JONO/ジュノ

June 20 [Fri], 2008, 21:47
「JONO/ジュノ」 2008年 米

★★☆



期待した程ではなかったですねぇ。
ほのぼの系のキュートな映画を想像していたのですが^^;

16歳の高校生ジュノ(ペイジ)が、興味を持っていたオクテの少年ポーリー(セラ)と
たった1度の関係で妊娠したと判り、どないしよう〜〜〜???というお話。

ジュノの父親は、軍人上がりで10年前に再婚。継母とその腹違いの幼い妹との4人暮ら
し。家庭環境は、日本だったら何だけどアメリカなので、そう複雑だという程ではない。

何より、自由に遊び歩ける高校生。
高校生独特の多感な時期という雰囲気はゼロ。コメディだから、なんだろうけど。

しかし格別大笑いするシーンもなく、感動するシーンもなく・・。

アカデミー賞作品賞5作品に、ノミネートされたのが不思議でたまりませんねぇ。
生意気で、強がりな少女役エレン・ペイジは、頑張っていましたが。

子供をおろそうとしたのに、婦人科で急遽「中絶は中止!生む事に決めた」と簡単すぎる
のも何だかなぁ。
見た目、悪ぶってて、軽く見えるけど実は人一倍感受性が強い・・・のかしら?

子供を生む代わりに、里子に出すと求人欄で女友達とあっさり相手を決めてしまうところ
も、これって日本とアメリカの文化の違いなの?と眉をしかめちゃった。
こういう物事に、日本人はきっとまだまだ「真面目」なのだ!と私は勝手に思い却って嬉
しくなったりして。こういう映画が受けるアメリカと、日本の違い。
(日本で受けなかったかどうかは、確認していませんが^^)
日本人の10代の子供達も「性」に対して昔よりどんどん開けっ広げになってきたとはい
え、軽はずみに「子供を生むぞ!人にあげればいいし!」みたいな風潮がないのが救い。

中絶しようと思っていた子が、この映画を観て「やはり1つの生命。生んであげなきゃ」
そう思いとどまったら、大変な事になっちゃう・・・つうか中絶自体を肯定してるような
言い方になって語弊があるけどね。

親が、全て「子供の意思に任せる」というスタンスで、違和感がありました。
いくら放任主義でも、もっともっと話し合うだろうし、里親に決めた相手側とも、真剣に
取り組む問題だと思うんだけどなぁ?

軽く観る映画だから?
子供が妊娠して生むとあっさり決めちゃった、これって軽く撮っていいお話なの?

要は、この映画でジュノが妊娠した事を「物凄い大事件」だと扱っていないから、妊娠す
る=悪い事ではない、みたいなイメージを受けるんだと思う。

避妊しないで、男女の行為をしたら妊娠するでしょ、大概は。
アメリカでは、高校生に親が避妊の仕方を教えると私が若い頃に聞いた覚えがあります。
親が寛大すぎるのも、納得いかなかったり・・・。
しでかした事を怒っても仕方ないけど、真面目で軍人上がりな筈の父親が無責任に感じま
した。
私の近所に住むあるお宅では、やはり中学生の娘が妊娠して、知らないで月日が経ち生ん
だけど、親の養子にしているという噂です。
普通は、自分の可愛い子供が生んだ孫を手放すかなぁ?自分の養子にしてでも、傍におき
育てようと思うのではないでしょうか?
そういうのが当たり前だと思っていたので、ジュノの家族を非難しても始まらないけど、
継母だって、ネイル・サロンを経営してる、さほど貧乏でもない普通の家なら、生むなら
そういう形をとるのが普通じゃないの?なんて、説教がましい事しか思えませんでした。

ジュノが選んだ、里親になるお金持ち夫婦も、子供を受け入れる・受け入れないで亀裂が
入ってきたり、旦那の方はお腹の中の子供の状態を報告しようとジュノが彼女なりに不器
用ながらも家に現れるのを見て勝手に勘違いしちゃうし・・・。
最近、男友達と色々あった私は、やっぱ男って女の事を「そういう目」でしか見ないのか
なぁ・・とゲンナリ。

奥さん役のジェニファー・ガーナーは、心の機微を良く表現していて好感持てたけど。
子供欲しいのに生めない体なのは、よ〜く判るしね^^
この作品の中で、子供の誕生に必死なのはガーナーだけで・・・・。
1人の子供を生むって、凄い事じゃないの?笑って茶化すような事ではないと私は思って
しまいました。
日本でも、13歳だかの子供が妊娠して出産する・・というドラマが最近ありましたね。
(未見です)
観てないけど、親とか本人や妊娠させた男の子、勿論その親がもっともっと真剣に捉えて
考える題材だと思うのですが・・・。

そんな深刻になるような映画じゃない、と言われたらそれまでですが、だとしてもドタバ
タ・コメディとしての要素ありました?
ペイジの変わり者ぶりや、しゃべり方(英語は判らないけど伝わってきました)、彼氏の
ボ〜っとした所やその太ったおかぁちゃん。
笑える要素なんだろうけど、お腹を抱えて笑うような物でもなかったですね。
クスっともこない(笑)
つうか、この映画が不謹慎だとか、言うつもりはありません。
物事についての、周りの動揺を省きすぎてるし大切なのは家族の「絆」と謳ってる割には、
へ?だったし。
この映画は「リトル・ミス・サンシャイン」的な志向だと思うのです。
あっちはね、主要人物の性格や焦りやらが、短時間で判るエピソードてんこ盛りで、逸脱
していました。笑って泣ける、爽やかな感動を得ました。

子供を生む・養子に出す、そういう重いテーマを軽く描いた点だけを批判してるつもりは
ないの。面白くなかったんだもん。途中で飽きちゃって貧乏揺すりが止まらなかったわ。

学校に、あんな臨月の生徒が登校してもいいの?



監督 ジェイソン・ライトマン
出演 エレン・ペイジ、マイケル・セラ、ジェニファー・ガーナー、ジェイソン・ベイト
    マン

【映画館での鑑賞】
  • URL:https://yaplog.jp/tonton119/archive/468
P R
2008年06月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30
私の簡単プロフ
■HN:とんちゃん
■趣味:映画鑑賞、工芸、水泳、ドライブなど
■当分ずっと激務です・・・(ノ_・、)シクシク
■blogについて:コメントもして廻りたいのですが
忙しい時はTBだけですみません
後TBし忘れていたら、ごめんなさい。
反論コメントは凹むのでお手柔らかにお願いします。
楽しくやっていきたいです★
■映画タイトルの横の年数は日本で公開された年数です

■BLOGのスキン、プロデュース:by d・mama
最新コメント
  • {$BlogCommentEntryTitle$}
    ⇒ {$BlogCommentAuthorLink type="Url"$} さん ({$BlogCommentDate format="%m/%d" language="jp"$})
P R
https://yaplog.jp/tonton119/index1_0.rdf
お気に入りのブログ★
SEO / RSS