奇跡よ起きろ

May 31 [Wed], 2006, 10:07
今月の開店は今日がやっと4回目。何やってたんだ、と言われそうですが「本業」のほうで、それなりに忙しくはしていました。友達が社長をしているイタリア語スクール&文化センターで、セミナーをやったり、連載原稿の行商(単行本化の売り込み)をしたり。

その間に、とても辛いことがありました。副店長のブログを見た方は既にご存知でしょうが、うちの息子の、保育園のお友達のお母さんが病気で入院し、いまだに危篤の状態が続いているのです。
そのお友達(女の子)は、息子が多分「物心」もついていない、6ヶ月の赤ちゃんだった頃から一緒に保育園へ通い、毎日一緒に遊び、ほとんど兄弟姉妹のようにして育ってきた、5人の仲間のうちの一人です。それだけに親同士も、ある種の連帯感が出来上がっています。毎日の送り迎えのときは、忙しい中でも親同士、ひとことふたこと、言葉を交わたり、休日に地区センターや、「ログハウス」という地域の子どもの遊び場に一緒に出かけたり、という交流もしてきました。

その中のお母さんの一人が「真菌」の感染症(お見舞いのときに取り乱していたらしい妻からの情報なので、不正確ですが)で突然倒れてしまったのです。菌自体は、どうやらそれほど特殊ではない物で、普通は病気を起こさないようなのですが、国内で年に20人ぐらいが発症する、という珍しい病気のようです。とても優しいお母さんで、熱もほとんど出した事がないくらい、丈夫な人だったという事なのに。保育園の帰り、道端に生えている野の花を、そのお友達が観察したり摘んだりして、なかなか足が前に行かないようなときでも、辛抱強く待ってあげて、親子の会話を交わしていた姿が思い出されます。

ご家族は、お医者さんから、覚悟しておいてください、というようなことを言われたそうですが、何とか奇跡が起きて、一命だけでも取りとめてほしいと、切に願っています。

スイス時計とイタリア人

May 12 [Fri], 2006, 20:45


今日はひとつ、腕時計の話題を。イタリアに、腕時計を完全一貫生産する「マニュファクチュール」とよばれるメーカーは、厳密にいうとありません。しかし、スイス時計の発展に果たしたイタリア人の貢献には、無視できないものがあるようです。なぜなら、ここ百年余りの間、特に第一次世界大戦に続く大不況の後、イタリアからスイスへは、大勢の出稼ぎ労働者や移民が入っていったからです。もともと美術工芸に関しては世界有数の伝統を持ち、精密な手作業を得意とするイタリア人にとって、時計職人はぴったりの職業でした。実際、現代のスイスで時計製作の名人と言われる人々には、イタリア移民の2世、3世がたくさんいるようです。プレジウソ、カラブレーゼ、パルミジャーニといった、典型的なイタリアのファミリーネームを持つ人も多いですが、フランク・ミューラーのように名前はドイツ系ながら、母方がイタリア移民という人もいます。そうした人たちは、単に手先が器用ということだけでなく、彼らの血の中に、芸術の国・イタリアに生きた祖先から受け継いだ、「美的感性のDNA」のようなものが刻まれているのかもしれませんね。

また最近は、イタリアが、時計に関するモードの発信地にもなっているようです。男性用時計の「クロノグラフ・ブーム」も、始まりはミラノの伊達男たちのスタイルから、という説があります。さらに、同じく男物時計の「ビッグウォッチ」ブーム。その発端は、フィアット・グループの、そしてサッカー・チーム、ユヴェントスのオーナーであるジャンニ・アニェッリ氏が「エベラール・トラベルセトロ」というビッグサイズの腕時計をシャツの上から巻き、スタジアムでサッカー観戦している姿が、「ヴォーグ」誌の表紙になったことだと言われています。いずれにしても、イタリア男のファッションセンスは、色々な分野で世界をリードしているようですね。

バナナワニ

May 09 [Tue], 2006, 17:19

またもや2週間もの休業状態、申し訳ありませんでした。それでも、根気強く覗きに来て下さる常連のお客さまがいること、本当に感謝しています。今後ともよろしくお願い申し上げます。
さて皆さん、ゴールデンウィークはどう過ごされましたか?店長は雑誌の締切りがあり、また5月4日には、友人のイタリア人が始めた、新しいイタリア語学校&文化センターでミニ・セミナーがあったりで、その準備に追われ、結局6、7の2日間だけしか休めませんでした。その週末を利用して、家族と伊豆の熱川温泉へ一泊旅行に出かけました。行った日は天気もまずまずで、伊豆高原の「ドッグフォレスト」という犬のテーマパークへ行って来ました。翌日はあいにくの雨。幸い熱川には「バナナワニ園」というものがあるので、動物好きの息子を連れて行って、なんとかつぶしが利きました。息子もそれなりに楽しんだ様子でしたが、帰りがけに「でも、バナナワニはいなかったね」とポツリ。どうやら、「バナナワニ」という種類のワニがいるものと思い込んでいたらしく、笑ってしまいました。



ところで、副店長は大の爬虫類嫌い。新婚まもなくのころ、バナナワニ園に来たのですが、ワニの前を通るときはほとんど目をつぶったまま。もしも見所がワニだけだったら、入園料をどぶに捨ててしまったようなものです。でも、この施設は「バナナ」部門、つまり熱川温泉の熱を利用して作った熱帯・亜熱帯植物園の方がかなり充実していて、ゆっくり見てまわると半日は経ってしまう内容を持っています。特に世界のロータス・フラワーを育てている広大な蓮池は、モネの「睡蓮」シリーズを思わせる、見事なもの。まだ行って見たことにない方には、おすすめ三重丸です。
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