イタリア映画祭2010

April 30 [Fri], 2010, 14:56


昨日は、久しぶりに、副店長と二人きりで「お出かけ」しました。
有楽町の朝日ホールで開催中の、『イタリア映画祭2010』に行ったのです。

見た映画は、フランチェスカ・アルキブージ監督の『ハートの問題』という作品。

主人公の一人は、映画や舞台の脚本家の、アルベルトという男。中年になっても
独身で、おしゃべりで享楽的な男。もう一人の主人公は、自動車修理工場を経営
するアンジェロという男。アルベルトとは対照的に、家族思いで、堅実な人物。

そのままでは、生涯接点がなかったはずの二人の男が、同じ夜に心臓発作を
起こし、同じ病院の集中治療室に運び込まれ、隣同士のベッドになったことが
きっかけで、友情が生まれるところから話が始まります。

大勢の芸能関係者と交わり、派手な生活をしているように見えるアルベルトが、
実は私生活では孤独で寂しい人間で、仕事のほうも、何も書けないスランプに
陥っていて、ほとんど文無し状態。それに対して、地味なアンジェロが、実は
抜け目ない商売人で、不動産収入もたくさんあるという設定が面白かったです。

住む家がなくなったアルベルトが、アンジェロの家に転がり込む所から、さらに
ストーリーが展開してゆくのですが、この作品は5月2日にも、朝日ホールで
上映される予定。ネタバレしては面白くないので、後は作品を見てください、
ということにしましょう・・・。

前半はコメディータッチで、笑えるところが多いのですが、会場に来ていた
イタリア人らしき人たちと、日本人の観客で、笑うところが微妙にズレるのが
面白かったです。

それから、上映後に、入場者にプレゼントが配られました。
『バリラ』のスパゲッティ。



おみやげ付きの映画、というのは、初めてでした。

私たちが映画を見ている間、息子は日吉の祖父母と、上野の科学博物館へ
『大哺乳類展』を見に行きました。ものすごい人出だったそうですが、動物
好きの息子は堪能したようです。

巨額の制作費と宣伝費をかけた、ハリウッド製の映画にも面白い作品が
ありますが、しみじみとした味わいのある、イタリア映画も良いものです。

『イタリア映画祭2010』は、5月4日まで、朝日ホールで開催中。その後、
5月8日、9日には大阪のABCホールで開催されるようです。予定の空いて
いる方は、出かけてみてはいかがでしょうか。

古巣

April 24 [Sat], 2010, 22:52


今日は、ふと思い立って、店長と副店長が以前に住んでいた、練馬区にある
石神井の街を訪ねてみました。

とても環境の良い街で、特に(かつての)家から歩いて数分のところにある
石神井公園は、水と緑に恵まれた、まさに都会のオアシスです。



ここは、公園内にある三法寺池です。こうして眺めているとと、どこか高原の
湖に来ているような気分になります。



ちょうどかわせみがやってきて、枝にとまっていました。「コンデジ」のズームで
撮ったので、ブレブレの写真になってしまいましたが・・・。真っ青な羽がとても
きれいでした。



こちらが、私たち夫婦が新婚時代から8年あまりを過ごした、懐かしいアパート。
なんだか、今でも鍵を出して、「ただいまー」と帰れそうな錯覚に陥りそうです。

もっとあちこち歩き回りたかったのですが、時間がなくて、あまりゆっくりは
できませんでした。でも、たまにこうして「古巣」に立ち寄ってみるのも良いもの
です。夫婦の「原点」に戻ったような気がしました。
またいつか、季節の良いときに来てみようと思います。

初めての侍者

April 18 [Sun], 2010, 12:18


今日、息子が教会のミサで、初めて「侍者」の役をつとめました。

侍者というのは、ミサの祭儀が行われている間、司祭と一緒に祭壇の上に
上がって、パン(ホスチア)とぶどう酒や、典礼書、灯りなどを持ち運んだり、
聖書朗読をする人を先導して、壇上に迎える役割をする人のこと。

いわば、神父さんの「助手」のようなものです。

カトリック菊名教会では、たいてい、教会学校に通っている小学生たちと
中高生が協力して、当番制で受け持っています。1回に4〜5人が壇上に
上がることになっています。

何ヶ月も前から、今日の「侍者デビュー」を楽しみにしていた息子。
始まる前は、さすがに緊張したのか固い表情でしたが、ミサが始まって
からは、落ち着いて、無事に自分の役をつとめることができました。

親としても、何か失敗しないか、ちょっとドキドキしましたが、子供は親が
思っているより、大抵しっかりしているものですね。

終わってから、何人かの方に「よかったですね」と言われて、息子はちょっと
照れくさそうでした。

初侍者、無事に終わって、親としてもひとまずほっとしました。

チョコレートを知らない子供たち

April 15 [Thu], 2010, 20:37
昨日、息子が「フェアトレード」で作られたチョコレートを、学校で食べて
帰ってきました。この前の日曜日に、近所の「地域交流まつり」で出て
いたフェアトレード・チョコを、先生が買ってきたものを、分けてもらった
とのこと。

フェアトレードとは何か、ということも、簡単に教えてもらったようです。

息子「ねえ、ガーナって、チョコレートの原料の、カカオがとれる国でしょ?」
私「そうだね。そういう名前のチョコも売ってるよね」
息子「じゃ、ガーナにチョコレート工場がいくつあるか、知ってる? @10箇所、
    A2箇所、Bゼロ・・・さあ、どれが正解でしょう」
私「Bの、ゼロ!」
息子「ピンポーン! それでね、ガーナの子はカカオの農場で働いているけど、
   チョコレートっていうものを知らないんだって」
私「チョコレート工場がないからだけじゃなくて、貧しくて、買えないんだよね」
息子「そう。カカオ農場で働いている人の1日のお給料は、たったの3円から
   4円なんだって」

フェアトレード商品というのは、そんな貧しい生産者にも、「まともな賃金」を払う
ようにして作られた商品だということも、一応理解したようです。

息子にはそこまで説明はなかったようですが、世界で消費されているカカオの
大半は、西アフリカのコートジボアールや、ガーナなどで生産されています。
そして、その農場では、息子と同じくらいの歳の子供が、大人以下の超低賃金
で働かされています。中には、親にお金で「売られて」来た子や、事実上、誘拐
されて連れて来られた子も、かなりいるといいます。そうした子供たちは、学校
に通わせてもらえないばかりか、賃金が全く払われない、事実上「奴隷」状態で
働かされている子も少なくないようです。もちろん現場では、様々な「虐待」が
横行しているといいます。

現代に、「奴隷」が、それも子供の奴隷がいるというのは、衝撃的な事実です。
でも、そんな子供たちを使っている農園主も、やっと食べていける程度の収入
しか得ていないといいます。

では、一枚100円前後の板チョコで得られる利益は、どこに行っているのか。
言うまでもなく、大半は、チョコを作り、消費している「先進国」の企業の利益に
なっているわけです。

こうしてカカオの生産国が貧困に陥り、消費国が豊かになる構図は固定化され、
次の世代にまで維持されて行きます。カカオ生産国の子供たちが、どんなに
必死になって、倒れるまで働いても、我々消費国の子供のように、豊かな生活を
送れるようには、このままだと、未来永劫ならない仕組みになっています。

それが、「自由貿易」と、経済の「グローバル化」のもたらしたものなのです。

これが、「フェア」な状況だといえるでしょうか?

これを、少しでも「フェア」に近づけようという意図で作られたのが、フェアトレード
商品です。普通の商品に比べて、たとえばチョコレートでいえば、2倍から3倍の
価格になります。まあ、普通に買うと100円のものが、高々200円か300円に
なるだけなのですが・・・。

正直言うと、世の中に「フェアトレード商品」として出回っている物の全てが、
本当に「フェアな」仕組みで作られているのかどうか、保証はないと、私は
思います。それでも、そうしたものが売られていることによって、私達「先進国」に
住んでいる人間は、自分たちが知らないうちに、こうした農産物の生産現場で
起きている理不尽な悲劇の、いわば「片棒を担がされている」ことを、意識する
機会にはなると思います。実際、私自身、一粒何百円もするような高級チョコを
食べたことがあるのですから、部外者のような顔をしていられません。

国際的に「フェアでない」仕組みで作られ、流通している物は、他にも数えたら
きりがないほどあるのですから、チョコだけを問題にしても仕方ないのですが、
とにかく・・・・

世の中が変わるきっかけは、理不尽な事実があることを、まず「知る」ことです。

うちの息子も「フェアトレードチョコ」を食べたことで、世の中には「フェアでない」
ことがたくさんあるのだということ、そして、それを平気な顔で放置してはならない
のだということを、少しでも知るきっかけになったなら、意義があったと思います。

「普通のチョコより、濃厚でおいしかった」と言っていた息子が、そのチョコの味を
ずっと先、大人になるまで覚えていてくれることを願います。

お花見&バースデー

April 05 [Mon], 2010, 0:36


日曜日は、店長たち家族3人と、「日吉のおじいちゃん、おばあちゃん」、
「綱島のばあば」の6人で、多摩川台公園に出かけて、お花見をしました。
曇り空でちょっと寒い日でしたが、桜はちょうど満開、時折花びらが舞い
落ちてくる、という感じで、まさに見ごろでした。
こうして、大勢でわいわいと出かけるのも、楽しいものです。

お花見の後、夕方は「綱島のばあば」の家で、ばあばのお誕生会をしました。



ばあばの本当のお誕生日は4月2日なので、2日遅れではありましたが、
副店長、親孝行です。

72歳になったばあば。息子がまだ生まれたてだった頃に大病をしていますが、
今は元気。いつまでも、健康で長生きしてほしいと思います。

復活祭2010

April 03 [Sat], 2010, 23:41


今夜はカトリック菊名教会の「復活徹夜祭」に、家族3人で行って来ました。

「復活徹夜祭」というのは、キリスト教徒にとって、ある意味クリスマス
よりも大切な祝日である「復活祭」の日の前夜に行われる、特別なミサ
のことです。

去年も書きましたが、「復活祭」とは、十字架にかかって死なれたイエスが
「復活」したことをお祝いする日です。「春分の日が過ぎてから最初の
満月の日の、次にやってくる日曜日」が復活祭。そのため、毎年日付が
変わる「移動祭日」になっています。

英語では「イースター」イタリア語では「パスクア」と呼ばれる、復活祭。
欧米などのキリスト教国では、クリスマスと同じように、大々的にお祝い
されています。その後の1週間は、学校や会社などがお休みになる国が
多く、バカンスに出かける人も多いです。

復活祭のお休みは、感覚的には、日本の「ゴールデンウィーク」と同じような
もの、と言ったら良いかもしれません。

欧米のお祭りと言えば、クリスマスに加えて、最近はハロウィンが、日本でも
取り入れられて、いろいろなイベントがあったりするようになりました。
でも復活祭は、もともと宗教的な意味合いが強いせいか、日本ではまだ
ほとんど知られていませんね。

ただ今年は、東京ディズニーランドが、「ディズニー・イースターワンダーランド」
というイベントをやっています。日本にも「イースター」を持ち込みたいという
ことなのでしょうが(もちろん商業的な面で)、はたして定着するでしょうか。

イタリアではこの日に、卵の形をしたチョコレート「ウオーヴァ・ディ・パスクア」
というのをプレゼントし合う習慣があります。中は空洞になっていて、そこに
贈る相手へのプレゼントが入っています。通常は、ちょっとしたおもちゃや飾り物
なんかが多いのですが、中には、お菓子屋さんに特注して、ジュエリーのような
高価な贈り物を入れてもらう人もいるようです。大きさも、鶏の卵の大きさのもの
から、まるで樽のように大きなものまであります。表面に美しいデコレーションを
施したものもあって、イタリアのお菓子屋さんの店先でそういうのに出会うと、
思わず立ち止まって、しばし観賞してしまいます。

ここまで読んで、気付かれた方もいるかもしれません。そう、ちょっと前に日本で
流行った「チョコエッグ」は、これが元になったものです。確か最初は、イタリア
製のものが売られていたようにも記憶しています。

話は「復活徹夜祭」に戻りますが、日本のカトリック教会では、「復活徹夜祭」に、
洗礼式を行う場合がほとんどのようです。

今年、カトリック菊名教会では、18人もの人が、新たに洗礼を受けました。
近年では、かなり多い数です。それもあってか、去年は2時間ほどで終わった
「復活徹夜祭」が、今年は3時間近くかかりました。さすがに疲れました。

息子は途中でトイレに行ったりして、かなり厳しそうでしたが、終わってからは
「短かった」などと、強がりを言っていました。

本来は、長い短いが問題ではないのでしょうが、正直、来年は、もうちょっと
短いといいな、と思いました。

日本では、「暑さ寒さも彼岸まで」と言いますが、欧米では「復活祭が来れば、
春も本番」といったようなことが言われます。
桜の花も、関東ではいま満開。明日は、花見に行こうかな、と思っています。
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