涙そうそう

July 14 [Sat], 2007, 11:41
「涙そうそう」 2006年 日

★★★★

これね・・・映画館で観れば良かったなぁ。
早起きして、今朝観たんだけど(笑)めっちゃ泣きました。
この頃、そういえばあれだけ映画を観てオイオイ泣く私が、泣いてないなぁと
少し淋しく思っていたのですが(私がクールになっちゃったの?それとも、一杯
映画を観てるうちに、ちょっとやそっとじゃ感動できなくなったのかも?)
これは、素直に泣けます。

主人公の洋太郎(妻夫木)は、子供の頃、若くて綺麗な母(小泉)につれて
いかれたライブ・ハウスでの物陰で、うさぎの縫い包みを持った幼い少女と
出会う。
子連れ同士の再婚。
しかし幸せな生活は束の間、ミュージシャンの義父は家族を捨て失踪(サイテー!)
その後、力を落とした母は病気でこの世を去る。
洋太郎に「カオルを一生守ると母さんに誓って。」と勝手な遺言を遺して・・。

母の言葉の呪縛にかかった訳でもないかもしれないが、まだ幼く甘える相手も
なくなったカオルのために、洋太郎は一生妹を守ってみせると心に誓ったのだろ
う。
映画を観終わった後、洋太郎はカオルを守るためだけに生まれてきてカオル
が成人して一人前になった所で、役目が終わって天に召されたような気分に陥り
またも、「洋太郎の人生って何だったの?」と1人 オイオイ泣きました。

そういう私の人生こそ「何なの?」と言われそうですが(笑)

沖縄本島から離れた島で祖母と暮らしていたが、洋太郎は早く働いて金を稼ぐ
ため高校も中退して本島の那覇市で、朝は市場への配達、夜は居酒屋でアルバイト
をして稼ぎ、仕送りをせっせと送っていたようだ。

その妹が16歳になり那覇市の高校へ通うため、兄の元へ居候する事になる。
何年かぶりに美しく眩いばかりに成長したカオル(長澤)をみて洋太郎の心は
ざわめいたかもしれない。
だけど戸籍上とはいえ仮にも2人は兄妹。理性で妹への想いは封じ込めていた。

カオルの高校の入学式には、21歳の洋太郎が保護者がわりに出席。
嬉しそうな顔を隠そうともしない。涙は鼻をつまんでこらえるが、屈託のない笑
顔をこの兄妹は、人前でも惜しみなく披露する。

兄はカオルの学費、大学への費用などを考え質素な生活で、お金をコツコツ貯め
てきたのだった。そして自分のお店を持つ事が夢だった洋太郎に、居酒屋の常連
客(船越)が土地の物件など、一切を担ってくれると言う。

なんて、いい人なんだ!。
沖縄って、いい人ばかりじゃない?成人式の愚行は毎年取り沙汰されてるものの
日本1、平和で温かい所よね?(暑いというか)

でも、意外と早くコイツ、怪しいと気づいちゃったりして^^
「自分も、親が早くに死んじゃったからね〜〜洋太郎君の気持ちわかるんだ」
こりゃ、詐欺師の常套句ッス! 君の事を理解できる、共感したから力になりた
いこれらの台詞を、昨日・今日会った人が言ったら、気をつけましょう。

毎晩、少しずつ寝ずに建てた、夢の「バー」が、知らない人の土地で洋太郎の貯
めた金は詐欺師に持っていかれたのだ。世の中悪い人は本当にいるものだ・・・。

貯金がどれだけあるとかというのは、公の場では、絶対に言うべきじゃないですね。
あの時は、カオルを洋太郎の彼女のケイコ(麻生)や親友(塚本)が、酒の席でつ
い節約上手をからかって言ってしまったのよね。

詐欺師らは居酒屋だのスナックに何食わぬ顔で、鴨を探すため出向いてはそんな
話に聞き耳をたてているのかもしれない。

この件で借金を背負い、またカオルの大学の費用もあり洋太郎は、土方仕事を始め
る。しかも、朝から晩までだ。
そんな時、洋太郎の元に現金を持って、ケイコの父親(橋爪)が現れる。。。。
「悪いが、うちのケイコには病院を継がせるつもりでいる。環境が違う同士が上手
くいくと思うかね?」
そりゃ、仰るとおりで・・・。
だけど洋太郎の何処がいけないの?こんなに明るくて、真っ直ぐに生きている青年
をどうして皆、傷つけるの?(勿論、その人柄で市場や居酒屋では人気者だけど)

洋太郎の母も、何であんな事を今際の際に言ったの?
洋太郎自身の幸せも、もうちょっと案じてくれよ・・・・。
カオルは、自分が高校も出ずに働いて、妹には何としても大学までいかせたい、と
願う兄の気持ちに心から感謝しつつも、自分のせいでにぃにぃを苦しめていると
感じ始めていた。

兄の夢ならば叶えたい。が、本音は“にぃにぃ”にはもっと「青春」をして欲しい。
そして、念願の琉球大学に合格すると、カオルは1人で生活するという決断をする。
そりゃ、そうよね。
兄も、カオルがいたら自分の人生を歩めないわ。
兄としては、同じ屋根の下でずっと守っていきたかったと思うけど・・・。

と、まぁお互いにお互いの人生の邪魔をしないように身を引いて別々に暮らし1年
半が過ぎた頃、台風がやってくる。
暗い海で迷子になって泣きじゃくっていたカオルの泣き声が耳から離れない、洋太
郎は、嵐の中カオルのアパートに現れ暴風雨からカオルを守るが、自分が倒れてし
まう。今までの過労が祟ったのだ・・・・。

名曲「涙(なだ)そうそう」は、森山良子が他界した兄を想い作詞した曲だそうで、
そんな予備知識があれば、最後は想像しただろうけど、私には意外な展開でただた
だ涙でした。

カオルには、これから出会いがあり、“にぃにぃ”との思い出は過去のものになる。
が、洋太郎は・・・・・。夢を再び実現させる事はできないんだよね。嗚呼・・・・・。
最後に届く着物は泣けたけど、子供の頃の回想シーンは蛇足の気がした。


上映時間 118分
監督 土井裕泰
出演 妻夫木聡 、長澤まさみ 、麻生久美子 、塚本高史 、中村達也 、平良とみ
   森下愛子 、大森南朋 、船越英一郎 、橋爪功 、小泉今日子

【DVD観賞】
奇しくも、沢尻エリカの次に長澤まさみを観て・・・・う〜んやっぱ、どっちも
可愛い☆

長澤まさみは、往年の小泉今日子のようだ。(背が高い所が現代っこ)可愛すぎる。
口を大きく開けて笑うところが何とも言えない。
どんな表情をしても不細工にならないのだ。
沢尻エリカは笑った時のエクボが可愛いし^^

どっちも可愛い〜〜!
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