シルク

January 29 [Tue], 2008, 19:33
「シルク」 2008年 加/仏/伊/英/日

★★☆



予備知識ゼロで観る事の楽しさ。
冒頭で、雪に覆われた険しい山に浮かぶ、湯気・・・裸の女性が温泉に浸かっている。
うん?これは日本じゃないか?
そうです、日本人が出演しているのは、スクリーンの前に座り初めて知ったのです^^
この日は私にしては珍しくギリギリ・セーフで席に着くともう予告偏が始まっていまし
た。そっか〜合作映画なのかぁ・・・知らなくて儲けたなぁ。とはいえ意外性だけは楽
しめたものの私は、はっきり言って面白いとは思いませんでしたねぇ・・・・。

舞台は、19世紀フランスのローヌ地方の小さな町。
主人公のエルヴェ(ピット)は、町一番の美女エレーヌ(ナイトレイ)と恋に落ち彼女の
好きな百合の花でこの庭を一杯にすると誓い、求婚する。
その頃町ではバルダビュー(モリーナ)が町興しのために製糸工場を作り一時期活気を
取り戻すが、欧州全土の蚕に伝染病が流行り、バルダビューはエルヴェにアフリカから蚕
の卵を買い付けて欲しいと頼むがアフリカの蚕も伝染病に侵されていた。
そこで次は見果てぬ極東の国、日本へ行き蚕の卵を仕入れてきてくれと頼む。

当事の日本へのルートは、ヨーロッパを横断し、極寒のロシアを抜け海を渡り・・・・
ご苦労様な事です。
エルヴェは幕末当事の陰の権力者、原十兵衛(役所)の若い妻(芦名)の、謎めいた美し
さに惹かれる・・・・というお話なのだが、はたしてこの芦名星、青い目のキーラを妻
に娶った男が惹かれる何かを持っているとは思えないのだが。

例えば、日本と言えば着物。
その楚々として歩く和服の衣擦れの音、白いうなじに垂れた黒髪。
もっと、もっと最大限に生かす程の美しさを秘めた女優は居なかったものか?

去年末に放映されてた「スワンの馬鹿! こづかい3万円の恋」の、主人公が密かに恋する
若き乙女を演じた新星だが、切れ長の目は印象的だったけど、細すぎるし少々黒くない?
香椎由宇の方が、色白だしずっと綺麗なんじゃないかな?これは好みの問題かな。
それと、西洋人が好きなアジア系の顔っていうのもあるだろうし・・・ルーシー・リュー
みたいにね^^

「ラスト・サムライ」の小雪は綺麗だった。ジャパニーズ・ビューティ。
トム・クルーズが、やがて小雪に恋に落ちるのも頷けるし、勿論顔だけじゃない、と言わ
れそうだけど、「シルク」では言葉のやりとりも何もなく、垣間、見つめあうだけで好き
になっちゃう(しかもずっと引きずる)という強引な設定なのだ。

かなりミステリアスか、体の関係でもなきゃ、有り得ない。
フランスに戻ったエルヴェは、遠い国のその女性が頭から離れないというのだ。何故だ?
人の勝手だけど・・・普通、通りすがりの人に心をときめかせる事があったとしても、直
ぐに忘れ行くものじゃないのかな。
よほどの思い入れがない限り・・・。
そして、再度、危険な地に自ら望んで旅立つ決意をするエルヴェの行動にも全てにおいて
「?」がついて回る結果となる。

恋愛は理屈じゃないが、だったら解るようなエピソードが欲しい。

あの夜、一夜を共にしたのも、別の女性だったしね。危険は承知の軍人上がりという事な
のか?また、原の妻が手紙を託すが、それを翻訳してもらうために、フランスで未亡人と
なり、高級娼婦になったという日本の女性に会いに行くのだが、このマダムが中谷美紀
「私は高いのよ」ってそう見えないんだけどなぁ・・・・。

エレーヌとの間に子宝に恵まれないまま、製糸工場は潰れてしまうが、自分の持つ土地を
畑として耕し、年月が流れたある日、日本語で書かれた長い手紙が届く。

もうこの辺りからすっかり睡魔に襲われかけたが、手紙の謎はエレーヌの死後、解ける。
遥か、遠い国の女にうつつを抜かした夫の不貞も全て知った上での、妻の深い愛を知る、
とまぁこういうお話だ。
妻の愛に包まれていた事に改めて気づく、それを描きたかったのだとしても説得力に欠け
ています。後、フランス人が英語で話すのもしらける話でした。原が流暢な英語で話すの
もね。有り得ない。
辛口でごめんなさい。
同じ時代の、女達の違い、文化の違い、景色の違いは楽しめましたけど。
最後に、あの手紙を読むキーラの声は、ぐっときましたね。


監督 フランソワ・ジラール
出演 マイケル・ピット、キーラ・ナイトレイ、役所広司、芦名星、中谷美紀
    アルフレッド・モリナ、キャサリン・マコーマック、イドリス・エルバ

【映画館での鑑賞】
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