ワインはやっぱりイタリアだ!

March 27 [Mon], 2006, 11:19
最近、本を読んでいて「わが意を得たり」と感じたことがあります。それは同じ価格帯の、フランスワインとイタリアワインとを飲み比べる「対戦」企画を読んでのことでした。この「味覚実験」ではまずフランスワインが、種類と産地、価格帯によってクラス分けされました。選ばれたのは、ボルドー産の赤ワイン4本と、ブルゴーニュ産の赤・白それぞれ2本ずつ。どのワインも、そのクラスでベスト・セレクションと思われるもの、合計8本です。ワインを選んだのは、有名なワインガイド誌の編集長。当然、フランスワインに精通した人です。これに対するイタリア勢は、その本の著者が、ほぼ同じ価格帯の(といっても1本を除き、フランス勢よりかなり安い)イタリアワインの中から、赤・白計8本を選びました。テイスティングと投票をするジャッジメンは、ワインのプロと、自他共に認める「ワイン通」のアマチュア。フランスワイン党、イタリアワイン好き、中立派、とりまぜて合計6人です。サービスの仕方はもちろん完璧。そして当然、全員に、ワインの産地や銘柄は伏せてあります。

結果は、なんとイタリアワインの8戦全勝。しかもそのうち、一応良い勝負になったといえるのは、たった1クラスについてだけ。それ以外の7戦は、イタリア勢の、完全なる「圧勝」でした。自らはっきりと「フランスワイン党」を任じており、したがって、舌もフランスのワインを好むように「出来上がっている」はずのテイスターでさえ、8本中6本で、イタリアワインに軍配を上げたのです。

ただしこの対抗戦は、最上級クラスの価格が「店頭で1万円前後まで」のワインについて行われたものです。それ以上の、何万、何十万円という超高価格帯については対戦が組まれていません。しかし注目すべきは、このコンペの最上級クラスの対決で、1万円を軽く超えるフランス代表「シャトー・レオヴィル・ラスカーズ’01」が、1万円以下のイタリアワイン「パレオ・ロッソ’01」に、ポイント6‐0で、「完封負け」を喫していることです。「フランス党」のジャッジマンは、こう語っています。「レオヴィル・ラスカーズが自分の知らないイタリアワインに負けたのにはびっくりしました。(中略)でも、明らかにイタリアのほうがおいしかった。今日の結果には文句の付けようがありません」。
(「イタリアワイン最強ガイド」‐川頭義之著・文芸春秋刊 より。)

店長一押しのリストランテ

March 22 [Wed], 2006, 14:37

春分の日にふさわしい、うららかな春の昼下がり。店長が仕事の打ち合わせで出かけたのは、白金台。何でそんな「らしくない」お上品な場所で、打ち合わせをしたのか。それは、日本国内で一番おいしい、と店長が折紙を付けたいイタリア料理のお店が、白金台の一角にあるからです。

「リストランテ・カシーナ・カナミッラ〜Ristorante Cascina Canamilla」というのが、そのお店の名前。去年の12月に開店した新しいお店なのですが、シェフの佐藤さんの腕が、とにかく並みではありません。実は、この業界ではほんの数ヶ月間、イタリアのお店で働けば「本場仕込み」と言われることが多いのです。しかし佐藤シェフの場合それでは満足できず、4、5年もの長期間に渡り、北から南まで、まさにイタリア全土を、裸一貫、身一つで転戦しながら苦労を重ねてきました。いわば、イタリアの現場叩き上げ、筋金入りの本格派です。

その上、ミシュランの三ツ星レストランの料理長をいくつも歴任し、自ら新たに立ち上げた店は異例の速さで二つ星を獲得、という「伝説の名人」のもとで、徹底的に仕込まれています(ちなみにこのシェフが離れると、その店はミシュランの星を確実に落とす、というジンクスがあります)。実は、店長と佐藤シェフは、今から8年前、彼がその「伝説の名人」のもとで修行しているときに知り合いました。

イタリア料理と一口に言っても、地方によって食材や調理法は、まるで違う国の料理のように、大きく異なります。佐藤シェフほど多くの地方の食材と調理法を、納得いくまで深く掘り下げて研究した人は、日本人には他にいないかもしれません。ほとんどマニアック、と言っても良いくらいの知識をベースに、彼独自のアイデアで創造される料理は、イタリアの食文化をよく知っている人ほど、高く評価したくなるものだと思います。

店長が、ここまで佐藤シェフに肩入れしたくなるのは、おそらく彼が、マスコミ受けするタイプのいわゆる「タレント・シェフ」とは正反対の、どちらかと言うと寡黙で売り込み下手な、職人肌のタイプだからでしょうね。でも、彼のような「本当の本物」が、もっと評価されるようになったら良いな、と思うのです。

息子いわく

March 20 [Mon], 2006, 21:33
最近、息子いわく
@お絵かきで描くのはパパの顔ばかり。何でママの顔は描いてくれないの?と副店長に言われて
「だって、あんまりきれい過ぎて、描けないんだよ」
→うますぎるっ!
Aレンタルビデオ店で、お目当てのDVDが長期間貸し出し中。「誰かが借りたまま返さないんだよ。悪い人がいるね」と店長が言うと
「違うよ。きっと病気で返しに来られないんだよ。しょうがないよ」
→ちょっとお人よしの君だけど、嫌いじゃないな。
Bおもちゃが増えて箱に入らなくなったので、古いのを処分しようとダンボールに入れると
「仲良しだったのに、お別れするのがつらい・・・」と涙。
→泣かれては捨てられず、困る両親。でもそんな感性も、忘れてほしくない気がするよ。

F1開幕、新連載開始。

March 18 [Sat], 2006, 0:12
先週末、バーレーンで2006年F1グランプリシーズンがスタートしました。これで、本格的にモータースポーツシーズンも開幕、というわけです。シーズンの始まりとともに、店長も忙しくなってきました。ということで、お知らせをひとつ。おととい発売になった、光文社の月刊誌「VS.(バーサス)」06年4月号に、店長の書いた記事がふたつ載っています。

ひとつは、『F1限定ウォッチ特集 F1「時」の物語』という特集記事(p109〜p119)。F1限定モデルの時計の紹介と、F1という舞台で「時間=タイム」をめぐって実際に繰り広げられた、ドライバーたちの人間ドラマとを合せて綴ったものです。
店長の文章には多少難があるかもしれませんが、この記事、とにかく写真がすばらしいんです。一見すると合成写真のように見えるカットが多いかもしれませんが、さにあらず。撮影を担当したフォトグラファーの杉本博一さんは、早朝、まだ夜が明けきらないうちにサーキットに出向き、その場所にウォッチを置いて、光の回り方や、背景に写り込む物を計算して、凝りに凝って撮影したそうです。もう完全に、アートの世界。これだけでも一見の価値あり、ですよ。

もうひとつは、「F1 2006 Mede in Japanの挑戦」という新連載(p120〜p121)。F1の舞台で活躍する日本人にスポットライトを当て、インタビューを中心に構成する連載です。第一回目は、新しいF1チームを立ち上げた、鈴木亜久里を取り上げています。

店長がからんでいる記事以外にも面白いものがたくさんあるので、できれば立ち読みではなく、書店・コンビニ・キオスクで、ぜひお買い求めになってご覧いただければと思います。

息子の発熱

March 16 [Thu], 2006, 23:51
十日ぶりの開店なのに、いきなりこんな話題で申し訳ありません。また、息子が熱を出してしまいました。お風呂に入るまではいたって元気だったのですが、出てから「おなかが痛い」と言いはじめ、それから急に熱まで出てきて、そのまま寝込んでしまいました。

子どもの体調は、山のお天気のように急変してしまうので、油断できませんね。明日はお医者に連れて行かなければいけないのかと思うと、ぶるーな気分です。何といっても子どもの病気は、親としては一番いやなものです。本当に、出来ることなら自分が代わってあげたいのですが、どうしようもありません。

では、息子の早い回復を祈りながら、今日はこれにて閉店とさせていただきます。

桜よりも梅が好き

March 06 [Mon], 2006, 10:49
先週もまた、目の回るような忙しさで、結局お店を開けられませんでした。
今週はまた毎日、、、に近く開けますので、よろしければ毎日ご来店下さい。
仕事の気分転換外に、外に出て観ると、梅の良い香りがして、うれしくなりました。春が来たんですね。店長は、桜よりも梅が好きです。梅が咲いた後で、寒い日があって、花のついた枝に雪など積もり居るも、いとをかし、ですね。大倉山の梅林に行って、梅酒買ってきたいなあ。すごくおいしい。おすすめです。
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