日本の科学はもうダメ

November 17 [Sun], 2019, 23:36
今日は両親の様子を見がてら、欲しがっていたおいしい奈良漬けをお土産に持って行きました。

息子は学校の自習室で受験勉強からの帰りが遅くなってしまったので、妻と。

で、ベトナム料理を食べました。

日吉の『ホアホア』というお店。

ラルーというブランドのベトナムビール。



青パパイヤのサラダ。



生春巻きと揚げ春巻き。



ベトナム風エビチリソース。



ベトナム風手羽先の揚げ物。



フォー。



かなり美味しかったです。

ただ、以前にここで食べたときよりも、少し味付けが辛めになったような気が。

最近の激辛ブームの影響なんですかね。

息子も来れると良かったんですけど。

でも、とりあえず大学に行ければいいとか、ブランド的に良い大学に入れればとかいうことではなくて、将来研究したい分野があって、そのために進学したいという意志があるのだから、努力しなければいけないのはしょうがないですよね。

しかも、できれば世界最先端の研究がしたいというのなら、それ相応の覚悟はないと。

ただ、やっぱり国内で大学院に残っても、製薬会社に就職しても、最先端レベルの研究をするというのは相当に難しいようです。

大学院は、海外に行くしかないみたい。

そう言えば昨日、ips細胞の研究でノーベル医学生理学賞を受けた山中伸弥教授が記者会見をしていましたね。

なんでも、ips細胞の研究開発のために国が出していた大型研究予算を、2022年で打ち切ると政府から通告されてしまったようで。

予算を削るというのでさえ納得いかないのに、いきなりゼロにするとは理不尽過ぎる、と山中教授。

忙しいのに、頼まれたからと「令和」の元号を決めた有識者会議に協力したのだって、国のお金を引っ張って来たい一心からだったのでしょうに。気の毒なことです。

息子は高校で生物部に所属していて、そこの顧問の先生は生物学会に顔が効くような人らしいのですけれど……

日本の生物学、先端医療研究の人々は、今はほかの研究を放り出して、全学会を挙げたオールジャパン体制で、ips細胞研究「だけ」に注力しているのだそうです。

そのips細胞研究の予算をゼロにするということは、医学生理学の分野から日本の研究者は全員手を引けと言われているのと同じことです。

本当に、今現在のお金の事しか考えてない。

50機だか60機だか購入するF35戦闘機の数を、たった1機か2機減らすだけで、将来どれだけの人の命を救うのかわからない研究ができるのに。

しかも続ければ、いつか日本が世界のこの分野をリードすることになるのがわかっているのに……それが待てない。

このままじゃ、医学生理学分野の研究者、優秀な人は学会ごと全員そろってアメリカあたりへ流出しますよ。

そしてこの分野以外に、いま日本が世界最先端に立っている科学研究なんて何もないんだから。そこを出し渋ってどうするのよ、という。

いま、日本人は毎年のように科学分野でノーベル賞を受賞していますけれど、実はほぼすべて1980年代から90年代前半に成果を出した研究が、今になって受賞している。

今の政府のやりかただと、20年後には日本人がノーベル賞を受賞できるとしても、国内に住んでいる人は皆無で、みんな外国に住んで外国で研究してる人だけになるのは確実ですよ。

まあ、それでいいということなんでしょうね。別に頭脳が海外に流出したってかまわないと。

で、成果を挙げたら、海の向こうで獲得した栄誉を「日本人はやっぱりすごい」と称賛すれば気が済むだろう、ということでしょう。

国内は、かつての科学技術立国の見る影もなく、IT機器や、電気、機械などのメーカーはほとんど中国企業とかの傘下になって、しょぼくれたアジアの三等国になってもいいと。

いま、ネトウヨとかはすぐ「嫌なら日本から出て行け!」といいますけど、「ああ出て行きますとも!」って言って、簡単に出て行けた人だけが浮かばれるという風になりますよ、近いうちに。

そんなんでいいんですか?

まったく……息子には、できれば会おうと思えば簡単に会えるところにいてほしいとは思いますけど、これじゃあ無理です。

まあ……政府の中にいる人からして、ちゃんと学問をしてこなかった人間ばかりだから、そこにお金をかける感覚がないのでしょう。

国民も、勉強って学校でいい成績を取るため、あるいはいい大学に入っていい会社に入るための「道具」であって、試験が終わったらすぐ忘れてOK、勉強それ自体は身につかなくたっていいんだと高をくくってないでしょうか。

そういうのを、反知性主義というんですよ。

それでもせめて、心根が優しくて、精神は高潔な国民、ならまだましなんでしょうけど……

いまみたいな、エライ人はルール違反しようが犯罪行為をしようが見逃す、お上にはさからうな、その代わり叩いても大丈夫な芸能人とかは、何かあったらうっぷん晴らしに叩きまくれ、みたいなのが大衆の感覚ではね。

困っている他人は助けないし。弱い人や不幸な人、失敗した人は「自己責任論」で見捨てるし。

子どもは虐待するし、子育てする人には冷たいし、老人や障害者にも冷たいし、女性差別はひどいし、動物の殺処分はダントツ世界一の数だし……

電車で痴漢に遭った女性が非常通報ボタン押したとき「電車が遅れるじゃないか」と被害者に対して怒るなんて海外じゃあり得ない反応ですよ。

「最も貧しいクラスの人は国家が助けるべきだと思いますか?」というアンケートの質問に「YES」と答えた人の割合が、調査した世界百数十か国の中で最下位、しかもブービーを大きく引き離して、断然ラストの最下位!

先進国とか発展途上国とか、平和な国とか紛争地域とかひっくるめて、世界一弱者に冷たい国民が日本人だって、知ってますか?

そもそも「自己責任」ていう言い方、海外で使われてる言葉の訳語みたいに思ってる人がいるかもしれないですけど、和製の言葉ですから。

そんな冷たい言葉自体、外国ではほとんど耳にしないですよ。ほんとうに。

学問は軽視する、権力に弱いくせに権威主義、心は冷たい、強きを助け弱きはくじく、排他的で自己中心的、それでいてプライドだけが高く夜郎自大な自慢ばっかり。ざっくりまとめると、それが今の私たちの国民性じゃないですか?

もし一人の人間になぞらえたら、鼻つまみもんのイヤな奴。だれも付き合ってくれない。

ほんとに、日本人であることが恥ずかしいですよ。

我々の息子たちが将来、日本人だといういことで、肩身の狭い思いをしないといいけれど……
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