お花畑と花の祭り

June 28 [Fri], 2019, 13:17
今日は台風の接近で、今朝がたまで天気予報は暴風雨でした。ところが夜が明けるころには雨も完全にやんでいて、結局お昼過ぎまでこんな天気。



めちゃくちゃ晴れて、蒸し暑いです。

窓を開けていてもかなり厳しい感じ。

冷房は我慢していますが……

でも、全国的にみると梅雨前線の影響で、大雨が降っているところもあるようです。

しとしとと降り続く、あの昔ながらの、梅雨どきの雨の風情は今年も見られないのでしょうか。

晴れると猛暑、降ると豪雨という暴力的なお天気が、今年の梅雨も展開されるのでしょうか。

一方北海道の北のはずれの方は、まだ相当に涼しいようですね。

北国の本格的な夏の訪れはまだ先ですか。

北海道の夏といえば、美瑛のお花畑の景色が有名ですが……

実はイタリアにもよく似たお花畑の景観があります。

こちら。



中部イタリア、ウンブリア州のノルチャ近郊の、ピアーナ・カステッルッチョというところの景色です。



美瑛の丘もそうですけど、もちろん、自然にこんな風に縞々に色とりどりのお花が咲いているわけではなく。



お花を栽培する農家が、きれいな縞々になるように様々なお花を植えて栽培しているのです。

一枚目と三枚目の写真の中にポチポチと写っている円い点のようなものは麦藁の束で、直径が人の背丈ぐらいあるものですから、それと比較すれば、このお花畑の規模の雄大さがおわかりいただけるかと。



ただ、美瑛のように観光資源としてこのようにしつらえてあるわけではなくて、こんなにきれいなのに、観光客がどっと押し寄せるということはありません。

もったいないですね!

その代わり、観光客は、このお花の「行き先」に押し寄せます。

それがこちら。



同じ州のスペッロという町で行われている花祭り「インフィオラータ」の情景。

この地面に描かれている絵は、すべて色とりどりの、お花の花びらを敷き詰めて作られているのです。

こちら作業風景。



道や広場の地面に描いた下絵の上に、丹念に花びらを乗せて行きます。根気のいる作業ですが、急いでやらないといけないので、なかなか大変。

先ほどのお花畑の花々は、この「インフィオラータ」のお祭りに使うのを主な目的で栽培されていたのですね。

それでも、畑まで見た目美しく栽培するのは、「美」にこだわるイタリア人の気質なのでしょうか。

まあ、元の畑が美しいというのもだんだん有名になって、ぼちぼち観光客も訪れるようになっているみたいではありますが。

さて、この地面に花びらで絵画を描くお祭り「インフィオラータ」ですが、スペッロだけではなく、イタリアのあちこちで行われています。

一番歴史があって大規模なのは、ローマの南東にある、ジェンツァーノという町のインフィオラータ。



すごい規模でしょ。





こちらの町のインフィオラータは1778年から始まったと言われていますから、今年で241年続いていることになりますね。



このお祭り、カトリックの「コルプス・ドミニ」という祭日に合わせて行われるもので、今年は6月の22日〜24日に開催されました。



ジェンツァーノ、スペッロのほかでは、シチリア島の、ノートの町のインフィオラータと……





南イタリア、モリーゼ州のカンポバッソの町のものが有名です。



華やかなインフィオラータのお祭りも、たった三日間だけのもの。この「路上の芸術作品」の最後は、地元の子供たちが蹴散らして終わります。



この壊す行事が、また地元の子供たちの楽しみになっているみたいですけれど。

インフィオラータは、日本でも神戸から始まって、福岡、有馬温泉、長野善光寺、横浜など、いくつかの町でまねをして開催されたようです。

それでも、本場イタリアのものに遠く及ばないのはもちろんですが。

まだまだ知られざる見どころや絶景がたくさんあるイタリア。80〜90年代には日本人もたくさん訪れていたのですけれど、最近日本人観光客の数はだいぶ減ってしまったようです。

その代わりに、中国人観光客がどっと押し寄せているとか。これについては、世界中いずこも同じですね。

でも、ウンブリアの「天国のお花畑」と、ジェンツァーノの「路上の芸術」いずれも素晴らしいもの。時間とお金に余裕のある方は、来年6月にでも、ぜひ訪れてみてください。

世界のベストレストラン

December 27 [Thu], 2018, 17:00
「料理界のアカデミー賞」とも言われる『世界のベストレストラン50』2018年の授賞式が、スペインのビルバオで行われました。

今年で16回目を迎えるこの賞は、イギリスの雑誌『レストラン』が主催のレストラン・アワード。

全世界26か国の、フードジャーナリスト、美食家、シェフなど1080人が投票。一人10票投票する権利があり、投票できるレストランは18カ月以内に訪れたところのみです。

その結果、今年のレストラン世界一に輝いたのは。



イタリアの『オステリア・フランチェスカーナ』でした。

『オステリア・フランチェスカーナ』は、イタリア北部、モデナ市にあるイタリア料理店で、マッシモ・ボットゥーラ氏がオーナー・シェフを務めています。



この店は、一昨年初めてこのアワードでナンバーワンに輝き、昨年は惜しくも第2位になりましたが、今年1位の座を奪還しました。

店の入り口は、この通りの地味なもの。



知らずに通りかかったら気にも留めず行き過ぎてしまうか、もしくはお腹が空いていたら、ふらっと入ってみようかな、と思ってしまいそうですが……

実は2年近く先まで予約でいっぱいの、「世界一予約が取りにくいレストラン」なのです。

店中は洗練された、シンプル&シックな内装。



お料理は、こんな感じです。

前菜。







肉料理。









魚介料理。









パスタ、リゾット&スープ。









デザート。









いかがですか?世界一のレストラン、行って食べた気分になったでしょうか。



ちなみにこのアワード、日本からはベスト50の中に、3店が入選しました。

日本料理『傳』が17位にランクイン。

同時に、一年で最も順位を上げた「ハイエストクライマー賞」にも選ばれました。



ちなみに『傳』、タイのバンコクにあるインド料理店『ガガン』(総合5位)に次いで、アジア2位に入りました。

あとはこちら。フランス料理の『NARISAWA』が22位。



日本料理の『龍吟』が41位でした。



総合ベスト5は、以下の通り。

1位【Osteria Francescana】モデナ イタリア
2位【El Celler De Can Roca】ギロナ スペイン
3位【Mirazur】マントン フランス
4位【Eleven Madison Park】ニューヨーク 米国
5位【Gaggan】バンコク タイ

このうちの一つでもいいから、一生に一度は行ってみたいですね。

オステリア・フランチェスカーナの話しに戻ると。

シェフのボットゥーラ氏は、ナポリなどで、貧しい人に無料で質の高い料理を提供する店を出しています。材料はすべてスーパーなどで出る、フードロスの食品を払下げてもらって運営しているそうです。

世界最大の食糧廃棄国である日本。コンビニの食品大量廃棄問題や、早すぎる賞味期限の問題が元凶らしいですが……

一方では子供の貧困が問題になり、毎日十分な食事をとれない子が増えています。食品ロスを減らしながら、美味しい食事を子供たちに提供する、ボットゥーラ氏のようなシェフが日本にも出てくるといいなと思います。

魔法のクリスマス

December 16 [Sun], 2018, 17:16


昨晩は、私が講師を務めるイタリア語学校『イル・チェントロ』で、クリスマスパーティーがありました。

名付けて『マジコ・ナターレ』……イタリア語で、クリスマス・マジックという意味です。

会場の1時間ほど前に到着しまして、イタリア人講師たちが飾りつけをしている間に、近くのイタリア料理店との間を何度も往復して、注文していた料理を搬入する仕事をしました。

40人分以上のお料理なので、4往復して、結構重い大皿をいっぱい運び込みました。

こちらお料理の、ほんの一部。スタートと同時にみんながブッフェテーブルに殺到して、どんどん料理を取って行くし、自分も取らないと今日の夕食を食いっぱぐれるので、これが精一杯。

生ハムのいろいろ盛り合わせ。



キッシュ。



なすのペペロナータ。



これ、とろっとろですごく美味しかったです。

スプマンテや赤ワインが出て、皆さん飲んで食べて。



うちの妻も後から来ましたが、毎年参加してきた息子は、今回は欠席。勉強ばっかしてたら駄目なのにね。



イタリア人のおじいさんがギターの演奏をしてくれました。ロックのナンバーが多かったんですが、めちゃめちゃ上手でかっこよかった。



歌も歌ってくれましたが、マイクが要らないくらいの声量で、圧巻でしたよ。

そして、恒例のビンゴ大会。



うちは、妻がヴェネツィアの写真集、私がサルデーニャ島の本を当てました。あとは、知り合いからバリラのスパゲッティ1kgが回って来ました。



大変だったけど、みなさん楽しんで帰られたようなので、よかったよかった。


食べ物の夢

November 14 [Wed], 2018, 13:46
みなさんは、寝ているとき夢を見ますか?

どんな夢をよく見ますか?

イタリアのニュースサイトを見ていたら、個人的にちょっと驚いたアンケートがありました。

イタリア人のおよそ2人に1人が、「かなり頻繁に食べ物の夢を見ている」と答え、さらに5人に1人が「毎日食べ物の夢を見ている」と答えたそうです。

自分は、夢の中に出てきた食べ物が印象に残って、起きた後でも思い出せるということがほとんどないので、全く理解できないんですけれど。

ちなみに、イタリア人男性の43%が「パスタやピザの夢をしょっちゅう見る」と答えているそうです。



スパゲッティとか。



ペンネとか。



ピッツァ・マルゲリータとか。

そして、イタリア人女性の41%が「ドルチェ」(スイーツ)の夢を頻繁に見ているんだそうです。



ティラミスとか。



パンドーロとか。



ズコットとか。

食いしん坊だという自覚はあるけど、食べ物の夢なんてほとんど見ない身からすると、なんとも羨ましいというか。

てか、イタリア人、どれだけ食い物のこと真剣に考えているんだよ!笑

ちなみに、夢判断からすると、ものを食べている夢は吉夢なんだそうです。

また、好きな食べ物の夢を見る人は、そうすることでストレスをリリースし、機嫌よく目覚めようと無意識にしているのだという心理学者もいるそうですが。

ほんとかなあ……。

みなさんは、美味しい物を食べている夢を見ること、よくありますか?

こんなスタバもある!

October 27 [Sat], 2018, 16:14


前の記事で、先月スターバックスのイタリア1号店がミラノに開店したという話を書きました。そのお店の様子が、我々が慣れ親しんだあのスタバとだいぶ違うので、ご紹介してみようかと。

まず、外観からして全然違います。日本のお店で見かけるようなわかりやすいスタバの看板は、ミラノの市街地に持ってくると景観を壊すということで、こんなふうに。



ミラノの証券取引所がある広場、日本でいえば兜町のような場所の一角の、数年前までミラノ市中央郵便局だった歴史的な建物に居ぬきで入ったため、上の写真のような重厚なものになっています。

写真の真ん中あたりに、細長い黒いプレートが3つあって、左から「STARBUCKS」「RESERVE」「ROASTERY」と小さく書いてあるの見えますか?これが看板です。気を付けてないと見過ごしちゃいます。

建物の全体像はこれ。



イタリアの歴史的街区では、昔からの景観を守ることが厳しく法律で規制されているため、こんな形にするしかなかったのですが、また市民もこんな風でないと受け入れなかったでしょう。

中はこんな風。



ものすごく天井が高くてスペースが広大なのは、昔の中央郵便局のホールの空間をそのまま使っているためです。右の方にある緑色の機械は、高さ5m以上ある、巨大なコーヒー豆焙煎機で、営業中は常に稼働しています。



大量の豆をオープンスペースで焙煎するのですから、さぞかし強いコーヒーの芳香が店内に漂ってるのでしょうね。

従業員は、一店舗で350人いるそうです。

カフェというよりは、コーヒーをフィーチャーした、一種のテーマパークのようなものですね。

店内は、コーヒー類を提供するエリアと、食べものを売っているエリアと、ショットバーのエリアの3つに大きく分かれています。これは飲み物のエリア。



イタリアは、エスプレッソやカプチーノ、カフェラテといった、スタバなどのシアトル系カフェの主力商品であるコーヒー類の発祥の地。

スターバックス創業者のハワード・シュルツは、この事業を始めるにあたって、イタリアの「バール」と呼ばれる種類のカフェで、数年にわたって自ら修行を積み、その経験を生かして米国のシアトルで開業しました。



その「本場」イタリアでは独自のコーヒー文化が発達していて、スタバの商品をそのまま持ち込んでも、質や値段の面で成功は難しいと判断して、シュルツ氏は長い間イタリア進出を控えてきました。

ちなみに、ドイツやフランスなど、ヨーロッパの周辺諸国にはとっくに多くの店が開店しています。

でも、スタバの業態を生み出した、その「親」ともいうべき国に「恩返し」したいという思いは続いていて、10年に渡る入念なマーケティングの末、ようやくこの店を出したのです。



結果、スタバの商品の価格は、周辺の競合店の約2倍であるにも関わらず、開店初日にはこんな行列が、店の前にできるほどでした。



まあ、先ほども書いたように、カフェというよりテーマパーク的なノリで、話の種にやってくるお客が多いようなので、今後も人気が続くかどうかは未知数ですが。

ちなみに、日本のスタバで主力商品のひとつになっている「フラペチーノ」系の飲み物は、市場調査の結果イタリア人には需要が少ないということになり、今のところ販売していません。

こちらは、食べもののエリア。



自家製、焼きたて作り立ての、パンやピザ、タルトなどが主力商品です。こんな本物の薪窯も店内に備え付けられています。パンやピザは、ここで焼かれます。



そして中2階のエリアには、本格的なショットバーのコーナーが。



イタリアの「バール」という種類の店は、コーヒーショップ、カフェテリアでもありますが、一方で、お酒を出すバーでもあります。こうした「バール」やカフェで、夕方の食事前に、ゆったり食前酒=アペリティーボを楽しむのがイタリア人の習慣。なので、スタバでもそれを提供しようというわけです。

どうでしょう、スタバといっても、日本とイタリアの店は、こんなに違うものなんですね。

ちなみに、こうした大規模な業態の店舗、スターバックス社では「リザーブ・ロースタリー」と名付けているそうですが、ミラノのほかに、シアトルと、上海にあります。

上海のお店は、イタリアとはまた全然違う業態、商品構成のようですが、客単価は平均2600円!ずいぶん豪華版のスタバですが、ものすごい人気で、世界のスタバ店舗で最高の収益を誇っているそうです。

それだけ、上海には富裕な人が多いということなのでしょうね。

そしてこの「リザーブ・ロースタリー」の、世界で4番目の店舗を、もう少ししたら東京の中目黒で開業する計画だそうです。

日本では、日本の客に合わせたお店の作り、商品展開をするのでしょうが、どんなものになるのか楽しみですね。

ミラノの錦秋

October 26 [Fri], 2018, 17:43


また、イタリアからの秋の便り。

紅葉は山を下りてミラノの街が錦に染まっています。

レトロな路面電車も、秋の趣きを深めてますね。

もう二十年以上前、ミラノに住んでいた頃は、こんな路面電車に乗って毎日学校に通っていたものでした。

ミラノも、数年前の万博以来、急激に街の様子が変わったらしいです。足しげく通った中央郵便局は移転して、そのまま居ぬきで、先月スターバックスのイタリア国内第1号店になったそうです。

それでも、こんな紅葉の景色や路面電車が走る情景は変わらないようで……また行きたいな。





今日、用事で出かけて、また例の看板だけレトロで、店内と商品はおしゃれなパン屋さんに寄ってきました。



こちらの方とは一切関係ないですが、店名に親しみを感じるのは確かです(笑)



今日は店内のイートインを利用しました。



フランボワーズチーズケーキパイとカフェラテ。

この店のパン、いただくのは二回目ですが、店名云々、レトロな看板云々を別にしても、かなり美味しい!

けっこうお気に入りです。




おまけ。昨日の夕食に作って食べたもの。



トマト鍋。これだけだと息子なんかにはあっさりしてい過ぎるらしく、シュレッドチーズをたっぷり入れて食べています。自分も真似しましたけど、そのほうが確かにおいしいね!笑

紅葉

October 09 [Tue], 2018, 0:06


関東では、まだまだ紅葉は始まってないないですけど、ひと足早く、こんな紅葉の画像が送られてきました。

綺麗でしょ?どこだかわかりますか?

北海道? いえいえ違います。

これ、北イタリアのプレ・アルプス地方の紅葉の景色です。

なんとなく、イタリア=南欧=太陽さんさん=温暖というイメージがあるかもしれませんが、北イタリアは、日本地図のあることろに持ってくると、北海道の北の方から、樺太あたりの緯度にあたります。

気候も、地中海性気候ではなく大陸性の気候のところがほとんどで、秋から冬にかけてはかなり寒いんです。

で、植生も落葉樹が多いため、こんな美しい紅葉や黄葉の景色が見られるというわけです。

平野部のパダノ平野は、秋から冬にかけては曇天が多く、毎日じめじめとして濃い霧が発生します。でもプレアルプスまで行けば、雲も霧も晴れて、美しい景観が望めるんですね。

ちなみに私らより古い世代の人は、日本固有の良いところとして「四季がある」というのを挙げる人がけっこう多いんですけど、地球の温帯性気候のところは、だいたいどこにでも四季はあります。

紅葉だって、北イタリアはこんなふうだし、直接知りませんがドイツとかフランスとかこんな感じだと思うし、カナダなんて飛行機で飛ぶと、広大なカエデの森林が真っ赤に紅葉しているさまが上空からもはっきり見えるくらい、スケールの大きい見事な紅葉が見られます。

たぶん戦前の日本の庶民の海外のイメージが、寒い満州とか暑い南洋の島々とかに行った、移民や兵隊の記憶に影響されていたのと、戦後もブラジルやペルーへの移民の感想や、海外旅行の行き先が最初はハワイとかカリフォルニアの一部に限られていたことで、四季は日本固有のものという誤解が生じたんじゃないでしょうか。

その後80年代あたりからいろんな渡航先に日本人が行くようになったのに、そのイメージを持ち続けた人が多かったのは、人間いちど定着したイメージから脱却するのが難しい、ということの証拠なのでしょう。

北イタリアに関して言えば、気候や植生、住んでいる動物や鳥、虫などの種類が日本と似ていること、稲作が盛んな地域があるため米料理がいろいろあること、一応イタリア文化圏なので、タコやイカなどの軟体動物も好んで食べること、水道のお水もたいてい美味しいことなど、気候風土や食べ物などの面で日本人にはなじみやすい旅行先だと思います。

特にお米に関しては、スペインなどのお米が粒の細長い「長粒種」なのに対して、イタリアで作っているお米は、日本のと同じ「単粒種」が中心なので、スーパーで買った米をそのままお鍋で白飯に炊いても非常においしいです。

米国のような銃社会でないから、ミラノの一部地域を除けば、治安も比較的良いですし(田舎は日本より安全かも)。

機会がもしあれば、訪ねてみてほしいです。

イタリアン・クリスマス

December 11 [Mon], 2017, 6:00
私が講師をしているイタリア語学校……渋谷にある「イル・チェントロ」でクリスマスパーティーがありました。

題して「マジコ・ナターレ」―イタリア語で、マジック・クリスマスという意味です。

入口に向かう廊下からもう、こんなふうにイルミネーションでムードアップされていました。



入口に置いてある、プレゼーピオ。家畜小屋でキリストが降誕した場面を模した、ジオラマ的なお人形ですね。



イタリアでは、どこの家でもクリスマスに、このプレゼーピオを飾ります。ちなみに、クリスマスはイタリア語でナターレといいます。

でも、最近はイタリアの家庭でも、クリスマスツリーを飾るところが多く。ここにも、立派なのがありました。



お食事は、ブッフェ形式。私たちが到着したときは、既にかなり食べられちゃっていて、きれいじゃなかったので、これだけ撮るのがやっと。





それでも、息子はしっかりお皿に食べ物を確保。ラザニア、ローストポーク、ハマチのマリネ、サラミ、パネトーネなどなど。



ワインはこちら。キャンティに、ファブリツィオが自分でデザインした、パーティーのオリジナルラベルを貼ってます。



みなさん、楽しんでますね!



うちの妻と息子(手前)も。



こちらの部屋は、なぜか女子会。



あちこち回ってサービスしていた講師陣。



イルミネーションも会場の雰囲気を盛り上げて。



色とりどり。



天上にも映ってます。



さてさて、宴もたけなわという所で、お待ちかねのビンゴ大会が近付いてきました。イタリア語でビンゴは「トンボラ」といいます。

景品もよりどりみどり。



さて、盛り上がるビンゴ大会!



うちの息子には、100%イタリア産トマトで作った、ポモドーロソース。



最後に、デザートのパンナコッタが出ました。



これ、すごく複雑で良いフレーバーが付けてあって、すごくうまかった。

ここまででお開き。

ファブのお嬢さんで、息子とも仲良しの、ルドちゃんが来られなかったのがちょっと残念。

でも、楽しい時間を過ごせました!

日本取材ウラばなし

May 13 [Sat], 2017, 22:20
火曜日までイタリア人のテレビスタッフと集中コラボ

そこであった面白いこと、気が付いたことをいくつか



1.怪奇!うごめく削り節

イタリア人ふたりと夕食中、焼きそばを食べました。

熱々の焼きそばの上に乗ってる削り節が、熱でうねうねと動くのを見た彼ら・・・・

「こ、これは何だ? なんで動いてるんだ? 魚? 虫? まだ生きてるのか

怖がってとても食べられそうになかったのですが・・

まぜまぜして、動きを抑えてやって、恐る恐る食べたら

「こりゃうまい! 最高じゃん!」

大好物になりました



2.エスプレッソはガソリンだ!

とにかく、ろくに休憩もとらず働く彼ら

昼飯抜きは当たり前、トイレに行くのも忘れるくらい

ただ、忘れなかったのは、コーヒーを飲むこと

それも、ドリップのコーヒーじゃ絶対ダメ

飲むのは、エスプレッソのショートだけ

砂糖は、だいたい大目に入れて・・・

たとえ席があってもカウンターで

立ったままグッと飲み干して、すぐに出る。

これがイタリア式のコーヒータイムなのです

いわく「コーヒーは、自分たちのガソリンなんだ」



3.悪口言うな!

最終日、浅草で打ち上げの乾杯

後ろのテーブルにいた二十代〜三十代のグループが

たまたまイタリア人の悪口を言っていて・・・

もちろん目の前にイタリア人がいるとは知らず、です

後で、なんか感じ悪いグループだった、と言うので

実はイタリア人を悪く言っていたと言うと・・・

なんて噂してたのか、と訊くから・・・

怠け者だとか、男がみんな女好きだとか、と言うと

ふたりともマジで怒り出して

俺たちを見ろホントにそんなだったか

くそーテーブルひっくり返してやればよかった( ノ-_-)ノ┻┻

日本人を代表して謝っておきました

今や日本も、外国人観光客がいっぱいの時代。

あんまりよその国の悪口を言ったり

人前でバカにしたりるすのはよくないなと

肝に命じたものでした・・・・皆さんもお気をつけて

忙中忙あり!

January 13 [Fri], 2017, 15:23
ここのところ、仕事が忙し過ぎて、買い物以外に出かけることもできず、ブログを更新するネタもない状況が続いています。原稿書いてばっかりの毎日・・・。

それというのも、今書いている本の仕事の相棒であるイタリア人、ファブが、嵐のように、新しい原稿を送ってくるからです。

イタリア人なのに、そんなにいっぱい働くんだ・・・と意外に思った方も、かなりいらっしゃるかと。

イタリア人といえば、陽気でお気楽、でもあんまり働かない、というイメージがあるからですね。でも、それは全くの偏見。

実はイタリア人は、世界的なレベルから言ったら、かなりの働き者なんですよ。

こちらのグラフを見て下さい。



国際労働機関(ILO)が調べた、各国の年平均労働時間です。

なんと!イタリア人は、日本人より長く働いてることになってます!

ただこれは、日本では労働者の非正規化がすすんで、パートタイム労働者が増加しているため見かけ上低くなっているだけで、正規雇用の一般労働者の年平均労働時間は2000時間を超えて、韓国と一位を争うそうです。

長く働くのが、必ずしも良いことではないのは、もちろんですが。

それでもイタリア人の労働時間は、ヨーロッパの主要国の中では最も長いのです。意外かもしれませんが、これは事実。

イタリア人のことだから、長く働いているだけで中味は薄いんじゃないか、という想像も、はずれです。

確かにイタリアの一人当たりGDPは、高くありません。

しかし、イタリアは、国内の北部と南部で、ものすごい経済格差を抱えた国です。

経済活動の活発な、北部と、中部イタリアだけを取り出してみると、その国民一人あたりのGDPは、ドイツ、イギリス、フランスを上回って、なんとEU主要国の中で、最上位に来るのです。

それに対して、経済発展に取り残されてしまった南イタリアの一人当たりGDPは、あのギリシャよりも低く、欧州で最低レベルになってしまいます。

まるで、イタリアの中に「二つの別の国」が存在しているかのような状態です。

だから、イタリアの経済統計を見る場合は、北・中部と、南部とに分けて考えないと、実情を見誤るのです。

あ・・・南イタリアの国民一人あたりのGDPが低いからといって、別に南部出身の人が、怠け者だというわけではないんですよ。ただ、南部には何も仕事がないから、失業率が信じられないぐらいに高いから、こういう統計が出る、というだけのことです。

まあ、そういうわけですから、ファブが猛烈に働いていたとしても、別に何も不思議はないんですよ。

むしろ日本人の私が、ついて行くのに青息吐息、という感じ。

そうはいってもイタリア人は、仕事とオフのメリハリがきっちりしているというか、楽しむときは思い切り楽しむ人たちでもあります。

数週間後には、出版社の編集者のみなさんたちを迎え、仕事の打ち合わせを兼ねた、ちょっと遅めの新年会を、彼の自宅でやる予定。私も、今から楽しみにしています。
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