくなりました。

昼食は、駅前にある『らーめん ゑびす』というお店に入りました。
カウンターのみで10席足らず、という小さなお店ですが、最初に息子が
気に入って、それから何度も来ています。流行のしょうゆとんこつ系ですが、
これがとっても美味!個人的には、「横浜・家系(いえけい)ラーメン」の元祖とも
言われる、『六角家』より上だと思います。
東急東横線菊名駅の、バス停とタクシー乗り場がある側の出口を出て、道の
反対側、少し左手にあります。菊名に来る機会がある方には、おすすめです。

確実な春の到来を感じ、美味しいものも食べて、満足の散歩でした。
でも、メタボ解消の目的を考えると、「プラマイゼロ」だったかな・・・。
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